井伊谷への帰還を果たした亀之丞は、元服して井伊直親(三浦春馬)と名を改める。
直親は次郎法師(柴咲コウ)を還俗させて、自分の妻に迎えたいと願い出るが、政次(高橋一生)はまず今川家に直親の帰還を許してもらうことが先決だとしてこれに反対する。
実は次郎法師の出家は、今川による井伊の本領安堵の条件になっていたのだ。
それでも夫婦になることを諦めきれない直親は次郎法師にある提案を持ちかける。
(あらすじは Yahoo!テレビより引用)
おんな城主 直虎 第6話「初恋の別れ道」
おとわは俺の妻になるのだろ?
何を。我はもう出家の身じゃし……。
そんなもの。還俗すればよいではないか。
出家しても、いつか還俗すればいいよね。
という、まるで今日という日に合わせたようなナイスなタイミングのストーry……←やめなさい。
井伊肥後守直親
と名を改めた亀。
頭は次郎が還俗して嫁になってくれることでいっぱい~~。
おとわの還俗について尋ねたところ、まずは俺の帰参が今川に認められてからと言われたのだ。
同時に進めればいいと思うのだが。
実は…
我の出家は今川による井伊の本領安堵と引き換えとなっておるのじゃ。
ゆえに勝手に還俗はできぬという事じゃ。
何故さように珍妙な事に…。
ドラマですから。
昔、超という国に道威という王がおってな。
道威のもとには中と伯という2人の大臣がおった。
ある時、争い事が起こっての。
どちらを追い出すかを決めるために中と伯にそれぞれ2つの饅頭を差し出したのじゃ。
2人ともその場で1つずつ食べ、中は残りの一つを腹のすかした子どもにやった。
伯はそれを後生大事に持ち続け、とうとうカビさせて食えぬようにしてしまった。
さて、その後、道威はどちらに大臣を続けさせたかの?
それは、やはり中ではないのですか?
食べられぬようにしてしまっては意味がないでしょう。
ふふ…
道威が選んだのは饅頭をかびさせた伯の方だったのじゃ。
さて、それは何故じゃと思う?
和尚の問答。
腕もたち仕事熱心で頭も切れる。
何より人を引き付けるものがある。
頭領になるべく生まれてきたようなお方にございますな。
直親様というのは。
と、評判の亀であったが、やはり結構な脳筋であった。
どうしても次郎を還俗させられないと知ると、直平じじに相談。
それ、その人、一番相談しちゃいけない人だから……。
おとわ。
ここはもう死ぬしかないと思うのだ。
死んで一緒になるしかない。
俺は死なぬぞ。死ぬのはおとわだけだ。
一緒になれぬのは おとわが井伊の惣領娘であるからじゃ。
ならば死んだ事にすればよい。
死んだ事にし、名を変え、別人として生きていくなぞよくある話じゃ。
おとわは悔しくないのか?
十の頃より寺に閉じ込められ。
己の生き方一つ思うようにできず。
理不尽だとは思わぬのか。
なぜ己だけがかような生き方を強いられねばならぬのか、そう思わぬのか?
そうやって何でもかんでも諦めて、一生燻ったまま生きていくのか?
死んだことにし、直平おじじに協力してもらって隠れ住み、ほとぼりが覚めたら出てくればいいと。
あのねぇ…
それって出家と何も変わらないんですけど。
良い事言ってるような顔してるけど、一緒になるためにお前が死ねだからね。
井伊のために出家するのも女にとって本意ではないだろうが、今度は死ね、だからね。
全然優しくないんだよ。
解ってるかな、イケメン。。
結局、次郎は還俗も「死ぬこと」も断るのだった。
ここで死んだことにしちゃったら「井伊直虎などという人物は女城主どころかこの世に居なかった」みたいな説がますます幅を利かせて大河が放送しづらくなってしまうであろう?
…じゃなくて……
直親と我はそれぞれ1つの饅頭なのじゃ。
2つの饅頭をいっ時に食べたり与えてしまってはのうなってしまう。
なれど、1つを取り置けばまことに困った時にもう一度食べたり与えたりできる。
我がカビた饅頭になる事こそ、井伊が安泰である証しであろう?
