上杉攻めのための徳川軍に従っていた真田家に大坂で三成(山本耕史)や刑部(片岡愛之助)が打倒家康(内野聖陽)のために挙兵したという報(しら)せがもたらされる。
どちらに味方すべきか、信繁(堺雅人)、信幸(大泉洋)、昌幸(草刈正雄)の三人は下野国・犬伏(いぬぶし)の地で白熱した議論を戦わせる。
一方、きり(長澤まさみ)は三成らの人質となっていた玉(橋本マナミ)を救出に向かう。
そして、三人が下した結論とは?
(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
真田丸 第三十五話「犬伏」
上杉討伐に乗り出した徳川家康。
その機に乗じて、三成は、打倒徳川の旗を挙げる。
風雲急を告げる中、真田昌幸が選んだ道は。
第24回 「滅亡」の記事に書いたけれども、今年、夏の始めに「犬伏の薬師堂」(栃木県佐野市)に行ってきた。
「紀行」でも紹介されていたあの父子3人が膝つき合わせて語るイラスト付き説明看板はお堂の前にちんまりと立っている。
とにかく狭いし、何もかもがちんまりだし、スピード出していると通り過ぎそうなほど色気もなく立っているお堂なの。
こんな所でね…
と思うと、本当に感慨深かったけれども、今から2ヶ月ちょっと前、あそこに行った時には、もっと別のストーリーが私の頭の中をグルグルしていたの。
「兄弟のどちらかが生き残れば真田は生き残る」
そう言い出すのは昌幸父だと思っていた。
豊臣に憑りつかれ過ぎた信繁は強固に三成側を推すだろうと思っていた。
嫁、舅、と、徳川の柵から逃れられない信幸は仕方なく徳川へ付くのだろうと思っていた。
父と似た才能を持ち、父から充てにされる弟を嫉妬する兄の姿はずっと描かれてきた。
きっと、信幸は泣きながら弟と父を見送るのだろう…
もしかしたら、そこには2人への憎しみすらあるかも知れない。
そんな風に思っていた。
けれども、違った。
その決断は、我欲も嫉妬も卑屈な気持ちも何もなく、ただ真田の。
真田のために為されたものだった。
源次郎。
お前と父上は豊臣につけ。
俺は徳川に残る。
それが最善の道だ!
いずれが勝っても真田は残る。
しかし敵味方に分かれるというのは…。
そうではない!
源次郎。
我らは決して敵味方に分かれるのではない。
豊臣が勝った時はお前はあらゆる手を使って俺を助けよ。
そしてもし、徳川が勝ったならば、俺はどんな手を使ってもお前と父上を助けてみせる!
これは我ら親子3人がいつの日かまた膝を突き合わせて語り合う日のための策じゃ!
たとえ徳川と豊臣に分かれても、常に真田は一つでございます!
この言葉があの源三郎の口から出ているという感動…。
初めから源三郎は賢くて冷静だった。
けれども出過ぎない分、臆病でもあったのよね。
一貫して「真田のため」を貫いてきた源三郎。
そこには長男の責任感と家を背負う覚悟がある。
キャラはぶれていない。
「犬伏の別れ」の切っ掛けは、信幸の発言によるものだという物語が何の違和感もなくストンと落ちた。
冷静だと思っていた弟は豊臣にすっかり取り込まれ、大阪城を去るシーンのメランコリックさはもう豊臣愛でいっぱいである。
ずっと真田を引っ張ってきたはずの父は、未だに甲斐と信濃を我が手に納めれば天下を取れるような気分を捨てきれない田舎大王である。
未だにクジも出すしな。。
真田を残すこと。
純粋にそれを考えていたのはこの兄だけだった。
息子は父を超えたのだ。
私は長年、犬伏の別れは真田の父子が決別する悲劇の別れだと思ってきたし、正直、真田幸村人気もよく解らなかった。
武士の誇りと男の死に場所とやらに憑りつかれて戦火の中に身を投じて行った男。
武将として名は上げたが、兄である信幸はこの父と弟が勝手を貫いたせいでその尻拭いに人生を費やした。
お兄ちゃんの苦労を思い知りやがれ…と思ってきたわけである。
けれども、信幸がこの話を出したのだとしたら、見方は全然変わってくる。
ああ、本当に…
歴史って面白い!
