本能寺の変。安土城下の信繁(堺雅人)は京に向かうが、そのすきに松(木村佳乃)を兵たちに奪われてしまう。
一方、徳川家康(内野聖陽)と本多忠勝(藤岡弘、)は明智の軍勢から逃れるため、険しい伊賀山中を抜けての脱出を決断。
野盗の群れが次々と襲うが、そのときある人物が現れる…。
信州で事件を知った昌幸(草刈正雄)は激しく動揺する。
再び主を失った真田家を守るため、越後の上杉景勝(遠藤憲一)を頼ろうとするが。
(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
真田丸 第五話「窮地」
「真田の織田への服属が決まった。
信繁は人質となった松を送るため、信長の本拠地、安土を訪れた。
事件は、あくる日の未明に起こった。」
ということで、天正10年6月2日。
安土に人質として送られた姉・松殿に付き添っていた源次郎は屋敷の外の混乱を見ていた。
何者かに追われて逃げて来たように騒然と通り過ぎていく人の群れ。
ただならぬ様子にただ呆然とするばかり。
そなたら、京から参ったのか?
はい。
京で何があった?
それがよう分からんのですわ。
とにかくえらい騒ぎで。
何でも戦が始まったとか。
戦?
火事ではないのか?
らちが明かない。
何かただならぬ事が京で起きている。
本日は、それぞれ各々が歴史に名高い「本能寺の変」というものを知って、どう動いたか、どう考えたか。
先週も書いたが真田と織田の関わりというのはこの程度のものなので。
真田を語るのに長々と織田家のドラマはやらない主義の三谷幸喜。いっそ潔い。
そして、本能寺の変の事後と言えば誰しも真っ先に(たぶん)頭に浮かぶ「秀吉の中国大返し」。
信繁が命運を共にすることになる豊臣も、この時はまだ真田の視線の中に無い。
なので、ここは「中国大返し」よりも家康の「神君伊賀越え」なのだった。
源次郎が何の情報もなく、とりあえず京に足を運んでいた頃、家康の耳にはすでに一報が入っていた。
家康一行は堺見物の帰り道で、供回りもわずか30人あまり。
それは徳川の重臣が揃った一行であり、ここでもしも明智に討たれたりしていたら歴史は大きく変わっちゃっていたかもね。
緊急に軍議が行われ、もう輿の揺れに酔ってる場合じゃない家康。
今から急いで堺に戻り、船で三河を目指しましょう!
ならん!紀州灘で海賊に囲まれれば終いじゃ。
どこか意表をついた逃げる道はないものか…。
北に向かい琵琶湖沿いから東山道に出るというのは?
駄目だ駄目だ!明智の領地を通るなどもっての外!
よし、分かった!
これより京へ上り上様をお救い申し上げる!
殿!上様はもはや…。
もし万が一生きておられたらどうする!?
後でわしが置いて逃げた事が知られてみろ。
明智なんぞよりよっぽど怖いわ。
そこかよ……
ともかく、上様はもう亡くなっていると説得され、明智の意表をついた逃げ道をと皆で模索し、結果、
まさかそんな道を選ぶとは明智も思うまい。
おのおの方、伊賀じゃ。
伊賀越えでござる!
…ってことで伊賀越えが決定~~…。
この一行に同道していた穴山梅雪も有無を言わさず伊賀越えするハメに……。
徳川様、今思いついたのですが、拙者は別の道を参るというのはいかがでしょうか?
別の道?
二手に分かれた方が敵を惑わせるかもしれませぬ。
実はお恥ずかしい話、この穴山梅雪、腰痛持ちでございまして、険しい山道はいささか…。
逆に徳川様にご迷惑をかけては真に申し訳なく…。
ここで手を取り合って別れる家康と梅雪。
梅雪の心は、
あやつと心中などできるか。
いざとなれば明智に降ればよい。
うーーん……
「堂々と最初から織田に通じていたから姑息な裏切り者では無い」として織田に許された梅雪だったが、まぁ、心中はこんな感じ。
そして、
「穴山梅雪が再び甲斐の地を踏む事はなかった。
木津川近くの林の中で落ち武者狩りに遭い、あっけなく命を落としたといわれる。」
もちろん、諸説あります。
ここで家康に殺られちったという説もある。
家康の伊賀越えには半蔵という心強いガイドがついたものの…
落ち武者狩りの中を
押し通ります!!
