NHK朝ドラ【あまちゃん】第152回 感想

鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)のチャリティーコンサートが迫る中、再建を目指していた
海女カフェがついに完成する。
そのころ、町ではあるウワサが…。
それは「鈴鹿が本当は音痴なのではないか」という疑惑だった。
恐れていた事態に慌てるアキ(能年玲奈)と水口(松田龍平)。

一方、大吉(杉本哲太)は、ある決意を固める。
それは、かつて結婚から半年で離婚した安部(片桐はいり)に再びプロポーズすることだった。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「あまちゃん」第152話「おらたち、熱いよね!」

     あまちゃんop

「突然送りつけられた招待状」
「一方、北三陸では鈴鹿ひろ美のリサイタルを目前に控え、海女カフェが何となく完成しました」

って事で……。
今日は春子の北三陸乗り込みも、怒り狂う春子もなく…。

ファイナル勉さんが琥珀を満足できる位置にディスプレイし、なんとな~く海女カフェは
完成したのだった。

灯台でアンニュイな気分に浸りながら『潮騒のメモリー』の歌詞を暗唱する鈴鹿ひろ美。

しかし、そんな場合ではなく……。

怪しいと思うんですよね。

いやいや、考え過ぎだってぇ。

だけど、海女カフェも完成したのに練習する気配すらない。

不穏な会話をしながら「リアス」に入ってくる吉田夫妻。

ん?何なに?何の話?

うちのコレが、鈴鹿ひろ美はホントに歌、歌えんのかって。

磨いていた琥珀を思わず床に落とすミズタクぅ…。

それ、どういう事?

3日ほど前。
栗原ちゃんは、駅でパッタリと鈴鹿ひろ美に会ったらしい。

鈴鹿ひろ美は、機嫌よく子供をあやしてくれた。

そして、

さおりちゃん「だんご3兄弟」好きぃ?好きだよね~!歌っちゃおう。

と、歌い出したらしい……。

水口、この人、監禁しとけ……。

北三陸駅構内に、鈴鹿ひろ美の手拍子とにこやかな笑顔…
そして、無音の「逆BECK現象が起こり…。

泣きだす子ども…。
  あまちゃん152

驚愕する母…。
  あまちゃん152-1

そのメロディーが何とも言えない不穏で…不快な旋律で。
今にも魔界の門が開きそこから聞こえる死霊のうめき声のような…。
死霊の「だんご3兄弟」なんです!

ホラーかっっ!!

要するに音痴って事?

と、クールに切り捨てるユイ。

いやいやいやいや…歌っこうまいよ。鈴鹿さんは。

んだんだ。昔は歌番組とか出てたもんね。

ミズタクの絶望した顔……。

いや……北三陸に早くやって来たのはさ…

それなりに、聞かせられる程度にはなったんだと思い込んでいた…んだよね。
いや、そうであって欲しいと祈ってたんだけど。

そっかそっかぁ…今だにそういうレベルなんだぁ…ふうぅぅぅぅぅん……。

って、どーすんだYO!(‘j’)/

そんな疑惑が町を駆け巡っているとはつゆ知らず…。

ってか、本当に自覚がないらしいから仕方ないよね。
「絶対音感」ってやつ……すごい。

鈴鹿ひろ美は、天野家で、チャリティリサイタルのための曲目リストを作っていた。

チャリティリサイタル in東北
~思いをこめて 笑顔を届けたい

1.潮騒のメモリー
2.My favorite things
3.だんご三兄弟
4.われは海の子
5.縦笛の天使
6.What a wonderful world
7.SMILE
8.DON感ガール
9.夏の思い出
10.ふるさと

ううう……。

そういうの作ってる時の笑顔もとても無邪気で可愛くて…全く憎めないから困る。

鈴鹿ひろ美は早生まれで、学年で言うと春子の2つ上らしい。

夏さんの事を「お母さん」と呼び、話しかける姿が本物の娘のようでまた微笑ましい。

ねえ、お母さん。これどうしたもんかしら。

何が?

「寄せては返す波のように」
…こちらの皆さんが聴いたら津波を連想するんじゃないかしら。

するね。それが?何か問題でも?

