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【コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON】第5話 感想

人は他人の痛みは分からない。

医者と患者に限らず、夫婦・親子・友人…どんな間柄でもそれは同じだ。

しかし、痛みは教えてくれる。

自分の傍にその痛みを分かち合いたいと思ってくれる人がいること。

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コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON 第5話

 
  
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脚本家がSeason1・2から変更になった事が、普段は製作スタッフなどほとんど気に留めない視聴者層にも知れ渡り、視聴率が高いにも関わらず物議を醸しているSeason3であります。(笑)

 

個人的には構成その物には大して変化はない気がしている。

元々このシリーズは「人の命は簡単になくなり、人の身体や精神は簡単に壊れる」…という理不尽さの上に、「だから、今持っている物を大切に生きよう」という生への執着を描く物語だったので、死んだり動かなくなったり切られたりというシーンは数多くあった。

つらいけど頑張ろうね、という話なのである。
今期もそこはよく描かれていると思う。

エピソードが混在しているから話がゴチャゴチャしているというのも、私の記憶の限りでは元からである。

レビューを書く時に「エピソードを拾い切れない!!」と何度も嘆いた記憶があるもの……。

元より、脚本家が変わっただけでPも演出家も変わっていないし。

 

ヘリコプターが飛ばないとお怒りの方もおられるようだが(笑)、メインキャラが競ってドクターヘリに乗ろうとしていた初期に引き換え、今は彼らは院内でそれぞれの地位を確立した立場。

昔みたいに躍起になって乗ろうと焦らなくてもヘリはいつもそこにデンと存在している。

競い合って取り合っていた美人は、今は皆の女房になったのである。
そんなにブンブン飛んでいるシーンを映さなくても存在感はちゃんとある。

脚本が専門分野に強い林宏司さんから安達奈緒子さんに変わったことには心配があったが、安達奈緒子さんもビジネスものの取材力はある作家さんなので…。当然、監修も付いていることだし。(元々前シリーズからツッコみ所はあったし……)その辺も見劣りしているとは思わない。

一番不安だったのは、安達奈緒子脚本の恋愛偏向だが、今のところは……まぁ…仄かな片思いが若干名存在する感じはあるが、恋愛ドラマになっちゃう感じはない(と思いたい)。

 

それより何より、個人的に一番感じているのはセリフそのものの筆力の差なんですけど……。

ストーリー冒頭にメインキャスト(主に藍沢)のモノローグが入るのがこのシリーズの特徴だが……なんだか、その内容がね…あまり響かくなってる気がして。

ウチのレビューの頭には毎度作中から気に入ったシーンや印象深いセリフを切り取って入れるのだが、選ぶのに苦労する(笑)あまり、コレってもんが無くて(爆)

例えば、Season2 10話のレビューに選んだモノローグとか…

医療行為は選択の連続だ。
いずれにせよ、その分かれ道は選んでしまえば二度と引き返せない。

リセットは出来ない。
それは、人生と同じ。
不確かな分かれ道の連続。

人生の岐路は容赦なく迫って来る。

詩的でしょ。
ちょっとグッと来るでしょ。

さすが、
「人生の悲劇は2つしかない。ひとつは、金のない悲劇。もうひとつは、金のある悲劇。」
の脚本家だなって思うでしょ。

でも、今期は
「人は他人の痛みは分からない。
医者と患者に限らず、夫婦・親子・友人。どんな間柄でもそれは同じだ。」
だもんね……うん、そうだね、それがって感じになっちゃうよね…。

まぁ、セリフが直情的だからこそ、藍沢のキャラも素直に可愛くなったとも言えるし。
藤川の人間的成長描写はとても上手いと思うし。

一長一短なのかも知れない。

見守りの姿勢です。

 

とりあえず…今回の感想にはかなりブーブー言った。
「命の儚さと尊さ」を描くのは素晴らしい事だし、救命の現場なのだから人が死ぬのは仕方ない。

けれども、2週に渡って1つの命を引っ張られるのは視聴感情として

しつこくて面倒くさくて嫌な気分にしかならない!!

