信繁(堺雅人)は、春(松岡茉優)らとの九度山での暮らしを満喫していた。
信之(大泉洋)にも、赦免嘆願はもう不要だと答える。
ただ、父としては長男の大助(浦上晟周)をどのように育てるべきなのかに悩んでいた。
一方、かつて信繁がルソンに逃がしたたか(岸井ゆきの)が、海外の珍しい紐(ひも)を持って訪ねてくる。
信繁はその紐を見てあることを思いつく。そんなある夜、謎の人物が突然現れ、信繁を迎えに来たと告げる!
(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
真田丸 第三十九話「歳月」
信繁たちが九度山に流されて、十年が過ぎた。
上田に戻ることを夢見ていた昌幸だったが、その願いは叶わぬまま、
六十四年の生涯を閉じる。
先週、
『真田丸』の予告編は本当~に食わせ物である。
と、書いたけれども、今回は割と予告通りな印象。
昌幸父亡き後の真田一族のその後がコミカルに描かれた。
ドラマとしても中休みホームドラマ的だったけれども、実際のこの人も人生上唯一の中休みの時期だったと思われ。
ある意味、武士からぬ穏やかでのんびりしたホームドラマを送ることが出来た貴重な時間だったかも知れない。
(そして、実は私も今週は、終わらぬブログの引っ越しのため中休みしたくて~~すごくちょうど良かった←すいません)
慶長16年6月。
10年あまりの流人生活の末、父・昌幸が亡くなった。
九度山を訪れる信之。
父上からこれを。
これまで戦場で培ってきた戦のしかた勝ち方が全てこの中にあると父上は仰せでした。
孫子の兵法にも匹敵する貴重なものではないか!
ご覧になって下さい。
……凡人には全く分からん。
父上らしいとも言えますが。
全部こんな感じか?
全部こんな感じです。
うん…
たぶん、凡人じゃなくても解らないと思う。。
昌幸をついに真田の郷へ帰すことが出来なかったことは、当然、信之にとって大きな悔いとなっている。
父上が亡くなった事もあり、少しでも早くご赦免頂けるようこれからも…。
せめて、弟一家と付いてきた家臣たちだけでもここから出してやりたい。
それはもう彼が切望することでもあったろうが……。
…兄上のお気持ちはうれしいのですが、これだけ長くおりますと今の暮らしに何の不満もなくなってしまいました。
わしを気遣ってそう言っておるのだな。
いえ。
ん?…皆もそうなのか?
元より、好いたお人とはベッタリ一緒に居たいので今の生活が喜び以外の何物でもない春。
村の女たちに縫い物を教えて満ち足りているというきりちゃん。
佐助なんてすっかりスケッチ三昧だし。
村の子供たちを集めて忍者教室の副業をしているらしい。
梅と大助に至ってはここでの暮らししか知らない訳で、無理して上田に戻らずとも…。
すえには上田で育ってほしいと言っていたのにね。。
そら、田舎で両親と共に育った子供らはむしろ都会が恐いよね。
弟一家をここから連れ出してやりたいという信之は、みんなの変貌に肩透かし食らったよう。
まぁ…
引き籠ってしまうと外に出るのが面倒という心理はよく解る。
ここの人たちはDash村状態にならなければ生き延びて行けなかったし、それが楽しいとか楽しくないとかいう問題では無く、もはや、そうなるしかないのだった。
国のど真ん中、政界の一番近くで良いスーツを着て颯爽と働いていた信繁の姿は今はどこにもない。
兄の申し出にちょっと戸惑った感じなのは、情けないっちゃ情けない…
けれども「武士じゃない」と考えれば畳の上で死ぬことは平和以外の何物でもないし、まさか家康も苦しめてやるつもりで流したのに屈辱を通り越して落ち着いちゃってるとは思いもしなかったろう。。
しかし、こんなに家族と密着して暮らしているのに息子との関わり方に悩む信繁。
私は子を育てるという事がどういう事かよく分かっておりません。
父上という手本があったではないか。
私はほったらかしでした。
何を言うか。
あれほど父上に愛されておったのに。
父上が愛しておられたのは兄上です。
幼い頃はわしは叱られてばかりであった。
愛されていた証しです。
子供の心理は面白いね。
親はたぶん贔屓をしているつもりはないだろうに、お互いに自分よりも他の兄弟の方が愛されていると思っている。
私に言わせれば大殿はどちらも愛しておられたと思いますよ。
大殿は大殿なりにお二人を育て上げ、そしてお二人とも立派にお育ちになられた。
大殿が立派な父親であったかは何とも言えませんがね。
と言う三十郎の言葉が尤もで。
親として昌幸が立派だったところはドラマ開始以来見た事ない(爆)
信繁は廃人になりかけていた内記に大助の傅役という生きがいを与えた。
囲碁というものをひと言で表すならば碁盤は土地、石は杭!
