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【おんな城主 直虎】第33回「嫌われ政次の一生」辞世の句 感想


徳川と内通していた直虎(柴咲コウ)と政次(高橋一生)は、約束通り徳川勢の井伊谷への進軍を受け入れようとするが、その軍勢に向かって突然矢が放たれる。
徳川の先導役を務めていた近藤康用(橋本じゅん)の罠であった。
徳川勢に弓を引いた罪を政次に押し付け、井伊谷をわがものにしようと企んだのだ。
政次の潔白を主張する直虎はろうに閉じ込められるが、そこに現れたのは他でもない徳川家康(阿部サダヲ)であった。
(あらすじは Yahoo!テレビより引用)

   naotora-op.jpg

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おんな城主 直虎 第33回「嫌われ政次の一生」

永禄11年冬。
徳川の遠江攻略に伴い、井伊谷は今川から徳川へ翻る。

その計画には表向き次郎法師直虎が合意し、裏では今川方を演じる小野政次も組んでいた。

はずであった。

しかし、徳川が声を掛けた井伊谷三人衆の内、近藤康用は井伊家と小野家を恨んでおり、これを鬱憤を晴らす絶好の機会と考えた。

 

酒井忠次の「開門!」の声と共に射かけられた矢。

次郎は思わず、

但馬! 罠じゃ! 門を閉めよ!
逃げよ!

と、叫んでしまった。

政次は、分けが解らず言われるがままに逃げてしまった。

 

こうして、次郎の望み、次郎の願い、次郎の謀はいつも詰めが甘く崩れ去っていく。
 naotora33回想

 

「徳川さまを謀り射かけた罪」で、次郎は投獄された。

それでも、次郎はまだ信じていた。
家康に真実を知ってもらえば必ず但馬は許され自分も解放され井伊は我が手に戻ると。

 

しかし、夜中にひっそりと次郎を訪ねてきた家康は、黙って土下座をして去って行った。

 

それはいかなる意味にございますか?

いかなる意味かとお聞きしております!
お手を上げお答え下さいませ!

あなた様が指図できぬ事などございますまい!
ご自分で書かれた事を…ここに書かれた事を、今すぐお命じ下さいませ!

井伊の再興を!

 

実際には、家康はまだ若かった。

真実よりも「家の利」を取らねばならぬ。
「何でも指図できぬことはない」そんな自由な立場では無かった。

誰もが自分の家にとって、一番良い道を探って生きていたのである。

 

南渓和尚が密かに龍雲丸を使って次郎を逃す計画を立て、それがやっと実行されようという時。

政次が近藤に捕えられた。

いや、わざと捕えられるよう画策して牢へ来たのである。
全ては次郎を救うためだった。

この者は我が主を襲うたのじゃ。
寝所に忍び込まれての。

但馬がそのような愚かな事をするはずがなく。

 

もう少しであったものを。
もう少しで首を取れたものを。

信じておられたとはおめでたい。
 naotora33-獄門

 

わざと悪漢のふりをする政次を牢に残して次郎は牢を出される他なかった。

2人の様子を近藤はじっと観察している。
裏で手を組んで芝居をしていることなど、とうにお見通しである。

次郎法師は但馬が居なければやって行けず、但馬は次郎法師に尽くすためだけに生きている。

ここを引き裂く事がどんなに残酷なことか解っていて復讐しているのである。

 

まさか、かような山猿に足をすくわれるとは思われなんだか。
おぬしはとうに わしを騙した事など忘れておるだろうの。

何のお話をされておられるのか分かりかねますが。

 

取れるものは取る。取れる時にの。
悪う思われるな。
世の習いじゃ。

 

かつて、盗賊に山を荒らされ材木を盗まれ、その盗賊を逃がされ、匿われ…仕返しのために打った手を知恵でやり返され恥をかかされた。

その盗賊が、今は次郎の側近くにいる。

政次は牢から逃がされることを拒んだ。

本懐ゆえ戻らぬそうじゃ。

龍雲丸は次郎に報告した。

逃がしたところで。
代りに井伊家の者たちは皆殺しだ。

政次はそれをよく解っていた。

井伊を乗っ取り罪人として死んでいく。

 

それこそが小野の本懐だからな。

忌み嫌われ井伊の仇となる。
恐らく私はこのために生まれてきたのだ。

政次を救うと聞かない次郎に龍雲丸は言うのだった。

 

井伊ってのはあんたなんだよ!
あの人の言う井伊ってのはあんたの事なんだよ!