死んでしまったり、井伊を捨ててしまったりするのではなく。
直親に何かあった場合は自分が井伊を背負って立つと。
自分がカビるということは直親が安泰である標だと。
あくまでも「井伊のために生きる」宣言。
脳筋井伊男子と比べて、今週も井伊の女子は心構えが出来ているという話でありました…。
あすなろ抱きしてる場合じゃねーぞ…脳筋恋バナ男子よ…。
もう次郎は還俗しないとあきらめて、奥山の娘を正室に迎える直親。
こういう感じで迎えられる井伊・小野両家の嫁が可哀想。。
今日唯一の癒しはサダヲとすずめだったね。
※キャスト
井伊直虎(おとわ)… 柴咲コウ(子役期:新井美羽)
井伊直盛 … 杉本哲太
千賀 … 財前直見
井伊直平 … 前田吟
井伊直満 … 宇梶剛士
井伊直親(亀之丞) … 三浦春馬(子役期:藤本哉汰)
しの … 貫地谷しほり
井伊直政(虎松) … 菅田将暉(子役期:寺田心)
佐名 … 花總まり
中野直由 … 筧利夫
中野直之 … 矢本悠馬
今村藤七郎 … 芹澤興人
弥吉 … 藤本康文
たけ … 梅沢昌代
小野政直 … 吹越満
小野政次(鶴丸) … 高橋一生(子役期:小林颯)
小野玄蕃 … 井上芳雄
奥山朝利 … でんでん
なつ … 山口紗弥加
奥山六左衛門 … 田中美央
南渓和尚 … 小林薫
傑山 … 市原隼人
昊天 … 小松和重
甚兵衛 … 山本學
八助 … 山中崇
角太郎 … 前原滉
富助 … 木本武宏
福蔵 … 木下隆行
今川義元 … 春風亭昇太
今川氏真(龍王丸) … 尾上松也(子役期:中川翼)
寿桂尼 … 浅丘ルリ子
太原雪斎 … 佐野史郎
新野左馬助 … 苅谷俊介
関口氏経 … 矢島健一
あやめ … 光浦靖子
岩松 … 木村祐一
徳川家康 … 阿部サダヲ
瀬名(築山殿) … 菜々緒(子役期:丹羽せいら)
龍雲丸 … 柳楽優弥
瀬戸方久 … ムロツヨシ
高瀬 … 髙橋ひかる
松下常慶 … 和田正人
語り … 中村梅雀
※スタッフ
脚本 … 森下佳子
音楽 … 菅野よう子
テーマ音楽 ピアノソロ … ラン・ラン
題字 … Maaya Wakasugi
制作統括 … 岡本幸江
プロデューサー … 松川博敬
演出 … 渡辺一貴、福井充広、藤並英樹
時代考証 … 小和田哲男
コメント
おんな城主 直虎 第6回「初恋の別れ道」 …
本日も簡単ですが大河感想、たたたっと書かせてくださいませ!直親、次郎法師との再会を果たした、かと思ったらもう結婚(^0^;)葬るのは自分の心だと言っても 政次に おとわ…
saboさん
>ロミオジュリエットばりの駆け落ちネタも10代の子供が演じるならもちっと感動したかもしれませんけどね……
あーーそれですね(笑)
せっかく子役期間を引っ張ったのだから子供らしい部分は全部子どもにやらせれば良かったのに。
戦国あすなろ抱きも子どもがやれば可愛かったかも!!