真田丸はそういうドラマだと、心から思った。
犬伏は兄弟親子の悲劇ではなく、また会えるという希望の約束の地になった。
「背水の陣」という言葉があるだろ。
これは韓信の策なのだが、意味を知っているか?
川を背にして背後には逃げられないように布陣をする事ですよね。
退路を断つ事で兵は死に物狂いで敵に向かう。
そこに尋常ならざる力が生まれる。
…と思うだろう。
だが、大事なのはそこではないのだ。
川を背にするという事は敵もまた背後に回れないという事じゃ。
さすがは父上!
その分前方の敵に集中できる。
なるほど!筋が通っています!
この話を読んだ時、俺は韓信と父上が重なった。
しかも韓信がすごいのはそれだけではないのだ。
ある大戦の折川を背にして陣を張った事で、敵は「こいつらは戦を知らぬ」と油断した。
総攻めをかけてきた敵に対し韓信は相手の背後に忍ばせておいた伏兵を動かし、なんと敵の城を乗っ取ってしまったのだ。
討ち死に覚悟の戦と思わせて、実は勝つための戦だったのだ。
父上のお考えに通じるものがありますね。
父上は日の本の韓信だと俺は思っている。
だからこそ父上の突拍子もない策を聞いても、いつも安心してそれに従う事ができる。
兄弟2人で仲良く父を持ち上げながら笑って飲む。
父はそんな息子たちをしみじみと眺める。
子供の頃と同じ笑顔だ。
けれども、時代はこの若者たちに移ったということは充分に感じ取っているだろう。
泣き喚きながら悲劇を語ることに泣かされるのではなくて、笑顔に泣かされる犬伏になった。
3人揃ってのシーンは、ここで撮り終りとのこと。
それを聞いたら寂しさが募って余計に切ない…。
石田治部と大谷刑部の愛jo……ぃゃ、友情も良かったけれども、やはり真田の別れに持っていかれた。
ここから、ジワジワと本物の別れに向かって行くのよね…。
※コメントのお返事、できておらず申し訳ありません。
よろしければ→【2016年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
真田信繁(幸村)(源次郎) … 堺雅人
真田信幸(信之)(源三郎) … 大泉洋
真田昌幸 … 草刈正雄
きり … 長澤まさみ
春 … 松岡茉優
薫 … 高畑淳子
松 … 木村佳乃
稲(小松姫) … 吉田羊
こう … 長野里美
たか … 岸井ゆきの
とり … 草笛光子
梅 … 黒木華
堀田作兵衛 … 藤本隆宏
佐助 … 藤井隆
高梨内記 … 中原丈雄
矢沢三十郎頼幸 … 迫田孝也
小山田茂誠 … 高木渉
真田信尹 … 栗原英雄
矢沢頼綱 … 綾田俊樹
与八 … 今野浩喜
武田信玄 … 林邦史朗
武田勝頼 … 平岳大
穴山梅雪 … 榎木孝明
小山田信茂 … 温水洋一
跡部勝資 … 稲荷卓央
木曽義昌 … 石井愃一
春日信達 … 前川泰之
室賀正武 … 西村雅彦
出浦昌相 … 寺島進
北条氏政 … 高嶋政伸
板部岡江雪斎 … 山西惇
北条氏直 … 細田善彦
上杉景勝 … 遠藤憲一
直江兼続 … 村上新悟
織田信長 … 吉田鋼太郎
滝川一益 … 段田安則
織田信忠 … 玉置玲央
明智光秀 … 岩下尚史
長崎元家 … 松田賢二
豊臣秀吉 … 小日向文世
茶々(淀殿) … 竹内結子
寧(北政所) … 鈴木京香
千利休 … 桂文枝
石田三成 … 山本耕史
加藤清正 … 新井浩文
大谷吉継 … 片岡愛之助
片桐且元 … 小林隆
福島正則 … 深水元基
豊臣秀頼 … 中川大志
豊臣秀次 … 新納慎也
小早川秀秋(木下辰之助) … 浅利陽介(子役期: 齋藤絢永)
大蔵卿局 … 峯村リエ
平野長泰 … 近藤芳正
羽柴秀長 … 千葉哲也
羽柴秀次 … 新納慎也
大野治長 … 今井朋彦
なか(大政所) … 山田昌
旭 … 清水ミチコ
後藤又兵衛 … 哀川翔
