昌幸(草刈正雄)と信繁(堺雅人)は、信幸(大泉洋)と別れ、徳川勢を迎え撃つために上田城へ。
途中、昌幸と信繁は沼田城に立ち寄るが、稲(吉田羊)は思いがけない行動に出る。
一方、信幸は家康(内野聖陽)から上田攻めの先ぽうを命じられる。
初陣の秀忠(星野源)は本多正信(近藤正臣)とともに兵を進める。
徳川勢を撃退しつつ、しかし信幸とは戦わないために信繁は一計を案じる。
そして佐助(藤井隆)が衝撃の知らせを届ける。
(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
真田丸 第三十六話「勝負」
三成の挙兵を知った昌幸。
以降、信幸は徳川に、
昌幸と信繁は豊臣に付くことになる。
真田の、生き残りを賭けた大勝負が始まった。
ドラマ開始当初から脚本家が宣言していた通り、「真田と関係ない部分は描かない」。
だからと言って創作ドラマだけでガッツリ行っちゃうわけではなく、史料のあるところだけを繋げたわけでもなく、作家なりの解釈で物語を紡いでいく。
「知っている(よく聞く)エピソード」に、あっ!と思い、ああ、これがこうなるのかぁ!と感心し、なるほどなぁ!と感嘆する。
そんな「真田丸」なりの関ヶ原である。
慶長5年(1600年)7月。
犬伏で真田父子は膝を突き合わせ、杯を交わして最後の歓談をした。
上田へ向かう指示を三十郎らに出す信繁。
まずは今夜のうちに私と父上が半分の兵を連れてここを出る。
お前たちは半日遅れて後に続け。
源三郎様は?
と、作兵衛に尋ねられて言葉につまる信繁。
兄上は…
このまま徳川につく。
驚く三十郎たちに引き換え…
父が徳川から離反したという知らせを受けて楽しそうな姉夫婦。ぉぃ…。
そんな中、7月24日。
信幸は1人、小山の家康の下を訪ねた。
ですから、既に陣を払い上田に戻りましてございます!
以後、徳川様の命には従わぬという事でございます。
父と弟が徳川を離反した。
辛い報告よね。
命がけの報告だよ。
何ゆえおぬしは残った?
と訊ねるのは、本多正純。
父・正信ほどの冷静さも化けっぷりもないよね。
反応がいちいちストレートすぎる。
それがしの妻の父親は、本多平八郎殿。
義理の父親は徳川内府様。
それが答えにございます。
殊勝な事を申しておりますが真田安房守が離反するのを見逃した事に相違ござりませぬ。
ゆゆしき事ですぞ!
この先、ずっとこの人はこうやって、父と弟の事で「信用ならぬ」と言われ続け、それを誠実に仕えることで跳ね除け続ける人生だったんだろうね…。
これは、その始まり。
疑うなら腹を斬ると言う信幸を義父・忠勝は庇ってくれ、家康も受け止めてくれた。
伊豆守。
おぬしの親父に去られたのは痛いが、それ以上におぬしが残ってくれた事をわしは嬉しく思うぞ。
稀に見る忠義者じゃ!
狸だからこれが本音かどうかは解らないが、戦後も信幸はきちんとした処遇を受けているので半本音なのだろうな、と思う。この家康は裏切り者への意地悪さは半端ないけれども、情は厚いもの。
この段では、とにかく信幸は徳川の信用を得なければならないし、かと言って真田に不利になる動きも封じなければならない。
とても複雑な立場だ。
一方、徳川を離反した昌幸と信繁は上田へと向かい、沼田城に一泊する道中で休憩を取っていた。
そこで、大坂から逃げてきた稲姫たちと出会う事になる。
お前たち、何をやっとるんじゃ?
大坂から急ぎ立ち戻ったところでございます。
上方は石田治部様が挙兵されて世の終わりが来たような大騒ぎ。
聞いています。
母上様や春様は大谷刑部様のもとに匿われておりますが、私は徳川の家臣の娘。
これ以上大坂にとどまっては危ないゆえ、逃げてまいりました。
おこうと2人の幼い息子たちも一緒。
仙千代、百助、よう頑張ったのう。
と、孫を見て目を細める昌幸父。
して、我が夫はいずこに?