あんたを守る事を選んだのはあの人だ。
だから本懐だって言えんでさ。

 

政次から預かった白い碁石が一つ。

政次、
我は…我は何をすればよい?
今更そなたに何を…。

 

考える。

もう何年もずっと。
前に居らずとも碁盤を挟んで向かい合ってきた二人だから。

 

思い出す。

あの日、言ったのだ。

井伊のために。

我をうまく使え。
我もそなたを上手く使う。

と。

我もそなたを上手く使う。

 

永禄12年4月。

磔台の上で自分を見下げる政次を 直虎は槍で突いた。

 

地獄へ落ちろ!小野但馬。
地獄へ。

ようも…ようもここまで我を欺いてくれたな!
遠江一、日の本一の卑怯者と未来永劫語り伝えてやるわ!

 

政次は少し微笑んだようだった。

地獄の底から!見届けて……。

 

約束通り。
「我を上手く使って」小野の本懐は遂げさせた。

約束通り。
直虎は政次を「上手く使って」井伊家の疑いを晴らした。
 naotora33-刑場

 

徳川を射かけた矢は、近藤が仕込んだ偽の矢だった。
直虎が「逃げろ」と言わなければ…
あそこで捕まえさせていれば申し開きは楽だったかも知れない。

何もかも、計画通りに行かないのが直虎の謀だった。

 

白黒をつけむと君をひとり待つ
    天伝う日ぞ 楽しからずや

 

碁盤を挟んでまた打つ日を待っていてくれる……
辞世の句までが次郎のためではないか。

そして、次郎は思うのだ。

 

本当に、また間違えた。
鶴は天に上って我を待つつもりだったのか。

地獄で会おうなどと言ってしまって………。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

…と、上に書いたけれども、「天伝う」は「日」の枕詞なので、特に「天の上で待っている」という意味とは受け取らずとも良く。

「たくさんの日が過ぎても君を待つのは楽しかろうよ」のように読み取るのが正しいと思われる。

 

けれども、また陽の下で碁を打てる日が来ようと別れた2人だから、地獄で打つよりは天で打ってほしいな、とは思う。

小野政次の辞世の句などは当然遺されていないので(こんなに解りやすい「天(尼)待ってるね」が見つかったら小野家は井伊家の敵であったみたいな話が根底から覆るし~)創作である。とても切ない句。

子供時代の回想には、もはや亀の姿はなくて。

「比翼の鳥」は許婚でも同族でもないこの二人の事であった…としみじみ思う。

今まで散々描いてきた碁盤を挟んできた日々の姿が効いている。

牢から出た身と牢の中の身。
井伊谷と隠れ里。

いつでも、離れていても、お互いに一つの碁盤を挟んできた。

だから、最期まで共に考えて一つの結末に辿り着いたんだね。
お互いに「上手く使った」。

それが井伊と小野の運命。

 

もちろん、近藤の目的は井伊谷であって、小さい復讐のためだけにこれを企てたわけではないけれども。

盗賊が自由に奪い、領主が好みのままに逃がしたり匿ったりした事がこの悲劇に繋がる発端であり、その件については次郎と龍雲丸には悔いてほしかった。
 naotora33-龍雲

 

そういう場面は、またこれから出て来るのかしら。
来週は……それこそ気賀と龍雲党が大変な事になるわけだし。

 

