すみれ(芳根京子)とさくら(井頭愛海)は、すみれの父・五十八(生瀬勝久)に長年仕えてきた忠一郎(曽我廼家文童)と女中の喜代(宮田圭子)が、「二人で旅に出よう」と話しこむのを耳にする。
一方、良子(百田夏菜子)の息子・龍一(森永悠希)は「世界中を旅したい」という夢をあきらめきれず、一度は父親の勝二(田中要次)に激怒されたものの、再度自分の思いを訴える。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「べっぴんさん」第20週「旅立ちのとき」 第111話
※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
残りの人生、わてと一緒に冒険の旅に出ませんか?
忠さんのこれも、堀江謙一の「マーメイド号」太平洋単独横断航海成功のニュースを受けてのものだった。
まぁ…冷たく言っちゃえば密航ですけどね。
いつの時代も破天荒な人は成功すれば英雄である。
龍ちゃんみたいな自分探し志望の若者だけではなく、忠さんみたいに尽くすものを失って空の巣症候群になっている老人にも勇気とやる気を与えてたんだね。
今日も、キヨさんには泣かされたわ。
これはもう、本当に演技力の賜物だと思った。
私は…はな奥様…若くしてお亡くなりになったはなさんの思いが、ゆりお嬢様、すみれお嬢様、さくらお嬢様に繋がっていくようにってここまでやってきました。
お嬢様たち、見事にそれぞれの美しい花を咲かせておられます。
嬉しいけれど…さみしい。
奥様…。
はなさんとお話がしたい。
これを一体どんな思いで聞いているのか、悪いけれども さくらの表情から何も読み取れなかったわ。
すみれの方は、自分自身がキヨさんと人生苦労してきた身で、子供のころから母よりも一緒に居たキヨさんへの想いも格別だろうと思う。
キヨさんももう70過ぎているだろうし、この先は自由に楽しくさせてあげたい…
という気持ちは一応見て取れた。
そこは、芳根さんの演技力の賜物。
つまり今日の良い所は全部、役者さんの演技力の賜物だった。
展開自体は軽くて仕方ない。。
上にも書いたけれども、子供のころから母よりも一緒に居たキヨさんだよ。
戦火も2人でくぐり抜けたんだよ。
戦後もキヨさんが居なければここまで来られなかったじゃない。
忠さんと喜代さんが進みたい道を選んでほしい。
これだけーーーーー!!?
私ゃ、キヨさんと別れる葛藤で丸丸1週使ったっていいと思うくらいだよ。
さくら様の反抗期にあんなに時間を割くくらいなら(爆)
だから。
こんなだから、坂東家のお嬢様方は心がないね、みたいになってしまうんだよね。
しつこく書くけど、さくらが家出から戻ってきた時の
「キヨさん、お久しぶり」
は、私の中のこのドラマを象徴する名台詞だから(笑)
キヨさんは3代のお嬢様に仕えて、ご自身は充分に坂東を支えてきた思いはあるようだが、お嬢様たちにとってはキヨさんは所詮ただの使用人。
そういう描写の連続だったよ。
ね、行間を読ませたいならもっと丁寧にエピソードを重ねてください(爆)
まぁ…忠さんが必要としてくれているのなら、去った方がいいよね。
お金だけはたんまりといただいて行こう。
しかし…
龍ちゃんはどうして職場で冒険の旅の話とか始めるの?
その話し合いは小澤家の中でやって。
朝ドラですから~仕方ないけど。不自然。。
※キャスト
坂東すみれ … 芳根京子(子役期:渡邉このみ)
坂東(田中)紀夫 … 永山絢斗(子役期:玉山詩)
小野明美 … 谷村美月(子役期:坪内花菜)
小澤(多田)良子 … 百田夏菜子
村田(田坂)君枝 … 土村芳
坂東さくら … 井頭愛海(子役期 : 乾沙蘭→河上咲桜→粟野咲莉)
野上(坂東)ゆり … 蓮佛美沙子(子役期:内田彩花)
野上潔 … 高良健吾(子役期:大八木凱斗)
野上正太 … 吉田陽登
小澤勝二 … 田中要次
小澤龍一 … 森永悠希(子役期:森本凜→原知輝)
村田昭一 … 平岡祐太
村田琴子 … いしのようこ
村田健太郎 … 古川雄輝(子役期:池田橙哉→南岐佐)
足立武 … 中島広稀
中西直政 … 森優作
西城一朗 … 永瀬匡
小山(高西)悦子 … 滝裕可里
井口忠一郎 … 曽我廼家文童
佐藤喜代 … 宮田圭子
河合二郎 … 林遣都
山本五月 … 久保田紗友
大村すず … 江波杏子
岩佐栄輔 … 松下優也
坂東五十八 … 生瀬勝久
麻田茂男 … 市村正親
大島保 … 伊武雅刀
大島いつ子 … 前田美波里
小山小太郎 … 夙川アトム
浮島時子 … 畦田ひとみ
浮島時久 … 中川浩三
玉井 … 土平ドンペイ
坂東はな … 菅野美穂
野上正蔵 … 名倉潤
坂東トク子 … 中村玉緒
坂東長太郎 … 本田博太郎
坂東節子 … 山村紅葉
坂東静子 … 三倉茉奈
田中五郎 … 堀内正美
ナレーション(語り) … 菅野美穂
※スタッフ
脚本 … 渡辺千穂
演出 … 梛川善郎、新田真三、安達もじり
プロデューサー … 堀之内礼二郎
制作統括 … 三鬼一希
音楽 … 世武裕子
主題歌 … Mr.Children「ヒカリノアトリエ」
【べっぴんさん】
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コメント
巨炎さん
そうですね。
朝ドラの史実モデルの方々は、チョー裕福な人が多いんですよね。
結局、成功する女性は実家や親戚筋に資本金がたんまりあるよ、みたいなのが知れるとドラマとして夢も希望もないので全くそう見えないような描き方になっているけれどーー(笑)
まぁ、これも大河と同じで史実通りじゃなくても面白ければいいという見方もできるわけですが、判で押したような、娘の反抗→和解テンプレはいい加減やめていただきたいです。
お千代さまはいいご学友を描いた事も良かったですよね。
さくらさまは一体どういう学校生活送ってるんでしょ^^;
「あさが来た」の轍を踏んでいる感じですね。
主人公が最初から金持ちで前半から、かなり成功していたせいか、
後半は裕福に育ち過ぎた子供に手を焼いたり、恋バナで尺埋めしている感。
そして二番煎じは必然的にシナリオも劣化する…。
「あさが来た」の千代は当時の一般的価値観の持ち主である、お婆ちゃんに
育てられたので先鋭的価値観を押し付ける母親への反発は理解できたし、
父の勧めで女学校に通えば友達も出来て色々と得るモノはあったし、
主人公世代も両親の薫陶が色々と見て取れたものでしたがな…。
べっぴんさん 第111回
内容忠一郎(曾我廼家文童)が、喜代(宮田圭子)のもとに現れ。。。 敬称略 あの~~~~~~~~~ “キアリス”のことを、ほとんど描かずに、 こういう枝葉の物語ばかりを描いていますが。 それぞれの決着のさせ方などを考えれば、 どう考えても、エピローグの一部。 これ。。。。3か月もすることですか??(失笑) アイデア不足にも、ホドがあります。
べっぴんさん (第111回・2/14) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『べっぴんさん』(公式) 第20週『旅立ちのとき』『第111回』の感想。 なお、ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人である坂野惇子(ばんの あつこ)さんで、関連書籍は未読。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方…
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