相手に四方を囲まれたら取られてしまうのはまさに戦と同じ!
こんな優しいパパなのに、すえどころか一緒に暮らしている大助までもが懐かないとは…もったいなi…ぃゃ、何でも…。
別に自分の息子を隠れて見なくても(笑)
引き籠り生活をするにも金はかかるわけで、信之からの仕送りも底を尽きたのでみんなでDASH村。
「お前たちを飢えされることはない。」
と約束して帰って行った兄上から送られてくるのは大量のそばの実ばかり…。
そばがきを作って村人に売りに行く信繁ときりちゃんである。
京や大坂で買えば二十文のところを今回は日頃お世話になっている村の衆に十文でお分け致そう!
ジャパネットTAKATAじゃないんだから。。
みんなが副業に励む中、子育てしながら信繁ときりちゃんの仲にチクチク水を差してくる不機嫌な春さん…ちょっと…ウザい。。
お前を連れて行かなかったのは、お前に商人のまねをさせたくはなかったからだ。
きりさんはいいんですね。
きりさんは。
…いつだったか言うておったろう。きりの事は「どうでもいい」と。
分かった。
あいつには暇を出す。
私が追い出したようになります!
ここで きりちゃんが出ていくとしたら実質そうじゃんね。
面倒くさい人。
って、きりちゃんの言う通り。
そうじゃなくても、きりちゃん…もとい高梨内記の娘が産んだのでは、と言われていた子どもが1人は居なかったことにされ1人は春さんの娘になっちゃって、三谷ンもまさみちゃんに「側室にならないかも」と言ったという話だし…一体きりちゃんの立場はどうなるんだよとモヤっている所にこの仕打ち。
今回は本当に、もう、きりちゃんは出て行くのかと思ってしまった。
いや、側室にならないなら、いっそそうして欲しかった。
もっとも、当時としては恐らくもう相手も居ないような年になっているのではって気がするし、父親の面倒も見なきゃならないんだよね
この状態で側室にならなかったら残酷すぎる気がするなぁ。
もっと早く信繁から解放してあげて欲しかったな。
ひとしきりブツブツ言ったけれども、春さんの嫉妬はきりちゃんに留まらず、呂宋から帰ってきた たかにも向けられるのだった。
まぁ…この子もこの子でやけに挑戦的だけど。
しかし、この子が海の向こうから持ってきた紐が信繁に副業のヒントを与え。
これ、ちょっと見てくれ。
いくつもの糸が縦横きっちりと織り込まれている。
上田の紬だよ。
あれもこんな織り方だったような気がする。
結局、きりちゃんと一緒に紐を編むことになった春さん。
みんなあなたに気を遣ってるの。分かってる?
おかしな話よ。
子ども3人も作っておいて。
(その中の1人は本当は私の娘なのよ…たぶん)
白状しますけど、私だってそりゃ源次郎様のお子が欲しいと思った事ありましたよ。
でも遠い昔の話。
だからね、余計な事考えない。
あの人にとってはあなたが一番なんだから。
きりちゃん、切ない…。
本当に大人になったよね。
たかも
京に行こうと思っています。
瑞龍寺というところに祖母がいるんです。
と言って去って行っちゃったけど、この人が産む(と伝えられている)子供たちはどうなるのだろう。
全部、春さんの子供になるのかしらーー。
真田幸村、結構な子沢山なんだけど大丈夫?。
さて、「真田紐」。
取り引きをしようではないか。
私はこの紐を考え出した。
しかし、たくさん作るには人手が足りぬし、外に売りに行く事もできない。
そこで村長殿。
そなたにこの真田紐を作り、そして売る事を任せたい。
作り方も指南しよう。皆で作って皆で売り歩くがよい。
ただし。まずは手付けとして銭五貫。
それから売り上げの一割。
そして「真田紐」という名前を必ず使う事。
どうだろう?