掛け違えでいつも後手後手に回り、上手くことが運ばず、いつも一歩間に合わない直虎。

大切な者をこれ以上失う事は出来ない。

近藤的には片翼奪ってやって失意のどん底に叩きつけたつもりかも知れないけれども、今やもう「直虎が井伊」なのだから。誰の竜宮小僧でもなく。

たくさんの血を吸って生きているのだから。
奪回しないとね…。

 

小野政次を忠義の臣とする説を採用、どうやってここに繋げるのか。
こんな風に繋がるとは…と、心から驚く。完ぺきに計算された脚本。

井伊の戦国物語になってから本当に素晴らしく面白い。
ヒリヒリする地獄図を役者さんの演技も盛り立てる。

ノンフィクションの時代にフィクションを入れ込む巧みさ。

もう、井伊谷三人衆が本当の悪役に思えてくるくらい(笑)

 

ちなみに近藤康用さんはこの後も結構長生きされるし、お墓は龍潭寺にあるらしいが、本当に悪い人なわけではないので(むしろ通説はこちらが正義なので)イタズラしに行かないように!!

通説ではあくまでも小野は奸臣。
真実は誰も解らない。

なのに、小野の苦悩を目の前に真実のように浮かび上がらせたこのドラマは、本当に凄いと思う。

小野さんのお墓は刑場の近く二宮神社にある「らしい」が、あくまでも「らしい」らしい。
そのくらいハッキリと解らない史実なのである。

なのに、ここまでの物語性、震えるわ。

 

色々と急場ごしらえらしい話が載っているこちら↓のブログがとても面白かったのでぜひ…。
https://www.daitakuji.jp/2017/04/30/%e6%84%8f%e8%a1%a8%e3%82%92%e8%a1%9d%e3%81%8f%e6%95%b4%e5%82%99%e3%81%ae%e7%99%ba%e8%a1%a8-%e5%b0%8f%e9%87%8e%e6%94%bf%e6%ac%a1%e3%81%ae%e5%a2%93-%e3%81%9d%e3%82%93%e3%81%aa%e3%81%ae%e3%81%82%e3%81%a3%e3%81%9f/

高橋一生さんには心からお疲れ様でしたと言いたいです。

素晴らしい物語をありがとう。
(いやいや、続く)

https://dramablog.cinemarev.net/blog-entry-5403.html

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※キャスト

井伊直虎(おとわ)… 柴咲コウ(子役期:新井美羽)

井伊直盛 … 杉本哲太
千賀 … 財前直見
井伊直平 … 前田吟

井伊直満 … 宇梶剛士
井伊直親(亀之丞) … 三浦春馬(子役期:藤本哉汰)
しの … 貫地谷しほり
井伊直政(虎松) … 菅田将暉(子役期:鈴木楽→寺田心)

中野直由 … 筧利夫
中野直之 … 矢本悠馬
中野直久 … 冨田佳輔(子役期:山田瑛瑠)
今村藤七郎 … 芹澤興人
弥吉 … 藤本康文
たけ→梅(二役) … 梅沢昌代

小野政直 … 吹越満
小野政次(鶴丸) … 高橋一生(子役期:小林颯)
小野玄蕃 … 井上芳雄
小野亥之助 … 井之脇海(子役期:荒井雄斗)
なつ … 山口紗弥加

奥山朝利 … でんでん
奥山孫一郎 … 平山祐介
奥山六左衛門 … 田中美央

新野左馬助 … 苅谷俊介
あやめ … 光浦靖子
桔梗 … 吉倉あおい
桜 … 真凛
高瀬姫 … 朝倉あき(少女期:高橋ひかる)