まだ安心はできません。
この先は明智の兵がおります。
明智が?どうするのだ?
全力で押し通りまする。
こうして家康一行は伊賀を越え、伊勢から海路に入り、2日間で岡崎へ帰ったといわれている。
古参の側室・阿茶局の膝枕に倒れ込む…。
いや~~……
本当に、こんなに見てるだけで疲れる伊賀越え、初めて見た!!
大変さがひしひしと伝わったわ。
そして、申し訳ないけどヘタレすぎる家康に笑いまくったわ!!体力!!!
おっと…肝心の真田サイドは…。
源次郎よりも遥かに早い時点で昌幸は本能寺の変を知った。
常に網を張り巡らせているので情報は早い。
その上、光秀からの密書を持った使者も到着した。
内容は当然、光秀に付けというものである。
実はこれより他の国衆の方々にも文を届けねばなりませぬゆえこれにて御免!
と先を急ごうとする使者から小県の惣代は真田だからと無理やり書状を奪い、ゆっくり湯治でもしろと無理やり引き留める…
10日ほどゆっくりとな。
もちろん…時間稼ぎ。
殿、好機到来でございますぞ。
信長が死んだとなれば織田など怖くはありません。
今すぐ兵を挙げ、沼田と岩櫃の城を取り戻しましょう!
と、ワクワクした表情の高梨内記…。
それは、備中で変を知って泣きわめく秀吉に官兵衛が言ってたセリフだから。
今後の話をするために国衆に声を掛けに内記が出て行ったのを確かめて…思い切りわめく昌幸。
チキショー!
せっかく頭まで下げて馬までやって、ようやっとこれで落ち着けると思ったのに!
何で死んでしまうかのう!信長め!
父上…。
あの男に賭けたわしの身はどうなる
父上は織田に反旗を翻すおつもりですか?
信長が死んだとはいえ、織田勢は日本一の力を持っております。
分かっておる!
織田を敵に回すのは得策ではありません!
だがのう、信長の死が伝われば各地の大名が一斉に立ち上がる。
上杉、北条、毛利、長宗我部…。
果たして主君を失った織田がそれを抑えられるか!
ではどうなさるのです?
まさか明智にお味方を?
誰もそんな事は言っておらん!
父上の本心をお聞かせ下さい!
わしの本心か。
では…はっきり言おう。
全く分からん!
源三郎!
どうすればよいのかこの父に教えてくれ!