長年面倒をかけている村の衆への恩返しになればと思うておる。
必ず儲かる。
いい思い、味おうてくれ。
うん…
ネットとかの怪しい商法でもよく見る、このセリフ。。
「真田紐」を配流中の真田親子が考案した、というのは、あくまでも逸話である。
しかし、上手く繋げたね。
たかが呂宋で他国の商品としてサナールを持ってきたというのも上手い。
「さなーる紐」←これが「さなーだ紐」に転じたという説もあるらしいから(爆)
息子との付き合いに悩んでいた信繁が、大助から碁を教わるという父子の結末も良かった。
何てことはないコメディホームドラマだと思ったけれども、黒い影が信繁をついに迎えに来るラストから予告の流れを見れば、この回があの豊臣の茹で芋会と同じ意味を持っていることが解る。
つまり…
こんなに明るく仲良く楽しく笑う人たちにこの後襲いかかる現実のための思い出回なのよね。
私たちはこの笑顔をきっといつか懐かしく思い出すんだね。
まるで自分自身の思い出のように。
よろしければ→【2016年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
真田信繁(幸村)(源次郎) … 堺雅人
真田信幸(信之)(源三郎) … 大泉洋
真田昌幸 … 草刈正雄
きり … 長澤まさみ
春 … 松岡茉優
薫 … 高畑淳子
松 … 木村佳乃
稲(小松姫) … 吉田羊
こう … 長野里美
たか … 岸井ゆきの
すえ … 恒松祐里(子役期:保榮茂愛→玉城美海)
真田信吉(仙千代) … 広田亮平(子役期:遠藤颯)
真田信政(百助) … 大山真志(子役期:菊井凛人)
小野お通 … 八木亜希子
とり … 草笛光子
梅 … 黒木華
堀田作兵衛 … 藤本隆宏
佐助 … 藤井隆
高梨内記 … 中原丈雄
矢沢三十郎頼幸 … 迫田孝也
小山田茂誠 … 高木渉
真田信尹 … 栗原英雄
矢沢頼綱 … 綾田俊樹
与八 … 今野浩喜
木村重成 … 白石隼也
武田信玄 … 林邦史朗
武田勝頼 … 平岳大
穴山梅雪 … 榎木孝明
小山田信茂 … 温水洋一
跡部勝資 … 稲荷卓央
木曽義昌 … 石井愃一
春日信達 … 前川泰之
室賀正武 … 西村雅彦
出浦昌相 … 寺島進
北条氏政 … 高嶋政伸
板部岡江雪斎 … 山西惇
北条氏直 … 細田善彦
上杉景勝 … 遠藤憲一
直江兼続 … 村上新悟
織田信長 … 吉田鋼太郎
滝川一益 … 段田安則
織田信忠 … 玉置玲央
明智光秀 … 岩下尚史
長崎元家 … 松田賢二
豊臣秀吉 … 小日向文世
茶々(淀殿) … 竹内結子
寧(北政所) … 鈴木京香
千利休 … 桂文枝
石田三成 … 山本耕史
加藤清正 … 新井浩文
大谷吉継 … 片岡愛之助
片桐且元 … 小林隆
福島正則 … 深水元基
豊臣秀頼 … 中川大志
豊臣秀次 … 新納慎也
小早川秀秋(木下辰之助) … 浅利陽介(子役期: 齋藤絢永)
大蔵卿局 … 峯村リエ
平野長泰 … 近藤芳正
羽柴秀長 … 千葉哲也
羽柴秀次 … 新納慎也
大野治長 … 今井朋彦
なか(大政所) … 山田昌
旭 … 清水ミチコ
後藤又兵衛 … 哀川翔
宇喜多秀家 … 高橋和也
毛利勝永 … 岡本健一
長宗我部盛親 … 阿南健治
細川忠興 … 矢柴俊博
前田利家 … 小林勝也
前田利長 … 萬雅之
毛利輝元 … 浅地直樹
伊達政宗 … 長谷川 朝晴
黒田長政 … 大神拓哉
島左近 … 玉置孝匡
片倉景綱 … ヨシダ朝
明石全登 … 小林顕作
蜂須賀家政 … 佐野功
藤堂高虎 … 日野誠二
呂宋助左衛門 … 松本幸四郎
立花権三 … 吉田ボイス
出雲阿国 … シルビア・グラブ
うた … 吉本菜穂子
玉(細川ガラシャ) … 橋本マナミ
わくさ … 円城寺あや
徳川家康 … 内野聖陽
阿茶局 … 斉藤由貴
本多正信 … 近藤正臣
本多忠勝 … 藤岡弘、
服部半蔵 … 浜谷健司
石川数正 … 伊藤正之
鳥居元忠 … 大堀こういち
本多正純 … 伊東孝明
徳川秀忠 … 星野源
江 … 新妻聖子
語り … 有働由美子
※スタッフ
脚本 … 三谷幸喜
音楽 … 服部隆之
テーマ音楽ソロヴァイオリン … 三浦文彰
題字 … 挾土秀平
制作統括 … 屋敷陽太郎、吉川邦夫
プロデューサー … 清水拓哉、吉岡和彦