源三郎はおらん。
…父上は徳川に背き毛利様につく事に致しました。
しかしながら兄上は…。
徳川に残ったのですね…。
話し合った末の事です。
あの方らしい筋の通し方。
と言いながらも状況に呆然としているかのような稲姫。
そして、
お城にお越しなら、夫に成り代わり私がきちんとお迎えせねばなりませぬ。
支度を整えてお出迎え致しますゆえ、しばしのご猶予を頂きとう存じます。
と、少し微笑みながら言う。
疲れ切ったおこうと息子たちを引き連れて、昌幸たちよりも早く沼田へ戻った稲姫のした事は…。
これより一歩たりともお通しする訳にはまいりませぬ!
我が殿、真田伊豆守は徳川方。
ならば徳川に刃向かう者は全て敵でございます!
お引き取りを!
お引き取りを!
稲姫、カッケーーー!
とか、沼田に入れない昌幸切ない…
とか思うシーンなんだけど、とにかく精一杯稲姫にくっついてるおこうさんが可笑しくて。。
射かけようとする嫁に降参して笑いながら去っていく昌幸父。
さすがは徳川一の名将、本多平八郎の娘じゃ!
源三郎はよい嫁をもろうたのう。
真田家関連ではよく伝わっているエピソードの一つである。
どのように描かれるかと思っていたけれども、期待値まんま+おこうさんの慣れない動きがアクセントになった。
実際には、真田の嫡流の象徴ともいえる清音院殿が徳川の出の姫と一緒に真田軍を追い返すなんてことはないだろうという気はする。
けれども、一時期は真田の女として、信幸の妻として、稲姫に妻の有り方を説いていたこの人が、今やすっかり信幸の妻になりきった稲に従っている図はなかなか面白い。
先週、昌幸父から手を取ってもらって「よき嫁」と言われた稲としても、複雑な気持ちはあるはずだ。
けれども、城は見事に守った。
妻としてここまでやる女はやはり素晴らしい。
父は笑っていたけれども、信繁の表情は複雑。
「離れていても真田は一つ」
兄のその言葉が、現実としては叶わない物と思い知らされた初めの出来事だったに違いない。
この後、決定的に信繁は兄との距離を思い知る事になる。
信幸が徳川についたと知った兵たちも複雑な気持ち。
戦に情けは禁物じゃ。遠慮はするな!
と言いつつ、
まあ、しかし…。
多少は気にかけろ。
と加える昌幸。
息子、秀忠に上田攻めを命じた家康は、その先鋒に信幸をつけた。
わしはお前を信じるが、そうでない者もおるのだ。
そのための先鋒である。
有無を言わせぬ戦いぶりを見せてみよ!
もちろん、有無を言わせず…で引き受けて、悩む信幸。
一方、昌幸父はカラっとしている。
三成から「小諸、深志、川中島、諏訪、切り取り次第」の文を受けとり、「甲斐・信濃、二か国」を要望してみたら、それも受諾された。
よっしゃ~!
あくまでも甲斐と信濃なんだもんね。。
8月24日には秀忠は3万の兵を率いて信濃へ向かう。
逸る景勝を押しとどめる直江どの。
伊達や最上の動きも気になりまする。
我らが動くのは石田勢と徳川勢がぶつかってから。
天下分け目の戦でござる。
ひと月、ふた月で勝負がつくとは思えませぬ。
そうね…。
誰もがそう思っていただろう。
9月3日には秀忠軍は小諸城に入る。
そこへ降伏の書状を差し出す昌幸。
わしは、ここが初陣ゆえ、戦の機微はよう分からんのだが、戦う前から降参するような事があるのか?
うーーん…秀忠がボンすぎて可哀想なほど。
徳川からの使者は何と、あの平野どの!!