宇喜多秀家 … 高橋和也
毛利勝永 … 岡本健一
長宗我部盛親 … 阿南健治
細川忠興 … 矢柴俊博
前田利家 … 小林勝也
前田利長 … 萬雅之
毛利輝元 … 浅地直樹
伊達政宗 … 長谷川 朝晴
黒田長政 … 大神拓哉
島左近 … 玉置孝匡
片倉景綱 … ヨシダ朝
明石全登 … 小林顕作
蜂須賀家政 … 佐野功
藤堂高虎 … 日野誠二
呂宋助左衛門 … 松本幸四郎
立花権三 … 吉田ボイス
出雲阿国 … シルビア・グラブ
うた … 吉本菜穂子
玉(細川ガラシャ) … 橋本マナミ
わくさ … 円城寺あや
徳川家康 … 内野聖陽
阿茶局 … 斉藤由貴
本多正信 … 近藤正臣
本多忠勝 … 藤岡弘、
服部半蔵 … 浜谷健司
石川数正 … 伊藤正之
鳥居元忠 … 大堀こういち
徳川秀忠 … 星野源
江 … 新妻聖子
語り … 有働由美子
※スタッフ
脚本 … 三谷幸喜
音楽 … 服部隆之
テーマ音楽ソロヴァイオリン … 三浦文彰
題字 … 挾土秀平
制作統括 … 屋敷陽太郎、吉川邦夫
プロデューサー … 清水拓哉、吉岡和彦
演出 … 木村隆文、田中正、小林大児、土井祥平
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コメント
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レスが遅くて申し訳ありません。
>BROOKさん
>しかも二つとも朱色が塗られてましたよね(苦笑)
昌幸は成長せずとも、信幸は成長していたということで。
そう、父は息子たちがずっと子供のまま変わらないと思っている。
成長してしまって少し遠くなった子供に親が気付くという、ちょっと寂しいシーンでもありました。
>ゆうさん
>歴史ドラマってこのあとどうなったか知っている視点で作りがちだけど
このドラマはその時その時を懸命に生きているひとたちの物語なんですね。
そうなんですよね!
このドラマの人たちは生きていますし、生きようとしていますよね。
ただの歴史の後追いではなく、かといって作者が脳内で作り上げた平成物語でもない、きちんと繋がる物語だと思います。
>kyomさん
こんなにカッコいい洋ちゃんは史上初かも知れないです(笑)
>石田治部と大谷刑部のシーンもよかったですが、やっぱり今回は真田親子のシーンでしたね
あっちは独りぼっちの治部さまを兄貴がかまい助けてくれる微笑ましさと愛を感じました。
>ケフコタカハシさん
>もっと大きな声で褒めて欲しかった
あのシーンでは昌幸父は息子が成長していて追い越された寂しさや、もはや自分の夢に賛同してもらえないショックや、親子バラバラにならないともう真田を救えない所まで来ていることに気づいたショックや、色々な複雑な思いを抱えているんですね。
だからショックで息子を褒めてやるどころではないんです(笑)
「よき策じゃ」はその中でかろうじて出す事が出来た誉め言葉なので、草刈さんも脚本も素晴らしいと思いました。
>徘徊人さん
>息子たちの成長を喜びながらも、それ以上に自分の「劣化」をかみしめていた、そんな表情に感じられました。
実に自分勝手で番長気質でいつまでも昔の夢を捨てられない普通ーーーの親ですよね。昌幸父。
父親として息子に超えられたショックをよく描いた素晴らしい犬伏でした。
>草刈さんって、あんなにスゴい俳優さんだったとは。
私もね、昔はただのイケメン俳優で終る人なのかな、と思っていました。
この人と三浦友和さんはそんな世評を超えましたね。
たくさん努力されて今の位置があるのだと思います。素晴らしいです。
>ふるゆきさん
>大泉洋さんは良い役者だとは思っていたけど、ここまで信幸になりきっての気迫には圧倒されっぱなし。
ですね!
