北条氏政(高嶋政伸)の沼田城明け渡し要求を断固拒否する真田。
北条を上洛させたい秀吉(小日向文世)を判事役に、原告・北条、被告・真田の戦国裁判劇の幕が上がる。
信繁(堺雅人)は真田の代表として弁舌と胆力の限り北条に勝負を挑む。
徳川方の証人・本多正信(近藤正臣)も加わり、一瞬の隙も許されない大論戦が展開。
秀吉がいよいよ裁定を下す。
武勇によって事を決する時代の終わりに昌幸(草刈正雄)の胸に去来するものはー
(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
真田丸 第二十二話「裁定」
「北条氏政が遂に上洛を承諾。
しかし、沼田城を真田から取り戻すという条件付きであった。
沼田の真の主を定める
沼田裁定が始まる。 」
「沼田裁定」が終わった段階で、思わず「頭いいな……」と呟いてしまい「誰が?」とダンナに聞かれた。
いや……
三谷幸喜が。
実際には天正16年に北条は氏政の弟・氏規が上洛して一応、豊臣傘下に入っている。
その上で、当主・氏政か氏直を上洛させたかった秀吉による沼田裁定。
この件について江雪斎が秀吉に呼び出されたという史実は残っているが、このような三者会談が行われたかどうかは解っていない。
つまり、源次郎がここに関わったという話は創作である。
創作にしてまるで真実のよう。しかも、面白い。
そして、ちゃんと史実に繋がるように落ちている。
凄いですよね。
だから「頭いい」って。
天正17年(1589年)。
豊臣秀吉は「沼田は誰のもんだ」裁定のために北条と真田を呼び寄せた。
証人には徳川。
えっと…どれも主人不在の代表戦である。
けれども、北条の板部岡江雪斎と徳川の本多正信はどちらもお家のブレインである。
若き源次郎は緊張した。
緊張するが、負けるわけにはいかない。
そもそも沼田城は上杉のものであったところを天正6年、御館の乱の際に我が北条が奪い取った城でござる。
よって沼田は北条の城である事は明々白々。以上!
それにつき真田の言い分はいかに?
確かにかつては北条のものでありましたが天正8年、城は武田の手に渡っております。
以後織田に引き渡すまでの2年間、沼田城は真田の支配でございました。
何ゆえ北条殿がおのが城と言い張るのか全く解せませぬ!
……以上!
面白がって聞いている秀吉だったが、そもそも秀吉には「沼田」の価値が解らない。
沼田城を築いたのは上野の国衆・沼田顕泰にございます。
顕泰は上杉に近く、しかしここが面白いところですが、家中に騒動が起こりまして、なんと家臣が上杉方と北条方真っ二つに分かれ、その時騒動を鎮めたのが…。
長い!
はっ!
上杉謙信という事でございます。以上。
で、何ゆえ皆この城にこだわる?
沼田城は上野と越後の国境にございまして、関東の最北に位置します。
利根川と片品川に挟まれた絶壁上にあり、天然の要害とも申せます。
守るにやすく攻めるに……。
沼田がいかに大事な城かはよう分かった。
続けよ。
解りやすい資料まで作って来たのに説明を制止され、舌打ちまでされる且元どの…
がんば。
沼田とは、一体誰の物なのか。
遡って誰の物と言えば沼田氏の物であるが、それは家中の内紛を繰り返した結果、もう居ない。
まず上杉の物となり、北条に乗っ取られ、そして武田の下で真田の物となった。
とても、ややこしい。
勝ち取ったと申すが、実のところは本能寺の騒ぎに紛れてかすめ取っただけではござらぬか。
それは言葉が過ぎましょう。
かすめ取ったではないか!