あっ、ほらここも!「三途の川のマーメイド」

震災後すぐの時も、気にしていたもんね~この歌詞。

そこ変えるんなら、ここも変えねばなんねえな。
「17才」でねぐ「47歳」にせねばなんねえな。

夏さんは、ほがらかに返す。

47才…。
ははははは…やだ!語呂が悪い。

歌っても歌わなくても津波の事は頭から離れませんから。

どうぞ、お構いねぐ。

にこやかにそういう被災地の夏さんを見て、吹っ切れた気持ちの鈴鹿ひろ美…。

結局…不謹慎だの何だの言って笑わないように触れないように蓋をして来たのは、
現地の方々よりも外の人間だったのかも知れない。

そうする事で、被災地を特別な場所にして、外してしまって来たのかも知れない。

夏さんの笑顔には、全く拘りは無かった。
津波を思い起こす歌詞があろうがなかろうが、起きてしまった事はもう変わらない。

それよりも、有名な大女優さんがわざわざこんな田舎さ来て目の前で歌ってくれる。
ああ、もう~それだけでみんな大喜びでがす。
どうも、ありがとうごぜえます。

丁寧に頭を下げてくれる夏さん。

春子は東京さ出てったが、あんたのようにアイドルにはなれねがった。
んでも、めんこい孫連れて帰ってきた。
いんや~はははは、おらの人生、大逆転だ。

この時、鈴鹿ひろ美の胸が、たぶん初めて傷んだのだと思う。

この人にとって大事な娘を影武者にしてしまった自分。
鈴鹿さんのせいじゃないんだけどね…。
結果的にそうなってしまった。

それと同時に、目の前にいる「お母さん」に、だから私も貴女の娘です…
と、言いたかったのかも知れないなぁ…と思った。

だから、鈴鹿ひろ美は声を出す。

ねえ、お母さん…ちょっと聞いて。
…春子さんが……。

しかし、告白は中断される……。

忠兵衛さん、アキ、大吉っつぁん、長内元夫妻らが騒がしく雪崩れ込んで来たのだ。

何か言いました?

私…やります。

夏さんの代わりに、お銚子を用意する鈴鹿ひろ美。

う~ん…これは~。

このままの気持ちじゃ、この人きっとリサイタルをする事ができないよね…。

たぶん、リサイタル前に…あるいは本番で、告白しちゃうんだろうな。
…それでいいと思う。

同時に移ろいやすい音程の事も告白できちゃうし、きっとサッパリするよ。
春子本人はすでに許しているんだし、何も悪いことにはならないと思う。

さて。

雪崩れ込んできたメンバーの話題は大吉っつぁんの事であった。

夏ばっぱ!夏ばっぱ!大吉がついに覚悟を決めた!

え?

明日、ほれ、北鉄の試運転があるべ。
無事に済んだらプロポーズするってよ!

誰に?

誰って、おめえ、安部ちゃんしかいねえべ。

じぇじぇじぇ!…

昔。結婚したのは22年前。別れたのも22年前。

半年で別れたんだど鈴鹿さん。
2クールだな!

はい。ドラマの1クールは通常3ヶ月です。

いいのか?大吉。焦ってねえか?

と、夏さんは少し心配そう。

春子が正宗さんと再婚して…。

いや、それは…まあ、関係ねえとは言い切れねえが、若え頃若気の至りでくっついて
離れたがお互い知らねえ仲じゃねえし、今さら年も世代も違う「Ghostbusters」も知らねえ
若え娘っ子と所帯持つなんて面倒くせえ。

それはさすがに安部ちゃんに失礼じゃないかしら。

んだよね…でも、偽らざる気持ちなんだよね。

じぇじぇじぇ…おらも失礼だと思ったべよ…。

しかし、アキは言う。

おら、いいと思う!
震災婚だの授かり婚だの何かと理由がねえとくっつかねえのが大人だべ?
だったら「面倒くせえ婚」も立派な理由だど思う。

何より大吉っつぁんと安部ちゃん、すっげえお似合いだど思う!

さすがアキだ!
いい事言うなあ!

「いい事」なのか、これ。
 
それは、ちょっと分かんねえべよ……。

でも、その後の大吉っつぁんの気持ち…。

どうなんだ?大吉。安部ちゃんの事、好きか?

う…う~ん…。

悩んじゃ駄目よ。スッと言わなきゃ!

