あっという間に年が明け、そして3か月もまた過ぎてしまった
けれど両親には言い出せぬまま。。
舞(福原遥)は、旅客機のパイロットになる希望を浩太(高橋克典)とめぐみ(永作博美)に言えずにいる。一方、工場が順調な浩太は、舞が作る飛行機の部品を自分が作る夢を語る。部室でスワン号の飛行映像を目にした舞は、意を決して新代表の佐伯(トラウデン都仁)や部員たちに、休部したいと申し出る。何事かと懸念を示す部員たちだが、由良(吉谷彩子)がちゃんと話を聞こうと、みんなを落ち着かせる…
(Yahoo!テレビより引用)
連続テレビ小説「舞いあがれ!」第6週「スワン号の奇跡」第30話
感想
なにわバードマンの先輩たちが引退してしまって寂しいと思っていたけれど、それどころかもう「なにわバードマン編」自体が終わりを告げるのね。
それにしても……
みんな優しい。
「なにわバードマン編」の終了
もしも、アイビス号のパイロットが舞に決まっていたら。
あの興奮に向かってまたトレーニングする日々を送っていたら。
なにわバードマンから離れたいとは思わなかったのかしら。
お願いがあります。
しばらく休ませてもらえませんか?
突然、お休み宣言した舞に批判は集まったけれど、
私、旅客機のパイロットになりたいんです。
航空学校に行きたいと思てます。
そのための勉強と学費ためるためのバイト頑張りたいんです。
と、宣言すると、
ええやん。私は応援する。
と、真っ先に由良先輩。
もし万が一なれたらおもろいな。なにわバードマンからジェット機のパイロット誕生いうてな。
貴重な戦力失うんは痛いけど、まあうちの優秀な部員がなんとかしてくれるやろ。しっかりやるんやで。
頑張れ。頑張れ。頑張れ。
きばれよ。応援してんで。
みんなが応援してくれる。
しばらくお休み……といっても、大学校に合格したら、大学は中退するのだろうし。事実上の退部だよね。
それほどまでに動かされる情熱。
背中を押してくれる存在は有難い。
でも、寂しい。
行き詰まり
貴司くんは、ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない。状態から脱却できない。
詩も浮かばない。
なのに「デラシネ」は閉店するという。
おっちゃん、店閉めんの?
何で?
呼ばれたからや。
誰に?
朝になると何かに呼ばれて睡蓮の花が開くやろ。
春になると 何かに呼ばれて白鳥が北へ飛んでいくやろ。
そういう得体の知れんでっかいもんに呼ばれたんや。
分からん。
いつか分かる。
この人も過去にたくさん抱えていそうだなぁ。
「短歌を作れ」
と言われても。今の貴司くんにはそれもできず。
ただ居場所がなくなる苦しさで途方に暮れる。
久留美ちゃんは、せっかく次年度の奨学生に合格したのに、お父ちゃんがまた会社を辞めてしまった。
お前はあいつと一緒に行ったらよかったんや。
とは、ひどい……。
爽やかでみんなイイ人。だけでは済まない現実が追ってくる。
舞も……
パイロットへの夢をやっと切り出すのだった。
まずは、お母ちゃんを説得せな……。
舞いあがれ! キャストとスタッフ
キャスト
岩倉舞 – 福原遥(子役期:浅⽥芭路)
岩倉浩太 – 高橋克典
岩倉めぐみ – 永作博美
岩倉悠人 – 横山裕(子役期:海老塚幸穏)
才津祥子 – 高畑淳子
梅津貴司 – 赤楚衛二(子役期:齋藤絢永)
梅津勝 – 山口智充
梅津雪乃 – くわばたりえ
望月久留美 – 山下美月(子役期:大野さき)
望月佳晴 – 松尾諭
笠巻久之 – 古舘寛治
結城章 – 葵揚
八木巌 – 又吉直樹
津田道子 – たくませいこ
木戸豪 – 哀川翔
浦信吾 – 鈴木浩介
山中さくら – 長濱ねる
刈谷博文 – 高杉真宙
由良冬子 – 吉谷彩子
鶴田葵- 足立英
柏木弘明 – 目黒蓮
矢野倫子 – 山崎紘菜
中澤真一 – 濱正悟
吉田大誠 – 醍醐虎汰朗
水島祐樹 – 佐野弘樹
大河内守 – 吉川晃司
語り – さだまさし
舞いあがれ! スタッフ
◆制作統括 : 熊野律時、管原浩
◆プロデューサー : 上杉忠嗣
◆演出 : 田中正、野田雄介、小谷高義、松木健祐
◆脚本 : 桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
◆音楽 : 富貴晴美
◆主題歌 : back number「アイラブユー」
『舞いあがれ!』各回リンク
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