演出 … 木村隆文、田中正、小林大児、土井祥平
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【真田丸】
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コメント
かこさん
>もう側室はほぼ諦めてますが、せめて最後に最高の感謝の言葉をかけて欲しい。
私も恋愛要素要らない派だし、側室は居て当然だろ、とか思ったりしながらも、なぜかツッコみながら見れちゃいますよね、これは(笑)
そうなんですよね。きりちゃん、もう良い歳のはずなんですよね。
結局、きっと見守り枠で終るんだろうなぁって思うとちょっと寂しい…
源次郎には「実はずっと好きだったのかも知れない」くらいは言ってあげてほしいっすよ
saboさん
>今回は登場人物の悪い部分を見せられっぱなしで本当に複雑な気持ちになりました
人間は良い部分も小ズルい部分も悪意もあるけれども、家族はそれでもみんなで暮らしていくんだよ…的な面を描いた回だったかなと。
これからはもう、みんな一緒ではなくなるわけなので、そう考えると切ないです(泣)
BROOKさん
>ただ、もしかしたら囲碁をたしなむことで理解出来るようになるのかもしれません。
私もーー囲碁はヒントだと思っています。
ただ、この兵法、古くないのかな。そこが心配^^;
真田丸 第39話「歳月」
公式サイト 信繁(堺雅人)は、春(松岡茉優)らとの九度山での暮らしを満喫していた
>この状態で側室にならなかったら残酷すぎる気がするなぁ。
ほんとそうですよー。私、元々は大河に恋愛要素は特にはいらない派なんですが(例外はあり。八重のハセヒロとか篤姫の堺さんとか)、キリはいくら何でもかわいそう。でも源次郎の命もあと半年強だし、大阪行ってから側室展開とかあり得なさそうだし、そもそもキリももう40過ぎだし、、、唯一のチャンスは冬と夏の間ですかねー。まさか自分がキリと源次郎の展開をここまで心配するとは思ってなかったですが。。。もう側室はほぼ諦めてますが、せめて最後に最高の感謝の言葉をかけて欲しい。
あと、源次郎が大阪につくほどの強い意志がどう生じるのか。お兄ちゃん(&真田本家)を裏切るわけだから相当強い何かが必要だと思うんですよね〜
説得力ある展開を期待してますが、同時に三谷さんの脚本が遅れるのも分かる気がする。すごく難しそう。
でもあと10話。しっかり見届けたいと思います!
大河ドラマ「真田丸」真田家存続への戦い39九度山で暮らし続ける日々で信繁は真田紐で生計を立てる事に成功したが秀頼の使者によりその生活の終わりを迎えた
大河ドラマ「真田丸」第39話は昌幸が亡くなり、信繁は無理をしてやりくりしていた付けで多額の借金を背負っていた。信之は援助するというものの、援助はそば粉ばかりだった。そ …
大河ドラマ 感想 真田丸 第39回「歳月」
九度山での生活は楽ではなかったようで、信繁は兄に援助を頼みます。ひもじい思いはさせぬと約束した兄様でしたが、送られてくる援助物資は蕎麦の実ばかり(笑)。そんなわけで、蕎麦がきを作って村で売ることを思いついた信繁でした。
求められたら応じるのが側室の作法でございます(長澤まさみ)
虚構というものを考える時・・・そもそもすべてが虚構であるという認識は大切だ。 真実が虚構であることは間違いないし、事実もほぼ虚構である。 たとえばドラマでは登場人物が何かを食べたり、排泄したり、挿入したり、排出したりする部分はほとんど省略されている。 つまり・・・省略という虚構が導入されているわけで
真田丸 第三十九回「歳月」
第三十八回「昌幸」はこちら。前回の視聴率は15.7%と予想を大幅に下回った。裏がイッテQ!の登山部だったことを差し引いても意外。草刈正雄退場の回だよ?うーん。と、真田丸中華思想で考えても仕方ないですわね。世の中にはもっと楽しいことがいっぱい……あるかなあ。 九度山に流罪にな…
大河ドラマ「真田丸」第39回感想
九度山での蟄居生活13年間を前回と今回、2話でちゃちゃっと早送りです。お久しぶりに登場のたかさん、まさかのカタコトとは。 ここに来られて本当に良かったと思っています お互い納まるところに納まったということで、よろしいのでは ゲンザブローの弔問に、ゲンジロー一家が勢揃い。 でも何故か心に残ったのは、どれもきりちゃんの台詞でした。笑 けれども兄弟二人きりになると、ケンジ…
