直虎(柴咲コウ)が秘(ひそ)かに作らせていた「種子島」を奪った政次(高橋一生)は、今川への謀反の疑いを直虎にかけ、虎松(寺田心)の後見を降りるようせまる。
観念した直虎は後見を譲ることを約束し、政次とともに駿府へ向かうが、銭の匂いを嗅ぎつけた方久(ムロツヨシ)は駿府の今川館へ先回り。
今川氏真(尾上松也)に「種子島」を売りつけることに成功する。
(あらすじは Yahoo!テレビより引用)
おんな城主 直虎 第18話「あるいは裏切りという名の鶴」
映画とサブタイには関わりございません。。
このまま駿府へご同行頂き、太守様の前で直にお話し頂く。
ということで、種子島の一件により後見を降りることとなった直虎は、鶴とともに今川へ旅立つのである。
かようなくだらぬ事に躓き。
まこと、但馬の言うとおり、我など降りてしもうた方が井伊のためなのかもしれぬ。
と、落ち込みつつも、
大方様なら、まだ我の話を聞いて下さるやもしれぬ。
と、寿桂尼にわずかな期待を賭ける直虎であったが……。
視聴者はご存知の通り、寿桂尼は突然倒れて瀕死の状態。
今川に着いてから、その事実を知り愕然とする直虎。
そんな折、瀬戸方久は先に発ったはずの直虎たちよりも、すごい勢いで今川へ着き、太守さまに目通り願っていた。
金の臭いに導かれたらしい。
銭のにおいを嗅ぎつけては、カンカンカンカンカンカン…カンカ~~ン!と鳴きまする!
と、芸人のような語りで太守様の気を引き。
私、種子島の商いができぬものかと井平にて五平という職人に作らせておりましたところ、ここまで出来上がりまして。
尻のこの部分だけはいまだに出来ておらぬのですが、ここの、ここの、金具の細工さえ出来ますれば完成というところに来ております。
つきましては、この続きを駿府で作らせては頂けませぬでしょうか?
駿府で作る? これを。
はい。
作る事のできる見通しは立ってまいりましたものの、数を作るとなれば人も要りますし鉄も要ります。
井伊様にそのかかりを折半して頂けぬかとお願い致しましたところ、
「それは出来かねる。
いっそその事、太守様に願い出ては」
と我が主人から指図を受けまして。
つまり…
井伊では種子島を秘密裏に製造しようとしていた事実はなかった。
井伊では金も人も無くて作れぬから、今川に聞いてみてはどうか。
と、直虎自身が指図した。
出来上がったら当然、それは今川の物。
喜んで献上仕ります。
直虎は疑いを抱かれず、方久は儲かり、今川の御覚えはめでたくなるという策。
一件落着で、直虎は後見を小野に奪われずに済んだのだった。
ちなみに、鉄砲の日本伝来は1543年。
それが持ち込まれた和歌山県の根来や大坂の堺は鉄砲の大生産地となっている。
井伊谷で鉄砲が作られたかどうかは………解らない。たぶん、無い(爆)
後見の座を死守しても直虎の気は晴れぬ。
自分は助けられてばかりで気が回らぬ脳筋だ。
こんな自分に後見が務まるのだろうか
と悩む直虎に、南渓和尚は兵法の本を手渡す。
それを読んで、「敵を欺くにはまずは味方から」を思い出す直虎。
政次。
我は己で選んだのじゃ。
この身を直親の移し身とする事を誰に望まれるでもなく強いられるでもなく己で選んだ。
己の手で井伊を守ると、我は己で決めたのじゃ。
ゆえに、もし我が女子であるから守ってやらねばならぬとかつらい思いをさせずとも済むようになどと考えておるのなら、お門違い。無用の情けじゃ!
我をうまく使え。
我もそなたを上手く使う。
義兄は夜道をひそかに照らしてくれる秋の月のような方にございます。
と、なつは言ったが、井伊も直虎も鶴によってずっと密かに照らされていたのだと、直虎がやっと気づく回。
大半の視聴者は知ってた。
ツンデレだって……。。
鶴にとっては、やっと報われたってところだが……。
まぁ、直虎が自分は亀と井伊の竜宮小僧だと思ってきたのと同じで、鶴は おとわの竜宮小僧だったわけで。
本心を知った所で、その関係は崩れないので、先を考えると辛いです。…
この大河では政次には妻子がおらぬような事になっているけれども、ちゃんと存在していたようだし…。
とことん、鶴が可哀想に作ってあるドラマだなぁ。
では、一つお知らせを。
どうやら武田の嫡男・義信さまが父君の信玄公に幽閉されたようにございます。
父が息子を幽閉したのか?