今まで映画やドラマでたくさん見てきて、こんなにカッコいいと思ったのも素晴らしいと思ったのも初めて(失礼)(笑)です。
良い脚本は役者さんも引き立たせますね。
真田丸 第35話「犬伏」
公式サイト 上杉攻めのための徳川軍に従っていた真田家に大坂で三成(山本耕史)や刑
大河ドラマ「真田丸」真田家存続への戦い35犬伏で議論に議論を重ね生き残るためにそれぞれ妻がいる側に別れて敵味方となる苦渋の決断を下した
大河ドラマ「真田丸」第35話は上杉攻めに徳川軍に従っていた真田軍は背後から徳川を狙うタイミングを伺っていた。その頃大坂では三成が挙兵し、家康追討令を発して事を起こすも …
【真田丸】第35回感想と視聴率「犬伏」
副題「犬伏」 新聞ラテ「真田家の物語で最も有名な逸話犬伏の別れ」 第35回の関東
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犬伏の長くて短い、泣けて笑える場面の連続には、ホントに感動しました。
大泉洋さんは良い役者だとは思っていたけど、ここまで信幸になりきっての気迫には圧倒されっぱなし。
友情だけやら滅びの美学やらの非現実的動機じゃなく、わしが立つ以上は勝たせてみせる、と断言する刑部もよかった1
あの冶部が追いつかない口述筆記の迫力にも驚きました。
役者も舞台もそろった感じ、いよいよ第2次上田合戦と関ヶ原決戦に向かうのが期待大です。
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弟の才能にコンプレックスを抱いていた兄ちゃんが、
父親のセンスについていけず悶々としていた兄ちゃんが、
こんなにカッコよくなるなんて・・・ズルいっっ!!
真田丸ではこれまで、偉大な父の存在に葛藤し潰されてしまう息子ばかりでしたが(今回も徳川の2名は七光りの片鱗もない)、主人公級補正もあるにせよ、いい脚本だったかなと。
昌幸パパの、吉野太夫に惑わされていた頃の腑抜けぶりや、「帰りたい・・・」と愚痴っていたパパの衰えぶり、残念に感じていました。
それが今回の、高梨と語っている場面での、瞳の輝き!!
徳川屋敷に後から乗り込んだ分際で、場を仕切ってしまったり。
序盤の頃の、ドス黒いながらも輝いていた、格好いいパパの復活だぁ!
と思ったのも束の間、息子2人に完全ダメ出しくらって、あの落差。
息子たちの成長を喜びながらも、それ以上に自分の「劣化」をかみしめていた、そんな表情に感じられました。
草刈さんって、あんなにスゴい俳優さんだったとは。
「汚れた英雄」を観たときの「ただの2枚目」の印象が強かったんですが。
大河ドラマ 感想 真田丸 第35回「犬伏」
今週の信幸兄さんはカッコよかったです。旧武田の領地を取り戻したいと夢見る昌幸父さんを一喝したり、真田の進むべき道を決めたり。
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こんにちは。
昌幸パパが「良き策じゃ」とボソッと言うんですよね。
初めてゲンザブローのことを褒めたはずなのに、サラッとスルーされちゃって。
大河ドラマ「真田丸」 #35 犬伏
ついに真田家分裂!!
真田親子の今生の別れ・・・。
真田丸 第35回「犬伏」
大河ドラマ『真田丸』のお時間です。
BSにて鑑賞。 第35回「犬伏」 あらすじ・・・・・・・
真田丸 第三十五回「犬伏」
第三十四回「挙兵」はこちら。おいおい、と言われることを承知で告白すると、ちょっと泣きました。「犬伏」後半は名作ですね。わたしたちはこの出来事から400年以上も経っているから、当時の大名の動きについて冷静に論評できる。そのなかで、徳川にも豊臣にもつかない…
真田丸 第35回
『犬伏』「真田家の物語で最も有名な逸話犬伏の別れ」内容家康(内野聖陽)の上杉討伐に乗じて、三成(山本耕史)が挙兵する。昌幸(草刈正雄)信幸(大泉洋)信繁(堺雅人)は、上杉につくことを決め、家族に上田へと帰るよう告げる。すると、稲(吉田羊)は、父・本多忠勝よりの文をとりだし、真田の嫁としての決意を、一同に伝えるのだった。
そのころ三成は、大谷吉継(片岡愛之助)に挙兵する旨を伝えていた。吉継も…
真田丸 第35回「犬伏」 簡単ですが感想で…
・・・うう、ついに真田親子が徳川と豊臣に分かれてしまう日が来てしまいました・・・。またこの親子3人の密談のシーンがね・・・。昌幸パパが初めて信幸お兄ちゃんの策を…
俺たち真田兄弟、徳川が勝っても豊臣が勝っても心は一つだってこと(長澤まさみ)
人間は何かを好むものだ。 そういう習性があるらしい。 人間は何かを嫌うものだ。 そういう習性があるわけである。 天下分け目の決戦で・・・人間の好き嫌いが持ち込まれるところが物語である。 義理とか人情が好きな人は地縁・血縁を大切にするわけである。 一か八かが好きな人は危ない橋を渡る。 愛が好きな人はそ
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洋ちゃんカッコいい!!
