NHK朝ドラ【あさが来た】　第55回　感想

正吉（近藤正臣）は、加野屋の後継者に榮三郎（桐山照史）を指名。新次郎（玉木宏）は優しく弟の榮三郎を応援する。あさ（波瑠）は正吉の体調が心配だと、よの（風吹ジュン）に相談する。そんな心配はせず、しっかりお家の仕事をしてほしいというよのの言葉に、準備に励むあさ。一方、農家として再出発しようとする惣兵衛（柄本佑）の意見に反対する菊（萬田久子）に対し、はつ（宮崎あおい）は…。

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「あさが来た」第10週「お姉ちゃんの旅立ち」　第55話

　　　

 

※とりあえず毎日簡単に感想だけ入れて、書きたい事があったら仕事から帰ってから追記するって方向をお試し中です。よろしくお願い致します～～。(テンプレだす)

 

私に代わってこの加野屋の身代を継いでもらうのは…。

 

…と、先週思わせぶりに引っ張って終わったので、

そんな事、婚礼の時に榮三郎って発表しているのに今さら何で繰り返すのだ…

と、書いちゃった私ですが、まさか「あささん」とか言い出すんじゃないだろーな。そこまでフィクションにしたらさすがに「花燃ゆ」すら超えるぜ(ぃゃ、同レベルかな…)という期待も少しは(ぉぃぃ)ありました。

 

榮三郎、お前や。

 

何だ…普通だった…(爆)

一瞬ビックリした顔の榮三郎。
ぃゃぃゃぃゃ…今さら驚かなくていいから。
もっとも、もう決まっていると思い込んでいた事をわざわざ改めて発表されたら確かに外されるのかとドキドキするよね。　おめでとう、榮三郎くん。
　　　

 

わしゃ、大旦那様大好きな雁助はんが辞めちゃうんじゃないかとそっちにドキドキしたけれども、雁助はんはくれぐれもよろしく頼まれているのだろう。

 

それから雁助やが、あんたらの代が落ち着くまで大番頭としていてもらう事にしましたんや。
やぁ、何べんも「のれん分けのれん分け」言うてたのに、あれよあれよという間に時代の波に流されてしもうてこのありさまや。堪忍してな。

 

いいや、旦さん、もったいない事でございます。

あんたが頼りや。
まだもうしばらく加野屋を頼みますわなぁ。

 

ちゅうことで、今まで通りに加野屋の大番頭に就く雁助はん。

 

雁助、よろしゅうな。

へぇ、若旦さん。こちらこそ。

 

私ゃこのドラマのこういう丁寧な所が好きだよ。
若旦那はんは、雇い衆にもきちんと頭を下げたり礼を言ったりする。
礼儀正しいドラマよね。

だから、あささんも炭坑夫たち1人1人に敬意を持って働いてもらう…
けれども、決して下手に出るわけでは無く対等なわけでもない…
雇主として、きちんとした事をする…

という加野屋の姿勢を炭坑で貫いたのだと思いたいわけだが。
何か楽しい部活動レベルにしか見えなかったんだよね、あ、先週の愚痴を思わず続けちゃった。　とりあえず、今日は炭坑から離れてくれて良かった。

 

あの…お母様。
お父様、ひょっとしたらどこかお体の調子でも悪いのだすやろか？
ここのとこ、またお腰の方がようない事は聞いてましたんやけど、急に隠居しはるやなんて…。

 

と、よのさんのお部屋を訪ねる あささん。

いやいやいや……
あんた家の事はやってこなかったクセに、ここで嫁の方が妻も気づかない舅の体調不良に気づいてしまうとか、そんな展開は勘弁してくれよな…と予告で思っていたのだが、そんな事はもちろん無かった。　

 

うちかてなぁ、榮三郎が継ぐのはまだ早い思てますのや。
そやけどなぁ、旦那さんがそろそろ休みたい言わはんのやったらゆっくり休ましてあげたいな思いますのや。

あの人は早うに先代亡くさはって、若い頃からず～っと長い事この店のために力尽くしてきはったんや。

 

そうだすか。
ほんまに、お父様とお母様はいつも仲むつまじいて…。

 

当たり前だすがな。
あっ、せやけどなぁ、あの人も若い頃はやんちゃも遊びもしはったんやで。

え？お父様がだすか？

うん、そうや。
お茶にお香に謡が好きでなぁ。
もう、どんだけ道楽しはった事か。

 

懐かしそうに昔を語りながら、

それよりこっちや。なぁ！
お披露目に要るもんはみ～んなここに揃ってますさかいなぁ。
…で、日取りはどないしますのや？

 

