今川の追手に命を狙われる亀之丞(藤本哉汰)を逃がすため、おとわ(新井美羽)はある秘策を思いつく。
おとわの命がけの策が功を奏し、亀之丞は無事信州へと落ち延びる。
井伊直満(宇梶剛士)が謀反の疑いで殺されたことにより、以前から直満と対立していた小野政直(吹越満)が今川家の目付として井伊家中の実権を握ろうとする。
政直はさらに息子の鶴丸(小林颯)とおとわを夫婦にし、井伊家の家督を継がせようと画策するが…
(あらすじは Yahoo!テレビより引用)
おんな城主 直虎 第2話「崖っぷちの姫」
理科の時間が始まるよーーーー!!
みたいなOPにどうしても慣れない(笑)
菅野よう子さんは好きな作曲家のはずだし、『攻殻機動隊』のOPなど初めて聞いた時から鳥肌ものだったよ。
でも、この曲はあまりピンと来ない…むしろ退屈。
ツイッターでもOPが長いという意見をチラホラ目にするが、理由はそれぞれあろうが私の場合は曲のせい。ずっと聞いていたい曲ではない。
理科の時間アニメはもう……何だかな。
(まぁ、この井伊の母のおかげで井伊家が続いて行くんだよみたいな物語は読めるけどね…)
菅野よう子さんに劇伴を依頼した段階でアニメを意識していたんだろうか。
初回も「ナウシカ」っぽい劇伴が入るシーンがあったし…
先週、日テレの金曜ロードショーでジブリの『風の谷のナウシカ』が放映され、あ、これな……
井伊の谷の~なu… pic.twitter.com/3weGA4PYaK
— もけ (@motosuke06) 2017年1月14日
笑っちゃったけど、ピッタリこれよね(爆)
直虎が「蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつ」だったのか…狙いだな。
さて。
亀之丞の代りに今川の追っ手に捕まった おとわは得意顔。
ほうら!だから、だから違うと言うたではないか!
では井伊の姫がなぜ朝早くあのような所におられたのじゃ?
それは…
竜宮小僧を探しておったのです。
嘘も真田並みにお手の物。
ようやった!
それでこそ井伊の女子じゃ!
と、喜ぶじじさま。甘い……。
その場で斬られていたらどうするつもりだったのですか。
少しは己の身の事を考えなさい。
じじいはひ孫に甘く親父も甘い中、母だけがまともなのだった。
首で帰ってきた直満のために、親族だけで葬儀を出してやる井伊家の皆さま。
史実では、この時、直満の弟・直義も共に誅されております。
謀反人の葬儀なんかしていると今川に知れたら大変だと思うのだが、このドラマの今川は首はおとなしくすぐ返してくれるし、葬儀もさせてくれる。とっても優しい。
葬儀の後の話題は直満が本当に謀反を働いたかどうかということ。
「井伊家伝記」では小野の讒言で今川に誅されたように書かれているようですが、この大河では直満は本当に北条と通じていたということになっている。
これは、小野親子の印象を少しでも良くしておこうという配慮かしら…
なんせヒロインは小野政次@現・鶴丸に愛される女だからな。
まぁ、奸臣扱いには変わりないわけで、葬儀の席に政直が来ただけで、みんなチョー嫌な顔である。
ここで政直が読み上げる今川からの三角関係公認のお下知。
「小野和泉守が一子を井伊の女と娶わせる事を加えて下知す」
これが、今回のストーリーの肝となるのだった。
目付けを政直に交替させられ、姫は小野に娶わせなければならなくなり、大事な家の男を殺されてもなお反逆できず、泣き寝入りしてふて呑みしなきゃならない小国衆が受ける理不尽さは伝わる。
まぁ、実際どうにもならなかったのだから気の毒だけれども、そのせいでどうも男は何もできず、女だけが強く見えてしまうのね。
ヒロインは何にでも立ち向かう体だし、母だけが娘に当たり前に厳しい。
そんな男たちの中で、鶴だけがちょっと漢。
おぬしは井伊の次の殿になるのじゃ。
何故…何故、私ばかりさように運のよい事になるのでしょうか。
井伊の頭領など、とても我が身には務まりませぬ。
ありがたいお話ですがお断り致しとうございます。
どこがよいのか分からぬが好いておるのじゃろう?
