秀吉(小日向文世)の側室となった茶々(竹内結子)が子を身ごもる。
秀吉は有頂天になるが、城下ではそれをやゆする落書きが発見される。
信繁(堺雅人)は石田三成(山本耕史)や大谷吉継(片岡愛之助)と犯人探しに乗り出すが、捜査は難航する。
怒りがおさまらない秀吉は、犯人が見つからなければ門番や町人たちまでをも処刑すると言い出す。
知恵を絞る信繁。豊臣政権への信頼を揺るがしかねない事態に寧(鈴木京香)は…。
(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
真田丸 第二十話「前兆」
「秀吉は信長の姪、茶々を側室とし、その権勢は頂点に達しようとしていた。
秀吉に逆らえない真田は、徳川の姫との縁組を迫られていた。」
真田の家に戻ってきたお松殿を迎えて、抱き合う家族…。
母上とばばさまの顔はすぐに解るんだね。
またみんなで一緒に暮らせるのですね。
と、微笑む おこうを見て、複雑な気持ちしか持てない源三郎。
お手をお上げ下さい。
私が頭を下げる事はあっても、あなた様が下げる事などございません。
たとえ離縁だとしても頭を下げる事は…。
本田忠勝の娘を真田のために娶らねばならない。
今は徳川に逆らう事は出来ないという源三郎の言葉に、
そういう事ならば…。
と即座に答える武士の妻。
これはひどい。
ひどすぎる…。
おこうさんは昌幸の兄の娘…つまり、おばばさまにとっては、おこうさんも源三郎と同じく孫なんだよね。
実は…わしも断るつもりでおったのじゃ。
しかし源三郎がどうしてもと。…なっ?
これも真田の家のためでございます。
なっ?じゃねーよ……。
里に戻るという文を託された佐助だって辛いよね~。
おこうさん。
はい。
あなたの事は正直ほとんど覚えていません。
でもめげずに生きていて下さいね。
生きてさえいればきっとよい事があります。
あんたの従姉妹でもあるのに(泣)
そして、稲姫の輿入れ。
新しい嫁は随分と家来衆に慕われているのですね。
あれは父親じゃ。
せっかく化けておるのじゃ。そっとしておこう。
しかし、お式が終わったら黄色いお着物。
不思議な縁でこういう事に相なった。
よろしく頼む。
はい。
ここからはここがそなたの家じゃ。
不便があれば何でも申してくれ。
よろしいのですか?
構わぬ。
よろしいのですね。
寒うございます。
可愛かった。
誰かおらぬか!?
奥が寒いと申しておる。何か羽織るものを………。
いくら何でもありえませぬ!
離縁されてもなんとか源三郎のそば近く仕える手だてはないものかと、おこうがそれは熱心に望みましたのでね。
ほんにお前は出来た嫁じゃのう。
確か、しゃもじも持てなかったはずじゃが、侍女が務まるのかな。
早く側室にしてあげて……。
ここは、稲姫の取りなしで側室になるのでは~と予想しておく。
たぶん、そういう子だから。きっと。
さて…
真田家がそんな感じで新しい嫁を迎えてワチャワチャしていた頃、京では、とんでもない事件が持ち上がっていた。
後陽成天皇が聚楽第を訪れた翌年、天正17年。
お茶々様の事でございますが…。
ひょっとしてお腹かに、ややこがおられるのでは?
あのお召し上がりぶりは尋常ではございませぬ。
子を孕んですぐは、とかくおなかが空きます。
殿下はようけ女子と仲よくなりましたけどぉ、子を孕ませた事はただの一度も…。
しかし、子は出来ていた。
この時、秀吉、54歳。
石清水八幡に安産祈願をした事で、話はもう民にまで知れ渡っている。
めでたい事ですからよいではないですか。
それがそうでもないのだ。
…と申しますと?
今宵、ここの裏門の白壁に落書きをした者がいる。
ご高齢の殿下にお子が授かる事を揶揄する落首であった。
これを殿下に見つからぬうちに消してしまおうと門番に命じたところ…
たまたま通りかかった片桐殿が落首を見つけ…。
殿下のお耳に入れた。
且元どの……
あんた、いつもそういう役回りだよね…。
前にも書いたけれども、先々、あの鐘の事を考えるともう…胃が…。
調査して不埒者を捉えるようにとの三成の姪を受け、探偵になる長泰と源次郎。
今日はこういう話だと初めから知ってはいたものの…
大河では割と有りがちな史実や逸話に主人公が絡む半フィクション。
「こんな事で主人公が活躍するとか朝ドラかっ」
と言っちゃうところだけれども、この大河では話は別である。
どういう意味だ?
