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【おんな城主 直虎】第12回「女城主直虎」 感想


今川からの呼び出しに応じ、駿府へ向かった直親(三浦春馬)たち一行は、次郎法師(柴咲コウ)の必死の祈りもむなしく、道中の掛川城下で今川勢に取り囲まれる。
しの(貫地谷しほり)は、こんな事態を引き起こしたのは次郎法師だと責めたてる。
今川から嫡男・虎松の命も差し出すようにと命じられた井伊家。
新野左馬助(苅谷俊介)は虎松の助命を願うため、駿府へ向かうが、引き換えに思いもよらぬことを仰せつかる。
(あらすじは Yahoo!テレビより引用)

大河ドラマ『おんな城主 直虎』

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おんな城主 直虎 第12話「おんな城主直虎」

永禄5年(1562年)、井伊直親は掛川城手前の道中で朝比奈泰朝の手の者に襲撃され、討ち死にした。享年27。

このドラマでは、討たれる覚悟で井伊谷を出た事になっている。
ゆえに、直親の最期はアバンで終了。

 

戻って来たのか。
直親……。

必死に水垢離する次郎法師の元に直親の魂が戻ってくるシーンは切なかったり…。
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妻子よりもこっちに戻って来ちゃうんだもんな…と思うと複雑だったり。

 

南渓和尚と傑山たちが直親の遺骸を発見して絶望の呻き声をあげるシーンは地獄のようだと思ったり。

首が付いてる……と思ったり。

そんな回であった。

 

水垢離でヒロインが寝込むのは、ちょっとなぁ。
出家した身なのだし、これから女地頭になるのだからシッカリしていただきたい。、と個人的には思うのだが、おとわと亀の切ない恋物語に萌えていた方々にとっては泣き所ですよね、はい。すいません。

 

みな!全て!何もかも!
そなたのせいではないか!

と泣きわめき、大事な虎松が殺されるかもしれないというのに離さないでくれと泣きわめく、相変わらずな しのぴークオリティ。
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先週、武家の妻らしくなりましたね、とか書いた気がするけれども気のせいだったかも知れない…。。

 

新野左馬助が虎松の命乞いに氏真の元へ行ってくれたものの、持って帰ってきた返事は「松平元康の首を取る事」。

そうして、初めて直平じじと次郎が交わした杯は別れの盃となり、永禄6年(1563年)9月。じじさまは帰らぬ人となったのだった。
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そして、中野直由と新野左馬助も飯尾連龍攻めの折りに戦死し、井伊の男たちは誰もいなくなった…

 

えっ…。
飛ばして書いてるわけじゃないっすよ。
そういう話だったよね。

 

実際、直平じじなんて死因に諸説あるのだし、もう少し描いてもいいんじゃないの…と思うわけだが、主人公が居ない場所で起きたこと以外はスルーがこの大河の原則である。

 

さて。
「今川に捕えられていた」とシャーシャーと言い切る政次は、すっかりブラックな顔つきになって井伊谷へ戻ってくる。

 

裏切…裏切るつもりで裏切ったのか。
それとも裏切らざるをえなかったのか!
どちらじゃ!鶴!

 

恨むなら直親を恨め。
ヘタを打ったのはあいつだ。

何度も同じ事を繰り返し、井伊は終わるべくして終わったのだ。
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確かに…
みんな脳筋でしたから……。

 

けれども鶴はたぶん「乗っ取る」つもりで井伊を手中にしようとしたわけではなくて。

脳筋にはもう任せておけないから自ら おとわを守りたくて井伊に戻って来たんだよね。

どう、誹られようと。嫌われようと。
今川にへつらい、井伊が潰されないように気を使い、機会を窺って敵を討つ。

 

だから、連れてきた3人だって。

 

こちらは「井伊はただいま心細かろう」と太守様がお付け下さいました目付けの方々にございます。

近藤康用と申す。
鈴木重時と申します。
菅沼忠久と申します。

皆様、それぞれ近隣のご領主ゆえ井伊に詰める事はございませぬが、何かの時には助け合うようにと太守様のお心遣いにございます。

 

井伊谷三人衆、キタぁ……。
(K3RKDNSP…北三陸を今度こそ何とかすっぺも一人来たぁ…)
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ってか、こりゃ「II8KDNSP」(井伊谷を今度こそ何とかすっぺ)だね…。

井伊谷三人衆って小野政次が連れてきたとは思わなかった。
もっと前から井伊と関わっていたはずだが、まぁいいや。(←シャレじゃない)

 

この3人を鶴が連れてきたってのは、すごい事じゃないか。

それって自らの………。

 

ともあれ。

亀にこの身を捧げる。
亀の魂を宿し、亀となって生きていく。

自分しか、もう井伊谷を継ぐ者はいないと覚悟し、「女子でこそあれ次郎法師」は上座に付く。

 

我が、井伊直虎である。

これより井伊は我が治めるところとなる。
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コウちゃんの眼力と凛々しい表情が光ります。