更に言えば、当時真田は織田の家臣・滝川一益の下についており申した。
つまり、真田は主人の滝川殿を裏切り沼田をだまし取ったのです。
違うか。
江雪斎はとても言葉巧み。
それに強い語気で頑張って応じる源次郎。
なかなかいいぞ。
今のところ全くの互角じゃ。
休憩時間、江雪斎は言うのだった。
こうして我らがやり合う事で、まことの戦をせずに済む。
真田にとっては北条は何かあればすぐに兵を挙げるような輩だろうからな。
自分の父よりも遥かに「豊臣を頂点とした新しい仕組み」を理解しているらしい江雪斎。
案外、ものの道理が解っている男なのかも知れぬ…。
が、物の道理が解っている事と沼田を制することは別問題。
徳川と盟約が結ばれた時に沼田を真田から北条に引き渡すと起請文を渡されたと言う江雪斎。
天正10年、つまり同じ年に我が真田も徳川と盟約を結んでおります。
この時、徳川は真田に対し沼田の安堵を約束しております。
未来永劫、沼田は真田のものだと徳川様がおっしゃったのです。
その時の起請文です。
つまり徳川は真田と北条の両方に沼田を渡すと約束してしまった。
そういう事だな。
さようでございます。
これではっきりしたではないか。
あとは徳川が北条と真田に交わした約束どちらがまだ効いておるか、それを吟味すればいい訳だ。
ここで、秀吉は何と秀次に裁判長の席を渡して下がってしまうのだった。
ええ~~~秀次くんで大丈夫なの!?
真田の方が起請文の日付が一月早いと主張する源次郎に対し、北条と徳川の約束は国と国との盟約、対して真田と交わしたのは主従の間の単なる約束だと家の格を持ち出す江雪斎。
大名と大名の間に交わされた盟約も親と子が交わした約束も重さに変わりはございませぬ!
先に交わした約束は違えてはならぬ!
赤子にも分かる理屈でございます!
真田殿…。
ご自分の言われている事がどういう事か分かっておいでか?
はい?
おぬしはこう申したのだぞ。
徳川三河守殿は真田との約束があるにもかかわらず赤子でも分かる理屈をないがしろにして再び北条と盟約を交わしたと。
徳川殿は居並ぶ双方の家臣たちの前ではっきりと沼田を北条に譲り渡すと申された。
貴殿は徳川殿をうそつき呼ばわりされるか。
二枚舌の卑劣漢と罵るか!
語りの罠に堕ちた源次郎である。
間接的に徳川を悪く言った事になってしまった…。
本多正信の顔が曇る……
…と、思ったら。
はてさて合点がいきませぬな。
我が主、三河守がそのような事を申すはずはござらん。
ここで初めて口を開いた本多が意外な方向に話を持っていくのだった。
そもそも我が主には沼田を譲り渡す気はござらなんだ。
はっ…何を言いだすのだ?
北条に伝えたのは「奪い取るなら好きにせよ」という事。
ばかを言うな!
「譲り渡す」とは言っていないと申すか?
「奪い取るなら 好きにせよ」でございます。
起請文にもそう書かれているはず。
そこに「手柄次第」とありませぬか?
手柄次第?
はい。
おのが手柄で沼田城を奪い取るなら徳川は邪魔はせぬ、という意味でございます。
怒りの江雪斎が正信を怒鳴り散らしそうになっている所を…
何と、秀次くんが穏やかに制止。
江雪斎。
ずっと気になっていたのだが、「譲り渡す」にせよ「奪い取る」にせよ、それは沼田城が真田の城である事を暗に認めてる事にはならないか。
もともと北条のものであるなら「取り返す」「奪い返す」と言うべきである。
それは…。
これは何より北条は沼田を真田のものと思っている証拠じゃ。
「語るに落ちる」とはこの事。違うか?江雪斎。
ひと言も返せない江雪斎。
ちょっと……
秀次くん史上、一番賢い秀次くんを見たよ。
物すごい聖人感……。
ここまでだな。
治部。
双方の言い分は聞き尽くした。
後ほど殿下のお裁きを申し渡す。
こうして清須会議……じゃなかった、沼田に関する裁判は終了。
しかし…
真田を潰そう。で燃えていた本多正信が、なぜこんな助け舟を出してくれたのか…。
天使に見えるんですけど。
必死で戦うておる若者を見たら、手を差し伸べてやるのが年寄りというもの。
本気かよ……。
先週は北条に手を差し伸べる家康の人情を見たが…
これも徳川の人情だと信じていいのだろうか。
とにかく。
秀次くんが賢かったり正信がイイ人だったりしたおかげで、沼田は真田の物になった。
ばんざい!!!(……なんか史実と違うなーーー……
喜び合う真田父子!!