要は、茶々様のおなかの子は本当に殿下の子なのかとからかっているんです。
上手く出来てます。
消し炭で書いてますね。
持ち歩くものではないので、わざわざこれを書くために持ってきたんでしょう。
なるほどね。
この高さですから、きっと梯子も用意してあったはずです。
それから、やったのは一人ではなさそうですよ。
何で分かる?
今夜は曇り空で月は出ていません。
梯子に上って一人で松明を持ちながら落書きするのはまず無理です。
門番が怪しいと目をつけた源次郎。
一人だけ体の調子が悪いと来ていない者がおりました。
その男は見回り中に転んで背中を打ったらしく、ゆうべは早めに帰ったというのです。
恐らく梯子の段の部分だと思われます。
賊は地面に落ちたらしい。
その時けがをしたとしても不思議はありません。
休んでいる男の名は?
尾藤道休。
だらしない男で先日はお役目の最中にこっそり酒を飲んでいたそうです。
かなり怪しゅうござる。
居場所は見当がつく。恐らく本願寺。
道休は法名だろう。
坊主が紛れ込むなら大寺のあそこが一番だ。
という三成のアドバイスに従って行ってみると、本願寺に守られて道休に会うことは出来ず。
病床の秀長さまに一筆書いてもらう。
病床…なんだよね。
この人が生きていれば、秀吉の暴走は止められたかも知れない、と所々で言われている秀吉の弟・秀長。
少しでもわしが肩代わりして兄上の重荷を分かち合えればよいのだが…。
病なんぞにかかっている場合ではないな。
と言う穏やかな言葉も切ない。
お前の前に見回った者によれば、その時落書きはなく、落書きを見つけたのはお前の後の番だ。
つまりお前が見回っていた小半時の間に書かれた事になる。
落首を書いたのはお前だ!
しかし、道休は見回り自体をしていなかったという。
番屋でずっとサボって飲んでいたのだと。
それでも番人か!
こちとら好きでやってんじゃねえや。
開き直ったぞ。
百姓に戻ったところで野良仕事は元々苦手だ。
槍を担いで隣村の連中と戦うしか能がねえ男さ。
ところが、刀狩りが始まって刀を奪われた上に喧嘩もしちゃならねえとなったらあとは何すりゃいいんだ!
三成が鍛冶屋と相談して大仏建造のための釘にすると語っていた、秀吉の刀狩り。
百姓に無用な力を持たせないため、一揆を抑制するため。
大仏のためと言えば有り難く手放しやすい。
すごいアイデアだなぁ…と、思ったのも上から目線の話。
百姓たちは戦に使われなくなり刀を取り上げられるアイデンティティの喪失感に苦しんでいた。
どうせ生きてても何の役にも立たねえ男だ。
だがな、これだけは誓う。
落書きしたのは俺じゃねえ。
俺にはそもそも無理なんだ。
結果的には、道休が落書きしたわけではなく、道休が番をさぼっていたから落書きされたのだという推理に落ち着く一行。
余計な口を挟んですまんが。
何か?
たかだかいたずら書きではないか。
上に立つ者がいちいち目くじらを立ててどうする。
同じ事を殿下の前で言えますか?
立ち上がろうとする大谷どのを慌てて止める三成。
そんなことしたら、どうなるか、殿下の反応はイヤっていうほど解っている。
この三成は、大谷刑部、大好きだね!
申すべき時が来れば、私が申し上げます。
殿下にご注進申し上げるなど、もっての他…。
この件、決してうやむやには終わらせんぞ
書いたやつは必ず厳罰に処す!
わしを侮ったらどんな目に遭うか思い知らせてやるのだ。
そもそも門番たちが悪い!
門番全てその役を免じ、今すぐ牢へつなげ。
門番皆でございますか?
そうじゃ!
明日の夜、ことごとく 磔にする。
お待ち下さい…!
わしが本気で怒っている事を世に知らしめるのだ!
恐怖政治が始まった感覚…。
何をするのかと思ったら、きりちゃんと源次郎は2人で秀次の所へ…
いやいやいや…それは駄目だから!!
