梶谷、一体何なんでしょうか。
密着取材で生活を邪魔されているので、当然取材料は頂けるんですよね?
こうなると思っていた通りに心がすさんでいくおサワちゃん…。
ヘブン(トミー・バストウ)の日本滞在記完成パーティーを楽しむ、トキ(髙石あかり)、ヘブン、司之介(岡部たかし)、フミ(池脇千鶴)。ついでに錦織(吉沢亮)。そこに、ヘブンさん一家の取材に訪れた梶谷(岩崎う大)が、山橋(柄本時生)作の西洋料理を食べる様子と感想を聞いていく。翌日、パーティーの様子が早速「ヘブン先生日録」として新聞に連載。買い物に出かけたトキは町の様子に衝撃を受ける…(77話)
サワ(円井わん)となみ(さとうほなみ)は、自分たちはどうやって長屋を出るのか思案する。その頃、散歩中のトキとヘブンは町中の人から声をかけられていた。記事の影響の強さに2人は戸惑う…(78話)
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「ばけばけ」第16週「カワ、ノ、ムコウ。」第77・78話感想

感想
簡単感想で。
密着取材
せっかくのお祝いだし、初めての西洋料理だったのに食べた気がせんかったわ。
と家族もブーブー言う梶谷記者の取材。
しかも出来上がった記事『ヘブン先生日録』は、
「昨日は高見縄手のヘブン邸で西洋料理晩餐会が開かれ、先生一家が牛肉のステーキやスープに舌鼓を打った。ヘブン邸の夕餉は西洋料理と決まっており、愛妻のおトキさんは「ステーキは素敵ね」と貴婦人のようにほほ笑んだ」
なんなの……。「西洋料理晩餐会でステーキやスープを食べた」以外が全部デマですやん……。
あなた貴婦人のようにほほ笑んだの?
ほほ笑んじょらんわ!見ちょったでしょ、もう!
家庭内であれこれ笑っている間は良かったけれど、
あの~…ヘブン先生の奥様だないかね?
新聞なので、当然町のみんなが読むわけで。
やっぱし、しじみもあじも西洋料理にするんかね?
羨ましいわ!毎日西洋料理だなんて。
お抱えの料理人がおられぇそうで。
みんながデマを信じている。
こういうところ、現代でも同じですよね。みんな、信じたいことを信じてしまう。
しかし、家族にとっては初めての戸惑いも、ヘブンさんにとってはずっとずっと日常だった。
ワタシ、カワル ナイ。
ン~…ヒト、ジロジロ…イツモ コトデス。
ヘブン ヘブン! イジン イジン!
イツモノ コトデス…。
そうか……。ずっとずっと、鬼かアイドルか珍しい動物かという日常を生きてきたんだ。
マイノリティはつらいね。
梶谷は次の日もやって来る。
「毎日西洋料理を食べる浮世離れした一家」で記事は売れに売れたそう。
おトキさんから。今日はどげなことがありましたか?
毎日同じネタではつまらない。
ついにネタ提供のための生活が始まった。
アッ!
デハ エイゴ ハナス シマショウ。
あっ…はい。
約束していた英語教室は、ネタの一部になってしまった。
そして、松野家がこんな窮屈な思いをしていると知らない川の向こうの友達が記事を読んでしまう。
おトキちゃんもうすっかりあっち側の人間だわ。
ついこの間まではここで暮らして「うらめしい うらめしい」と傷をなめ合っちょったのに。
元々自分を下げて語りがちな遊女のおなみ。
裕福にもなって、その上学までついたらあの子松江の名士だわ。
やっぱし、おなごが生きてくには身を売るか男と一緒になるしかないけんね。
我々はどげしてここを出るかね?
「我々」が引っかかるおサワちゃん。
ええ人。おりません、そげなもん。
たとえおっても… 私は自分の力でここを出るけん。男の力なんて…。
成り上がりたいよね。
川の向こうに自力で行きたいおサワちゃんの気持ちがジワジワ伝わる。
川の向こうの人たち
今日の松江新報、見まして。
ヘブン先生に英語を習っちょられるんですよね?