真田丸 第39回
『歳月』「謎の使者歳月」内容信繁(堺雅人)らが九度山に流され十年。昌幸(草刈正雄)が亡くなる。九度山を訪れた信之(大泉洋)は、信繁から父・昌幸の書を手渡される。今の暮らしに不自由は無いと言う信繁に、困惑する信之だったが、実は。。。と、父に惨めな思いをさせないため、無理をしてきたと告げる。きり(長澤まさみ)佐助(藤井隆)が、村人相手に小遣い稼ぎをしているが、借財が多く、どうにもならなくなってきたと、信之に支援を求めるのだった。 一方で、息子・大助(浦上晟周)のことで悩む信繁は、内記(中原丈雄)に世話役…
この一年、真田丸には心を揺さぶられっぱなしです
今回は登場人物の悪い部分を見せられっぱなしで本当に複雑な気持ちになりました
春は未だに嫉妬の塊だし、佐助は突然信之をdisり始めるし、内記は大助に囲碁で一方的に勝つことしか楽しみが無くあとは寝て過ごすだけ、源次郎は金を工面することしか頭に無く家族と向き合おうとはしません
でも何よりショックだったのは、信之です
源次郎が九度山に引き留めるのも聞かず京へ向かってしまい、弟の放免願いのため高台院さまに会いに来ただけでなくお通に会いに来たのも理由だと言ってしまいましたよね
あれではまるでお通に会うついでに九度山に寄ったのが本音だったのだと感じてしまいました
徳川の刈田で荒れた上田領の再興や九度山への莫大な仕送り、そうして父弟の放免願いと本当に苦労ばかりのなか
信之の周りの女性は姉母含めて面倒くさい人ばかりなのでお通の包容力に魅かれるのは分かるのですが、ここでお通との逢瀬を差し込まなくても良かったのではと思います
江戸で松が「殿には京に女ができた」とでもひとこと言わせて済ませるくらいで良かったのに……
きりちゃんが菩薩になったのも辛い。ほんとになんで源次郎のそばにいるのか分からない……内記と共に上田に帰るという選択肢は無かったのか……
真田丸 第39回「歳月」~真田家のおだやかな日常。きりは〝菩薩の心〟を習得?
「収まるところに収まったということで、お互いよろしいのではないでしょうか?」 きり(長澤まさみ)の言葉である。 収まるところに収まった真田家。 借金はあるものの彼らは現状に満足して暮らしている。 ここには豊臣も徳川もない。 生活があるだけだ。 …
真田丸「歳月」
今回は、ほっこりホーム・ドラマの巻。ある意味では、嵐の前の静けさ、かな?それにしても、信繁(堺雅人)、信之(大泉洋)兄弟の母、薫(高畑淳子)までがナレ死ですか! びっくり。そして、昌幸(草刈正雄)が、蟄居の身より渾身の思いで書いた兵法集大成は、限りなくパルズ、というか絵文字。彼以外、読めないものだったのでした。顔を見合わせる兄弟… お互い、どちらが多く愛されてたのか、思い込んで羨むあたりも含めて、笑いどころ、だったのでしょうか?しかし、信繁・正室、春(松岡茉優)のヤキモチは、きりから、苦肉の策で、ル…
NHK大河ドラマ「真田丸」第39回「歳月」
マガンダンアーラウポ アサワコ~~♪やって来るそうじゃないですか、はるかかなたのルソンから!いつぞや助左衛門様の手引きで海外に逃げのびてらした豊臣秀次様の娘様のたか様!一時方便で信繁様の側室とされてたあの方が、無事凱旋帰国だそうで~~~♪ ステラに載ってた予告スチールでは、たか様を睨みつけるお二方の目線が怖くて怖くて!お二方ってのは言わずと知れた、きり様と春様。どちらもなんだか、目からビームとか出てそうな気配なんですけど~~~!!
>たぶん、凡人じゃなくても解らないと思う。
まさか兵法奥義がこのように書かれているとは…
昌幸らしいというか…信繁でも理解出来ないようですね。
ただ、もしかしたら囲碁をたしなむことで理解出来るようになるのかもしれません。
次回から最終章へと突入です♪
いよいよ大坂の陣に向けて動き出すので、
あの予告映像からかなり盛り上がっています!
大河ドラマ「真田丸」第39回
真田紐、誕生… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201610020000/ 真田丸 完全版 第参集【Blu-ray】 [ 堺雅人 ]