…な、ワケがないのだった……。
ここにいるのは分かっておりました。
今更お逃げなさらずともよい。
昌幸父の隠れんぼは三成にバレバレだった。
恥ずかしい……。
余計な事をしてくれたな。
どういう事でございましょう?
おぬしのおかげで算段が狂った。
気持ちは分かるが安房守殿。これでは困るのだ。
ご説明頂きたい。
殿下にとって何より大事なのは北条を上洛させる事。
そのためなら沼田はくれてやってもいいと思っておられた。
…では、今日は何のためにあったのですか!?
すんなり北条に沼田を渡してもよかったが、それでは真田の立場がないと思い、それゆえの今日であった。
安房守殿、ここは折れてくれぬか。
つまり……
秀吉の計画では、江雪斎はもっと頑張らなくてはならなかったし、源次郎は頑張りすぎた。
秀次くんはかつてないほど賢かったが、もっと馬鹿じゃなきゃならなかった。
本多正信は、たぶん真田なんか助けないに決まっていた。
っていうか……やっぱり狸だよ、じじい。
たぶん、こういう展開を解っていて真田に助け舟出しただろ。
沼田を諦めろと言われるか?
そういう事だ。
お断り申す。
そなたが折れなければ北条と戦になる。
望むところ。
涙目で抵抗する昌幸父が可哀想。
真田と北条の戦だけでは済まなくなる。
日の本中を巻き込む大戦になるは必定。
ハハハ…まさか…沼田ごときで。
その沼田が火種となるのだ!
こんな狭い納戸部屋の中で…
石田三成が真田なんぞに頭を下げている。
こんなの…
聞かないわけにいかないだろ……。
石田様、お手をお上げ下さい。
沼田は引き渡しましょう。
昌幸父がこんなにおとなしく……。
一つだけ望みがございます。
沼田の外れにある名胡桃には我が真田家の代々の墓がござる。
あそこだけは渡す事はできません。
ならば名胡桃はそのまま真田に残す。
あとは殿下のご上意に従うのみでございます。
すまぬ。
茫然と三成を見送る源次郎。
…名胡桃にご先祖様が眠っておられるとは知りませんでした。
出任せに決まっておるではないか。
何か言ってやらんと悔しくてな。←さすが、転んでもただでは起きない
しかしおかげで名胡桃は残ったぞ。
はい。
名胡桃はひときわ高い所にある。
あの城からは沼田が丸見えじゃ。
名胡桃さえ抑えておれば沼田ににらみを利かせる事ができる。
こうやって名胡桃を残した事は真実らしい。
ドラマ以上にすごいぞ昌幸父。
なお名胡桃に先祖の墓があったかどうかですが、真田家が幕末に編纂した公式歴史書『真田家御事蹟稿』において、「御先祖の御廟所があるわけはない」とばっさりきられています。
— 丸島和洋 (@kazumaru_cf) 2016年6月5日
結果…
「沼田領のうち沼田城を含む石高三分の二が北条の、名胡桃城を含む三分の一が真田のものとなった。」
沼田裁判終了。
一応、双方に苦さとあきらめをもたらせる結論。
江雪斎的には、これで説き伏せようと思ったのらしい。
けれども…
名胡桃なんぞに真田が居座ったらどうなる。
戦になった時、我らの動きが全て悟られてしまうではないか。
氏政、騙されない。
ちゃんと解ってる~~…。
ご隠居様、京へ参りましょう。
関白殿下はご隠居様の上洛と引き換えに沼田を下さったのです!
今は、とにかく京へ……!
うぬは誰の家来だ!?
