大地震に見舞われ、落成を前に伏見城は倒壊してしまう。
秀吉(小日向文世)から普請を命じられていた昌幸(草刈正雄)は生きがいを失いふさぎこむ。
秀吉は再び大陸へ攻め込むと言い出し、さらにはバテレンへの弾圧を強める。
きり(長澤まさみ)が親しくなった玉(橋本マナミ)らキリシタンたちに危機が迫る。
秀吉の老いがますます進み、家康(内野聖陽)ら大名たちに混乱を巻き起こす。
信繁(堺雅人)らは必死に隠そうとするが…
(あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
真田丸 第三十話「黄昏(たそがれ)」
太閤秀吉は、死の恐怖に苛まれていた。
一方、昌幸は伏見城の増築に己の夢を掛けるが、
伏見一帯を巨大な地震が襲った。
1596年9月5日、慶長伏見大地震。
地震の映像を今のタイミングで臆さず描いた勇気を湛えたいわ。
そこに駆けつけて救援活動を行う加藤清正の姿が今だからこそ余計に頼もしい。
そして、この地震をガッツリ描かなくてはならなかったのは、そこに真田が関わっているからである。
戦うための城造りは取りやめだ。
え…?
今は少しでも早く殿下のお住まいを造るのが肝要。
よって、安房守殿。城はもうよい。
堀の普請に回ってもらう。
あんなに張りきってたのに…張りきっていたからこそガックリ度ハンパない昌幸父。
さて。
この年の10月、四国土佐沖にスペインのガレオン船、サン=フェリペ号が漂着した。
長宗我部元親の命により、浦戸湾へ回漕されましてございます。
で、積み荷の値打ちはいかほどじゃ?
おおよそ70万石と。
当然その船の積み荷はわしのものという事でよいのだな?
今度の地震で随分物入りとなった。天の助けじゃ。
しかし殿下。
4年前、船の積み荷を勝手に奪ってはならぬと触れを出されました。
罪もないイスパニアの船から荷を召し上げる事はできませぬ。
罪があればよいのだな?
バテレン追放令、あれを使おう。
何ゆえバテレンどもはまだ京や大坂に残っておる。やつらを全て捕らえろ。
この頃までは船が漂着した場合、その積み荷は漂着した国の物としてもいいという法が認められていたらしい。
しかし、秀吉は漂着した船の積み荷はその国のものであると定めていた。
だが、この時、秀吉爺さんは高価な荷物が欲しくなった。
ちゃんとした奴らの物だと返さなくてはならなくなる。
だから罪人の物という事にしてしまえ…という事である。
地震で茫然としていたもうろく爺さんの考える事とはとても思えません。
悪知恵…回ってるやん…。
実は、伴天連追放令は出したものの、秀吉はキリスト教の信仰は黙認していた。
宗教と南蛮貿易は切り離す事が出来ず、秀吉にとっては貿易の方が重要だったからだ。
なのでキリスト教への迫害が初めて大がかりに行われる切っ掛けとなったのが、このサン=フェリペ号事件となる。(あくまでも、史実解釈の内の一説)
色々書いていると長くなるので丸島先生の解説を上げさせていただきます。
サンフェリペ号事件。まず「寄船」という慣習の説明からいるかと思います。これは、漂着船がきたら、その積み荷は漂着地のものとしてよいというもの。
— 丸島和洋 (@kazumaru_cf) 2016年7月31日
ただ時の政権によって規制がなされていき、秀吉は乗組員が生きていたら、積み荷没収は禁止すると定めていました。またフィリピン(つまりイスパニア)との間で、航行の安全を保障するという約条を交わしています。ドラマでもあったように、サン・フェリペ号の積み荷を保護する責任がありました。
— 丸島和洋 (@kazumaru_cf) 2016年7月31日