>瀬名と竹千代のやりとりも微笑ましい。きっとおしどり夫婦になるんだろうなぁ(遠い目
なんだかね…
某auの乙ちゃんみたいな瀬名姫だけど、竹千代はムチで打たれなくて済むんでしょうかね…
この夫婦の行く末がどういう風にかの事件に到達するのか、そこが主人公の今後よりも興味深かったり(笑)
90年代に見ればこういうラブロマンスも面白かったけど2017年だと……白けちゃいますね(笑
ロミオジュリエットばりの駆け落ちネタも10代の子供が演じるならもちっと感動したかもしれませんけどね……
それにしても井伊家の脳筋描写は異様に多いですよねー(汗
小野家も一緒に筋トレしてれば仲良くなれたんじゃなかろうか(笑
井伊家になかなか思い入れが出来ない一方、今川側の描写は結構好き
女性のメイクはベストでした。白粉を塗っていることは分かるが、舞妓さんにせず役者の顔が分かるくらいの濃さにするなどやはり大河のメイクは上手い
瀬名と竹千代のやりとりも微笑ましい。きっとおしどり夫婦になるんだろうなぁ(遠い目
大河ドラマ「おんな城主 直虎」生き残る為の決断6直親の奇策に次郎法師は思い留まり直親と夫婦になる事を断念した
大河ドラマ「おんな城主 直虎」第6話は井伊谷に帰還した亀之丞は元服して井伊直親と名を改めた。それにより次郎法師を還俗させて妻として迎えたいと願い出るも、10年前に井伊家は …
おんな城主 直虎 6話「初恋の別れ道」
公式サイト 井伊谷への帰還を果たした亀之丞は、元服して井伊直親(三浦春馬)と名を
大河ドラマ『おんな城主直虎』第六回
「初恋の別れ道」 内容10年ぶりに亀之丞(三浦春馬)と再会した次郎法師(柴咲コウ)亀之丞は元服し、井伊肥後守直親と名を改める。直親は、次郎法師を還俗させ、妻に迎えたいと直盛(杉本哲太)らに伝えるが。政次(高橋一生)は、直親の帰還を今川家に赦してもらうの…
大河ドラマ「おんな城主直虎」 #06 初恋の別れ道
亀之丞が帰ってきましたが・・・。 月日がたち、それぞれの立場が変わっています。
天文二十四年、井伊肥後守直親元服す(三浦春馬)
天文五年(1536年)生れとされる井伊肥後守直親なので元服したのは数えで二十歳ということになる。 やや遅めの元服ということになる。 同じく天文二十四年(1555年)には松平元信も元服しており、こちらは数えで十四歳である。 この時すでに直親の嫡男・直政の姉・高瀬姫は生れていたという説もあるが・・・大河
おんな城主 直虎 第6回「初恋の別れ道」
大河ドラマ『おんな城主直虎』のお時間です。 BSにて鑑賞。 第六回「初恋の別れ道」 あらすじ・・・・・・・
おんな城主直虎 第6回~黴びたまんじゅうになることが、井伊の家が安泰である証であろう
「それが重畳であろう。 われが黴びたまんじゅうになることが井伊の家が安泰である証であろう」 家のために結婚をあきらめる次郎法師(柴咲コウ)。 自分が死んだことになったら、もし直親(三浦春馬)に何かがあった場合、跡継ぎがいなくてしまうからだ。 これに…
NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第6回「初恋の別れ道」
アイスホッケー女子ピョンちゃん五輪出場決定・・・ってのはまた別の機会に。閑話休題。明るい笑顔の似合う好青年となって帰って来た亀之丞様、次郎法師を還俗させて俺の嫁にする宣言!いやあ、戦国時代にてあれば、ただ好きだ好きだではなく、家のためにそれが良いという言い訳の一つもお披露目していただかったところでございますけどねえ。まあこういう事になるわのおお、とおっしゃる南渓和尚がアバンを締めて下さりまして候。
おんな城主 直虎「初恋の別れ道」
10年ぶりに、帰ってきた亀之丞(三浦春馬)は、元服して名を井伊直親と改めます。直親は次郎法師(柴咲コウ)を還俗させて妻に迎えることで頭がいっぱいですが、政次(高橋一生)は、まず、直親の帰還を今川家に赦してもらうのが先だと告げられます。新野左馬助(刈谷俊介)が駿府へ向かったところ、尾張征伐のための軍役を課そうとしているという話を聞き、井伊の帰還はまだしも、次郎法師の還俗までは難しいとのこと。周囲に相談した結果、次郎法師を死んだことにして、生き延び、名を改めて一緒になることも考え、直親、おとわをあすなろ…
おんな城主直虎 第6回「初恋の別れ道」
第5回「亀之丞帰る」はこちら。前回の視聴率は16.0%と微動だにせず。予想もどんぴしゃ。イッテQのスペシャル相手に健闘。さて今回はタイトルも「初恋の別れ道」と、チャン・ツィイーが出て来そう。余談だけど「初恋のきた道」のラスト、あの行列のシーンに泣けない人はいないはず。「少林少女」でこちらもカンフーを会得している柴咲コウの方の展開は、しかし東宝のキラキラ映画っぽいラブコメ…