育ちも家柄も違う、明治の2人の看護婦物語が終わった。
黎明期、人は「看護」を知らず、彼女たちは見よう見真似で仕事を始めた。
りんと直美の結論である「看護とは」に令和の視聴者は納得したかな。
月日は流れ、りん(見上愛)が執筆した看護の実用書の発売日を迎えた。出版祝いに、多江(生田絵梨花)が恵風看護婦会を訪ねてくる。一方、田之上屋に向かおうとしていたシマケン(佐野晶哉)は道中である親子に出会って……
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「風、薫る」第26週「道標」第130話 感想

感想
最終回だけれど、簡単感想で。
個人的には一話前の方が盛り上がったかな。
最終回のための最終回だった。
皆さま、お疲れさまでした。
目の前の倒れた人を助けられる本
長~い年月が流れて……。
ということで、最終回ではすっかり軌道に乗り、みんなが看護婦に合格して安定した運営を見せている恵風看護婦会。
りんの本がついに発売される。
こんな本があって今の子たちが羨ましいです。看護の知識が全部詰まった辞書みたいだもの。
これがあったら私たちももっと早く合格してたね。
とセツさん。
合格して良かったね。
今も多くの看護師教本の素になっている大関和さんの「派出看護婦心得」。
りんは、まだ
やっぱり「看護とは何か」ってちゃんと書けばよかったかな~。
と後悔している。
しかし、もう「失敗した」とは言わないのだった。
答えをくれる友がいつも側にいるから。
分からないことは分からないままが誠実だって、書かなかったのは りんでしょ。
多江さんは帝大病院で看護婦長をしている。
りんの心得本はそこでも役立っているらしい。
思い切った本にしたわね。包帯の巻き方から各病気ごとの看護法が隅々まで細かくズラッと。
この本が一冊あればどこにいても看護の方法が分かって実践できる本にしたかったの。
読めば目の前の倒れた人を助けられる。
りんの方針が初めから「目の前の人をとりあえず助ける」だったので、つまり、この本で多くの人が目の前の人を助けられればより多くの病人を救えるという……。
回収と言えば回収なのかな。
大関和の娘は看護師だった
環は、やっと雑誌に挿絵を入れられるようになったらしい。
りんのモデル・大関和の娘さんは母と同じく看護婦を志し、20歳の若さで亡くなっている。
ドラマでは、この辺はファンタジーにしてあげているんだよね。
史実に従い、ヒロインの息子の最期まで付き合う母を描いた『スカーレット』。
娘は別の職業で、いつまでも母と暮らす『風、薫る』。
どう描くかはドラマ次第。
(でも、だから、どうせ史実と違う事してるんだから小川さんも死ななくてもよくない?って言って来たよね……)
せっかく娘は絵師になったのだから、ここは一発、母の本に解説挿絵を入れたことにしてもいいんじゃない?と、思いながら見ていた(笑)
思い出語り
このドラマの基盤になっていた「奥様」が上がりの女双六。
今では「女絵師」も「看護婦」も道に入っているという。
今の上がりはどうなってんの?やっぱり「淑女」?
ううん「一家団らん」。
それはまた、ずいぶん昭和……と思ってしまうところだけれど、実在した「新案明治婦人雙六」。
太平洋戦争以前に、この国にこんなにのんきな双六が存在したことには、ちょっとホッとする。
健康なシマケンさんが、白髪交じりの虎太郎とお茶している図はよく分からなかったな(笑)
最後まで「りんの彼氏たち」を出さなきゃならなかったのだろうか……。
そしてEDが終わると時代は令和へ?
外気に触れたい、風に吹かれて歩きたいという重症患者を抱えた看護師長と医師に、りんと直美は提案する。
あ、屋上庭園ならどうでしょうか?
まだ転倒も懸念されるし、もしうまく歩けなかったらご本人が余計につらくならないかな。
それは分かりません。ですが彼女のあの靴を履きたいという気持ちも大事にしたいんです。私たちが 横について細心の注意を払います。
リハビリで混み合う時間は避けて2人体制で。どうでしょう?
令和の病院は、大病院ほど手が足らなくて、そんなに人員を割く仕事は出来ないと思うの……。
しかし、このドラマを見て「患者の立場に立って支える」というホスピタリティ精神を思い出そう?と受け取る病院関係者もいるのかも知れない。
高齢化社会だからこそ、心を支える医療は必要になって行くのだろうけれど……。
一方で、社会は出来るだけ人手を割かずにAIに対応させる方向。
今後の医療や社会について、少しは考えさせられる作品になったのかな……。
おつかれさまでした
レビューが何日分もまとまってしまったことがあったけれど、それでも割とマメに感想を入れていた今作(大河に比べて、遙かにちゃんとしていた(笑))
なので総括は特にやりません。
今期も半年、つたないレビューにお付き合いいただき、ありがとうございました。
時期はBK朝ドラ。
宇野千代さんをモデルに描かれる『ブラッサム』です。
石橋静河さんは好きな女優さんだし、他のキャストも魅力的でちょっと楽しみにしている。
高良くんと染谷くんが揃うなんて大河のようだよ……。
今期も大好きなキャストさんを毎日見られるのは楽しみでした。
中でも直美役の上坂樹里さんの変化が楽しくて。役の上でも直美は成長して行ったけれど、上坂さんも着実に素敵な大人の女優さんになって行ったよね。今後も楽しみです。
では、また半年、ゆるくお付きあいください。
このドラマのレビューを投稿してください