しかし結局積み荷没収となります。どういう理屈か。これを、二十六聖人殉教事件と結びつけて捉える議論があるわけです。参考となる講演録があったので、リンクを貼っておきます。https://t.co/qLboMQ7jZO
— 丸島和洋 (@kazumaru_cf) 2016年7月31日
なお、三成は秀吉による磔命令に反対で、可能な限りの手を尽くしたようです。
— 丸島和洋 (@kazumaru_cf) 2016年7月31日
京都のフランシスコ会員たちが捕らわれていく不安の中、細川ガラシャを中心に身を寄せ合う教徒たち……の中に…。
6人の宣教師と20人の日本人信者はその後、長崎において磔の刑に処せられる。
その中にはフランシスコ吉という大工もまざっていた。
二十六聖人殉教事件ですね…。
あの大工の吉蔵さんも死んでしまった。
体はな。でも…「ここ」は死なない。
パーデレ様がそうおっしゃってた。
この考えが、いずれ きりや源次郎の行動の源になってしまうような気がする。
太閤殿下のお振る舞いは常軌を逸しておる。
どうやら我らが思うておる以上に太閤様は耄碌されたのやもしれんな。
すぐに探りを入れてみましょう。
「探り」は、稲姫へ。
おこうさんと2人の妊婦の図がシュール……。
殿下はこのところ、とんとご無沙汰。
どないしてはりますねやろ。
そうやった…。殿様のご子息は太閤殿下のお馬廻衆。
殿下のご様子なんぞ聞いてはりまへんか?
おや…この女も何か探ってる感…。
秀吉の衰えはますます激しく、明国の使者に属国扱いされて怒り、お漏らししちゃう始末。
居並ぶ大名たちの顔。
もう隠しおおせる状況じゃないと思うけれど。
加藤清正は再び明へ攻め込む命を受けて秀吉の下へ参上する。
主計頭様。
あらかじめお伝えしておきますが、殿下はこのところお体の調子が悪く多少お痩せになられております。
おぬしは顔に出やすい。
殿下の前で涙ぐんだりしてもらっては困るのだ。
そんな事は分かっておる!
解っておると言いつつ、
わしが死んだあとも拾の事、よろしくな。
と頼まれると号泣しちゃう清正。純粋に愛してるんだね。子供のように。
皆の前で小便を漏らしたというのはまことに拾様だったのか?
改めて問う兄に、
もちろんです。
と答える弟。
つらい…。
私は兄を裏切っている。
そして兄に私の心はお見通しだ。
私の人生であの人のようになりたいと思うお人が2人いた。
その2人から同じ事を言われた。
「わしのようになるな」と。
一人はお家のため、人の道を捨てた。
一人はお家のため、己の信念を曲げた。
だから私はそうならぬよう心がけてきた。
秀吉様にお仕えした以上、豊臣家に背くは義に背く事。
おかげで今息ができぬほど苦しい思いをしている。
おつらいのですね。
梅ちゃんと春のどこが似ているのかよく解らなかったが、人の話を聞いて黙ってとにかく相槌を打ち、いつでも味方ですよ、という姿勢は似ているかも知れない。確かに。
先週、あまりにも「梅に似ている梅に似ている」という下りが頻発したので、自分の思う通りに戦場を突っ走って物言わぬ遺体になってしまった梅ちゃんを思い出して後々ゾッとしたのだけど、史実の春さんはそんなことにはな……(あ、そこは黙っておく)ので、じゃあ何なのだろう。この人が「厄介な娘」と冶部に言われる所以。
検地が進まぬと沼田に戻った信幸は、当然、この後に乱世がまた到来すると予想した上で城を強固にするべく大叔父や三十郎に話をしていた。
生きているうちにまた戦に出られそうじゃのう!
父上。お年の事をお考え下さい。
戦は我らにお任せを。
まだまだおぬしらには負けん。
この矢沢□摩守頼綱。
床の上で死ぬる訳にいかんわ!