氏直。兵を1万ほど沼田周辺に置け。
かしこまりました。
ご隠居様!
攻め込みはせぬ。
秀吉の裁定に不服である事を形で示す。
秀吉公は城の受け渡しの際は千人以上の兵を動かしてはならぬと仰せられました。
2万にしよう。
はっ!
この氏直の素直な「はっ!」を聞くたびに思うよ。
この人はきっと、反抗など全く出来ぬように育てられたプリンスなんだろうな、と。
いつも氏政父の命令に一瞬驚きながらも間髪入れず「はっ」と言う。
「仕方ないけど…父よ本当に信頼していいんだよね…信じるからね~」と思いつつ父に従う真田の長男とは全く違う、北条は何があっても揺るぎないのだから「たぶん」「大丈夫」という「お家」に対する誇りと信頼。
それは、奢り…とはまた違う物なのだと思う。
どこの馬の骨とも解らぬ出自の豊臣なんぞに従う必要はなかったはずの王様一家の誇りだったのだと思う。
沼田では、父に頼綱叔父の説得を依頼された源三郎が必死…。
息子の三十郎にも、むろんどうにもできない。
大叔父上は今年でおいくつになられる?
七十二でございます。
三十郎、お前もそろそろ家督を継いだらどうだ?
あの父が隠居するとは到底思えませぬ。
100まで生きるといきまいておりまする。
それほどお強そうにも見えんのだがな。
そういうのが一番長生きするんですよ。
そうやってやっと明け渡した沼田で、また偉い事が起きる。
「沼田城に入った北条家家臣・猪俣邦憲が突如、名胡桃城に攻め込みこれを奪い取ってしまったのである。」
ご存知の通り、名胡桃城は真田のものです。
既に城は北条の手に落ち、城代・鈴木主水様はご自害の模様でございます。
なんという事…。
すぐに出陣致しましょう。
出陣?
城を取り返すのでござる。
しかし、出陣の決心はつかない源三郎。
そこに乗り込んでくる日の本一面倒な義父。
何をためらっておる!
舅殿!
今すぐ兵を名胡桃に進めるのじゃ。
たまたま当地に留まっておったのも何かの縁。
この本多平八郎忠勝!加勢つかまつる。
余計なことを…オヤジ~~…。
しかし、ここは源三郎が偉かった。
舅殿は口を挟まないで頂きたい。
何だと…。
何ゆえここにおられるのです?
…たまたま…稲の顔を見に来たのだ。
ならば稲のところへお戻り下さい。
ここは真田の軍議の場でござる!
あなた様は徳川のご家来。
速やかにお戻り願いたい!
婿殿!
よう言うた!うん!
ワッハハハハハハ!
佐助!この事、すぐに京の父上に知らせろ!
京へは何日で行ける?
5日あれば。
4日で頼む。
1日削られた……。
北条では、
秀吉の動きが心配です。
これが北条攻めのよい口実にならねばよいのですが。
なぜ秀吉が出てくる?
これは北条と真田のいさかいじゃ。
相変わらず読めてない……。
こんな事なら名胡桃も北条に渡しておけばよかった…。
確か死んだ鈴木主水は…。
古くからの真田の家臣じゃ。
すまぬ事をした…。
昌幸父にしては、とても素直な反省の言葉。
まぁ、そういう時は当然、倍返しである。
佐助、直ちに名胡桃を奪い返せと源三郎に伝えよ。
はっ!
ここまで何日で来た?
4日で。
3日で戻れ。
どんどん納期が削られる……ブラック企業か。
父上、お待ち下さい!
意趣返しじゃ!
殿下にお伝えするのが先です。
いちいち許しを請わねばならぬのか。
勝手に動いては真田も処罰を受ける事になります。
父上…世の仕組みは変わったのです!
ここに源次郎がいて本当に良かった!
安房守。
はっ。
名胡桃の事、わしに預けてくれんか?