徳川様に拾って頂いたのよ。
相変わらず出世できそうな方をウロウロしつつ、ロクに仕事してなさそう。。
さて。降伏するにあたり望むものがございます。
伺おう。
一つ。
城は明け渡します。
二つ。
兵は皆城から帰します。
三つ。
真田安房守の命は取らぬと約束される事。
四つ。
城はいずれ返して頂く事。
五つ。
本領は安堵。
六つ。
真田安房守を今後、徳川の家臣として丁重にお扱い頂く事。
以上をお認め頂けるのならば、我らは直ちに降伏つかまつりまする。
そんな調子のいい話、通る道理があるまい…。
徳川陣では本多どのがお怒り。
申し訳ございませぬ!
おぬしの父親のねらいは?
時を稼いでいるとしか思えませぬ。
これは…。
怒ってもよいのか?
弱い……弱いよ秀忠くん。。
誰か、あの嫁を呼んで来てあげてーーー…。
交渉は当然決裂。
相手方に真田の旗が立っていたと聞き、
源三郎とは戦いたくないのう。
と、ボソッとつぶやく父。
ここで、戸石城を信幸に取られたという芝居を打つ手を信繁は考え付く。
いかにも戦っているような小競り合いをして「内通者」に門を開けさせ、雪崩れ込んできた信幸軍が勝利する、という芝居。
門を開ける役をお前に頼みたい。
と、三十郎に申し付ける信繁。
そして、我らが去っても城に残れ。
どういう事でしょうか?
内通者が一緒に逃げてはおかしい。
しかし!
これ以降は兄上に従うのだ。
嫌でございます。
三十郎は…。
三十郎は源次郎様の下にいとうございます!
お前が一番信じられる男ゆえ頼んでいるのだ。
父と兄が本気で戦う事を避けるにはこれしかない。
いずれ真田がまた一つになるまでの辛抱だ。
そう。
矢沢三十郎頼康は信幸の家臣になるのである。
こんなに信繁と仲が良くて、どのタイミングで徳川につくのかと思ったら…
上手いなぁ。上手いな、としみじみ思う。
男泣きする三十郎を見ていたら、初めの方にいつも源次郎と一緒に居た子どもっぽい三十郎を思い出して泣けてきた。
いつまでも子どもでいられたら良かったのにね…。
佐助からの伝文を受け、信幸にも計画が伝わる。
放て~!
放て~!
放て~!
放て~!
の銃撃戦から、「内通者」三十郎の開門。
信幸が戸石城を奪って勝鬨を上げるまで…
なんという悲しい猿芝居。
以前、上杉と同じことをやった。
あの時は信繁はもっと誇らしそうだった。
今は違う。
まるで城の中と外。会えない恋人たちみたい。
勝鬨が響く中で、先週と違って全く威厳も生気も無い表情の信幸。
こんな形で戦いたくなんかないに決まってる。
例え猿芝居合戦でも。
大雨が降り出し、本多が退路を断たれたと自嘲する中、昌幸は計画通りに進む自分の戦に目を輝かせていた。
兵500を連れて本陣の裏へ回れ。
蚕山じゃ。
秀忠の首を取ってしまえ。
本陣まで気付かれずに攻め込めるでしょうか?
そのために半月かけて山麓から染屋原の攻め口を切り開いてきた。
一気に突っ込めるぞ。
ここに本陣を置くのが分かっていたのですか?
染屋原は、上田城を攻めるには絶好の高台にある。
ここしかないと、はなから踏んでおったわ。
戦はな、源次郎。
始める前が肝よ。
計画が押し進む中…
果たして総大将の首、取れますか。
取れんでもよい。
秀忠は初陣じゃ。思いっきり怖がらせてやるのよ。
初陣で戦の怖さを思い知らされた者は生涯戦下手で終わる。
悪魔のように勝ち誇った昌幸父を尻目に運命は転がり始める。
徳川勢が真田攻めを中止して撤退していたのだ。
「血気にはやった福島正則が石田方の岐阜城を落としたのである。
これで西国の緊張は一気に高まった。
慌てた家康は秀忠軍に合流を急ぐよう命じた」
9月15日。
石田三成率いる8万の軍勢は関ヶ原に陣を張った。
対する徳川家康軍は9万。
天下分け目の大戦が今、始まろうとしている。
始まろうとしている……
中で。
西の状態など全く知らぬ真田軍は、徳川を撤退させた祝杯を上げていた。
知らせを持った佐助の表情の険しさに気づいたのは信繁ひとり。
佐助!