矢沢頼綱は、その後一度も戦場に出る事なく天寿を全うした。
享年 八十。
前のシーンから間もないナレ死だったわ……。
しかし、八十で戦場に再び出ることを夢見て笑って逝く終末。
何て幸せな爺さんなのだろう。
寝付くこともなく、ボケることもなく、最後まで元気。
それに引き換え、老醜という言葉通りの衰えを周囲に見せつける日本の頂点に君臨する男。
人の一生も終末も様々だ。しみじみそう思うね。
わずか五歳の拾を公家の風習に則って元服させる。
なんという仰々しさ。
それもこれも、我が子に権力をそのまま残したいから。
伏見の城が出来た。
この眺めも見納めじゃ。
たまに遊びに来られればよろしいではないですか。
誰も見た事のない城を築きたかった。
城の周りには大きな町を造る。
驚くほどにぎやかで騒がしくて活気にあふれた日の本一の町。
思いどおりになったではございませぬか。
思いが叶ったのは半分だけ。
これでも半分ですか!?
ゆくゆくは京から天子様をお迎えしようと思っておった。
平清盛が成し遂げた事をわしはとうとうできなんだ。
ここで清盛が出てくるとはね…。・泣
いや、最高の位置を手に入れたら、もっと、もっと、もっと!!と望むのが人間って物なのかもしれない。
清盛と秀吉はよく似ています(あくまでもドラマの話ね)
上を手に入れたらどこまでも掴まなければ気が済まなくて、だんだん醜く酷くなっていっていることに気づかず、死すら超越しようと焦る。
人間には限界がないんだな。
会津に移ってくれ。
おそれながら、我らに何か落ち度がございましたか?
そうではござらぬ。
今、陸奥の伊達を抑えられるのは上杉殿だけ。
国の力、家の格。何をとっても上杉殿なら引けを取りませぬ。
伊達の抑えはあくまでも表向き。
徳川を北から見張ってほしいのじゃ。
徳川…。
わしが死んだ後、もし徳川がよからぬ動きをした時は背後から関東に攻め込め。
秀頼を助けてやってくれ!
頼む!
お手をお上げ下され。
天下人のなさる事では……。
頼む!
招待されたのはほとんどが女たち。
豊臣一門の奥方や侍女らが華やかに装って桜の下に集い、その数は1300人に及んだ。
殿下、今日は顔色がよろしいですね。
やはり殿下には華やかな場所がよく似合う。
源次郎も三成も、久しぶりにホッとしたひと時。
そこへ…
太閤殿下。
若君が花咲じいが見たいそうですよ。
花咲じい。
うん!
よし!
木に登るつもりかね?やめときゃあって!
淀殿の気持ちがちっとも読めない…。
老いてしまった夫が情けなくて、奮い立ってほしくてお尻を叩く意味でこんな事をさせるのか。
ただ単純に空気読めないから、夫が老いてそんなこと出来ないと気付かないのか。
梯子から落ちた秀吉は、その日から寝付くようになった。
年寄りは寝付いたらどっと悪くなる。
徳川は、いよいよかと容体を確かめに稲姫に密書を送る。
しかし…
母になり、真田の人となった稲は、それを全て夫に見せるのだった。
全て本多佐渡守様から私への密書でございます。
稲は嫁ぐ時、真田の内情を探るようにと父に申しつけられました。
本多様は再三源次郎様から太閤殿下のご容体を聞き出せと言ってきております。
…なぜ俺に打ち明ける?