あの…しゃべってごしなさい。
しゃべってごしなさい。英語。
町で囲まれて、往来のど真ん中で覚えたばかりのつたない英単語を喋らせられるおトキ。
疲れて来るよね。
そのころ、おサワちゃんはなぜか山橋薬舗の前に居た。
おトキに対抗して西洋料理を食べたくて来た……のでは当然、ない。
山橋薬舗さんは西洋料理店だけではなく、二階で「白鳥倶楽部」という勉強サロンも開いているらしい。
おサワちゃんは正規の教員になって川を渡るために、勉強会へ来たのだった。
しかし、
教師になりたいっちゅうことは、ヘブン先生のようになりたいっちゅうことだろ?
つまり、あんたはおトキさんになりたいっちゅうことだろ?
そんな意地の悪いことを言う男もいるのだった。
(土木技師を目指している土江くんというらしい)。
この時代「女が学問を究める」ことがどんな奇異の目で見られていたか、よく分かる扱いだった。
悔しいね。
一方、おなみの方は置屋の旦那さんから、身請け話を聞かされる。
よかったのう!
わしもおなみに関してはもう諦めちょったけん、ありがたく存じます。
身請けを望まれる年齢は越えてしまっているということでしょうね。
しかし、おなみは猶予をくれと言う。
わしでは不服かな?
いいえ、めっそうもない!もらっていただけるのは大変うれしく…。
何よりここから出ることはずっと夢みてきたこと。
天にも昇る気持ちでございます。
ただ…怖いのでございます。
申し訳ありません!ただ、許されるのであれば数日だけ……数日だけ待ってごしなさい。
環境が変わるのは怖いよね。
しかし、福間さんはとてもお優しそう。
ゆっくり考えぇだわ。
と言ってくれた。
個人的には、おなみにとっては悪い話ではなさそうに見える……。
でも、おなみさんも男の力ではなく、自力で川の向こうに行きたいという方向にスイッチする出来事があるのかも。
おトキの存在は、コンプレックスと嫉妬心を呼ぶものなのかもしれない。
けれど、同時におトキが川の向こうに行ったからこそ、2人にも火が点いたのよね。
頑張って掴んでほしいな。
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ばけばけ キャストとスタッフ
キャスト
松野トキ – 髙石あかり(子役期:福地美晴)
レフカダ・ヘブン – トミー・バストウ
松野司之介 – 岡部たかし
松野フミ – 池脇千鶴
松野勘右衛門 – 小日向文世
雨清水傳 – 堤真一
雨清水タエ – 北川景子
雨清水三之丞 – 板垣李光人
山根銀二郎 – 寛一郎
野津サワ – 円井わん
なみ – さとうほなみ
江藤 – 佐野史郎
江藤リヨ – 北香那
チヨ – 倉沢杏菜
せん – 安達木乃
森山善太郎 – 岩谷健司
森山銭太郎 – 前原瑞樹
花田平太 – 生瀬勝久
花田ツル – 池谷のぶえ
ウメ – 野内まる
梶谷吾郎 – 岩崎う大
上野タツ – 朝加真由美
中村守道 – 酒井大成
山橋才路(山橋薬舗) – 柄本時生
永見剣造 – 大西信満
錦織友一 – 吉沢亮
イライザ・ベルズランド – シャーロット・ケイト・フォックス
(語り)トキとヘブンを見守る蛇と蛙
蛇の声 – 渡辺江里子
蛙の声 – 木村美穂
ばけばけ スタッフ
◆放送期間 : 2025年9月29日 ~ 2026年3月 日(予定)(全130回)
◆制作 : NHK(BK)
◆平均視聴率 : %
- 脚本 – ふじきみつ彦
- 音楽 – 牛尾憲輔
- 主題歌 – ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
- 制作統括 – 橋爪國臣
- プロデューサー – 田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
- 演出 – 村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史
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