ああ…
前に、きりちゃんの仲介で秀次に源次郎が助けを求めて行ったのは、これへの振りだったのか。
いたずら書きくらいで何で人が死なねばならないのです。
みな申しています。どうしたっておかしいって。
当然、お諫めできるわけもなく。
お前は何も分かってない!
申し訳ございません!
わしの事は何と言われようが構わん!
サルだとかハゲネズミだとか若い頃からさんざん言われてきた!
今度の事が許せんのは、どこの誰ぞはわしの息子をコケにしおったんじゃ!
書いたやつを見つけ出し耳と鼻を削ぎ、磔にした上で首をはねる!
いや、それでも許せん!
そいつの親類縁者ことごとく磔じゃ!
今、この場で、秀次に向かってそれを言わせるんだ…。
というか…
主人公がここでもう、秀吉に対する秀次への不快要因を1つ作ってしまうとは……。
2月25日の夜。
17人の門番たちは磔にされた。
産まれたらすぐ、馬の稽古をさせたいな。
女の子だったらどうするんです?
この明るく幸せそうな、子どもの誕生待ちシーンに引き換え…
殿下のせいで皆さんに迷惑をかけているみたいですね。
ほんに申し訳ない事だわ。
とんでもない事でございます。
人は痛いところをつかれた時に一番 腹が立つもの。
あの落首がきっかけで、産まれるお子が殿下の子ではないのではと噂が立ったでしょう。
誰よりも疑ってるのはひょっとしたら殿下ご自身かもしれませぬ。
まさか。
ほりゃねえ。
あの年になるまで子宝に恵まれんかった人だで。
殿下はお変わりになられたと皆さんおっしゃっています。
みんなあの人の事分かっとらんの。
殿下は昔と少しも変わっとらん。
昔から怖い人でした。
明るく振る舞ってはいるけど、実はそりゃあ冷たいお人。
信長公よりず~っと怖いお人。
それが解っているのは、長年連れ添ってきたこの人だけなんだね…。
それでも、夫を支えてここまで付いて来たんだね。
そして、たぶん、冷徹に見える三成も。
殿下に一番良いやり方をいつも模索し計算しつつ仕えてきて、今、あまりの事に計算では追いつかなくなってきている。
「科人が名乗り出るまで町人たちを一人ずつ、くじで選んで磔にする」
秀吉がそんなことを言い出した矢先、本願寺の尾藤道休が死んだ。
17人の門番が磔となった夜に、もう一人の門番も世を去ったか…。
思いつきなのですが、聞いて頂けますか。
何だ?
これ以上、無駄な死者を出さないための策でございます。
聞こう。
この際、尾藤道休に罪をかぶってもらいましょう。
落首を書いたのは道休ではありません。
しかしあの男が落首をしたとしても誰も疑いませぬ。
今夜の「真田丸」のテーマとなっていた落書き事件。尾藤道休なる人物が出ていましたが、山科言経の日記『言経卿記』にその人物は出てきます。そこでは、尾藤道休を願得寺顕悟(蓮如の孫?)がかくまったということで、本願寺の主である顕如は二人を自害させ、その首を秀吉に差し出したという。凄い話
— 龍谷ミュージアム前館長のつぶやき (@tirisawa) 2016年5月22日
今夜の真田丸も面白かったですが、聚楽第の落書き事件は実際は酷い結果をもたらしたようです。大坂天満本願寺に身を寄せていた山科言経(やましなときつね)の記録によれば、番組にも出ていた尾藤道休と願得寺顕悟の居住していた町を焼き払い、尾藤道休の妻子等66名を京都・六条河原で磔にしたという
— 龍谷ミュージアム前館長のつぶやき (@tirisawa) 2016年5月22日
こうして、尾藤道休の首は咎人として差し出された。
死人に口なし。
刀すら奪われるこんな世の中に絶望していた人生、無関係な人間がどんどん殺される身代わりになれるなら、むしろ死に甲斐があったかも知れないよ……。
こやつの一家親類、ことごとく探し出し、その首もはねよ。
家を焼き払、隣近所の住人も根こそぎ磔にしてしまえ。
お待ち下さい!お願いでございます。
どうか、この首をもって此度の事終わりとなされませ。
これ以上の殺生は無用でございます。
血迷うたか、佐吉。
私からも申し上げます!
ほんと…
源次郎が口を出してどうかなる話ではない。
三成は、今、命を懸けている。
止めてくれるのは、優しさだよ。
ご立腹はご尤もなれど、これではあまりにも度が過ぎまする!