私は源三郎様の嫁百助の母でございます。
ああ…やっと稲姫がデレてくれた…と信じていいのよねぇ…。
私は小松が本当に好きなんだよ。
そろそろ本気でデレて欲しかったので、裏がなければ嬉しいな。
…というか…
裏なんてないのかも知れない。
この先、誰が秀頼公を支えるのか、石田殿に仕切れるのか、それとも一層徳川殿が力を持つのか。
その時真田は誰につけばよいのか。
徳川は殿下のまことのお加減を知りたがっている。
ならばそれに乗るのも一つの手。
徳川に伝えどう出るのかを見極める。
と、源三郎は源次郎に言うのだもの。
そして、舅に「思い通りに」と背中を押され、源次郎は太閤の容体が悪化している事を兄にきちんと伝えるのだもの。
頑なすぎてあまりお利口に見えなかった稲だが、充分にお利口だったのかも知れない。
密書の事は頃合いを読んだからこそ源三郎に打ち明けた。
それは、夫が徳川につくと読んだから。
かと思うと……
探りを入れていると解っているからこそ太夫の所に通っているのだろうと思いこんで見ていた昌幸父は、本当に気づいても居なかった様子。読めていなさすぎ。
正体を知っているからバラしてんのかと思ったら、ただの閨事話かよ、父上……。
出浦さまが居なかったら、危ないところだったじゃん。
反省してくれよ……。・泣
三成と且元さまに形見分けした殿下は、源次郎を「知らん」と言う。
あんなに一番傍で介護してきたのに~~……。
おぬしは我らと比べたら日が浅い。
我らは近江長浜の頃よりお仕えしておるからな。
2人から慰められる源次郎。
しかし、ここから奇跡が起きるのだ。
真田安房守の息子だな。
あの…。
遅いのう市松は。
…もしや…。
秀吉じゃ。
これから出かけるぞ。
お前も来い。
面白い所へ連れてってやる。
しかし、これから上杉様とお会いなされるのでは?
上杉は後じゃ。
わしは利発な若者が大好きでな。
お前も一目で気に入った。
ありがとうございます。
まるでリフレインだ…。
忘れてしまったのではなくて。
秀吉はちゃんと覚えているんだ。
繰り返したい所を繰り返している。
それは、たぶん、源次郎にとっても繰り返したいところに違いない。
あの時は、真田がどうなるのかという恐怖はあったが、初めての大坂は新鮮だった。
豊臣は一家仲良く、秀吉は何よりも家族を大切にしていた。
みんなが秀吉の近くにいた。
吉野太夫のところへはまた改めて参りましょう。
しかし約束してしまったんだ。
太夫もまた今度と申しておりました。
そうなのか。
どうか今夜はゆっくりお休み下さりませ。
私が傍におりますので。
明日、お城の中を案内して頂けるとうれしゅうございます。
茶々様とかるたもやってみたいですし、寧様は芋をゆでていらっしゃると伺いました……。
源次郎の語りが吸い込まれるように優しい。
あの時の桃源郷のような風景が見えるようだ。
なんて遠くまで来てしまったのだろう……。
よろしければ→【2016年7月期・夏クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
真田信繁(幸村)(源次郎) … 堺雅人
真田信幸(信之)(源三郎) … 大泉洋
真田昌幸 … 草刈正雄
きり … 長澤まさみ
春 … 松岡茉優
薫 … 高畑淳子
松 … 木村佳乃
稲(小松姫) … 吉田羊
こう … 長野里美
たか … 岸井ゆきの
とり … 草笛光子
梅 … 黒木華
堀田作兵衛 … 藤本隆宏
佐助 … 藤井隆
高梨内記 … 中原丈雄
矢沢三十郎頼幸 … 迫田孝也
小山田茂誠 … 高木渉
真田信尹 … 栗原英雄
矢沢頼綱 … 綾田俊樹
与八 … 今野浩喜
武田信玄 … 林邦史朗
武田勝頼 … 平岳大
穴山梅雪 … 榎木孝明
小山田信茂 … 温水洋一
跡部勝資 … 稲荷卓央
木曽義昌 … 石井愃一
春日信達 … 前川泰之