風、薫る キャストとスタッフ
キャスト
一ノ瀬りん – 見上愛
大家直美 – 上坂樹里
一ノ瀬美津 – 水野美紀
一ノ瀬信右衛門 – 北村一輝
一ノ瀬安 – 早坂美海
中村義正 – 小林隆
竹内虎太郎 – 小林虎之介
竹内之宣 – つぶやきシロー
竹内栄 – 岩瀬顕子
奥田亀吉 – 三浦貴大
奥田貞 – 根岸季衣
うなぎ屋の女将 – 大島美幸
和菓子屋の女将 – 義達祐未
柴田屋・松永屋 – たくや・かずや(ザ・たっち)
吉江善作 – 原田泰造
島田健次郎 – 佐野晶哉
寛太(小日向栄介) – 藤原季節
小川吾郎 – 甲斐翔真
槇村太一 – 林裕太
清水卯三郎 – 坂東彌十郎
柳川文 – 内田慈
松原喜介 – 小倉史也
勝海舟 – 片岡鶴太郎
大家トヨ – 松金よね子
大家キク- 広岡由里子
大家嘉平 – 春海四方
大山捨松 ‐ 多部未華子
大山巌 ‐ 高嶋政宏
松山ふさ ‐ 二田絢乃
河合志摩 ‐ 中田青渚
木村佐保 ‐ 井上向日葵
中山マツ ‐ 丸山礼
真風 ‐ 研ナオコ
玉田多江- 生田絵梨花
泉喜代 – 菊池亜希子
東雲ゆき – 中井友望
柳田しのぶ – 木越明
工藤トメ – 原嶋凛
松井エイ – 玄理
梶原敏子 – 伊勢志摩
バーンズ – エマ・ハワード
柳生藤次 – 中村倫也
今井益男 – 古川雄大
藤田邦夫 – 坂口涼太郎
黒川勝治 – 平埜生成
渡辺行成 – 森田甘路
永田フユ – 猫背椿
永田康介 – じろう
柴田万作 – 飯尾和樹
丸山忠蔵 – 若林時英
夕凪 – 村上穂乃佳
三浦ツヤ – 東野絢香
園部弥一郎 – 野添義弘
多田重太郎 – 筒井道隆
和泉千佳子 – 仲間由紀恵
有森ソノ – 竹田百花
川口ツル – うらじぬの
横沢公介 – 井上祐貴
風、薫る スタッフ
◆放送期間 : 2026年3月30日 ~ 2026年3月 日(全130回)
◆制作 : NHK(AK)
◆初回視聴率 : %
◆平均視聴率 : %
◆制作統括 : 松園武大,宮本えり子
◆プロデューサー : 葛西勇也,松田恭典
◆演出 : 佐々木善春,橋本万葉,新田真三,松本仁志
◆原案 : 田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
◆脚本 : 吉澤智子
◆音楽 : 野見祐二
◆主題歌 : Mrs. GREEN APPLE「風と町」
『風、薫る』各回リンク
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10
11 12 13 14 15
16 17・18 19・20
21 22・23・24.25
26・27 28 29・30
31 32・33 34・35
36 37・38 39 40
41 42 43 44 45
46 47 48 49 50
51 52・53・54 55
56・57・58・59 60
61 62 63・64 65
66 67・68・69 70
71 72・73 74 75
76・77・78・79・80
81 82・83 84 85
86・87 88 89 90
91・92 93・94 95
96 97・98・99 100
101・102 103 104・105
106 107 108 109 110
111 112・113 114 115
116・117 118 119 120
121 122・123 124・125
126・127 128 129 130(最終回)




コメント