自分の言うてる事が分かっとるのか。
佐吉は正気でございます。
乱心されているのは殿下の方!
「佐吉は…」と言うところに、三成の一縷の望みに縋るところを見たの。
殿下にずっと愛されていた、一番愛されて側にいるはずの僕の話を聞いてよ!!
それでも、今やもう狂気に走っている主は佐吉の話にすら聞く耳持たず、絶望的な事を口にするのだった。
石田治部少輔!!
切腹を申しつけ………!
あんた!
いい加減にしときゃーよ!
三成にとって、自分が入っていけない羽柴の「血」は苦手な輪っかの中だったように思う。
その血の輪っかの中心に居るのが北政所・寧である。
お前は出てくるな!
私が出んとあんたも収まらんでしょうが。
落ち着いてよう考えやぁ。
あんたが怒れば怒るほど噂が本当に思えてくるんだに。
そうでしょ!
みんな言うてますよ。
本当の事だで、殿下がお怒りになられたんだって。
ばか申せ!
人は皆そんなふうに勘ぐるの。
それが分からんあんたじゃないでしょう。
それとも何?
そんな道理も飲み込めんほど秀吉様は耄碌なさったんか!
誰が何と言おうと産まれてくる子はあなた様の子!
で~んと構えとりゃええんです!
どうしてもご心配なら、いっその事茶々殿に聞いてみりゃあせ。
そんな恐ろしい事できるか!
聞いてみて下さいな。
お茶々も話に入って来る。
そう。
聞くのが怖かったんだよね。
もちろん、疑っているからさ。
聞かないのですか?
殿下。
…大体…聞いたところで違うと言う訳がない。
まあ!そんな事はありませんよ。
では、私の口から申し上げます。この子どもの父親は…。
源次郎です。
お待ち下さい!
フフフ!そんな訳ないでしょう。
殿下のお子に決まっておりまする!
北政所とお茶々の目での会話。
秀吉をずっと支えてきて、止める力も持つ唯一の妻。
その力は、今はお茶々も持ちつつある。
この2人、今はこうして手を携えて上手くやっている感じ。
関ヶ原の頃にはどうなるのか、この関係。
誰の子供かは実際は解らない…かも知れない。
けれども、秀吉の妻が生む子供は秀吉の子供である。
そうでなければならないのだ。
実のところ、あの落首は誰の仕業だったのでしょう。
決まっておるではないか。
えっ?
民の仕業だ。
民…。
大勢の民が殿下に対して同じ思いを抱いた。
それがあの落首になったのだ。
だから殿下はあれほど恐れたのかもしれませんね。
「それより3か月後、茶々は男児を出産した。
一度捨てられた子は元気に育つという言い伝えから彼は「捨」と名付けられた。
そして、捨が産まれた事がやがて多くの人々の人生の歯車を狂わせていく。」
茶々の懐妊を巡っての落首事件を主人公が調査するという創作が、刀狩という政策による民への影響や秀吉の性格や将来を示唆する所にまで及ぶのだから、やはりこの脚本、凄すぎる。
ここから先のこの家は、狂気に引きずられて落ちていくんだものね。
頂点に上り、権力と金を持ち、名は栄え、全ては思い通り……
そんな人生を送ったままで地獄を見る。
決して没落したわけではなく、最期まで頂点にいた人。
なのに、彼を苦しめ続けたのは「血」なんだろうな。
唯一得られないと思い込んでいた自分の血筋を得て、自分が死に向かっているだけに、それを守るために鬼になった。
現代で言えば、これもいわゆる老害ってやつなんでしょう。
哀れだよ。
よろしければ→【2016年4月期・春クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
真田信繁(幸村)(源次郎) … 堺雅人
真田信幸(信之)(源三郎) … 大泉洋
真田昌幸 … 草刈正雄
きり … 長澤まさみ
薫 … 高畑淳子
松 … 木村佳乃
とり … 草笛光子
梅 … 黒木華
こう … 長野里美
春 … 松岡茉優
たか … 岸井ゆきの
堀田作兵衛 … 藤本隆宏
佐助 … 藤井隆
高梨内記 … 中原丈雄
矢沢三十郎頼幸 … 迫田孝也
小山田茂誠 … 高木渉
真田信尹 … 栗原英雄
矢沢頼綱 … 綾田俊樹
与八 … 今野浩喜
武田信玄 … 林邦史朗
武田勝頼 … 平岳大
穴山梅雪 … 榎木孝明
小山田信茂 … 温水洋一
跡部勝資 … 稲荷卓央
木曽義昌 … 石井愃一
春日信達 … 前川泰之
室賀正武 … 西村雅彦