室賀正武 … 西村雅彦
出浦昌相 … 寺島進
北条氏政 … 高嶋政伸
板部岡江雪斎 … 山西惇
北条氏直 … 細田善彦
上杉景勝 … 遠藤憲一
直江兼続 … 村上新悟
織田信長 … 吉田鋼太郎
滝川一益 … 段田安則
織田信忠 … 玉置玲央
明智光秀 … 岩下尚史
長崎元家 … 松田賢二
豊臣秀吉 … 小日向文世
茶々(淀殿) … 竹内結子
寧(北政所) … 鈴木京香
千利休 … 桂文枝
石田三成 … 山本耕史
加藤清正 … 新井浩文
大谷吉継 … 片岡愛之助
片桐且元 … 小林隆
福島正則 … 深水元基
豊臣秀頼 … 中川大志
豊臣秀次 … 新納慎也
小早川秀秋(木下辰之助) … 浅利陽介(子役期: 齋藤絢永)
大蔵卿局 … 峯村リエ
平野長泰 … 近藤芳正
羽柴秀長 … 千葉哲也
羽柴秀次 … 新納慎也
大野治長 … 今井朋彦
なか(大政所) … 山田昌
旭 … 清水ミチコ
後藤又兵衛 … 哀川翔
宇喜多秀家 … 高橋和也
毛利勝永 … 岡本健一
長宗我部盛親 … 阿南健治
伊達政宗 … 長谷川 朝晴
片倉景綱 … ヨシダ朝
明石全登 … 小林顕作
呂宋助左衛門 … 松本幸四郎
立花権三 … 吉田ボイス
出雲阿国 … シルビア・グラブ
玉(細川ガラシャ) … 橋本マナミ
徳川家康 … 内野聖陽
阿茶局 … 斉藤由貴
本多正信 … 近藤正臣
本多忠勝 … 藤岡弘、
服部半蔵 … 浜谷健司
石川数正 … 伊藤正之
鳥居元忠 … 大堀こういち
徳川秀忠 … 星野源
語り … 有働由美子
※スタッフ
脚本 … 三谷幸喜
音楽 … 服部隆之
テーマ音楽ソロヴァイオリン … 三浦文彰
題字 … 挾土秀平
制作統括 … 屋敷陽太郎、吉川邦夫
プロデューサー … 清水拓哉、吉岡和彦
演出 … 木村隆文、田中正、小林大児、土井祥平
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【真田丸】
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コメント
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レスが遅くて申し訳ありません。
イベント情報ありがとうございます^^
>例えば最後の、襖を開けたら出浦が睨んでいたシーン。本物の太夫ならば、もっと優雅に開けるであろうところを、意識的に「雑に」開けたんですって。
なるほど~~!
演技プランも小物の交換もあったのですねーー!
びっくりです。全く気付かず(笑)
時間が出来たら見直したいです。
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くうさん、返コメありがとうございます。
今日、上田市では「大河ドラマ館」の入場者50万達成のお祝いイベントとして、キャストのトークショーがあり、行って参りました。
寺島進さん、長野里美さん、中島亜梨沙さん、大野泰広さん、の4名がゲスト。
そこで中島さんが「演じ分け」について話していました。
例えば最後の、襖を開けたら出浦が睨んでいたシーン。本物の太夫ならば、もっと優雅に開けるであろうところを、意識的に「雑に」開けたんですって。
それから、以前の(本物の)太夫と、28回以降の太夫とでは、衣装のグレードを意識して落としていて、髪飾りも安物に変えていたそうですよ。
片桐且元の服薬用の瓢箪、などもそうですが、細部にまでこだわる役者&スタッフの「本気度」が感じられて嬉しかったです。
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>NHKの公式HPに、中島亜梨沙さんのインタビューがありますが、28回「受難」から、という設定だそうですよ。
すごい!