そなたの悪いようにはせぬ。
結局、出足くじかれ、戦には出来ない昌幸のジレンマ…。
新しい世の仕組みはオヤジには面倒くさい。
…が、ちゃんと我慢する。偉い。
わしは何のために秀吉に従った。
サルめ…。
聚楽第は一見堀もあって攻めにくいが、調べてみたところ東がやや手薄だ。
攻め落とせるぞ。
もちろん…
冗談である。
止めてくれる息子がいて、慰めてくれる友がいる昌幸父は幸せ者だよ。
氏政には止めてくれる者もおらず、慰めてくれる者もいない。
何ゆえ秀吉は首を突っ込んでくる!
子どもの喧嘩に親が乗り出してくるようで見苦しくてならんわ!
結局、氏政は止まらなかった。
北条征伐じゃ。すぐに支度をせよ。
殿下!いま一度氏政に上洛の催促を。
くどい!
私からもお願い申し上げます。
氏政を上洛させれば真意を聞く事もできます。
さんざん、わしは救いの手を差し伸べてきた。
それを氏政は拒んだのだ。あとは戦しかない。
大名どもに触れを出せ。
見た事もない大軍で北条の度肝を抜いてやる!
秀吉には自分の血筋を軽んじる関東の覇者の憎々しいセレブ顔が透けて見えるのである。
従わない者は滅ぼす。
「戦のない世」とは、秀吉にとって「従わない者がいない世」であった。
上杉、徳川、真田に加え中国四国、九州の大名たちまで…。
見た事もない大軍勢でございます。
望むところだ。
こちらとて奥羽の伊達との盟約がある。
江雪斎。
駿府へ行け。徳川だけは押さえておこう。
今から徳川を味方につけるのでございますか?
まだ時はある。
説き伏せよ!
付くわけがないよね…
それも読めない。
氏政の憎々しげな顔も、恐ろしい顔も、もう哀れにしか見えない。
滅んで行く人たちの姿はただ悲しい。
選択肢はいくらでもあるのに。
短く誇り高く生きるのか……
と言いたいところだけれども、徳川がまだ付いてくれると思っていたり、やはり時代について来られていない感。
こうして北条が滅びても自力で渡り合ったわけではない昌幸父も晴れ晴れとはしないだろう。
戦したくなかった三成も助け舟出してやっていた家康もみんなが辛い。
教科書では一行でサラッと書かれる戦勝に苦さを残すこの大河はやっぱり凄い。
次回は『のぼうの城』をお届けします…レロレロレロレロヤ~~(違)
よろしければ→【2016年4月期・春クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
真田信繁(幸村)(源次郎) … 堺雅人
真田信幸(信之)(源三郎) … 大泉洋
真田昌幸 … 草刈正雄
きり … 長澤まさみ
薫 … 高畑淳子
松 … 木村佳乃
とり … 草笛光子
梅 … 黒木華
こう … 長野里美
春 … 松岡茉優
たか … 岸井ゆきの
堀田作兵衛 … 藤本隆宏
佐助 … 藤井隆
高梨内記 … 中原丈雄
矢沢三十郎頼幸 … 迫田孝也
小山田茂誠 … 高木渉
真田信尹 … 栗原英雄
矢沢頼綱 … 綾田俊樹
与八 … 今野浩喜
武田信玄 … 林邦史朗
武田勝頼 … 平岳大
穴山梅雪 … 榎木孝明
小山田信茂 … 温水洋一
跡部勝資 … 稲荷卓央
木曽義昌 … 石井愃一
春日信達 … 前川泰之
室賀正武 … 西村雅彦
出浦昌相 … 寺島進
北条氏政 … 高嶋政伸
板部岡江雪斎 … 山西惇
北条氏直 … 細田善彦
上杉景勝 … 遠藤憲一
直江兼続 … 村上新悟
織田信長 … 吉田鋼太郎
滝川一益 … 段田安則
織田信忠 … 玉置玲央
明智光秀 … 岩下尚史
長崎元家 … 松田賢二
豊臣秀吉 … 小日向文世
茶々(淀殿) … 竹内結子
寧(北政所) … 鈴木京香
千利休 … 桂文枝
石田三成 … 山本耕史
加藤清正 … 新井浩文
大谷吉継 … 片岡愛之助
片桐且元 … 小林隆
福島正則 … 深水元基
豊臣秀頼 … 中川大志
豊臣秀次 … 新納慎也
木下辰之助(小早川秀秋) … 浅利陽介(子役期: 齋藤絢永)
大蔵卿局 … 峯村リエ
平野長泰 … 近藤芳正
羽柴秀長 … 千葉哲也
羽柴秀次 … 新納慎也
大野治長 … 今井朋彦
なか(大政所) … 山田昌
旭 … 清水ミチコ
後藤又兵衛 … 哀川翔
宇喜多秀家 … 高橋和也
毛利勝永 … 岡本健一
長宗我部盛親 … 阿南健治
明石全登 … 小林顕作
呂宋助左衛門 … 松本幸四郎
立花権三 … 吉田ボイス
出雲阿国 … シルビア・グラブ
徳川家康 … 内野聖陽