大事なのはそこではございませぬ。
武田と今川の同盟が崩れかけてきておるという事です。
いつとは言い切れませぬが、いずれ武田は今川に牙をむいてきましょう。
戦わずに済ますためには武田の動きに目を配っておきたいという事か。
武田。そして…
松平。
という事で、甲斐では義信事件が勃発。
義信が父・信玄を暗殺する謀反を企てたということで、廃嫡になったお家騒動である。
今川の姫を正室に迎えていた義信が廃嫡されたことで、今川と武田の関係は一気に悪化する。
自己解決できず、死にそうなおばば様に泣きつく太守さまのために、死路から蘇る「やすらげない郷」の寿桂尼。
あっちでも、こっちでも、しっかりっ、太守さまっ!
あ、なんか、おおまかな粗筋ばかりになってしまったけど…。
お話としては先週から続く種子島解決編と、長きに渡るツン鶴デレ編よね。
まぁ、うん。これからかなぁ…。
https://dramablog.cinemarev.net/blog-entry-5403.html
※キャスト
井伊直虎(おとわ)… 柴咲コウ(子役期:新井美羽)
井伊直盛 … 杉本哲太
千賀 … 財前直見
井伊直平 … 前田吟
井伊直満 … 宇梶剛士
井伊直親(亀之丞) … 三浦春馬(子役期:藤本哉汰)
しの … 貫地谷しほり
井伊直政(虎松) … 菅田将暉(子役期:寺田心)
中野直由 … 筧利夫
中野直之 … 矢本悠馬
今村藤七郎 … 芹澤興人
弥吉 … 藤本康文
たけ … 梅沢昌代
小野政直 … 吹越満
小野政次(鶴丸) … 高橋一生(子役期:小林颯)
小野玄蕃 … 井上芳雄
なつ … 山口紗弥加
奥山朝利 … でんでん
奥山孫一郎 … 平山祐介
奥山六左衛門 … 田中美央
新野左馬助 … 苅谷俊介
あやめ … 光浦靖子
桔梗 … 吉倉あおい
桜 … 真凛
鈴木重時 … 菅原大吉
近藤康用 … 橋本じゅん
菅沼忠久 … 阪田マサノブ
瀬戸方久 … ムロツヨシ
南渓和尚 … 小林薫
傑山 … 市原隼人
昊天 … 小松和重
甚兵衛 … 山本學
八助 … 山中崇
角太郎 … 前原滉
富助 … 木本武宏
福蔵 … 木下隆行
今川義元 … 春風亭昇太
今川氏真(龍王丸) … 尾上松也(子役期:中川翼)
寿桂尼 … 浅丘ルリ子
太原雪斎 … 佐野史郎
関口氏経 … 矢島健一
岩松 … 木村祐一
佐名 … 花總まり
徳川家康 … 阿部サダヲ
瀬名(築山殿) … 菜々緒(子役期:丹羽せいら)
竹千代 … 吉田海斗
石川数正 … 中村織央
松下常慶 … 和田正人
龍雲丸 … 柳楽優弥
モグラ … マキタスポーツ
力也 … 真壁刀義
カジ … 吉田健悟
ゴクウ … 前田航基
高瀬 … 髙橋ひかる
織田信長 … 市川海老蔵
語り … 中村梅雀
※スタッフ
脚本 … 森下佳子
音楽 … 菅野よう子
テーマ音楽 ピアノソロ … ラン・ラン
題字 … Maaya Wakasugi
制作統括 … 岡本幸江
プロデューサー … 松川博敬
演出 … 渡辺一貴、福井充広、藤並英樹
時代考証 … 小和田哲男
コメント
永禄八年、武田信玄が嫡男義信を幽閉す(柴咲コウ)
うわあ・・・まだ永禄八年(1565年)なのかよ・・・。 永禄四年(1561年)生れとされる虎松(井伊直政)が数えで五歳だからそうなんだけどね。 数え年というのは生れた年を一歳と数える年齢のことである。 十二月三十一日に生れると翌日には数えで二歳になります。 満年齢だと一歳にもならないので・・・感覚に
おんな城主直虎 第18回「あるいは裏切りと…
まずはお詫びを。一ヶ月ほど前にも書きましたが、パソコンに新しいソフトを入れたら なんだか操作も変わってしまって、キーボードでこうやって入力すると 入力した端からがんがん…
巨炎さん
>ところで、もう総集編やってますね。「真田丸」はどうでしたっけ?
そうですか!
総集編や朝ドラスピンオフなどはあまり関心を持って見ない方なので、やってる事も知らなかったです(笑)
視聴率は今回は幾分か上がったようですよ。
総集編効果なのかしら。
>アレも松陰センセー退場までは、そこそこ見所はあった。
そうですね!