まだ読んでおりませんでしたわ。
そこから見直さなくちゃ(笑)
>「行ってみたい!」と腰を上げるかどうか、は視聴者の「満足度」に比例するのではないでしょうか。
おっしゃる通りで。
行ってみたい、や、調べたい、という気持ちにさせる…という役割を担えれば充分素晴らしい大河だと思います^^
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>冷酷無比な所業を繰り返した独裁者が「死にとうない」と泣きくずれる人間の愚かで哀れな人生の本質を前面に押し出してくる脚本は、みている側も辛くなるくらい心をうちます。
そうですね~。
ウチも老いた親がおりますので色々と被るものがあり感慨深いです。
どんな人間でもいずれ訪れる死。
大叔父上のように逝けたら幸せでしょうね。
>この若者が「幸村」となって、いかなる気持ちで大坂城に帰ってくるのか、いまからとても楽しみです。
まだまだそこまではありますが…と言ってももう半分以上終わっちゃったんですよね!
今年が終わったらもう廃人になりそう(笑)
【真田丸】第30回感想と視聴率&赤ちゃんに紙オムツ「黄昏」
「黄昏」都知事選の開票速報のため、45分前倒しとなってしまった第30回(19:1
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>偽の吉野大夫、いつから偽物だったんでしょ?
NHKの公式HPに、中島亜梨沙さんのインタビューがありますが、28回「受難」から、という設定だそうですよ。
スタッフも本人も混乱したようです。(苦笑)
先日、上田市の大河ドラマ館の入場者数が50万人を超えました。どこぞやの同館は6万1544人だったのですから、市長は有頂天。恩恵に浴している商店も多いはずです。
個人的に思いますのは、視聴率もひとつの目安ですが、この入場者数というのも作品の評価指標だと。もちろん立地条件等で、一概に比較はできませんが、「行ってみたい!」と腰を上げるかどうか、は視聴者の「満足度」に比例するのではないでしょうか。
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生涯やんちゃと激闘を続けながら、おどろきの大往生をとげた矢沢の大叔父上。
日本史上トップの英雄物語を実現しながら、あまりに悲痛な晩年を送ることになった秀吉。
毎回いろんな対比を暗示するサブタイトルを出しながら、今回も実に濃厚な群像劇でした。
「イクサハイヤジャ」「イノチガダイジ」とお題目だけ連呼して、あとは投げっぱなしで何のドラマも描かない作品と違い、冷酷無比な所業を繰り返した独裁者が「死にとうない」と泣きくずれる人間の愚かで哀れな人生の本質を前面に押し出してくる脚本は、みている側も辛くなるくらい心をうちます。
これも異様に歴史の場面にでしゃばりながら何にも実のない主役連のパターンと違って、優秀だけどいささか空回りもする信繁が、でも生来持つ優しさで一老人と成り果てた秀吉によりそう姿は、上から目線の善悪判断とかでは測れない人間の美しさも体現しているみたいで、やはり泣けました。
この若者が「幸村」となって、いかなる気持ちで大坂城に帰ってくるのか、いまからとても楽しみです。
真田丸 第30回「異変」もまたまた簡単です…
うう、本日もこんな時間になってしまって またしても簡単感想なんですが書かせてくださいませ。いや、前回の予告がちょっと衝撃的でしたからね!今日はもうはらはらしながら見てた…
真田丸 第30話「黄昏」
公式サイト 大地震に見舞われ、落成を前に伏見城は倒壊してしまう。秀吉(小日向文世
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>偽の吉野大夫、いつから偽物だったんでしょ?
昌幸が通うようになってからですかね~?^^;
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ウザくないので!
書きこんでいただいて大丈夫ですよ(笑)
箇条書きいただいたところ、どこもツボですよね!