何の勘違いをなさっておられるのか。
今は子供だから正義感があるのかも知れないし、この先、亀憎し虎憎しみたいな展開がやって来るのか、小野の家のために彼なりに苦悩しつつ今川に従って行くのかは解らないが…。
亀は必ず戻ると言うたのじゃ。
じゃから我は亀を待っておらねばならぬ。
そうじゃな。
俺も亀をこれ以上悲しませたくはない。
可哀想だから、もう鶴でいいじゃん。と、ちょっと思ってしまう。
鶴の嫁にならなくてもいいように家出して、平成の指示待ち妖怪に拾われたり…
姫返してやろうかシャーーー
母にぶたれたりする姫である。
おとわが亀の事を思うておるのはよう分かった。
じゃが、同じように井伊の皆の事も思うてくれぬかの。
おとわが鶴と一緒になってくれねば、井伊は今川に潰されてしまうかもしれぬ。
そうなっては皆が困るのじゃ。
おとわは井伊の姫であるのだから、皆の事を考えてくれねば。
おとわの行動もいちいち幼いけれども、こういう父の語りかけも幼子にする感じなんだよね。
事前記事にも書いたように、井伊直虎の正確な生年は解っておらず、1535年だとすると現在9歳である。
しかし、父・直盛は現在19歳!であり、そこから考えるとこの時点の おとわは最大に行っていても3つか4つくらいじゃね…と思えるのだ。
それだと、この父母の おとわへの対応がちょっと納得行くし、姫君としては自由過ぎ考えなし過ぎな行動も納得がいく。
ただ、3つくらいの幼児に許婚のために出家しようなんて発想が沸くかしら…というのは疑問だけど、ドラマだから深く考えないようにしよう(笑)
少なくとも、史実の次郎法師は恐らく自分の意志で出家したわけではないと思われる。
亀が戻ってきた時に井伊がのうなっていたら亀も困るでしょう。
ならば鶴と一緒にならず井伊も潰されぬ手を考えればよいではないですか!
答えは一つではないと和尚様は言うておった!
父上も母上もしかと考えておられぬのではないですか?
それとも何も考えつかぬ阿呆なのでございますか!
つうことで……
自ら坊主頭を作る幼児の姿に、全国の朝ドラ視聴者が大吉っつぁんと一緒に
じぇじぇじぇ!!!( ‘ jj ’ )/
…と、叫んだ夜でありました。
※キャスト
井伊直虎(おとわ)… 柴咲コウ(子役期:新井美羽)
井伊直盛 … 杉本哲太
千賀 … 財前直見
井伊直平 … 前田吟
井伊直満 … 宇梶剛士
井伊直親(亀之丞) … 三浦春馬(子役期:藤本哉汰)
しの … 貫地谷しほり
井伊直政(虎松) … 菅田将暉(子役期:寺田心)
佐名 … 花總まり
中野直由 … 筧利夫
中野直之 … 矢本悠馬
今村藤七郎 … 芹澤興人
弥吉 … 藤本康文
たけ … 梅沢昌代
小野政直 … 吹越満
小野政次(鶴丸) … 高橋一生(子役期:小林颯)
小野玄蕃 … 井上芳雄
奥山朝利 … でんでん
なつ … 山口紗弥加
奥山六左衛門 … 田中美央
南渓和尚 … 小林薫
傑山 … 市原隼人
昊天 … 小松和重
甚兵衛 … 山本學
八助 … 山中崇
角太郎 … 前原滉
富助 … 木本武宏
福蔵 … 木下隆行
今川義元 … 春風亭昇太
今川氏真(龍王丸) … 尾上松也(子役期:中川翼)
寿桂尼 … 浅丘ルリ子
太原雪斎 … 佐野史郎
新野左馬助 … 苅谷俊介
関口氏経 … 矢島健一
あやめ … 光浦靖子
岩松 … 木村祐一
徳川家康 … 阿部サダヲ
瀬名(築山殿) … 菜々緒(子役期:丹羽せいら)
龍雲丸 … 柳楽優弥
瀬戸方久 … ムロツヨシ
高瀬 … 髙橋ひかる
松下常慶 … 和田正人
語り … 中村梅雀
※スタッフ
脚本 … 森下佳子
音楽 … 菅野よう子
テーマ音楽 ピアノソロ … ラン・ラン
題字 … Maaya Wakasugi
制作統括 … 岡本幸江
プロデューサー … 松川博敬
演出 … 渡辺一貴、福井充広、藤並英樹
時代考証 … 小和田哲男
コメント
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KOさん
>音楽は主旋律がはっきりしておらず、思い出して口ずさむことのできるメロディーがないのが最大の欠点かと。
それですよね~~。
耳に残る物がないんですよね。