初回なんか演出もファンタジーで、結構好きでしたよ。
劇伴も今期の大河よりドラマティックで良かったし……
ほんと、悪くなかったはずなのにね……。
大河ドラマ『おんな城主直虎』第十八回
「あるいは裏切りという名の鶴」内容政次(高橋一生)に伝えず、“種子島”を作らせていた直虎(柴咲コウ)しかし、政次に知られてしまい、取り上げられてしまう。謀反の疑いありと、直虎は虎松(寺田心)の後見を降りるよう迫られるのだった。すぐさま、駿府へと向かってもらうと。直虎は了承するしか無かった。 だが銭のにおいを感じた方久(ムロツヨシ)は、慌てて駆け出して行く。そして、直虎達より先に、駿府の今川館に到着し、氏真(尾上松也)に目通り。…
おんな城主 直虎 18話「あるいは裏切りという名の鶴」
公式サイト 直虎(柴咲コウ)が秘かに作らせていた「種子島」を奪った政次(高橋一生
おんな城主直虎 第18回「あるいは裏切りという名の鶴」
今回のドラマを見る前にたまたま、今週のPRESIDENTというビジネス雑誌を読んでいました。その特集は「孫子」。様々な人の孫子に対する考え方が掲載されている中で一番の目玉記事は池上彰さんと小池百合子さんの特別対談でした。小池さんはご存じの通り都民ファーストを掲げ現在のところ人心を掌握している感じがありますが、その根底に孫子があることを示しています。 「百戦百勝は善の善なるものにあらず。戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」 今回、同じ事を政次からも聞くことが出来ます。周囲に松平、今川、武田と…
おんな城主直虎 第18回~あやつの夢枕に立って言うてくれぬかの? 危うくなるゆえ、早く下がれと
直虎(柴咲コウ)の良い所は<諦めの悪さ>と<型に嵌らぬ考え>。 しかし、考えが浅い。 突っ走ったのはいいが、壁にぶつかって上手くいかなかったり、今川につけ込まれる要素をつくってしまう。 だから直虎は悩む。 失策を重ねる自分はまわりに助けられてばか…
おんな城主 直虎「あるいは裏切りという名の鶴」
政次(高橋一生)には内緒で、“種子島”を作らせていた直虎(柴咲コウ)なれど、「謀反の可能性アリとみられる」と、政次に取り上げられてしまい、虎松(寺田心)の後見を譲るよう、迫られます。そこに、銭の匂いを嗅ぎつけた方久(ムロツヨシ)は駿府の今川館へ先回り。今川氏真(尾上松也)に「種子島」を売りつけることに成功し、無事、事なきを得ます。グッジョブです直虎は、妹から見た政次が「優しいお兄様」に見えることに驚き、考えを巡らせてる内、決して私利私欲の為ではないことに気づきます。そんな中、武田義信が幽閉され今川と…
>武田の嫡男・義信さま
「武田信玄」では若い頃のカモキンがやってましたな。
ところで、もう総集編やってますね。「真田丸」はどうでしたっけ?
「花燃ゆ」も同じ時期にやっていた事は覚えているので
視聴率的に苦戦している事の足掻きのように感じてしまう。
アレも松陰センセー退場までは、そこそこ見所はあった。
(場当たり的に主人公っぽい言動とっているだけの文を全部スルーすれば)
本作は今の所、一生さんが作品を引っ張ってテンションが保たれていますが。
おんな城主直虎 第18回 あるいは裏切りという名の鶴
第16回「綿毛の案」はこちら。前回の視聴率は急降下して11.0%。危険水域に達したらしい。といっても、わたしはよんどころない事情で見ることはできなかったんですけどね。そうですわたしのよんどころない事情というのは酒を飲んでいたということです。再放送も見ず、まったく先週のことは知らないままに見て、確かにキャストが思いきり安上がりになっているなあと思ったりはするけれど(最初からNHKは出演料が安いので有名)、しかしついに直虎(柴咲コウ)は、いかに政次(高橋一生)が井伊を、そして自分を守るためにどれだけ考え…
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第18回「あるいは裏切りという名の鶴」
あるいは裏切りという名の・・フランス映画か~。じゃあじゃあ、やがて復讐という名になり、いずれ絶望という名になるのでしょうかああ~~。それではこちらからは・・希望という名の~直虎求めて~今宵も大河を~視聴する私~♪
大河ドラマ「おんな城主直虎」 #18 あるいは裏切という名の鶴
種子島を作っていたことが政次にばれ、 駿府に連れていかれる直虎。
大河ドラマ「おんな城主 直虎」生き残る為の決断18直虎は銭の犬方久に鉄砲の商売で救われ政次には戦わずして勝つ方法を探すと告げられたのだった
大河ドラマ「おんな城主 直虎」第18話は直虎は種子島を作らせていた事を疑われ駿府へ連行される。しかし方久は先回りして氏真に取り入って直虎を救って見せた。そんな中で政次は …