それを見つめる政次の不敵な瞳。
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しかし…。

あんなに今川の顔色を窺い、お許しを貰わないと還俗できないできないと言っていたのにサラッと還俗しちゃうのな。

というのはツッコミどころよね。

こう出たという事は小野&今川に対しての宣戦布告のように見えるが、反旗を翻す体力は当然こっちにはないワケだし。

正直、この時、直虎女地頭就任に対して今川の物言いが入らなかった理由が私にはずっと解らなかった。(この後にソレは起こるわけだが、とりあえずこの時点での話)

その辺をドラマなりの解釈で描いてくれると思っていたので、モヤモヤしている。今(笑)

 

井伊直虎は女地頭になりました。

現時点で目付が4人もいるほど今川から目を付けられているのに、還俗させない約束で助けてもらっていたのに(このドラマがそういう設定にしたんだよね。)、どうして次郎法師はサッサと還俗できたのですか。

蒸し返すけど、直平じじの死に様もこのドラマなりの歴史解釈で見せていただきたかった。

そういう点で、あまり丁寧だと思えない。。

むしろ、政次がどんどん井伊から離れてダークサイドに落ちていく様は丁寧だ。

こっちがヒロインってことでいいのかな…。

しかし、このスピードでは政次もサッサといなくなりそうですが。汗.gif

2017年度NHK大河ドラマ【おんな城主 直虎】事前番外 井伊直虎ってどんな人?男だったの?
井伊 直虎(いい なおとら)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての遠江井伊谷の女性領主。 井伊直盛の娘。 同国の国衆・井伊氏の事実上の当主を務めて、徳政令などを行い、「女地頭」と呼ばれた。 (wikipedia-井伊直虎-より引用)    ...

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※キャスト

井伊直虎(おとわ)… 柴咲コウ(子役期:新井美羽)

井伊直盛 … 杉本哲太
千賀 … 財前直見
井伊直平 … 前田吟

井伊直満 … 宇梶剛士
井伊直親(亀之丞) … 三浦春馬(子役期:藤本哉汰)
しの … 貫地谷しほり
井伊直政(虎松) … 菅田将暉(子役期:寺田心)
佐名 … 花總まり

中野直由 … 筧利夫
中野直之 … 矢本悠馬
今村藤七郎 … 芹澤興人
弥吉 … 藤本康文
たけ … 梅沢昌代

小野政直 … 吹越満
小野政次(鶴丸) … 高橋一生(子役期:小林颯)
小野玄蕃 … 井上芳雄
なつ … 山口紗弥加

奥山朝利 … でんでん
奥山孫一郎 … 平山祐介
奥山六左衛門 … 田中美央

南渓和尚 … 小林薫
傑山 … 市原隼人
昊天 … 小松和重

甚兵衛 … 山本學
八助 … 山中崇
角太郎 … 前原滉
富助 … 木本武宏
福蔵 … 木下隆行

今川義元 … 春風亭昇太
今川氏真(龍王丸) … 尾上松也(子役期:中川翼)
寿桂尼 … 浅丘ルリ子
太原雪斎 … 佐野史郎
新野左馬助 … 苅谷俊介
関口氏経 … 矢島健一
あやめ … 光浦靖子
岩松 … 木村祐一

徳川家康 … 阿部サダヲ
瀬名(築山殿) … 菜々緒(子役期:丹羽せいら)

龍雲丸 … 柳楽優弥
瀬戸方久 … ムロツヨシ
高瀬 … 髙橋ひかる
松下常慶 … 和田正人

語り … 中村梅雀

※スタッフ

脚本 … 森下佳子
音楽 … 菅野よう子
テーマ音楽 ピアノソロ … ラン・ラン
題字 … Maaya Wakasugi
制作統括 … 岡本幸江
プロデューサー … 松川博敬
演出 … 渡辺一貴、福井充広、藤並英樹
時代考証 … 小和田哲男

公式サイト http://www.nhk.or.jp/naotora/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【おんな城主 直虎】
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コメント

  1. くう より:

    たんしおさん

    私は今ひとつハマれなくて(笑)

  2. たんしお より:

    面白かったぞな*|(*^_^)|*

  3. おんな城主直虎 第12回「おんな城主直虎」…

    本日はちょっと書く時間が遅くなってしまいましたのでいつも以上に簡単感想になってしまいますが、書かせてくださいませm(__)m直親の最期、辛かったなぁ・・・。あんなに最期の時まで…

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    「おんな城主直虎」内容氏真(尾上松也)の呼び出しを受け、駿府へ向かった直親(三浦春馬)だが、その道中、今川の手の者に取り囲まれ。。。。 直親を心配する次郎法師(柴咲コウ)だったが、討たれたというしらせが届く。事態を知ったしの(貫地谷しほり)は、次郎法師の責任だと責めるのだった。その直後には、今川家より、虎松を殺せという命令があり、左馬助(苅谷俊介)が、命乞いのため駿府へと向かうことに。 駿府で助命嘆願をする左馬助。すると氏真は思わぬ事を命じる。話を聞いた直平(前田吟)は、次郎法師に。。。。 今川への…

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