出浦昌相 … 寺島進
北条氏政 … 高嶋政伸
板部岡江雪斎 … 山西惇
北条氏直 … 細田善彦
上杉景勝 … 遠藤憲一
直江兼続 … 村上新悟
織田信長 … 吉田鋼太郎
滝川一益 … 段田安則
織田信忠 … 玉置玲央
明智光秀 … 岩下尚史
長崎元家 … 松田賢二
豊臣秀吉 … 小日向文世
茶々(淀殿) … 竹内結子
寧(北政所) … 鈴木京香
千利休 … 桂文枝
石田三成 … 山本耕史
加藤清正 … 新井浩文
大谷吉継 … 片岡愛之助
片桐且元 … 小林隆
福島正則 … 深水元基
豊臣秀頼 … 中川大志
豊臣秀次 … 新納慎也
木下辰之助(小早川秀秋) … 浅利陽介(子役期: 齋藤絢永)
大蔵卿局 … 峯村リエ
平野長泰 … 近藤芳正
羽柴秀長 … 千葉哲也
羽柴秀次 … 新納慎也
大野治長 … 今井朋彦
なか(大政所) … 山田昌
旭 … 清水ミチコ
後藤又兵衛 … 哀川翔
宇喜多秀家 … 高橋和也
毛利勝永 … 岡本健一
長宗我部盛親 … 阿南健治
明石全登 … 小林顕作
呂宋助左衛門 … 松本幸四郎
立花権三 … 吉田ボイス
出雲阿国 … シルビア・グラブ
徳川家康 … 内野聖陽
阿茶局 … 斉藤由貴
本多正信 … 近藤正臣
稲(小松姫) … 吉田羊
本多忠勝 … 藤岡弘、
服部半蔵 … 浜谷健司
石川数正 … 伊藤正之
鳥居元忠 … 大堀こういち
徳川秀忠 … 星野源
語り … 有働由美子
※スタッフ
脚本 … 三谷幸喜
音楽 … 服部隆之
テーマ音楽ソロヴァイオリン … 三浦文彰
題字 … 挾土秀平
制作統括 … 屋敷陽太郎、吉川邦夫
プロデューサー … 清水拓哉、吉岡和彦
演出 … 木村隆文、田中正、小林大児、土井祥平
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コメント
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>この茶々が出産した男児は二人とも秀吉の子では無い説は
大谷吉継片岡愛之助の歴史タイムスクープでも
取り上げられていましたな。
この説は以前からアレコレあって言うと反論されたりもするのですが、私は殿下のお子ではないとずっと思っています。
けれども、その事に関して秀吉がどれだけ苦しい気持ちを抱えて生きていただろうかと真剣に考えたのは正直この大河のこの回が初めてです。
人間の心底にある闇を哀れに映し出す凄い脚本ですね
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>近年の有名武将さえ「出てきただけ」みたいな登場でしかない作品と違い、真田丸はほんとうに無駄なキャラがいません。
ですよね!
そもそも出てきて覚えられないキャラっていうのも居ませんよね。
この大河は「武将〇〇は役者〇〇」というデフォルトを作ってしまう大河だと思います。
大河はこれが初見、という人がいるとしたら、それは幸せなことです^^
>「サスガ〇〇ジャ」「ソナタハ何カヲモッテオル」などと意味もなく持ち上げられるのではなく、等身大の聡明な青年が主役。
どちらかと言うと三成の内面が剥きだしになった回でしたねーー。
けれども主人公が何の印象も無いわけではなく。このバランス力は素晴らしいと思います。
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>光成の心の葛藤を丁寧に描き、最後に最も大切なもののために命を懸ける今回の話、しびれました。
心の底から止めたいんですよね~。
清正はかつて三成に情がないと言いましたが、クールなだけで誰よりも熱い人なんですよね。
それが見えた回でした。
>まぁ、今回の場合、一世一代の大勝負、サシで話さないといけませんし、変に足を引っ張られても・・・とも考えられますが。
こういう一世一代のシーンで主人公が持ち上げられるのではなく止められる、というのが面白いと思いました(笑)
>この一言も光ってましたね。そして狂っていく秀吉を止められるのは自分しかいないという自負がにじみ出ていました。それに対しての秀吉の「石田治部少輔」。二人の微妙な距離感がよくあらわされていました。本当に秀逸な脚本です。
そうなんですよね!