大儀であった。どうした?
関ヶ原において石田治部少輔様と徳川内府様との軍勢がぶつかりました!
ついにぶつかったか!
当たった~!
…皆、静かに……!
甲斐、信濃は殿のものでございます!
静かに~!
浮かれまくる真田軍に言葉を探すような様子の佐助を見て、ついに信繁は声を張り上げた。
佐助の顔つきが尋常ではない。
なぜみな、解らぬのか。
苛立つ信繁。
佐助、続きを。
はい。
戦は朝方に始まり、昼過ぎには勝敗が決しました。
徳川方の大勝利でございます!
何だと…。
大谷刑部様はお討ち死に。
石田治部様は行き方知れず。
徳川を追い出したと。
自分たちの力で追い出したと。
上田の戦がこの徳川対石田合戦の全てだと、昌幸は思い込んでいた。
大坂で、あれだけ情勢を見てきたはずの信繁も、今や小さな真田の住人だった。
兄に貧乏くじを引かせて、気の毒だとさえ思っていた。
犬伏での誓い。
助けられるのは自分たちの方だなんて思ってもいない。
真田周りしか見ていないからこそ、視聴者も史実を知っているはずなのに、佐助の報告を信じられないような顔して受け取らなければならない。
こんなはずはない…。
治部どのも刑部どのも自信満々だったじゃないか。
さっきまで、みんなあんなに楽しかったじゃないか、と。
あっという間の関ヶ原。
ひと月やふた月で終るはずはなかった。
たぶん、視聴者が感じた「あっという間」は、この人たちにとってもあっという間だったに違いない。
そして、真田の長い長い冬はこれからやってくる。
来週からが、本当の悲劇。
※コメントのお返事、できておらず申し訳ありません。
よろしければ→【2016年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
真田信繁(幸村)(源次郎) … 堺雅人
真田信幸(信之)(源三郎) … 大泉洋
真田昌幸 … 草刈正雄
きり … 長澤まさみ
春 … 松岡茉優
薫 … 高畑淳子
松 … 木村佳乃
稲(小松姫) … 吉田羊
こう … 長野里美
たか … 岸井ゆきの
すえ … 恒松祐里(子役期:保榮茂愛→玉城美海)
真田信吉(仙千代) … 広田亮平(子役期:遠藤颯)
真田信政(百助) … 大山真志(子役期:菊井凛人)
小野お通 … 八木亜希子
とり … 草笛光子
梅 … 黒木華
堀田作兵衛 … 藤本隆宏
佐助 … 藤井隆
高梨内記 … 中原丈雄
矢沢三十郎頼幸 … 迫田孝也
小山田茂誠 … 高木渉
真田信尹 … 栗原英雄
矢沢頼綱 … 綾田俊樹
与八 … 今野浩喜
木村重成 … 白石隼也
武田信玄 … 林邦史朗
武田勝頼 … 平岳大
穴山梅雪 … 榎木孝明
小山田信茂 … 温水洋一
跡部勝資 … 稲荷卓央
木曽義昌 … 石井愃一
春日信達 … 前川泰之
室賀正武 … 西村雅彦
出浦昌相 … 寺島進
北条氏政 … 高嶋政伸
板部岡江雪斎 … 山西惇
北条氏直 … 細田善彦
上杉景勝 … 遠藤憲一
直江兼続 … 村上新悟
織田信長 … 吉田鋼太郎
滝川一益 … 段田安則
織田信忠 … 玉置玲央
明智光秀 … 岩下尚史
長崎元家 … 松田賢二
豊臣秀吉 … 小日向文世
茶々(淀殿) … 竹内結子
寧(北政所) … 鈴木京香
千利休 … 桂文枝
石田三成 … 山本耕史
加藤清正 … 新井浩文
大谷吉継 … 片岡愛之助
片桐且元 … 小林隆
福島正則 … 深水元基
豊臣秀頼 … 中川大志
豊臣秀次 … 新納慎也
小早川秀秋(木下辰之助) … 浅利陽介(子役期: 齋藤絢永)
大蔵卿局 … 峯村リエ
平野長泰 … 近藤芳正
羽柴秀長 … 千葉哲也
羽柴秀次 … 新納慎也
大野治長 … 今井朋彦
なか(大政所) … 山田昌
旭 … 清水ミチコ
後藤又兵衛 … 哀川翔
宇喜多秀家 … 高橋和也
毛利勝永 … 岡本健一
長宗我部盛親 … 阿南健治
細川忠興 … 矢柴俊博
