マツエ ニハモウ カクコトガナイ。クマモトハ カクコトガナイ。モノカキノヘブンハシンダ……。
そんな推しを叱咤激励するのが錦織さんのお仕事だったわけだよ。
頑張ったなぁ。
久しぶりに松江の朝を迎えたヘブン(トミー・バストウ)。しかし、かつて感じたはずの感情が、音を聞いても、風景を見ても、なにも感じられない。自分の変化に動揺するヘブンに声をかけたのは、錦織(吉沢亮)だった。声をかけられたヘブンは、自分は八雲だ、日本人だと告げる。そんなヘブンに、錦織は日本人になる意味、錦織が反対する理由、ヘブンの現実を淡々と突き付ける…
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「ばけばけ」第23週「ゴブサタ、ニシコオリサン。」第115話感想

感想
簡単感想で。
ラスト・リテラリーアシスタント
錦織さんは、知事に口利きしないことについて、「怒ってはいない」と言っていた。
ヘブン先生の著書を棚に2冊ずつ置く錦織さん。
1冊は読書用。もう一冊は保存用……って、推し活だよ!それは。
本当は分かってるんじゃないですか?
私が怒ってなどいないことを。
私が知事に掛け合わないのは…あなたの才能を、作家としての人生を終わらせたくないからだということを。
と言う錦織さんは、やはり少し怒っているように見えたよ。
今のあなたには、もうこの国で何も感じることができない。
何も書くこともできない。
幻想を見ていた。日本という国に夢を見ていた。
だが…もうその夢から覚めてしまった。
フィリピンに行く話があったと丈から聞きました。
フィリピン滞在記…きっと日本滞在記と同じ…いや…それ以上のものが書けたんじゃないでしょうか?
あなた自身も…書いてみたかったんじゃないですか?
日本人になるということは、そういったことが全てかなわなくなる。
つまり…日本でも書けない海外でも書けない。
あなたは、もう何も書けません。
錦織さんに責められて、発奮したヘブン先生は一気に自分の思いを書き綴るのだった。
日本に居ても、まだまだ感動はある。
日本に居ても物書きは続けられる。
その自信を錦織さんはヘブン先生に持って欲しかったんだね。
たきつけたんだ。
リテラリーアシスタントとしての最後の仕事だ。
あの人は…本当に世話が焼ける。
芸術家には全肯定じゃないファンやアシスタントが必要なのよ。
言いたいことはたくさんあっただろうけれど、錦織さんが一番欲しかったのはヘブン先生の本だった。
自分を置いて松江を去ってしまったヘブン先生に未練をぶつけず、その境地に達することができたのは、命の限界が見えたからということももちろんあっただろう。
ヘブン先生の著書には一筆の後書きがあった。
「出雲時代の懐かしい思い出に。錦織友一へ」
さようなら、錦織さん……。
日本アカデミー賞 最優秀俳優受賞おめでとうございます!
朝は錦織さんの病状回復を祈り、夜はお亮さん受賞して受賞して!と祈る吉沢亮のための1日だった……。
『国宝』のお亮さんは鬼気迫る演技で、生まれで左右される芸の世界で理不尽と戦い続ける役者を美しく演じきった。
『ばけばけ』では、松江の天才と呼ばれながら自身の求める地位には就けず、異国の友を慕いながらも望むほどの愛は得られず、それでも彼を応援し続けた錦織さんを演じきる。
顔面は美しすぎて損をしそうなほどだけれど、悲哀を演じるだけではなく、コメディも演じられるんですよね、彼は。
この先もずっとずっと活躍していってほしいから、錦織さんのように体を壊すことがないように。セーブしながら様々な顔を見せ続けていただきたいな。
本当に本当に受賞おめでとうございます。
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ばけばけ キャストとスタッフ
キャスト
松野トキ – 髙石あかり(子役期:福地美晴)
レフカダ・ヘブン – トミー・バストウ
松野司之介 – 岡部たかし
松野フミ – 池脇千鶴
松野勘右衛門 – 小日向文世
雨清水傳 – 堤真一
雨清水タエ – 北川景子
雨清水三之丞 – 板垣李光人
クマ – 夏目透羽
ロバート – ジョー・トレメイン
ラン – 蓮佛美沙子
吉野イセ – 芋生悠
荒金九州男 – 夙川アトム
作山- 橋本淳
永見剣造 – 大西信満
野津サワ – 円井わん
なみ – さとうほなみ
江藤 – 佐野史郎
江藤リヨ – 北香那
チヨ – 倉沢杏菜
せん – 安達木乃
森山善太郎 – 岩谷健司
森山銭太郎 – 前原瑞樹
花田平太 – 生瀬勝久
花田ツル – 池谷のぶえ
ウメ – 野内まる
梶谷吾郎 – 岩崎う大
上野タツ – 朝加真由美
中村守道 – 酒井大成
山橋才路(山橋薬舗) – 柄本時生
錦織丈 – 杉田雷麟
正木清一 – 日高由起刀
小谷春夫 – 下川恭平
山根銀二郎 – 寛一郎
錦織友一 – 吉沢亮
イライザ・ベルズランド – シャーロット・ケイト・フォックス
(語り)トキとヘブンを見守る蛇と蛙
蛇の声 – 渡辺江里子
蛙の声 – 木村美穂
ばけばけ スタッフ
◆放送期間 : 2025年9月29日 ~ 2026年3月 日(予定)(全130回)
◆制作 : NHK(BK)
◆平均視聴率 : %
- 脚本 – ふじきみつ彦
- 音楽 – 牛尾憲輔
- 主題歌 – ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
- 制作統括 – 橋爪國臣
- プロデューサー – 田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
- 演出 – 村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史
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