この距離感に絶望した三成が北政所に救われてどんな気持ちだっただろうと想像すると…
そして北政所の憂い顔も、もうこの先、自分では止められないと予想しているようでしたね。
切ないです。
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>今回は秀吉の“恐ろしさ”を描きつつも、
結局のところ女房には敵わない…という感じでしたね^^
自分の愚かを指摘されて気づいたのですね~。
この時点ではまだ奥方たちに抑えられる段階なのですね。
>そうそう、道休って実際にいた人物なんですね。
しかも、秀吉の鬼畜っぷりが半端なかったようで…(汗)
昔から「恐い人」でした。
これからもっともっと恐くなっていきますね
真田丸 第20回「前兆」 簡単ですが感想で…
いやもう今日は木曜日でしょう(^^;)、やっと書きます、真田丸第20話感想(^^;)ホントは昨日録画したの見れてたんですけど 書く時間がなくてね(^^;)まぁ、あれこれ個人的な事は書けません…
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この茶々が出産した男児は二人とも秀吉の子では無い説は
[打消]大谷吉継[/打消]片岡愛之助の歴史タイムスクープでも
取り上げられていましたな。
精〇が体内で形成される時期に充分な栄養を摂っていないと
自分の体の維持・成長にのみエネルギーが回され
無●子症になるケースが多いとか。
農民上がりの秀吉なら、ありえない話では無いと思う。
【真田丸】第20回感想と視聴率&信繁3人目の妻役は岸井ゆきの
「前兆」 第20回の関東の視聴率は、前回の17.0%より上がって、18.7%でし
真田丸 第20話「前兆」
公式サイト 秀吉(小日向文世)の側室となった茶々(竹内結子)が子を身ごもる。秀吉
大河ドラマ 感想 真田丸 第20回「前兆」
稲との政略結婚を飲まされて真田の郷に帰郷した昌幸父さんたち。真田の女たちに、おこうさんとの離縁も発表しました。当然ながら、女たちは承服しかねる雰囲気。これはいかんとばかり、昌幸父さんは問題の根っこである稲を娶ることについて、何気に信幸のせいにしておりました(笑)。
真田丸 第20回「前兆」
大河ドラマ『真田丸』のお時間です。
BSにて鑑賞。 第20回「前兆」 あらすじ・・・・・・・
真田丸 第20回
『前兆』「探偵信繁名推理!前兆」
内容信幸(大泉洋)は、稲姫(吉田羊)との婚姻を断ることが出来ず、妻・こう(長野里美)に離縁を告げるしかなく。昌幸(草刈正雄)ら真田家の面々も、納得せざるを得なかった。すべては、真田家のためだと。
茶々(竹内結子)を側室…
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近年の有名武将さえ「出てきただけ」みたいな登場でしかない作品と違い、真田丸はほんとうに無駄なキャラがいません。
皆それぞれの役割を持ち、懸命に、あるいは滑稽にまた悲惨に生きている姿がえがかれることが素晴らしい。
しかし今回は信繁が古畑任三郎になるかと思ったら、意外に姑息な策を立ててみたけど効果なかったですね。でも、それがいい。
「サスガ〇〇ジャ」「ソナタハ何カヲモッテオル」などと意味もなく持ち上げられるのではなく、等身大の聡明な青年が主役。
この大坂でいろんな経験をして、やがて来る関ヶ原で生かし、さらにクライマックスから最終章になだれ込む。
今からワクワクもドキドキも止まりません。
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光成の心の葛藤を丁寧に描き、最後に最も大切なもののために命を懸ける今回の話、しびれました。
>三成は、今、命を懸けている。
止めてくれるのは、優しさだよ。
本当にそうですよね。人を価値でしか判断しない彼が、いつしか信繁の能力と魅力を認めている。死ぬなら自分だけで良いという気持ちがよく伝わりました。
まぁ、今回の場合、一世一代の大勝負、サシで話さないといけませんし、変に足を引っ張られても・・・とも考えられますが。
>「佐吉は…」と言うところに、三成の一縷の望みに縋るところを見たの。
この一言も光ってましたね。そして狂っていく秀吉を止められるのは自分しかいないという自負がにじみ出ていました。それに対しての秀吉の「石田治部少輔」。二人の微妙な距離感がよくあらわされていました。本当に秀逸な脚本です。
場面の終わり、みんなが去った後に一人たたずむ北の政所の寂しそうな姿も印象的でした。
脚本もそうですが、演出もかなり頑張っていますね。
官兵衛の時の秀吉は、ただただ残忍さが際立っていただけでしたが、真田丸ではそこの裏側にあるものをしっかり表現していますね。
来週も楽しみです。
大河ドラマ「真田丸」 #20 前兆
豊臣政権の崩壊の前兆が出始める。
それは茶々の妊娠から・・・。
大河ドラマ「真田丸」第20回感想
「信長公より怖いお人、そうでなきゃ天下なぞとれません」「私が出んとあんたも納まらんでしょ」さすが北政所様、見事なお裁きです。今回も女性陣の活躍が光っていました。
何がいけなかったのでしょうか
ゲンザブローから離縁を言い渡されても「かしこまりました」と素直に従ったおこうさん。
かと思えば・・・。
無理だ無理だ
いやぁ、ここまでされるとちょっと怖いですよね。…
真田丸 第20話「前兆」〜乱心されているのは殿下の方! 三成は熱い人間だった!