>歴史だけじゃなく、かといって偽物のホームドラマでもなく←、戦国の駆け引き&気持ちがしっかり描かれていているので、どのシーンでもハラハラと楽しめ、そこにすばらしいキャラ設定&役者さんが配置され
そう、歴史を好きな人が書いた脚本で、ちゃんとしたスタッフが作っているから当時の姿がドラマの中に見えるんですよね。
語りたくなるの、解ります。
私の記事も長いですから(笑)
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>大泉洋さんの目が優しく(本当に優しい目)弟に訴えていて、堺雅人さんの目は一生懸命に兄にうそをつきとおそうとしていた。
お二人の目の演技が最高でした。
本当に大泉洋ってこんな役者だったんだな~って。
今までも好きでしたが、すごい人だと改めて思います。
お2人ともこの兄弟の今後の繋がりまで考えて演技していらっしゃるなぁとしみじみ感じられますよね。
良いドラマに凄い役者、素晴らしいです!
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>淀役の竹内結子さんは朝ドラ主演前年に「リング」で
最初に貞子に呪い殺される女子高校生役でした。
リング繋がりだと滅ぶ平家の深田恭子さんも呪われてましたね^^;
>「功名が辻」(この作品の茶々も含む所多かった)
永作さんでしたかね。
まぁ~主筋の娘なのに側室に落とされたという事で、後世徳川が流した醜聞もあって様々な描かれ方をする姫ですから…
この淀殿と北政所は秀吉の死後にどう動くのか楽しみです。
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>まさか信繁と秀吉の初めての出会いを再び描いてくるとは思ってもみませんでした。
三谷さんの脚本に鳥肌が立ってしまいましたよ^^
初めて秀吉と出会った時は右も左も解らなかった源次郎が今では秀吉の嫁のように可愛がられて側に居る…
源次郎のことを忘れてしまっても、起きた出来事はちゃんと記憶にあるのですね。優しい寂しいシーンでした。
大河ドラマ 感想 真田丸 第30回「黄昏」
朽ちていく秀吉様の最晩年話が長い。それで、お漏らしネタが再び…。今度は家康などの公衆の面前でした。今回は膝に抱いていた拾クンのせいにしておりましたわ。人が老い・衰えていくところを見るのは切ないものです。
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こんにちは。
偽の吉野大夫、いつから偽物だったんでしょ?
ゲンジローが秀吉に連れて行ってもらった時から?
大河ドラマ「真田丸」 #30 黄昏
死の影におびえる秀吉・・・。
そして醍醐の花見を!!
真田丸 第30回「黄昏」
大河ドラマ『真田丸』のお時間です。
BSにて鑑賞。 第30回「黄昏」 あらすじ・・・・・・・
大河ドラマ「真田丸」第30回感想
「私は兄を裏切っている、そして兄は私の心をお見通しだ」秀吉の老いを誰よりも良く知っているゲンジロー、真田と豊臣の板挟みに悩みが深まるばかりです。
明からもらった金印を投げつける秀吉
こういうシーン見る度思う
何度も何度も撮ったんだろうなぁと、え?それともCG?
若干5歳で元服した秀頼ちゃん、可愛いな〜
先週に引き続き秀吉亡き後の世情を考える大名たちと、ゲンジ…
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毎回観るとコメントしたくなるけどうざいので我慢してましたが(笑)、ただでさえ物凄い作品なのに神作がここ毎週のように見れて思わず…(笑)
・大叔父上の死に際のテンポよすぎて不謹慎にも笑う
・きりちゃんってなんか、タイムスクープハンターの要潤的なポジにすら感じてきました(笑)
・兄弟の望まざる確執(というべきか?)がこの数週間で際立ってきてドキドキ
・なんか、見てて平清盛ちらついてたので、ピーンときた!
・最後にそんなリフレインやられたら泣くわ!
歴史だけじゃなく、かといって偽物のホームドラマでもなく←、戦国の駆け引き&気持ちがしっかり描かれていているので、どのシーンでもハラハラと楽しめ、そこにすばらしいキャラ設定&役者さんが配置され、
あー、DVD出たらかうか。←
長くてすいません(笑)単なる感想になりました(笑)!