何って……
胎児のことだよ

冴島の赤ちゃんを返して(とドラマスタッフに言いたい)

※今週はブログメンテナンスのため記事を作れなかったので、実況ツイートから感想になりそうなところを貼り付けた簡単レビューです。


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藍沢耕作(山下智久)は天野奏(田鍋梨々花)の緊急オペと別の患者の急変への対応に夜通し追われ珍しく疲れ切っていた。
そこに藤川一男(浅利陽介)がトマトの箱を腕一杯に抱えて出勤して来た。
妊娠中の冴島はるか(比嘉愛未)が、いま唯一食べられるのがトマト。藤川は、冴島が他の食べ物は受け付けないのでトマトがないと機嫌が悪い…と愚痴を言ってはいるが幸せそう。

緋山美帆子(戸田恵梨香)は、友達の話として、気になる男性に妻がいた場合について白石恵(新垣結衣)に相談。しかし、白石に「不倫はいけない」と大声で返されてしまい、緋山は相談する相手を間違えたと後悔する。

そんな時、翔北救命センターに下水道工事中の作業員が増水のため流され、救助に当たっていたレスキュー隊員1人も負傷しているとドクターヘリの要請が入った。白石、名取颯馬(有岡大貴)、雪村双葉(馬場ふみか)がヘリに乗り込む。

現場に着くと、名取はレスキュー隊員で意識のあるベテランの倉田正敏(大谷亮介)らの処置にあたり、白石と雪村は溺水で意識不明の作業員、吉崎孝司(長谷川慎也)をヘリで救命センターに搬送した。
初療室で吉崎の治療をしていると、雪村が冴島の様子がおかしいことに気づく。
と、次の瞬間、冴島は倒れ込んでしまった。

一方、別の病院に受け入れてもらった倉田の容態が急変し、翔北救命センターに戻された。
倉田の状態を判断した名取は動揺するのだが…。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

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※キャスト

藍沢耕作 … 山下智久
白石恵 … 新垣結衣
緋山美帆子 … 戸田恵梨香
藤川一男 … 浅利陽介
冴島はるか … 比嘉愛未

名取颯馬 … 有岡大貴
灰谷俊平 … 成田凌
横峯あかり … 新木優子
雪村双葉 … 馬場ふみか

早川正豊 … 伊藤祐輝
鳥居誠 … 岩井拳士朗
広田扶美 … 下垣真香
橘優輔 … 歸山竜成
梶寿志 … 寺島進
西条章 … 杉本哲太
三井環奈 … りょう

新海広紀 … 安藤政信
橘啓輔 … 椎名桔平

※スタッフ

脚本 … 安達奈緒子
演出 … 西浦正記
プロデュース … 増本淳

音楽 … 佐藤直紀
主題歌 … 「HANABI」Mr.Children

コメント

  1. コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命3期第5話(8.14)

    水道工事の作業員が水に流され、レスキュー隊員も負傷する事故が発生、 レスキュー隊員の処置を任された名取(有岡大貴)は骨折を見落としてしまう。 一方、作業員の治療中、妊娠していた冴島(比嘉愛未)の体調が急変してしまう。 医者の仕事を舐めていた名取に レスキュー隊員のプロ意識を静かに語る大谷亮介さんの演技がよかった。 3期は藍沢や白石を指導者として描いているけど、 こういうのはやはりベテランの差を感じるな。名取の意識が変わるのも納得できる。 大谷亮介さん、最終回あたりで再登場させて、一緒に救命活動をする…

  2. コード・ブルードクターヘリ緊急救命-THE THIRD SEASON 第5話

    内容緋山(戸田恵梨香)は、担当している緒方(丸山智己)に妻がいると知り、動揺。 そんななか、ドクターヘリの要請があり、白石(新垣結衣)が名取(有岡大貴)雪村(馬場ふみか)を連れ、現場へ。状況を聞いた白石は、名取を現場に残し、負傷者をヘリに乗せて、病院へと戻っていくのだった。 初療室で白石は、藍沢(山下智久)らと負傷者・吉崎孝司の処置を開始。そんなとき、冴島(比嘉愛未)が、腹部を押さえて倒れ込む。すぐに緋山が冴島を診て、藤川(浅利陽介)ともに処置をはじめるが。。。。 しばらくして、負傷者を他の施設に移…

  3. コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON 「寄り添う人」

    藤川一男(浅利陽介)が、つわりで食欲のない妻・冴島はるか(比嘉愛未)のために、トマトの箱を取り寄せ緋山(戸田恵梨香)は、緒方(丸山智己)に妻子がいることを知り、友人の話として、白石恵(新垣結衣)にに相談をし、「不倫はイケナイ」と言われて動揺。相手を間違えたと凹むものの、緒方は離婚することになったようです。翔北救命センターに下水道工事中の作業員が増水のため流され、救助に当たっていたレスキュー隊員1人も負傷、とドクター・ヘリの要請。白石(新垣結衣)が名取(有岡大貴)雪村(馬場ふみか)を連れ、現場へ名取は…

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    自分の命を預けるということ。 命と向かい合うということ。 第5話『寄り添う人』ネタバレです。 【Amazon.co.jp限定】 カゴメ プレミアムレッド 高リコピントマト50%使用(食塩無添加) 160g×30本カゴメ by G-Tools

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