秀吉(小日向文世)の恐怖政治が始まった。
やはり権力は人を狂わせるんですね。
恐怖で人を従わせ、粛正で邪魔者を排除する。
秀吉だけでなく、人類はこの歴史を繰り返してきた。
われらが安倍ちゃんは大丈夫か?
先日、「私は立法府の長」と言ったらしいけ…
NHK大河ドラマ「真田丸」第20回「前兆」
先週とうとう茶々様を娶られた秀吉様、親の仇の身でありながら、しかもとんでもなく歳の離れた「恋路」の果てに待っているのはいつか見た破滅への道行き!この道は~はやみもこみち~ああ~そうだよ~お~慣れた手つきで塩を振ってる~~。ゴホン、閑話休題!そして今宵は・・「前兆」!
真田丸「前兆」
まずは、行方不明で、記憶を無くしてたけれど、無事、復活した、姉の松 (木村佳乃)が戻ってきて、真田家一同で、大喜び。大歓待します。
しかし、長兄の信幸(大泉洋)は、徳川の愛娘・稲姫(吉田羊)との婚姻を断ることができず、「真田家の為だ」と、泣く泣く妻・こう(長野里美)と離縁。
でも、しっかり付き人として残っていてホッ。サプライズだし、可笑しかったです。
また、秀吉(小日向文世…
真田丸 第二十回「前兆」
第十九回「恋路」はこちら。前回の視聴率は17.0%と後退。裏のイッテQも下がっているので、わたしなどにはうかがいしれない視聴率の神様の差配があったのでしょう。さて本日は、むごい話を前半はコント風に、後半は推理劇で描いて見せた三谷幸喜らしい回。まず、本多忠…
殿下の正体とは何でしょう・・・殿下の心にあるものとは・・・なぜ皆は殿下に忠誠を尽すのですか?(長澤まさみ)
この世界では今のところ・・・真田昌幸と石田三成は義兄弟ではなく・・・今後もそうならないと思われる。 通説の一つである・・・宇多頼忠の娘・寒松院が真田信繫の母ではないからだ。 石田三成の妻は「うた」とされているので宇多頼忠の娘・皎月院らしい。 真田昌幸も真田信繁も・・・そして石田三成も・・・歴史的敗者
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今回は秀吉の“恐ろしさ”を描きつつも、
結局のところ女房には敵わない…という感じでしたね^^
かなりシリアスになっていましたが、最後は丸く収まったような♪
そうそう、道休って実際にいた人物なんですね。
しかも、秀吉の鬼畜っぷりが半端なかったようで…(汗)
大河ドラマ「真田丸」真田家存続への戦い20信繁は秀吉への落書きの犯人探しを命じられるも見つからず亡くなった番人を犯人として秀吉の怒りを収める策を講じた
大河ドラマ「真田丸」第20話は信幸は側室に本多忠勝の娘稲を正室として迎え、正室だったこうは世話役として残るというまさかの展開になる。一方秀吉は茶々に懐妊した事で大喜び …
大河ドラマ「真田丸」第20回
殿下の子…
詳細レビューはφ(.. )
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