って思わず叫んでしまいました(笑)
>3人揃ってのシーンは、ここで撮り終りとのこと
だからなんでしょうか、源次郎と源三郎の最後のシーンが真に迫っていました。
源三郎はいつも板挟みで悩んでいるちょっと頼りない感じだったのに、今回はすごく頼りになるお兄ちゃんでした。
石田治部と大谷刑部のシーンもよかったですが、やっぱり今回は真田親子のシーンでしたね。
まだまだ来週からもっと面白くなりますよね。
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さよならは別れの言葉じゃなくて
ふたたび会うための遠い約束
頭で考えていたのとは違う「犬伏」でした。
真田父のなんともいえない、いい笑顔が象徴していたと思います。
信繁の泣き方が「弟」の泣き方だったし、兄ちゃんもおもわずもらい泣きしてました。
歴史ドラマってこのあとどうなったか知っている視点で作りがちだけど
このドラマはその時その時を懸命に生きているひとたちの物語なんですね。
人間っていとおしいなあ、歴史っておもしろいなあっていう視点で描かれている事に感動しました。
母上がカットされたりせず出番があったのも嬉しかったです。それとこれとは別~ですものね。
ところで今日は直江さまのスタパですね。撮りのがしのないよう最近は毎日録画予約のスタパです。
真田丸 第35回「犬伏」~徳川と豊臣に分かれても、常に真田はひとつでございます!(涙)
信繁(堺雅人)は叫ぶ。
「夢物語はいい加減にして下さい、父上!
徳川と豊臣、どちらも味方しないのはどちらも敵にまわすこと!
徳川か豊臣、どちらかについて生き残るしかありません!」
信繁が父・昌幸(草刈正雄)を越えた瞬間だ。
時勢を読む力において、…
NHK大河ドラマ「真田丸」第35回「犬伏」
真田の物語で、もっとも有名で心揺さぶられるエピソード!いよいよ今宵!クライマックス!予告CMでも盛り上げるだけ盛り上げてらっしゃる!!んでも今夜クライマックスが来ちゃったらこの後年末までどうするんだろう・・・(汗)。
真田丸「犬伏」
家康(内野聖陽)の上杉討伐に乗じて、三成(山本耕史)が挙兵。昌幸(草刈正雄)信幸(大泉洋)信繁(堺雅人)は、いったんは、上杉につくことを決め、家族に上田へと帰るよう告げます信幸。妻・稲(吉田羊)も、真田の人間として覚悟を決めます。しかし、信幸は、徳川につくことを。信繁(堺雅人)と敵味方になることに。でも、ずっと様子を見ていた昌幸、どちらが勝っても真田の血が残ることを宣言。(しかし、ここで再び…
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犬伏での別れ、詳しくは知らなかったのですが…
真田の家を生き残らせるための決断だったのですね。
いつかまた3人で…感動的なシーンでした。
>未だにクジも出すしな。
思わずつっこんでしまいました^^;
しかも二つとも朱色が塗られてましたよね(苦笑)
昌幸は成長せずとも、信幸は成長していたということで。
大河ドラマ「真田丸」第35回
良き策じゃ…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201609040000/
真田丸 完全版 第弐集【Blu-ray】 [ 堺雅人 ]