真田丸 第30回
『黄昏』「太閤失踪家康諜報・景勝会津・信繁苦悩~黄昏~今夜7時15分から」 内容伏見一帯を巨大地震が襲い、伏見城は倒壊する。三成(山本耕史)から、城を木幡山へ移すと知らされた昌幸(草刈正雄)は、城づくりという生きがいを失い、気落ちする。
一方で、秀吉(小日向文世)は、バテレンへの弾圧を強めていく。そのうえ、明国から届いた書状に怒りを覚えた秀吉は、再び朝鮮攻めを決断。
そんななか、信繁(堺…
SECRET: 0
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秀吉の容態をめぐって源次郎と源三郎のやりとりがよかったです。
大泉洋さんの目が優しく(本当に優しい目)弟に訴えていて、堺雅人さんの目は一生懸命に兄にうそをつきとおそうとしていた。
お二人の目の演技が最高でした。
真田丸 第30回「黄昏」~義を貫くとはこれほど厳しいものなのか。豊臣と真田の間で揺れる信繁
秀吉(小日向文世)の老い。
〝伴天連の磔〟と〝二度目の朝鮮出兵〟
周囲は誰もそれらを望んでいないのに、秀吉は自分を抑えられなくなっている。
物事を客観的に見られず、迷ったり苦悩することもなく、自分の権力に酔っている。
人が絶対的な権力を持つとはそうい…
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>清盛と秀吉はよく似ています(あくまでもドラマの話ね)
「平清盛」も「黄金の日日」の秀吉を意識した所があったかも?
淀役の竹内結子さんは朝ドラ主演前年に「リング」で
最初に貞子に呪い殺される女子高校生役でした。
呪縛霊となって主人公の子供を同じ世界に引き込もうとしたらしい。
やはり第六天魔王の呪い?仲間由紀恵だと解り易すぎる
(まあ最近の小中学生は貞子は知っていても「リング」は知らんかも)
というか「花アン」や「功名が辻」(この作品の茶々も含む所多かった)ネタに
なってしまうから竹内結子なのでしょうか。
真田丸 第三十回「黄昏」
第二十九回「異変」はこちら。
前回の視聴率は17.5%とまたしても的中。でも今日は東京都知事選の開票速報のためにまた時間帯が変わったので低下は必至。にしても、なんで首都とはいえ、たかがひとつの地方自治体の首長選挙のためにこんなことを。前回も前々回もそうだったけれど、なにか特別の理由でもあるのかなあ。NHKは渋谷区長や神南自治会長の選挙まで地元だから報ずるのかな。あなた、たとえば大阪府知事選…
気高い暴君、御仏の如き悪鬼、鷹の羽を持った鶯、豺狼の牙を隠す禿鼠・・・大いなる英雄の黄昏(長澤まさみ)
歴史は大河のようなものだ。 悠久の時をただ上流から下流へと流れていく。 振り返れば遥か彼方の水源は幻のように霞んでいる。 現在を生きる人間はその流れの中で悪戦苦闘しているわけである。 大陸や半島の国家に生きる人々に気を使いすぎて・・・自国の英雄を辱めるのはなんだか情けないことだ。 戦乱に明け暮れた下
NHK大河ドラマ「真田丸」第30回「黄昏」
なんでなんで?なんでまた時間が早まりましたか!選挙?はっは~~ん、都知事選挙のためですか~。いやいやそおおは言っても地方選挙なんですから、報道はテロップでもよかったんじゃないですかねええ・・ぶつぶつ。
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>忘れてしまったのではなくて。
秀吉はちゃんと覚えているんだ。
まさか信繁と秀吉の初めての出会いを再び描いてくるとは思ってもみませんでした。
三谷さんの脚本に鳥肌が立ってしまいましたよ^^
次回はいよいよ「終焉」が描かれる…
どのような最期なのか、期待しています。
大河ドラマ「真田丸」第30回
己の進むべき道…
詳細レビューはφ(.. )
http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201607310000/
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