わかるなぁ……この気持ち……。
武田に仕え、頼りにされて何の不自由もなかったはずの身が、主を滅ぼされて不安定になり、面倒くさい家康をかわしてあんな恐い第六天魔王に何とか取り入り、やっと身が安泰になったとホッとしていたら3ヶ月でこれだよ。
何て気の毒なんだ。
天を呪うように叫ぶ昌幸の苛立たしさや嘆きや不安や怒りが伝わったわ。
こういう事があれば、また面倒くさい国衆をまとめなければならない。
ま…どうすればいい?と言いつつ、いつものように昌幸の心は決まっている。
真田を小県の惣代だなんて認めないとワイワイ言う正武に、光秀からの書状は自分の所に代表して送られてきたのだから、代表はオレなのだと言い張る。(他の人宛ての書状は燃やしちゃったクセに、また織田へ着く時と同じ手を…)
まずはっきりと申し上げる。
信長亡きあとの織田に天下を治めるだけの力はない。
よって、我々小県の国衆は織田を見限る事にした。
上杉につく。
信濃を狙う大名たちの中で我らが小県の値打ちをまことに分かっておるのは上杉だけじゃ。
これより我らは上杉の家臣となり、この小県を守る。
すごいよねぇ…。
かつての大河といえば「本能寺の変」は変そのものを描くものだった。
炎の中で敦盛とか舞っちゃったりして、そんな間ないって話(爆)
しかし、「真田丸」の本能寺の変は、それを知った人々の人間模様を見せるのだった。
しかもセリフだけではなく、各々にたっぷりの見せ場あり。
家康は這う這うの体で泣きながら岡崎に辿り着き、梅雪は脇道に逸れたために命を失い、昌幸は天に向かって悪態を吐きつつ次の屋根の下を求めて上杉へ。
「義」の人、上杉景勝は小県を預かることは開拓したが、織田を信濃から追い払う手助けはしてくれないと言う。
今は信長が討たれ、織田は弱っている。
そのような時に戦を仕掛けるようなまねはできん。
上杉は そのような戦はせぬ。
「弱きを助け強きをくじく」が当家の家風。
織田と戦う時は、織田が立ち直り再び力を蓄えた時である。
神のような人格だよね。
今回、個人的にグッときたのは、甲州征伐の戦後処理で意気揚々と上野国に入っていた滝川一益。
安房守。
間もなくこの日の本から戦がなくなる。
今や北は奥州、南は九州まであらゆる大名が上様のご威光に従うと使いをよこしてきておる。
比類なき力を持てば、戦そのものが無用となる。
それが上様のお考えじゃ。
上様にしか思いつかない事。
最初は夢物語と思っておった。
しかし気付けばもはや残るは安芸の毛利、越後の上杉のみ。
戦の起きぬ世が近づいておる。
となれば私の役目もそこまでじゃ。
知らないんだよ…。
その「日の本の戦をなくしてくれる人」がもうこの世に居ない事。
こんなドタバタで、みんなが保身の事ばかりで、昌幸だって日の本がどうのこうのよりも小県が安泰ならそれで良くて…
そんな中で語られるこの夢の国のような話は辛い。
それを信じて微笑んでいるこの人が辛い。
昌幸は、ボソッと言うのだった。
明智も愚かな事をしたものだ。
大から小まで武士がワラワラと混乱する中。
主人公・源次郎は京で現状を知り、慌てて安土へ引き返していた。
安土には松殿も含め、織田の人質がいる。
これを明智に人質に取られたら、みんな明智に付くしかなくなってしまうからである。
まぁ、他の人も助けてあげましょう、みたいなノンキさが松殿らしいんだけど。
こういう所、母親似よね、この人。
情報が伝わる時間差の描き方から、それぞれの動き、心の持ち方、全て面白かった。
信長も梅雪もサラッとサクッと居なくなったけれども、キャラとしては強烈に残っている。
そして、歴史上の有名な人物がガンガン消えていく速さと、真田の周りの物語の丁寧さの差ね。
これが面白いと思えるところが脚本力!