鈴木重時 … 菅原大吉
近藤康用 … 橋本じゅん
菅沼忠久 … 阪田マサノブ
瀬戸方久 … ムロツヨシ

南渓和尚 … 小林薫
傑山 … 市原隼人
昊天 … 小松和重

甚兵衛 … 山本學
八助 … 山中崇
角太郎 … 前原滉
富助 … 木本武宏
福蔵 … 木下隆行

今川義元 … 春風亭昇太
今川氏真(龍王丸) … 尾上松也(子役期:中川翼)
寿桂尼 … 浅丘ルリ子
太原雪斎 … 佐野史郎
関口氏経 … 矢島健一
庵原朝昌 … 山田裕貴
大沢基胤 … 嶋田久作
岩松 … 木村祐一
佐名 … 花總まり

徳川家康 … 阿部サダヲ
瀬名(築山殿) … 菜々緒(子役期:丹羽せいら)
竹千代 … 吉田海斗
石川数正 … 中村織央
酒井忠次 … みのすけ
本多忠勝 … 髙嶋政宏
榊原康政 … 尾美としのり
本多正信 … 六角精児
松下源太郎 … 古舘寛治
松下常慶 … 和田正人
徳姫 … 植原星空
於大の方 … 栗原小巻
武田義信 … オレノグラフィティ

龍雲丸 … 柳楽優弥
モグラ … マキタスポーツ
力也 … 真壁刀義
カジ … 吉田健悟
ゴクウ … 前田航基

中村与太夫 … 本田博太郎

織田信長 … 市川海老蔵

武田信玄 … 松平健

語り … 中村梅雀

※スタッフ

脚本 … 森下佳子
音楽 … 菅野よう子
テーマ音楽 ピアノソロ … ラン・ラン
題字 … Maaya Wakasugi
制作統括 … 岡本幸江
プロデューサー … 松川博敬
演出 … 渡辺一貴、福井充広、藤並英樹
時代考証 … 小和田哲男

公式サイト http://www.nhk.or.jp/naotora/

【おんな城主 直虎】
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コメント

  1. 昼寝の時間 より:

    おんな城主 直虎 33話「嫌われ政次の一生」

    公式サイト 徳川と内通していた直虎(柴咲コウ)と政次(高橋一生)は、約束通り徳川

  2. くう より:

    ぴあすさん
    現代的に考えたら、どうして自らを犠牲にして人や国のために…という話ですよね。

    選んだ道は尊くも切ないです。

  3. くう より:

    巨炎さん
    >通説で奸臣とされた人物を忠臣、それも主人公として描いた大河ドラマは
    第八作「樅の木は残った」

    見た事がありませんでしたわ。
    大河ドラマが始まると史料がポロポロ出てくるという事は多いですよね。

    有名武将である信長・秀吉・家康でも描く方向で善悪が変わりますし、歴史創作物は本当に面白い!

  4. おんな城主直虎 第33回「嫌われ政次の一…

    現在、午後9時6分。まだ現時点では、公式サイトの政次の写真はカラーのままです。いっそずっとカラーのままにして、まだ希望を持たせていてください・・・まさか、政次のラストが…

  5. 大河ドラマ「おんな城主直虎」 #33 嫌われ政次の一生

    井伊谷城に入ろうとした徳川軍。

  6. 大河ドラマ『おんな城主直虎』第三十三回

    「嫌われ政次の一生」内容徳川と通じることで、井伊家の再興を試みた直虎(柴咲コウ)政次(高橋一生)しかし、城を明け渡そうとしたとき、徳川軍に矢が撃ちかけられる。何らかの罠と感じ取った直虎は、城を閉門させ、城を守る者を逃がすのだった。 その後、城は明け渡されるが、政次への疑いは晴れず。直虎は、牢に閉じ込められてしまう。ほどなく、家康(阿部サダヲ)が到着する。近藤(橋本じゅん)は、政次に謀られたと訴え。。。。。 一方、射かけた者が近藤の手の者だと気付いた直之(矢本悠馬)は、そのことを、南溪(小林薫)に伝え…

