昭和9年。主人公・坂東すみれ(渡邉このみ)は、繊維会社を営む父の五十八(生瀬勝久)、姉のゆり(内田彩花)と一緒に神戸の洋館で暮らしていた。ある日、すみれは入院中の母・はな(菅野美穂)にあげようと、初めて刺繍(ししゅう)に取り組む。お見舞い当日、すみれは完成した刺繍をみせるが、それを見た家族の言葉に傷ついてしまう。母に刺繍を渡せなかったすみれは、もっと上手くなろうと、再び刺繍をやり直すのだった。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「べっぴんさん」第1週「想(おも)いをこめた特別な品」 第1話
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
昭和20年。
物語は神戸の焼け跡から。
子どもを負ぶったヒロインが小さな手を握る。
それは、この子に美しいものを見せてあげたいという気持ちの表れのよう。
(しかし、ヒロインが若すぎて「お母さん」には見えない。もしかしたら子守り?←んなことはない。)
それから20年。
ヒロインは、美しい子ども服の世界の成功者になっていた。
(しかし、やはり老け方が半端でちょっと変。)
時代はそこから遡って昭和9年の神戸。
若草物語のように美しくて、どこからどう見ても大金持ちな一家のピクニック風景である。
すみれ。
クローバーの4つの葉にはな、それぞれ意味があるんよ。
意味?
「勇気」 「愛情」 「信頼」 「希望」。
それが全部そろうと幸せになれるの。
忘れんとってな。大人になっても。
菅野ちゃんが美しくて、儚げで、身体が弱いらしいのでこれからどうなるのかも想像がついて、そして本当に上品で。
この人、底辺のヤサグレた女からこんな大金持ちの奥様まで本当に上手いわ。
素晴らしいわ、と思うのだった。
ヒロイン・すみれのモデルは、子供服でお馴染みのファミリアの創業者・坂野惇子。
この大金持ちそうなお父様はレナウンの創業者である。
戦争によって生活に破綻を来し、そこから這い上がって子供服の発展に尽くした。
そこが薄らボンヤリとではなく、「カーネーション」なみに描かれてくれれば名作になるだろうなと…あ、カーネ基準はご法度だった。。
病弱なお母様のせいか、初回の印象は「おひさま」に近いかも。
けれども、美しい緑の風景は日本よりも海外の少女向け童話の世界観。
この初回で素晴らしいと思ったのはそこね。
ロケーションとセットの美しさ。
そして、菅ちゃんの醸し出す空気感の素晴らしさ。
後は、正直、オープニングソングも含めてボンヤリした印象だった。
個人的にヒロインの人は他ドラマのせいで苦手だったのだけど、初回を見る限り期待感もないけど不快感もない(笑)
全部、特別な品。「別品」です。
ああ~…お~。
「べっぴん」とは、そういう意味だったのか!!
子役時代は物語半年を支える大事な思い出の土台。
感動できるといいな~押し付けがましくなく…と思ってます。
また半年、どうぞよろしくお願いします!
よろしければ→【2016年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
坂東すみれ … 芳根京子(子役期:渡邉このみ)
坂東五十八 … 生瀬勝久
坂東はな … 菅野美穂
坂東ゆり … 蓮佛美沙子(子役期:内田彩花)
井口忠一郎 … 曽我廼家文童
坂東トク子 … 中村玉緒
坂東長太郎 … 本田博太郎
坂東節子 … 山村紅葉
坂東静子 … 三倉茉奈
田中紀夫 … 永山絢斗(子役期:玉山詩)
小澤勝二 … 田中要次
村田昭一 … 平岡祐太
村田琴子 … いしのようこ
岩佐栄輔 … 松下優也
田中五郎 … 堀内正美
佐藤喜代 … 宮田圭子
野上潔 … 高良健吾(子役期:大八木凱斗)
野上正蔵 … 名倉潤
麻田茂男 … 市村正親
小野明美 … 谷村美月(子役期:坪内花菜)
多田良子 … 百田夏菜子
田坂君枝 … 土村芳
高西悦子 … 滝裕可里
ナレーション(語り) … 菅野美穂
※スタッフ
脚本 … 渡辺千穂
演出 … 梛川善郎、新田真三、安達もじり
プロデューサー … 堀之内礼二郎
制作統括 … 三鬼一希
音楽 … 世武裕子
主題歌 … Mr.Children「ヒカリノアトリエ」
【べっぴんさん】
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コメント
ゆうさん
こちらにもコメントいただき、ありがとうです~!
新朝ドラはええとこのお嬢様感がきちんと出ているのがいいですよね~。
今のところは安心な出だし。期待します^^
キッドじいやさま
ありがとうです。
実は引っ越しはまだ全然完了していないのです…が、お蕎麦と天ぷらはありがたくいただきますわモグモグ…
神戸のお嬢様一家はカーネのお祖父さま一家を思い出します。
針と糸も「カーネ」をつい連想。
ロマンティックな異人のダンスパーティ…
そういうところを連想させる作りも、さすがBK、やりおるなーーですわね^^
らむさん
ありがとう~~!(でも実はまだ全然引っ越し終ってないのさ。水面下で古い記事を着々と移しています(ノ_-。))
私も今回はイイ気がしてる…
でも、「とと」もととが亡くなるまではいい感じだったのね…だから油断はできないわ(笑)
読み逃げはお互いさま。気にしないでね。
らむさんとこも色々あるみたいだけど、ウチも色々とあるよ、同じ年の次男とか、とか(笑)
また子供のお話もしたいです^^;
千菊丸さん
ありがとうございます!
初回はちょっとボンヤリした印象でしたが、とりあえずは美しい風景と美しい菅野さんに癒されました^^
先が楽しみです!
お引っ越しおめでとうございます。
こちらでもどうぞよろしくおねがいします。
ゆりちゃんすみれちゃんがはんなりとしていてええとこのおじょうちゃん雰囲気でよいです。
OP映像がキラキラしていてかわいらしいのもよいです。
半年間たのしみです。
別品>『べっぴんさん』第1話
第1話は少女マンガっぽい雰囲気 丸ペンか何かの細~い描線で 起伏のあまりない細~い女の子が 奥行のあまりない白っぽい背景の中で ふわふわ~っと動いている作品 ↑貶してません(笑) 良くも悪くもそういう印象を受けた いや、どっちかっちゅーと 良い印象の方が強かったかも? このまま、良い部分が増えていってくれたら良いなあ …ひじゅにですが何か? …
【べっぴんさん】第1回(10/3)感想「四つ葉のクローバー」
初回、無難な感じで、まあまあでした(^^) 戦後の焼け野原の昭和20年(1945
くう様、お引越しお疲れ様でございました。
引っ越し祝いのおそばを打って参上いたしました。
まこ様号入港で新鮮な魚介類と
お屋敷裏山の秋の幸を天麩羅にいたしましたので
あわせてご賞味くだされませ。
神戸のお嬢様もなかなかに別嬪さんでしたが
四つ葉のクローバーの金言のロマンチックさも過剰でしたな。
とにかくアレが終わってよかった・・・と思う今日この頃でございます。
お引越し完了おめでとう~
見やすくなったね
今回のは【とと】よりは期待が持てるような気もする~
毎日お邪魔しているけど読み逃げでゴメンねぇ^^
お久しぶりです。
菅野美穂さんは「イグアナの娘」の頃から好きな女優さんです。
まだ序章だということで、ストーリーが見えてきませんが、これから楽しみです。