貴司くん……ずっとそこにいたの?……。
貴司(赤楚衛二)が長崎の五島にいると分かった舞(福原遥)は、久留美(山下美月)と一緒に向かう。舞には貴司の居場所の当てがあった。それはかつて舞が送った絵葉書の灯台だと。空港に降りた舞たちはタクシーに乗って、灯台をめざす。そして、貴司はやはりそこにいた。舞と久留美の突然の登場に驚く貴司だが、二人に自分の心の内を素直に吐露する。一方その頃、浩太(高橋克典)はめぐみ(永作博美)と、舞の進路を相談する…
(Yahoo!テレビより引用)
連続テレビ小説「舞いあがれ!」第7週「パイロットになりたい!」第33話
感想
書く時間が取れなくて、本当に簡単な感想ですいません。
私、たぶん、この回、あまり思い入れが無い。
ここ来たら変われるんちゃうかな
わざわざ来てくれんかってもよかったのに。僕は元気やで。
という表情が遠くを見ていて、あまり「元気」ではないけれど。そういう風に気を使ってしまう性格よね。
何でこの景色が見たかったん?
と舞が尋ねると、一気に噴き出してくる。
何か……しんどなってしもてん。入社して1年たっても営業成績最下位のまんまでな。
ほかのやつらにできてることが何でお前にはでけへんねんてめっちゃ言われるようになって……。普通は聞き流せるんやろけど、僕には突き刺さって痛くてしゃあないねん。
そんなんでも僕のホンマの気持ち、八木のおっちゃんにだけは話せててん。会社で凍った心、デラシネっちゅうあったかいとこで解かしてまた出社できた。けど おっちゃんおらんようになってしもて……。
ほなもう会社に行く足がすくんでしもて。
一歩も動かれへんねん。
会社、ブラックだったもんな。
今もIT業界はブラック気味だが、バブルの頃は日本中アゲアゲで、パワハラも社畜も上等で、みんな会社のために生きていて、まだブラック企業という言葉もなかったし認識もなかった。
貴司くんは、ちょうど『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』の主人公のような道を歩んでいたのかも。時代的にも。
舞たちが閉店したことも気づかなかった「デラシネ」が救いの場所だった。
八木さんが旅に出たことも、自由に生きる選択への決心を促したのかも。
(八木さんが旅に出たのは貴司くんを解放するためだったのかもしれないね……)
そしてスナフキンへ……
3日間も灯台に居たのには、ちょっと(かなり)驚いた。
しかし、空や海の話などは私の頭にちっとも入って来なくて(すいません……)ばんばが笑いながら
舞、面白か幼なじみたいね。
難しいことは分からんばってん、ここに来てよかったごたっね。
と言うのを聞いて、ばんば、ハッキリそう言ってくれてありがとう……と、思うのだった。
貴司くんはな、文学青年なんよ。
変わりもんたいね。
にべもない(笑)
まぁ、無事で良かったよ。
ばんばの言うとおり、
逃げてきたとや事実やろうが。
ちゃんと認めた方がよかぞ。
あの時代は異常だったよね。今となってはそう思えるわ。
逃げて悪い事なんてないし。
頑張れば認められる場所で暮らすのがよか。
しかし、これで何となく、貴司くんが目指すところは八木さん@スナフキンなんだろうなぁと。
「ヒロインの相手役」ポジションは赤楚ではないんだなと確定した気がするのだった。
舞いあがれ! キャストとスタッフ
キャスト
岩倉舞 – 福原遥(子役期:浅⽥芭路)
岩倉浩太 – 高橋克典
岩倉めぐみ – 永作博美
岩倉悠人 – 横山裕(子役期:海老塚幸穏)
才津祥子 – 高畑淳子
梅津貴司 – 赤楚衛二(子役期:齋藤絢永)
梅津勝 – 山口智充
梅津雪乃 – くわばたりえ
望月久留美 – 山下美月(子役期:大野さき)
望月佳晴 – 松尾諭
笠巻久之 – 古舘寛治
結城章 – 葵揚
八木巌 – 又吉直樹
津田道子 – たくませいこ
木戸豪 – 哀川翔
浦信吾 – 鈴木浩介
山中さくら – 長濱ねる
刈谷博文 – 高杉真宙
由良冬子 – 吉谷彩子
鶴田葵- 足立英
柏木弘明 – 目黒蓮
矢野倫子 – 山崎紘菜
中澤真一 – 濱正悟
吉田大誠 – 醍醐虎汰朗
水島祐樹 – 佐野弘樹
大河内守 – 吉川晃司
語り – さだまさし
舞いあがれ! スタッフ
◆制作統括 : 熊野律時、管原浩
◆プロデューサー : 上杉忠嗣
◆演出 : 田中正、野田雄介、小谷高義、松木健祐
◆脚本 : 桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
◆音楽 : 富貴晴美
◆主題歌 : back number「アイラブユー」
『舞いあがれ!』各回リンク
開始前 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10
11 12 13 14 15
16 17 18 19 20
21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
31 32 33