日取り？

 

月が改まってからではもう縁起のええ日ぃゆうたら限られますさかいなぁ。

はぁ…。

 

しっかりしてぇな！
襲名披露の取りしきりいうのは奥の仕事。
あんたが決めんで誰が決めますのや！

 

と、笑って嫁に初めての奥の大仕事を引き継ぐのだった。

…という事で、奥向きの仕事を初めて言いつけられ、こっちはこっちで張り切る あささんであった。

炭坑でもそうだったけれども、基本的にこの人は自分も働き手に混ざって体を動かす主義らしい。
この世の中、自分は動かな過ぎる上司だらけだから、これはこれで尊い事だす。

けれども、自分自身が下の者に混ざってしまうと全体が見えない、という部分はある。
あささんがそれに気づいていればいいんだけどーー。

 

よのさんが、

あささんにも女のカンいうものがありますのやなぁ。

 

と言うてはったっちゅうことは…
やっぱり正吉さんは具合悪いんだろうな。
雁助も泣きながらそれを受け止めたんだろうな。

そう思いながら見たもんだから、昼に2回目を見た時の正吉さんの

まあ、みんなで、この加野屋の のれん、大事にしてな。

 

にはウルっとしてしまった。

寂しいね…
加野屋にこのお父さんが居なくなる日が来るのはほんにイヤやわ。・泣

 

さて…おはつさんの方だけど。
サブタイにもなっているのだから、こっちもメインよね。

和歌山に行っていた報告をする惣兵衛はん。

 

それやったらそないやて、何で言うてくれはれへんかったんだすか？←全視聴者の疑問。

そら…万が一、その土地がぺんぺん草も生えへん荒れた土地やて分かったらお前、悲しむ思たんや。

何にも言うてくれはれへん方が悲しみます。

 

何も言わずに出かけた真相、これで終わりかい…。

和歌山の土地は固くて田畑には向かないという惣兵衛はんの見立て。

けれども、だから気候も含めて果物に向いていると言うのだった。
……やっぱり……みかんの漬物をだな……。

 

私は行かへん言うてますやろ。
大体、何で私があんたらの言いなりにならなあきまへんのや。

そもそも山王寺屋がこないな事になったんも…。

 

ちっっ…まだ言うか、お菊……

と、全視聴者がツッコみたい所をツッコむ おはつさん。

お母様！
聞いとくなはれ！

 

…で、明日に続くっぽん。

 

　

　　
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よろしければ→【2015年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

　　
※キャスト

白岡あさ(旧・今井) … 波瑠（子役期：鈴木梨央）

眉山はつ(旧・今井) … 宮﨑あおい（子役期：守殿愛生）

白岡新次郎 … 玉木宏
白岡正吉 … 近藤正臣
白岡よの … 風吹ジュン
白岡榮三郎 … 桐山照史（子役期：吉田八起→河崎脩吾）
白岡千代 … 小芝風花
白岡正太郎 … 木内義一

眉山惣兵衛 … 柄本佑
眉山栄達 … 辰巳琢郎
眉山菊 … 萬田久子

雁助 … 山内圭哉
亀助 … 三宅弘城
美和 … 野々すみ花
ふゆ … 清原果耶
うめ … 友近
かの … 楠見薫
クマ … 郷原慧
ツタ … 畦田ひとみ
弥七 … 竹下健人
山屋与平 … 南条好輝

治郎作 … 山崎銀之丞
カズ … 富田靖子
サトシ … 長塚圭史
宮部源吉 … 梶原善
伊作 … 中山義紘
福太郎 … 北原雅樹

今井忠興 … 升毅
今井梨江 … 寺島しのぶ
今井忠政 … 林与一
今井久太郎 … 興津正太郎（子役期：二宮輝生）

五代才助(友厚) … ディーン・フジオカ

大久保一蔵 … 柏原収史
土方歳三 … 山本耕史
櫛田そえ … 木村佳乃
成澤泉 … 瀬戸康史
山崎平十郎 … 辻本茂雄

福沢諭吉 … 武田鉄矢
玉利友信 … 笑福亭鶴瓶

ナレーション(語り) … 杉浦圭子

 

※スタッフ

脚本 … 大森美香
演出 … 西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー … 福岡利武、熊野律時
制作統括 … 佐野元彦
音楽 … 林ゆうき

原作(原案) … 古川智映子『小説 土佐堀川』

主題歌 … 「365日の紙飛行機」AKB48

公式サイト　http://www.nhk.or.jp/asagakita/

 

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