よろしければ→【2016年1月期・冬クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
真田信繁(幸村)(源次郎) … 堺雅人
真田信幸(信之)(源三郎) … 大泉洋
真田昌幸 … 草刈正雄
きり … 長澤まさみ
薫 … 高畑淳子
松 … 木村佳乃
とり … 草笛光子
梅 … 黒木華
こう … 長野里美
堀田作兵衛 … 藤本隆宏
佐助 … 藤井隆
高梨内記 … 中原丈雄
矢沢三十郎頼幸 … 迫田孝也
小山田茂誠 … 高木渉
真田信尹 … 栗原英雄
矢沢頼綱 … 綾田俊樹
与八 … 今野浩喜
武田信玄 … 林邦史朗
武田勝頼 … 平岳大
穴山梅雪 … 榎木孝明
小山田信茂 … 温水洋一
跡部勝資 … 稲荷卓央
木曽義昌 … 石井愃一
春日信達 … 前川泰之
室賀正武 … 西村雅彦
出浦昌相 … 寺島進
北条氏政 … 高嶋政伸
板部岡江雪斎 … 山西惇
北条氏直 … 細田善彦
上杉景勝 … 遠藤憲一
直江兼続 … 村上新悟
織田信長 … 吉田鋼太郎
滝川一益 … 段田安則[
織田信忠 … 玉置玲央
明智光秀 … 岩下尚史
長崎元家 … 松田賢二
豊臣秀吉 … 小日向文世
茶々(淀殿) … 竹内結子
寧(北政所) … 鈴木京香
千利休 … 桂文枝
加藤清正 … 新井浩文
石田三成 … 山本耕史
大谷吉継 … 片岡愛之助
片桐且元 … 小林隆
豊臣秀頼 … 中川大志
豊臣秀次 … 新納慎也
小早川秀秋 … 浅利陽介
大蔵卿局 … 峯村リエ
徳川家康 … 内野聖陽
阿茶局 … 斉藤由貴
本多正信 … 近藤正臣
稲(小松姫) … 吉田羊
本多忠勝 … 藤岡弘、
服部半蔵 … 浜谷健司
石川数正 … 伊藤正之
語り … 有働由美子
※スタッフ
脚本 … 三谷幸喜
音楽 … 服部隆之
テーマ音楽ソロヴァイオリン … 三浦文彰
題字 … 挾土秀平
制作統括 … 屋敷陽太郎、吉川邦夫
プロデューサー … 清水拓哉、吉岡和彦
演出 … 木村隆文、田中正、小林大児、土井祥平
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コメント
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その上、一週以上回りまして、本当に申し訳ありません!
コメントは、いただいた時点で必ず楽しみに目は通しております!
>BROOKさん
>家康にも笑えたけれど、個人的には半蔵がおかしかったです。
「押し通る!!」で見事に先導しきりました(爆)
いや、あの殿にはこのくらいの強引さが必要かと^^
>巨炎さん
>故意か偶然かは不明ですが近年の朝ドラと大河は
同じ時期の作品で共通するスタンスがあるのじゃないかと。
花萌え~は局的には決して繋ぎでは無かったと思います。総理肝いりだし(笑)
スタンスとして繋がりあった復興のための「八重」と「あまちゃん」は大変意義あるシーズンでした。
>那美さん
初めてコメント頂いたのにレスがこんなに遅くてすいません!
>まったく警戒心を抱かせない外見と立ち居振る舞いのこの半蔵さんはスパイの鏡だと思います。
私も素晴らしいと思いますわ。
情報も調略も案内もお手の物で、その上、尻込みする主のお尻まで叩けるという有能さ(笑)まさに伊賀者の鑑です。
>ゆうさん
面白かったですねーー!!!
いつかこの家康を思い出してきっと笑ってしまう…ですよね(爆)
>生涯無傷なはずの本多忠勝が鼻の頭におもいっきり傷をこさえているとこも三谷大河らしい。
役者さんの案も面白いものはすべからく採用…
この柔軟さにホレます。
>しげさん
>でも、大河史上一番好きな家康だわ。怖いもんは怖い。こんな人間臭い家康が魅力的やなと(俺だけかね?)
しげさんだけではないよーー!