  7. おんな城主 直虎 第33回「嫌われ政次の一生」

    大河ドラマ『おんな城主直虎』のお時間です。 BS録画で鑑賞。 第三十三回「嫌われ政次の一生」 あらすじ・・・・・・・

  8. ぴあす より:

    こんな終わり方だなんて、涙止まりませんでした。

  9. おんな城主直虎 第33回~笑止、井伊に未来などあると思うのか!地獄の底から…見届けて……

    「笑止!  未来など、元よりおなご頼りの井伊にあると思うのか……!?  家老ごときにたやすく謀られるような愚かな井伊がやれるものならやってみよ……!  地獄の底から……  見届けて…………」  政次(高橋一生)、最期の言葉である。  直虎(柴咲コウ)と仕組んだ最期の大芝居でもある。  槍で突き、血反吐を吐きながら、憎しみをぶつけ合っているふたりだが、実は心が通じ合っている。  すべては井伊のため、直虎のため。  直虎は政次を最大限に利用し、政次はそれを本懐とした。  政次が龍雲丸(柳楽優弥)に託して…

  10. おんな城主直虎第33回「嫌われ政次の一生」

    ― やっぱり、どうしたって泣くよね。 ずっとこの大河の感想を書くのをやめていました。直虎が政次の本当の気持ちに気が付き、うわべでは、いまだ敵対しているかのように振る舞っていても、その底辺ではしっかりと心が通じ合っているようになって、むしろ書くことが多くなったと思うのに、書けなくなってオヤスミしていました。と言うのも、二人の関係もいい感じになって来たし、そうなると政次に感情移入大です。 感じた心を言葉にせずに、ただぼーっとドラマにのめりこんで楽しんでいたかったのかもしれません。 最初は歴史に残って..…

  11. 巨炎 より:

    通説で奸臣とされた人物を忠臣、それも主人公として描いた大河ドラマは
    第八作「樅の木は残った」(カラーで総集編が現存している最古の作品)がありますね。
    こちらは法要に集まった人達の寄せ書きが大正時代に発見されているため
    事実は忠臣だった可能性が高い訳ですが。

  12. NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第33回「嫌われ政次の一生」

    今週のタイトルは・・・元教師の女性が人生を転落していくミリオンセラーですよねえ。徹底して救いのない人生って所が政次様と共通するって趣向でしょうか。そして役者の方のお名前のダジャレ(汗)。私もこういう性分なんで思わず乗って遊んでおりますけど、乗っておいて言うのもアレですけど、今週のような緊迫した内容でこういうタイトルだと、感動の盛り上がりがスポイルされるのではないかとも思われ~。

  13. おんな城主直虎 第33回 嫌われ政次の一生

    第31回「虎松の首」はこちら。 米沢まで娘を送って行き、何気ないふうを装いながらも、今日の大河は見たかったので酒田まで160キロを突っ走って帰る。高橋一生の最期を見届けなければ、この、あまり盛り上がらない大河を見続けてきた甲斐がないというものだ(先週は見逃したけど)。 前々回は世界陸上のあおりを受けたか視聴率は10.6%と最低を記録。次の「復活の火」はオリビア・ハッセーと草刈正雄が出てきそうなスケール感からかわずかに12.0%と上昇。 おそらく、この大河の不調はNHK内部でも問題になっているのだ..…

  14. おんな城主 直虎「嫌われ政次の一生」

    今回は、高橋一生の俳優人生にも残りそうな神回でしたね。井伊家の再興を試みることを、徳川と通じることで果たそうとした、直虎(柴咲コウ)政次(高橋一生)でしたが、城を明け渡そうとしたとき、徳川軍に矢が撃ちかけられます。とっさに罠と感じ取った直虎は、城を閉門させ、城を守る者を逃がしたのですが、そのことで、直虎は囚われの身となります。そして、政次を差し出すことで、直虎は釈放になるのですが、あえて、悪役をかって出る政次。それこそ直虎に「我をうまく使え」通り、処刑台の身、あえて、直虎に刺されて絶命するだなんて……

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