前田利家 … 小林勝也
前田利長 … 萬雅之
毛利輝元 … 浅地直樹
伊達政宗 … 長谷川 朝晴
黒田長政 … 大神拓哉
島左近 … 玉置孝匡
片倉景綱 … ヨシダ朝
明石全登 … 小林顕作
蜂須賀家政 … 佐野功
藤堂高虎 … 日野誠二
呂宋助左衛門 … 松本幸四郎
立花権三 … 吉田ボイス
出雲阿国 … シルビア・グラブ
うた … 吉本菜穂子
玉(細川ガラシャ) … 橋本マナミ
わくさ … 円城寺あや
徳川家康 … 内野聖陽
阿茶局 … 斉藤由貴
本多正信 … 近藤正臣
本多忠勝 … 藤岡弘、
服部半蔵 … 浜谷健司
石川数正 … 伊藤正之
鳥居元忠 … 大堀こういち
本多正純 … 伊東孝明
徳川秀忠 … 星野源
江 … 新妻聖子
語り … 有働由美子
※スタッフ
脚本 … 三谷幸喜
音楽 … 服部隆之
テーマ音楽ソロヴァイオリン … 三浦文彰
題字 … 挾土秀平
制作統括 … 屋敷陽太郎、吉川邦夫
プロデューサー … 清水拓哉、吉岡和彦
演出 … 木村隆文、田中正、小林大児、土井祥平
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コメント
真田丸 第36話「勝負」
公式サイト 昌幸(草刈正雄)と信繁(堺雅人)は、信幸(大泉洋)と別れ、徳川勢を迎
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>冶部と刑部の最後が気になりますが、予告からみて来週それなりには見せてくれるでしょう。
と、私も思ってます。
まるっきりこのまま終わるということは無いだろうと。
>父上はゲリラ的局地戦で敵を翻弄し絶好調。
この人が絶好調の時は山が噴火したりするんですよ…たぶん、ままならぬ人生なのだと。
>少なくとも未経験の身で知ったようなことを言ったりせず、一時の感情にまかせてだけの攻撃命令ではなかったので
そうですね。
もっとも正信がいなければどう動いていたかは解りませんが、少なくとも知ったかぶって権威を振りかざす人物では無かったですね。
これはこれで、終戦後の徳川を造り上げていくのに良い人材だと思います。
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>昌幸の策が見れて良かったです
第一次上田合戦よりずっと高度な策だったんじゃないでしょうか?
作戦が図に当たって、もう軍師の顔。
雷鳴の中の「思いっきり怖がらせてやるのよ。
初陣で戦の怖さを思い知らされた者は生涯戦下手で終わる」
には、もうゾクゾク……
でも、やはりこの人が図に当たっている時には思い通りに事が動かないのだと思い知らされたラストでしたわ…父、すっごく運が悪い人^^;
>九度山蟄居であまり可哀想な目に遭わないといいな
出来れば呆けたり家康への恨みに苛まれるのでは無く源次郎や家族に看取られて安らかな最期を昌幸には
私も、それを願いますよ。
三谷さんですから…来週が過ぎたら少しでも明るくあってほしいな…
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>犬伏の歯抜け逸話、これはいれなくてもいいんじゃないーと思いながらも、三谷さん好きだからなぁと。。。
今週もしっかり引っ張ってましたもんね(笑)
>数時間で終わる関ケ原のことを、真の意味で理解できた。体感できました。
そうなんですよねぇ…
私らは歴史のその先を知っていますが、この人たちは自分らが勝ったと思ってはしゃいでいた。天国から一気に地獄ですよね。
まさに体感しているなーーと思います。
>砥石城の開戦時、源三郎側の兵士達が「源次郎さまだ!」とざわつくところで既にウルウル(T_T)
私は元々、堺さん命くらいのサカイスキーで、彼の演技についてはもう安心感以外の何物もないのですが、洋ちゃんが素晴らしいですよね!