みんな大好きだと思う。
っていうか、全てのキャラが面白いね。人間ドラマだわ。
>ふるゆきさん
>余談ながら、上杉家は義の武人だから弱った織田を攻めない選択をする心があるのは事実ですが、この当時はあの御館の乱とそれに続く大豪族・柴田氏の内乱に、はては織田家北陸方面軍の猛校に押されていて、本能寺の変は九死に一生をえた事件でした。
賢人の顔をし続けた景勝さまに引き換え、兼続はシッカリ「そこ解っとけよ」って顔してましたもんね(笑)父上も上杉の苦しい所を察していたし。
この崇高な景勝の人間くさい面が、たぶん源次郎人質期間に見られるのではないかと今から楽しみです^^
>隠れ常連さん
>最近のマスコミでは、1・2回目と比べて視聴率が落ちただの、くだらん記事が多いですが、読んでみても内容の良し悪しには触れず、視聴率の動向のみ。
マスコミ…特にネット記事はそういうものばかりですもんね~。
彼らは記事のタイトルが衝撃的ならば同意にしろ反感にしろアクセスが増えるのでそれでいいのです。(アクセス数で原稿料を稼いでるので~)
視聴率=良作 ではない…と私は常に思っております。
(私が推すもの推すもの低いのばっかだし(爆))
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こんばんは。
今回も大変面白く視聴しました。
最近のマスコミでは、1・2回目と比べて視聴率が落ちただの、くだらん記事が多いですが、読んでみても内容の良し悪しには触れず、視聴率の動向のみ。
自分で見ての評価はせずに、適当なネット論評を貼りつけるだけの記事にはウンザリです。視聴率なんて、録画機器使って見たら反映されないですもんね。細部を見て楽しみたい、何回も見て楽しみたい作品ほど、リアルタイムで見られない傾向がありますから、視聴率的には不利です。クドカン作品とか真田丸とか、まさにそういう何回も見る価値がある作品だと思います。
最近のNHKは逃げる女、ちかえもんと、個人的に楽しめる作品が多くてありがたいです。
真田丸 第5話 「窮地」
本能寺の変
天下を握ろうとしていた二人が突然消えた
大河ドラマ「真田丸」真田家存続への戦い5信長が討たれ信繁は松と共に逃避行へ!昌幸は再び混迷の状況で難しい選択を迫られた
大河ドラマ「真田丸」第5話は本能寺の変で信長が光秀に討たれた事で全てが変わった。信繁は状況がわからず京へ向かうが、京で信長が討たれた事を知るや安土へ引き返し、松らを救 …
【真田丸】第5回感想と視聴率「窮地」
副題「窮地」 新聞ラテ「本能寺の変!父の本心」 第5回の関東の視聴率は、前回の1
大河ドラマ「真田丸」第五回感想
「全くわからん。どうすればいいのか教えてくれゲンザブロー」あああ〜、やっぱり考えることは皆同じ。どうすればいいのか、わかってる人間なんて、あの当時いるワケがない。それにしても第五回にして、未だゲンジローの主人公感の薄いことといったら。
「なんで死んでしまうかの?信長め!」今回もまた信幸さんのアップです
『本能寺の変』の情報を得ていない滝川一益と昌幸たちとのシーンが心に残り…
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いや~、くうさんのアップされた画像、実にツボをおさえてあって、ドラマの興奮と笑いがよみがえります。
衝撃の瞬間からはじまって、怒涛と困惑の伊賀越えをはたし、やっと阿茶局のひざへ転がりこむ内野家康は、その人間くさい芝居で実に好感がもてました。もう一方の主役でしたね。
余談ながら、上杉家は義の武人だから弱った織田を攻めない選択をする心があるのは事実ですが、この当時はあの御館の乱とそれに続く大豪族・柴田氏の内乱に、はては織田家北陸方面軍の猛校に押されていて、本能寺の変は九死に一生をえた事件でした。
そんなわけで、景勝がそういう方針を言ったのは謙信以来の伝統でもあるけど、同席した直江兼続は(いまそんな余裕はない)という本音もあって主君が真田に援助とか約束しないようけん制した一面も感じさせました。
某『天地人』と違って、実に良い描き方だと思います。
大河ドラマ 真田丸 第5回 感想
本能寺の変により、信長という後ろ盾を失った真田家。再び戦国の荒波の中へと放り出された緊迫感からか、昌幸父さん(草刈正雄)らのコミカルシーンは武田家滅亡時と比べると少なかった。
真田丸 第5回「窮地」
大河ドラマ『真田丸』のお時間です。
第5回「窮地」 あらすじ・・・・
腰抜けは何度も死ぬかと思うが本当に死ぬのは一度きり(内野聖陽)奥入りのお許しが出たのは六月(長澤まさみ)
「死ぬかと思った」と言う時には人は死んでいないのである。 戦国時代・・・人はいつ死ぬかわからなかった。 食事に毒を盛られれば死ぬし、寝首を掻かれたら死ぬのである。 徳川家康は・・・長男の信康を切腹に追い込んでいる。 幼少時代を今川家の人質と過ごしている家康は・・・常に「死」を意識していただろう。 誰
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今週は父上ターンも面白く見れたな、お怒りごもっとも。叔父上のお城二つ入会金にしたのにあっさり倒産寸前織田家やもん。
家康はもうただただ笑うばかり。先週の父上のセリフが伏線とはw
泣きわめきながら逃げたって父上若干盛ってない?だったけど今週の姿見てあー父上の言う通りだわとw
でも、大河史上一番好きな家康だわ。怖いもんは怖い。こんな人間臭い家康が魅力的やなと(俺だけかね?)