阿茶局 … 斉藤由貴
本多正信 … 近藤正臣
稲(小松姫) … 吉田羊
本多忠勝 … 藤岡弘、
服部半蔵 … 浜谷健司
石川数正 … 伊藤正之
鳥居元忠 … 大堀こういち
徳川秀忠 … 星野源
語り … 有働由美子
※スタッフ
脚本 … 三谷幸喜
音楽 … 服部隆之
テーマ音楽ソロヴァイオリン … 三浦文彰
題字 … 挾土秀平
制作統括 … 屋敷陽太郎、吉川邦夫
プロデューサー … 清水拓哉、吉岡和彦
演出 … 木村隆文、田中正、小林大児、土井祥平
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【真田丸】
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コメント
大河ドラマ「真田丸」真田家存続への戦い22沼田裁定で信繁は論戦を勝ち取ったが戦回避の為に沼田は明け渡したが氏政は攻めた事で北条攻めが決まった
大河ドラマ「真田丸」第22話は沼田城を巡る裁定が行われ、信繁、江雪斎、正信の3者による論戦が始まった。それぞれ主張をして一進一退の議論が尽くされるも、最後の議論で徳川が …
真田丸 第22話「裁定」
公式サイト 北条氏政(高嶋政伸)の沼田城明け渡し要求を断固拒否する真田。北条を上
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>ふだんなら早く小田原合戦を、とイラつく私が、すべて納得の展開でした。
軍師の時はねぇ…あれもないコレもない平成ホームドラマだけがあるって感じでしたよね(笑)
結局、ホームドラマも時代に沿っていて面白ければ何も文句はないってことがよく解りましたもんね。今まで何だったんだ(笑)
>よく「生まれる時代がちがえば天下を」とか言う作品もありますが、秀次は平和な時代に奉行や代官をつとめたら、公平な裁きで民にも慕われたろうにと悲しくなります。
天下は取れないかも知れませんが、周りに慕われる良い殿として畳で生涯を終えさせてあげたかった…
ここから「殺生関白」は無いと思いますが、これからの展開が怖いです。
大河ドラマ 感想 真田丸 第22回 「裁定」
真田と北条で争われていた沼田城の領有権問題。秀吉という第三者の厳しい目で精査されるのかとおもわれましたが、天下統一を早めたい秀吉様にはどっちに転んでもいい話で、途中から子守に勤しんでおられました。この件で株を上げたのは秀次くんと信幸兄さんかな。
真田丸 第22回
『裁定』「被告信繁裁判長秀吉vs名胡桃城裁定」 内容北条氏政(高嶋政伸)の沼田城明け渡しを拒否する真田家。秀吉(小日向文世)を前に、本多正信(近藤正臣)が証人に、信繁(堺雅人)は、北条家名代・板部岡江雪斎(山西惇)との戦いに挑む。
敬称略
秀吉の暴走ッ…
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ふだんなら早く小田原合戦を、とイラつく私が、すべて納得の展開でした。
法廷劇も面白かったけど、議論に出ない駆け引きや、意外性あるキャラの芝居に驚かされっぱなしですよ。
よく「生まれる時代がちがえば天下を」とか言う作品もありますが、秀次は平和な時代に奉行や代官をつとめたら、公平な裁きで民にも慕われたろうにと悲しくなります。
こんな善良な若者を、これから追い詰めて滅ぼすとかいうのは酷に過ぎる脚本の伏線ですね。
すでに多くの人が言っているように、見たくないなぁ。
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>石田三成が土下座する直前の、昌幸パパとの睨み合いのシーンが印象的でした。
三成の目がうるうるっとしているのを見て「私やっぱり石田三成好きだわ〜」と再確認しました。
国を取られる昌幸パパも涙目でしたが、三成も凄かったですね~。あんな所で真田に頭を下げるのも苦渋の決断ですよね。
そこまでしたのに結局、戦は起きてしまう。
清正に「情がない」と言われた三成ですが、一番感情が解りやすく描かれていますね。三谷さん、三成大好きだろって思います^^
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>今週もおもしろかったーです。
人間ドラマとしておもしろいんです。
そうです!
