ヘブン先生が自分の人生を「トオリスガリ」と決心するまでの生い立ちは大変なものだったと思う。
けれども、愛情や友情を拒否された側もまた傷つくよね。
寂しがり屋はワガママなのかもしれない。
リヨ(北香那)の恋が終った。ヘブン(トミー・バストウ)は過去を話した余韻が抜けず、アメリカにいるイライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)に想いをはせる。翌朝、出勤するトキ(髙石あかり)の前にリヨが今までの応援のお礼に現れる。お礼のついでに発したリヨの一言に、トキは動揺する。一方、ヘブンを迎えに来た錦織(吉沢亮)の様子がどこかぎこちない。ヘブンにある質問をした錦織は、その翌朝迎えに現れなかった
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「ばけばけ」第11週「ガンバレ、オジョウサマ。」第55話感想

感想
簡単感想で。
おリヨさまの訪問
翌日、いつものように騒がしい松野家に おリヨさまが訪ねてきた。
聞いてるかもしれないけど…昨日ね…。
しおらしく失恋報告してくれるおリヨさま。
それで…おトキさんにお礼を言いに来ようって思って。
お礼?
だって…たくさん協力してくれたじゃない。
だから…。
ありがとうございました。
本当はおトキは妨害工作も頼まれていたんですけれどね。
まぁ、ほとんど協力に傾いていたよね。基本が善人なので……。
それにしても、おリヨさま、正直で、そして素直で良い人だなぁ。
この先も自由恋愛を目指して頑張ってほしいな。
けど…あなたが前に言ってた「先生は通りすがり」という意味がようやく分かりました。
あんなことがあったからなのね…。
お?マウントか?と思ったけれど、
あっ、お話伺ってない?先生の昔の…。
まあ そうよね…。
なら言っとくわ。
大変よ……先生を射止めるのは。
それじゃ。フッ…。グッバ~イ。
マウント、というよりも。今後もずっとヘブン先生と関われるおトキへの嫉妬なのだろう。
それに……おリヨさまには おトキとヘブン先生の未来が見えているみたい。
さて、昔の話を思い切り語ったせいか、母親の面影と金縛りに苦しむようになったヘブン先生。
ヘブン先生の状態を聞いて、
ああ…あっ!金縛りだがね!
と嬉しそうなおトキ。
ええなあ…。
いや、普通の人は、いいと思わないから(笑)
英語が話せないおトキとおウメちゃんの金縛りジェスチャーが面白ろ(笑)
この金縛りから、おトキ→怪談→先生との共通点……という風につながっていくのだろうけれど、ヘブン先生の身の上話はおリヨさまとおトキとの関係を変えただけではなく、錦織さんとの関係も変えたのだった。
いつものように学校への出勤のお迎えに来て、突然、
ヘブンさん…。私はヘブンさんにとって何なのでしょうか。
と質問する錦織さん。
モチロン…スバラシ、ツウヤク。
スバラシ…オセワガカリ。
イツモタスカル…。アリガトウゴザイマス。
そういうことではないのよね。
友人になれたと思っていたからこそ「ヘブンさん」と呼ぶようになった錦織さん。
けれども、「トオリスガリ」のヘブン先生にとって、錦織さんはただの通訳でお世話係だった。
この失望は大きいよね。
翌朝、錦織さんは迎えに来ず、態度がよそよそしくなってしまった。
いつものように、英語の授業で心情を語るヘブン先生である……。
その授業、日記か!!
そして、ヘブン先生はその後、錦織さんの幽霊に苦しめられるようになるのだった。
錦織さんが幽霊?
えっ?でも錦織さん、まだ生きちょるし…。
と困惑するおトキ。
六条御息所ですか!
愛憎強すぎるぞ。
というより……錦織さんが心配です。
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ばけばけ キャストとスタッフ
キャスト
松野トキ – 髙石あかり(子役期:福地美晴)
レフカダ・ヘブン – トミー・バストウ
松野司之介 – 岡部たかし
松野フミ – 池脇千鶴
松野勘右衛門 – 小日向文世
雨清水傳 – 堤真一
雨清水タエ – 北川景子
雨清水三之丞 – 板垣李光人
山根銀二郎 – 寛一郎
野津サワ – 円井わん
なみ – さとうほなみ
江藤 – 佐野史郎
江藤リヨ – 北香那
チヨ – 倉沢杏菜
せん – 安達木乃
森山善太郎 – 岩谷健司
森山銭太郎 – 前原瑞樹
花田平太 – 生瀬勝久
花田ツル – 池谷のぶえ
ウメ – 野内まる
梶谷吾郎 – 岩崎う大
上野タツ – 朝加真由美
中村守道 – 酒井大成
錦織友一 – 吉沢亮
イライザ・ベルズランド – シャーロット・ケイト・フォックス
(語り)トキとヘブンを見守る蛇と蛙
蛇の声 – 渡辺江里子
蛙の声 – 木村美穂
ばけばけ スタッフ
◆放送期間 : 2025年9月29日 ~ 2026年3月 日(予定)(全130回)
◆制作 : NHK(BK)
◆平均視聴率 : %
- 脚本 – ふじきみつ彦
- 音楽 – 牛尾憲輔
- 主題歌 – ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
- 制作統括 – 橋爪國臣
- プロデューサー – 田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
- 演出 – 村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史
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