真田丸、運が無かった一益!!
青天の霹靂、驚天動地、本能寺の変を言い表す言葉が見つかりません
たとえ情報が入ったとしても本当なのか?流言なのか?確認すね術が
ないのです
確信するまでにはかなりの時間を要した筈です。
信長だけでも驚きなのに世継ぎの信忠までも亡くなるなんて!!誰が想
…
真田丸 第5回
『窮地』「本能寺の変!父の本心」
内容織田家への服従を決めた昌幸(草刈正雄)の真田家。そんな折、信長が明智光秀に討たれるという事件が起きる。
穴山梅雪(榎木孝明)本多忠勝(藤岡弘、)石川数正(伊藤正之)らとともに、堺へと向かっていた家康(内野聖陽)は、…
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おもしろかったです!
アナ雪、エルサいろの着物着てましたね。
両手で握手してお別れの言葉を言った後さっさと行く家康。
半蔵に案内されて「この崖をおりるの?」な家康。
おにぎり粒食べ合う家康。
わああああーと命からがら逃げかえって阿茶局の膝で甘える家康。
かわいすぎます。
生涯無傷なはずの本多忠勝が鼻の頭におもいっきり傷をこさえているとこも三谷大河らしい。
リハで作った傷だそうです。竹を小刀で切って武器にするのも中の人発案だったとか。
知らせを受けていない滝川殿にあたるまぶしいくらいまっすぐな日の光。
かわいそうでした。本気でそう信じていたんですよね。
情報が遅いのがかわいそうというより知ったらどんだけショックかと思いました。
と、ともにこれほど織田信長を失った意味を描いた大河はなかったんじゃないかとも思いました。
焼けおちた後の本能寺や信忠の最期もあまり観ないような、私は初めて観ました。
一方真田の郷が目に優しくてそこに暮らすきりちゃんたちの普通の生活にほっとしました。
たぶん「本能寺の変のその後」がしっかり描かれていなければ
きりちゃん梅ちゃんパートは不要だなって思ったかもしれないのですが
他がもんのすごく満足だから文句なくかわいいという感想になります。
だめだ、おもしろすぎて感想が長くなってすんまへん。
主人公の信繁も臨機応変に動いてよかったです。
真田丸 第5話「窮地」
公式サイト 本能寺の変。安土城下の信繁(堺雅人)は京に向かうが、そのすきに松(木
真田丸第5回「窮地」
何かの番組で三谷幸喜の子供の時の遊びは、戦国武将ごっこだったとやっていたように思います。コスプレからシナリオまで作り、時には撮影まで・・・・・。(間違えていたらごめんなさいと言う所なのですが、たぶん大きくは間違えていないと思います。)
今回の「真田丸…
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こんにちは。はじめまして。いつも楽しく読んでます。
この半蔵さんは、三谷度が高いんじゃないかと思います。
ものすごくリアルです。
本能寺が焼け落ちてから一日経ってないんです。メールを送ったってまだ未読の人もいると思います。それを
京から棟梁へ本能寺の変について知らせ→棟梁から家康公に張り付いてる者へ使者「明智の追手が来る」/棟梁から各方面へ「明智の動きだけでなく派遣部隊の移動もすべてチェック」→家康公張り付きから棟梁へ「伊賀越え」→棟梁から家康公予想通過ルートの村々へ人を派遣するが、家康公のスピードによっては全行程を確保できないことが予想される、すなわち「全力で押し通」らなければならない場面が想定されるため、棟梁自ら現場へ→移動中に「交渉成立」の知らせを続々受けるが、棟梁も移動中なので確認できない。→家康公張り付きの者を発見「殿は?」「あちらに」「そのまま見張れ」「はっ」→ぽてぽてと登場「半蔵!」