いや、今までも好きだったけれども、何だか違う面をいっぱい見せてもらっている気がします。
本当に多方向に才能のある人だと思います。
>再来年のニュースが聞こえてくる今日この頃ですが、、、とにかく今年を楽しむ!10年分位楽しむ!と決めました。
ああ…(笑)うん再来年…(苦笑)
私も…今年10年分楽しんどきます!
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本能寺の先例があるから予想はあったけど、いかにもこの大河らしい関ヶ原でしたね。
冶部と刑部の最後が気になりますが、予告からみて来週それなりには見せてくれるでしょう。
父上はゲリラ的局地戦で敵を翻弄し絶好調。
信繁の奇襲や作兵衛はじめ皆の活躍もあり、前の上田合戦より凄い大軍と、知恵者の正信を相手にしても大勝利だから、勝ちに浮かれるのもやむなし。
そんな宴の席に、佐助がもたらす史実どおりの結果がインパクトもう満点ですからこわいです。
初陣ということもあって、いささかたよりなげな若大将の秀忠ですが、これは意外な成長株かも。
少なくとも未経験の身で知ったようなことを言ったりせず、一時の感情にまかせてだけの攻撃命令ではなかったので、幕府成立後、軍略は苦手でも政略の経験を積んで、すっと後の大坂の陣では別の意味で手ごわい人物になってきたら面白いのですが。
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昌幸の策が見れて良かったです
第一次上田合戦よりずっと高度な策だったんじゃないでしょうか?
前回の反省から徳川が兵糧攻めに出ることを読み、川の関を切られることも読んで時間稼ぎした上で雨待ち
敵の陣場所を読んで秀忠の首を狙う。それに失敗しても徳川側はさらに浮き足立つはず
まだまだ昌幸の罠は備えてあったのではと思えます
初めから正々堂々攻めれば勝ててたと秀忠は言いますが昌幸がそう出来ないように仕向けていたわけで、あのまま戦を続けていても3万の徳川軍が完敗は無いにしても上田城を落とすことは出来なかったのではないか?そう思えるほど昌幸の頭は冴えてましたね
正直もっと昌幸の知恵比べを見たかった
九度山蟄居であまり可哀想な目に遭わないといいな
出来れば呆けたり家康への恨みに苛まれるのでは無く源次郎や家族に看取られて安らかな最期を昌幸には
まぁきりとはな、それに秀次の娘によるコメディはあるでしょうね笑
大河ドラマ「真田丸」第36回感想
「サンジューローはゲンジロー様の元にいたい」「いずれ真田がまた一つになるまでの辛抱だ」あああ〜!こういう忠犬タイプのキャラは本当にたまりませんわ〜。
第二次上田合戦の回、時間経過としては関ヶ原の合戦が始まり、その結果が知らされるまでの真田一族の様子が描かれます。
徳川に残ったゲンザブローの姿は、まさに針のムシロの上のようでいたたまれません。
でも舅本多忠勝の「むしろ…
大河ドラマ 感想 真田丸 第36回「勝負」
大坂から逃げてきたお稲さん一行は、沼田城近くで昌幸父さんらの軍勢と無事合流。てっきり夫の信幸ともども徳川を迎え撃つのかと思いきや、信幸は徳川についたと聞かされて驚いておりました。さすがはお稲さん。信幸の妻として瞬時に成すべきことを悟ったようでした。
【真田丸】第36回感想と視聴率「勝負」(50秒関ヶ原に感嘆)
副題「勝負」 新聞ラテ「上田合戦 関ヶ原!勝負」 第36回の関東の視聴率は、前回
真田丸 第36回
『勝負』「上田合戦関ケ原!勝負」内容昌幸(草刈正雄)信幸(大泉洋)信繁(堺雅人)は、“真田”が生き残るため、別れて戦うことを決断する。