大河のテーマって毎回結構1度聞いただけでグルグル頭を回る部分があるのですが、これは全くないんですよね^^;
>そんな中、ムロツヨシがLIFEのコントのように見え、そして私も(!)お父さんのラストの驚き方に”jjj” を重ねてしまいました。
当分はそんな感じで楽しんでいくのが正解なのかも知れません^^;
今回は15.5%でした。
私は視聴率はあまり気にならない方なのですが、とりあえずBS視聴率ってやつは前作よりも落ちている気がします^^;(ツイッター実況民は目に見えて減ってます)
>マジでジブリや「ナウシカ」を意識しているのかも。
そうかも、と思って見れば見るほどOPに相似点を発見します(爆)
>女性大河の原点であった「草燃える」や「おんな太閤記」は
男性キャラの苛烈さが、ちゃんと描かれているから
翻弄される女達にも感情移入できる
「おんな太閤記」は何だか好きだったなぁ、完全ホームドラマですけどね。
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うううむ、まだ1回を見ただけですからはっきりとは言えませんけど、やっぱり何となく姫様持ち上げすぎ?っていうかパパ上直盛様をディスリすぎているような気がしてなりません。直満様の独断で井伊家の北条寝返りマタ―が進行するものかどうか、さらには今回の予告を見ていても、幼い姫様の主張が通るばかりで、その経緯には井伊家ご当主がもっと主体的に関わるべきではないかと思われてなりませぬなりませぬ。んでもまだまだ!これからですから!長丁場の大河ですから!脚本の方を信じて頑張って視聴いたしましょおお~。
おんな城主 直虎 2話「崖っぷちの姫」
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天文十四年、井伊直盛じぇじぇじぇと叫ぶ(杉本哲太)
戸籍謄本のない時代の話である。 生没年が明らかでないものは多い。 この物語の主人公である井伊直虎の生年月日も不明とされている。 つまり・・・井伊直満が暗殺された天文十三年十二月二十八日(1545年2月4日)に直虎が何歳だったのかは不明なのである。 ちなみに直虎の父親・井伊直盛の生年にも諸説あるが定説
初回視聴率は16.9%で好発進とかのニュースがありましたね。
「真田丸」の最終回より上という事なのでしょうが
「平清盛」の初回より低い、
「花燃ゆ」よりチョイ、マシ程度なのに大丈夫か…。
マジでジブリや「ナウシカ」を意識しているのかも。
アニメ版はクシャナ殿下の扱いも漫画より悪くなったし
周囲のキャラを主人公に併せて下げて大河の尺はキツイ…。
女性大河の原点であった「草燃える」や「おんな太閤記」は
男性キャラの苛烈さが、ちゃんと描かれているから
翻弄される女達にも感情移入できる作りになっていたし
「花燃ゆ」も初回の叔父さんだけは怖かった。
OPは音楽も映像もイマイチですね。
音楽は主旋律がはっきりしておらず、思い出して口ずさむことのできるメロディーがないのが最大の欠点かと。 昨年の「だまされた~・・・」という替え歌が出来るような気安さがありません。オーケストラで何んとなく盛り上がらせているだけという印象なので、馴染むまでにはしばらく時間がかかりそうです。
脚本は丁寧に描かれている感じですが、演出のテンポが悪いのか、個人的には40分がかなり長く感じる展開です。 そんな中、ムロツヨシがLIFEのコントのように見え、そして私も(!)お父さんのラストの驚き方に”jjj” を重ねてしまいました。
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おとわ(新井美羽)、亀之丞(藤本哉汰)を逃がすため、身代わりに。バレても、エヘン顔です。でも、ちょっと鶴丸(小林颯)が可哀想だったかな?おとわの事が好きだけれども 父のした事は許せない。更におとわに自分は、脈なし。おとわは、鶴丸に夫婦約束の反故について相談されてしまうんですもの。これが長じて、高橋一生演じる、小野正次になるので、どうかる?しかし、結局、おとわ、笛を届けに、亀之丞に会えたのですね。亀之丞は具合が悪く倒れ、おとわは行方不明に。おとわ、ついに反抗して髪を自分でザクザクに切ってしまいました。…