そして「話は通っているのだろうな」「ほぼ」なわけです。
まったく警戒心を抱かせない外見と立ち居振る舞いのこの半蔵さんはスパイの鏡だと思います。
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昨日は申し訳ありませんでした。
その内、怒られるだろうなぁ…と思いつつ
なかなか自制が効かないもので。
第5回は第3回に続いて群像劇的ですが、やはり家康。
前回の光秀に対する態度も「敗者への労わり」という
本田正信の進言が生きていて準主役としての成長を描く。
これが「風林火山」で主演経験のある内野聖陽というのは
「純情きらり」で主演経験のある宮崎あおいが
「あさが来た」で準主役級なのと一致しているんですね。
故意か偶然かは不明ですが近年の朝ドラと大河は
同じ時期の作品で共通するスタンスがあるのじゃないかと。
震災の影響があった「八重」と「あまちゃん」だけならともかく
人の業を描く「平清盛」と「カーネーション」、
それをマイルドにした(し過ぎた)「官兵衛」と「ごち」、
場繋ぎの「花燃ゆ」と「まれ」。
真田丸 第5回「窮地」〜誰が最後の覇者になるか、この目で見届けて食らいついてやるわ。面白うなってきた
「しかし、この真田安房守、この荒波を渡りきってみせる。
国衆には国衆の生き方というものがあるんじゃ。
誰が最後の覇者になるか、この目で見届けて食らいついてやるわ。
面白うなってきた」
昌幸(草刈正雄)のせりふである。
どんなことをしても生き残って…
NHK大河ドラマ「真田丸」第5回「窮地」
せっかく昌幸パパ上様の就活作戦がうまく行ったかと思ったら!今週早くも大誤算だ~!頼りにして取り入った信長様が!本能寺の変で滅んでしまってコッパミジンコ~~!
真田丸 第五回「窮地」
第四回「挑戦」はこちら。金曜日にPTAの飲みがあり、大河ドラマ好きにとっては夢のようなシチュエーションになった。なんと左隣が山口県出身。右隣が会津在住経験者。まんなかが庄内藩だから戊辰戦争ですか(笑)。でもさすがにあれから幾星霜、「八重の桜」をみんな冷…
真田丸「窮地」
本能寺の変に翻弄される人々を、三谷ワールドならではの、シリアスとユーモアを交え、自由に描いた感だったかな?
昌幸(草刈正雄)が、織田家への服従を決めた折に本能寺の変
信繁(堺雅人)の夢は正夢だった?!
昌幸(草刈正雄)は激しく動揺し、再び主を失った真田家を守るため、越後の上杉景勝(遠藤憲一)を頼ろうとします
家康(内野聖陽)らは、意表を突いた伊賀越えを決断
落武者狩…
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いやぁ…家康の伊賀越えがこんなに面白いとは!
家康にも笑えたけれど、個人的には半蔵がおかしかったです。
忍者なのに、適当過ぎてしまって…(苦笑)
佐助とは大違い!?
とりあえず、松は救出出来たから良かったものの…
次回予告を見ると、何だか心配に。
展開が楽しみです♪
大河ドラマ「真田丸」 #05 窮地
突然起こった本能寺の変。
真田の運命がまたも揺れ動かされる。
大河ドラマ「真田丸」第5回
信長の死後…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201602070000/
真田丸(前編) [ 三谷幸喜 ]価格:1,188円(税込、送料込)