大河はそれでいいと思うのです!(丸っきり凄い大嘘すら吐かなければ(笑))
その時代が描かれているときちんと解り、そして史実に繋がればそれでいいと思うのです。
面白ければ!面白ければ!
…と、昨年の大河のスタッフにリフレインで聞かせたい^^;
SECRET: 0
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こんにちは。
石田三成が土下座する直前の、昌幸パパとの睨み合いのシーンが印象的でした。
三成の目がうるうるっとしているのを見て「私やっぱり石田三成好きだわ〜」と再確認しました。
次の「のぼうの城」の回が本当に楽しみです。
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今週もおもしろかったーです。
人間ドラマとしておもしろいんです。
私は史実は詳しくないので正直どこが史実でどこが創作なのか
くぅさんのレビューを拝読してなるほどと思っているのですが
そんな私でもなるほど!いかにも!とうなるような、
ほんとにこういうことがあったようで臨場感があります。
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>父親の煙に巻かれてばかりで自分で考える意識が身についている
真田兄弟とは随分な差です
たぶん…そういう事なのです(笑)
親が破天荒だと子どもが不安でシッカリ育っちゃうという…^^;
氏直くんはまさに守られたプリンスだと思いますよ。
親に、というよりもお家柄に守られていたわけで、恐らくこんな時代に生まれなければこれで充分だったのでしょう。
>爺さんでも現役の正信は、その性格まで読んでいるのに。
何だかんだ言っても、あのじじいは狡猾で、恐そうな顔をしているクセに氏政は単純なのだと思います。もしかしたら登場人物中一番イイ人なのかも^^;
>ところで昨年、洋菓子朝ドラ「まれ」で大泉氏のダメ父に
共演はないですね(笑)
ここでは真田の長男として、平八郎の婿として、しっかり者の役で安心します
大河ドラマ「真田丸」第22回感想
「必死で戦う若者を見た時、手を差し伸べてやるのが年寄り」なら北条側が氏直だったらどうするつもりだったのかな?な〜んてのは余計なお世話ですな。
いよいよ沼田の真の主を決める沼田裁定の始まり始まり〜。
なんですが、
この和洋中折衷の妙ちきりんな部屋が
気になって仕方なかったのは私だけ?
どちらが先に有していたかが論点となったところで「それを言うなら上杉に返さなくては」と…
SECRET: 0
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>いきなり歴史の授業が始まったので、
思わず笑ってしまいました^^
あんなに一生懸命準備して来たのに殿下にすげなくされる且元どのがお気の毒で(笑)
>次回は「のぼうの城」ですね~!
来週は、埼玉熱い!ですね!
萬斎さんが出てきて踊ってくれればいいのに!