昌幸、信繁は、秀忠(星野源)の軍勢を迎え撃つため上田城へと向かう。途中、沼田城へと立ち寄ろうとするのだが、事情を知った稲(吉田羊)は、入城を拒否。真意を察した昌幸らは、そのまま上田へと向かうのだった。
一方、家康(内野聖陽)のもと…
真田丸 第36回「勝負」
大河ドラマ『真田丸』のお時間です。
BSにて鑑賞。 第36回「勝負」 あらすじ・・・・・・・
あっけないにもほどがある(大泉洋)
平野長泰は慶長二年(1597年)に豊臣姓を下賜され従五位下遠江守に任じられた。 賤ヶ岳の七本槍としては遅い出世である。 妻は土方雄久の娘である。 徳川家康暗殺の疑いで改易された土方雄久だが会津征伐では徳川軍に加わっている。 つまり・・・暗殺計画そのものが謀略だったと言われる所以である。 北国では前田
大河ドラマ「真田丸」 #36 勝負
真田家分裂。
そしてついに兄弟対決。
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今週も最高でした!
>「知っている(よく聞く)エピソード」に、あっ!と思い、ああ、これがこうなるのかぁ!と感心し、なるほどなぁ!と感嘆する。
ほんとほんと。時系列を逆にしてきたかーとか、こう繋げるのかーとか、ほんと感心しますよね! 三谷さん逸話好きなんでしょうね。先週なんて、犬伏の歯抜け逸話、これはいれなくてもいいんじゃないーと思いながらも、三谷さん好きだからなぁと。。。
>そんな「真田丸」なりの関ヶ原である。
最高でした! 数時間で終わる関ケ原のことを、真の意味で理解できた。体感できました。誰もかれもが(もしかしたら参戦してる人たちですら)あんな感じでだったんじゃないかな。え?終わった?みたいな。その驚愕のスピード感を、勝敗を知っている私たちですら、実感できた。これはほんとにすごいことだと思います。そして改めて、新時代への象徴的戦いであることを実感。
来週たっぷり回想でやるんでしょうが、それを敢えて来週に回すテクニック。すごい。拍手喝采です!
ただ私、予告で関ケ原よりも「家族の別れ」の方に目がいってしまって。パパと薫様、家臣たち、、、、雪降ってるし、もう大変なことになりそうです(自分が)
>父は笑っていたけれども、信繁の表情は複雑。
私、この表情は何だろう??と思っていたのですが、、、
>「離れていても真田は一つ」
兄のその言葉が、現実としては叶わない物と思い知らされた初めの出来事だったに違いない。
さすがくうさん! 確かに、あの表情はこれ以外にないと思いました! そして、逸話をただでは使わない三谷さんに再び感心。
砥石城の開戦時、源三郎側の兵士達が「源次郎さまだ!」とざわつくところで既にウルウル(T_T) その真田勢同士の戦いを挟んでの兄弟の見つめ合い。。。二人の表情もすごく良くって、名シーンでしたね。
再来年のニュースが聞こえてくる今日この頃ですが、、、とにかく今年を楽しむ!10年分位楽しむ!と決めました。残りわずかですが(それが一番悲しいかも)
長々と失礼しました〜
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いつもありがとうございます。
>退路を断たれたのは徳川側ですよね?
本多サドがほくそ笑んだ?のは、この局面を秀忠がどう判断するのか、戦下手なのか力量を見極めたかったからではないでしょうか。
まさにソレですよね(笑)
言い訳ですが夕べはこの後のドラマが最終回ラッシュでコレ書くのがほぼ明け方だったから…本当のボケですね^^;
(そもそも「ほくそ笑んで」いたのは真田側だし)
コメントいただいて読み直したらあちこちメチャメチャでビックリしました←いっぱい手直ししました(爆)
ありがとうございました!
