なつ(広瀬すず)の結婚について、泰樹(草刈正雄)に企(たくら)みがあることを、富士子(松嶋菜々子)と剛男(藤木直人)が知る。
それから数日後、なつと天陽(吉沢亮)は、照男(清原翔)からもらったチケットを手に、帯広の映画館を訪れた。上映ブザーが映画館に鳴り響き、満員の客席が闇に包まれていく。なつは、夢のような漫画動画の世界に浸っていく…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「なつぞら」第6週「なつよ、雪原に愛を叫べ」 第33話
昨日も書きましたが……。
私は照男も好きなので、別にこのまま牧場少女物語になっても何の不都合もない。
けれどもドラマ的にはそれでは不都合なので、色々と迷走しまくる柴田家の人々である……。
なつ姉ちゃん、どしたの?
何か悩んでることでもあるの?
あるの?
あるのか?
ないよ。 普通だよ。
何言ってんのさ、明美。
だって、なつ姉ちゃん、お兄ちゃんの夢を見たなんて言うから……。
えっ?
どっちの?
(照男 : 顔が赤くなる)
可哀想だよ、思わせぶられる照男と、なつ喪失恐怖症のおんじ。
当の なつは我が道をゆく。
バターの話や「今後の牧場」の話なんてしちゃうのである。
(とりあえず、ここでの会話で咲太郎が釈放されて、また行方不明になった事がサラッと分かった。結局、なつのことなんてどうでもいい兄なんだね……。)
柴田家の気持ちも知らずに我が道をゆく なつは、照男に貰ったチケットで天陽くんと『ファンタジア』を観に行く。
そりゃ、アニメーターになりたくなくても、この当時からすれば斬新な世界だべさ。
当時の映画って、こんな制作会社の宣伝が予告と共に流れたんだね……(これは実話らしい)。
ますますアニメーターに興味惹かれるも、「自分がその世界に入る」ことにまでは考えが至らない なつ。
あんなふうに音楽を表現できたり地球の誕生から恐竜の時代までを表現したり、アニメーションって何でもできるんだね。
うん……何でもできるってことは何もないのと同じだよ。
ん?
どういう意味?
何でもできるってことはさ、何もない広い土地に行くのと同じことだからな。
自分で土を耕す方法を覚えて、作れる種を見つけて、それを手に入れないと何もできない。
なっちゃんはさ、それでも行きたいと思うのか?そういう土地に。
何もない所から始める。
幼い時に、すでにそれをやり、もうすっかり地のある所に慣れきった なつ。
でも、ここから新しい土地を耕して育てることができるバイタリティは若いからこそ持てるものなんだよね。
そして、
おんじよ。今のこのタイミングでの「照男と結婚して後継ぎ話」は、なつを本格的に遠ざけるので気をつけろ。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
※キャスト
奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)
奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 田中乃愛
柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)
戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真
小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴
山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑
岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
露木重彦 – 木下ほうか
大杉 満 – 角野卓造
語り… 内村光良
※スタッフ
脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利
アニメーション時代考証 – 小田部羊一
アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション
【なつぞら】
1(史実のモデルの話など前知識込み) 2 3 4 5 6
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コメント
人材募集>『なつぞら』第33話
考えたら『ファンタジア』ってまだマトモに観たことないなあダメダメだなあ…所々なら今日の様な形で何回か観たけどねこれにインスパイアされたという手塚治虫『展…
連続テレビ小説『なつぞら』第33回
内容剛男(藤木直人)富士子(松嶋菜々子)は、泰樹(草刈正雄)から、なつ(広瀬すず)と照男(清原翔)の結婚を考えていると知らされる数日後、照男からもらったチケットを手に、映画を見に行った、なつと天陽(吉沢亮)。そこで、なつは。。。。敬称略もっと、やり方があっただろうに。“9年”だけでなく、“大人の事情”で無駄話を盛りこまなきゃならないコトが、すべての元凶だろうね。。。
なつぞら (第33回・2019/5/8) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト) 第6週『なつよ、雪原に愛を叫べ』の 『第33回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 なつ(広瀬すず)の結婚について、泰樹(草刈正雄)に企(たくら)みがあることを、富士…