真田丸 第22回「裁定」 もうホントに簡単…
ホントは昨日書きたかったのに書けなかった真田丸の感想(^0^;)ジャンプ感想も書く月曜日ゆえ、簡単感想になってしまいますが書かせてくださいませm(__)m原告が北条、被告が真田。そこは…
支配するものが心変わりするというのなら誠実であることに意味なんかなくなってしまうじゃない(長澤まさみ)
安全保障というものが相互の信頼に基づき・・・実行されれば・・・何の心配もないわけである。 しかし、親が子を殺し、兄が弟を殺す戦国時代には信頼を築くことは・・・非常な困難を伴う。 家康は同盟者の信長に命じられ妻子を殺処分している。 信長は家康に家族を殺させることで・・・なんとか・・・信頼を得ようとした
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>氏直はきっと、反抗など全く出来ぬように育てられたプリンス
父親の煙に巻かれてばかりで自分で考える意識が身についている
真田兄弟とは随分な差です。(それは昌幸が意図しているかは微妙ですが)
今回の件も理由をつけていますが父の名代として自分が赴こうという発想がない。
精神面で「お家」を守るというより守られているのでは?
>戦になった時、我らの動きが全て悟られてしまうではないか。
この発言自体が豊臣を中心に新しい時代が構築されている
流れを読めていない事を裏付けていますね。
爺さんでも現役の正信は、その性格まで読んでいるのに。
ところで昨年、洋菓子朝ドラ「まれ」で大泉氏のダメ父にぶりに
和菓子朝ドラ「あすか」(1999年)の藤岡氏のカッコイイ父を
思い出したものですが、今年に入ってこの組み合わせとは…。
真田丸 第22回「裁定」〜今回は領土問題。だまし取り、かすめ取り、勝ち取りました!
国と国の間に必ずある<領土問題>。
現在の日本に限ってみても、
・尖閣諸島
・竹島
・北方四島
この文脈で、今回の<沼田裁定>を見てみるのもいいかもしれない。
まずは外交と調停。
秀吉(小日向文世)が調停者になって、真田と北条の言い分を聞く。
証…
真田丸「裁決」
今回は、スリリングな裁判劇
判事は、秀吉(小日向文世)で、本多正信(近藤正臣)が証人
北条氏政(高嶋政伸)の、沼田城明け渡しを拒否する真田家。信繁(堺雅人)は、北条家名代・板部岡江雪斎(山西惇)と戦ったのでした。完全に代理戦…
秀吉の「面白いっ」が可笑しいです。
視聴者サービス化、家系図は出てくるわ、地図は出てくるわ、「長いっ!」と端的に言わせるのも、らしかったですね。
…
真田丸 第二十二回「裁定」
第二十一回「戦端」はこちら。
前回の視聴率は16.8%と下降。笑点の28.1%というとんでもない数字をはじめとした日テレ日曜夜の鉄壁バラエティ軍の、というよりいつもは無印のフジで中継されたバレーボール五輪予選に食われたかも。さて今回は裁判劇。真田と北条の沼田…
NHK大河ドラマ「真田丸」第22回「裁定」
イイヒトキャラがもう鉄板になった感のある今作の秀次様、この後の運命が気になって気になって!間違っても殺生関白にはなりそうにありませんし~。ドラマストーリーブックによると秀次様のご切腹には大胆な新解釈を持ち込んだと書かれてまして、いやあ・・ワクワクしちゃう!
物語の方はいよいよ小田原攻めも目前に迫るころ。信繁様にはその前の一戦っていうか試練の時!秀吉様の御前で北条の板部岡様と舌で勝負よ!これ…
大河ドラマ「真田丸」 #22 裁定
沼田をめぐる真田と北条の争い。
口での戦。
どうなるのでしょう。
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>且元せんせーの親切な解説。
いきなり歴史の授業が始まったので、
思わず笑ってしまいました^^
こういった演出も三谷さんらしいというか♪
次回は「のぼうの城」ですね~!
三谷さんがどのように北条攻めを描くのか、
今から非常に楽しみです!!
大河ドラマ「真田丸」第22回
北条討伐へ…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201606050000/
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