来週こそが真田の一番辛い時、きついですがどう描かれるか楽しみです。
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>でも、あくまで真田メインなので、こういった展開もアリなのかもしれませんね。
恐らく来週多少振り返る形でストーリーが進むのかと思われます。
三谷さんは小早川を描きたいような気がするし(笑)
>次回は信幸が父と弟のために奔走しそうですが…
ここからさらに苦難の道となりますね…。
何だか予告を見ただけでも辛酸なめさせられそうな感じがして~。
今から胃が痛いです。
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管理人様、いつもレビューをありがとうございます。
三十郎にこれまで何度も、「私は源次郎様の・・・」と言わせていたのは、今回のための下地作りだったのでしょうね。
>雨が降り出し、本多が真田は退路を断たれたとほくそ笑む中、
>昌幸は計画通りに進む自分の戦に目を輝かせていた。
退路を断たれたのは徳川側ですよね?本多サドは昌幸パパの意図を理解したわけです。地形上、真田は北や西に逃げられます。
でも、断たれたはずなのに信繁の到着前に撤収完了していますけど???
本多サドがほくそ笑んだ?のは、この局面を秀忠がどう判断するのか、戦下手なのか力量を見極めたかったからではないでしょうか。
真田丸 第36回「勝負」~戦術家・真田昌幸、本多正信を翻弄する! しかし限界も……
真田VS徳川。
昌幸(草刈正雄) VS 本多正信(近藤正臣)の知恵比べ。
実際は昌幸がすべて上を行っていた。
・まずは神川の堰。
正信は、前回の反省から、神川の堰を切ったが、これが裏目。
雨が降り、徳川は退路を断たれることになった。
昌幸は雨が降れば…
真田丸「勝負」
真田目線からの関が原ですが、佐助(藤井隆)の報告のみ、と徹してましたね。バトル・シーンは無し。本能寺も、いさかいシーンとナレーションで終わりましたが、この徹底ぶりはアッパレかも。真田の誰かが生き残るべく、兄弟が敵味方に、別れ、徳川勢を迎え撃つために上田城へ昌幸(草刈正雄)と信繁(堺雅人)は沼田城に立ち寄るが、事情を知った稲(吉田羊)が阻止。戸石城では信幸(大泉洋)対信繁の戦い。 予定通り門が…
真田丸 第三十六回「勝負」
第三十五回「犬伏」はこちら。2018年の大河が、西郷隆盛をあつかった「西郷(せご)どん」に決定したとか。それ自体はけっこうなことだと思う。「翔ぶが如く」において大久保利通とのダブル主演はあったけれども、彼の若いころは(例の心中未遂とか)面白いエピソード満載だし、きちんと一年間やるのは面白そうだ。脚本は中園ミホ、うんうん。え、原作は林真理子?…
NHK大河ドラマ「真田丸」第36回「勝負」
さあさあ豊徳、どっちもどっちも~!・・そういう勝負ではなかったですか?それじゃあくじ引きで決めようとした父上様と同じ?あいやああ!いえいえ、父上様役の草刈様におかれましては、美術も戦国もお任せアレ!両刀使いの大活躍じゃないですか!むしろあやかりたいくらいでございますけれどもおお~~~!
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>あっという間の関ヶ原。
真田があまり関係していないとはいえ、
まさか佐助が語るだけで“決着”がついてしまっているとは…!
かなり驚きの展開でした^^;
でも、あくまで真田メインなので、こういった展開もアリなのかもしれませんね。
次回は信幸が父と弟のために奔走しそうですが…
ここからさらに苦難の道となりますね…。
大河ドラマ「真田丸」第36回
天下分け目の大戦、終結…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201609110002/
NHK大河ドラマ 真田丸 オリジナル・サウンドトラック 2 [ 服部隆之 ]