好きでねがったら、こったらに悩まねえべ。
好きだから、幸せになってもらいてえがら悩むんです。

元夫婦間の友情を壊したくねえんです。
春ちゃんも好きだ。鈴鹿さんも…。

でも、おら、やっぱり安部ちゃんなんです。

まめぶと一緒です。
甘えのか辛えのかも分からねえのに、だんだん好きになってしまった。
理由なんて忘れちまった。

これ聞いてホッとしたよ。

…「面倒くさい婚」なんて、ダメだぁ。

やっぱり好きであってほしい。
好きで結婚してほしい。

そうじゃなきゃ、安部ちゃん、幸せになれないべ。

大吉っつぁんが、とても幸せそうに語るから、おらも安心した。

今度こそ、影武者じゃなくてさ。安部ちゃんを幸せにしてやっておくれ。

翌日。

北鉄の試運転は快調だった。

走る北鉄に、線路わきで見守るみんなが手を振る。

歓声…。

追ってくる人もいっぱい。鈴木のばっぱも笑いすぎなくらい笑ってる……。

ん…

本当にみんな…笑いすぎだよね……。

吉田君、見ろよ!みんなの笑顔!
まだ試運転だっつうのにこんなに温かく迎えられるとはな。

ホントですね。駅長。

吉田のクソ真面目な対応も、北鉄を追ってくるみんなに感動しているだけとは思えねえべ。

「リアス」では、安部ちゃんが大吉っつぁんに待たされている。

安部ちゃん、あれ見で!

窓から見える北鉄を指し示すアキ。

大吉っつぁん!

試運転を終えて、リアスにやってきた大吉っつぁんの真面目な顔をちっとも見ず、
窓の外ばかり見ている安部ちゃん。

安部ちゃん。

はい。

落ち着いてよ~く聞いてけろ。
おらと…おらと…もう一度…

って、どこ見てんだ!?

車庫に帰っていく北鉄を窓から見て驚く大吉っつぁん。

  あまちゃん152-2

「安部ちゃん オラど結婚してけろ! 大吉

車体に書かれた文字……。
じつは、発車前にアキが描いていたんだよね~。

みんなこれを見て笑ったり拍手したりしていたのだった。

だあ!?じぇじぇじぇ……!

こちらこそ。よろしくお願いします。

リアスに鳴り響くクラッカー。

ステージの方から出てきたみんなの祝福の笑顔。

「とりあえず、おめでとうしか言えねえ。」

お座敷列車よりも前に「プロポーズ列車」だな。

みんなの笑顔見てるだけで、やたら泣けてしまった……。

幸せで泣けるなんて…幸せだ。

安部ちゃんは影武者じゃなくなった。

こうして、このストーリーの影武者は、どんどんGhostbustersの手に掛かって
消えていくのだった。

…だから…鈴鹿ひろ美と春子もきっと…。

…つづく。
あと、4日。

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   あまちゃん138

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※キャスト

天野アキ … 能年玲奈

天野夏 … 宮本信子(若き日:徳永えり)
天野忠兵衛 … 蟹江敬三
黒川正宗 … 尾美としのり(若き日:森岡龍)

天野春子(語り) … 小泉今日子(若き日:有村架純)

足立ユイ … 橋本愛
足立功 … 平泉成
足立洋 … 小池徹平
足立よしえ … 八木亜希子
種市浩一 … 福士蒼汰

今野弥生 … 渡辺えり
今野あつし … 菅原大吉
長内かつ枝 … 木野花
長内六郎 … でんでん
熊谷美寿々 … 美保純
安部小百合 … 片桐はいり
大向大吉 … 杉本哲太(若き日:東出昌大)
吉田正義 … 荒川良々
菅原 保 … 吹越満(若き日:落合モトキ)
栗原しおり … 安藤玉恵
小田 勉 … 塩見三省
磯野心平 … 皆川猿時
花巻珠子 … 伊勢志摩
カマール … アベディン

ヒビ木一郎 … 村杉蝉之介
岩手こっちゃこいテレビD・池田 … 野間口徹

水口琢磨 … 松田龍平
荒巻太一 … 古田新太
河島耕作 … マギー

【GМT47】
入間しおり … 松岡茉優(GMT埼玉)
遠藤真奈 … 大野いと(GMT福岡→佐賀)
宮下アユミ … 山下リオ(GMT徳島)
喜屋武エレン … 蔵下穂波(GMT沖縄)
小野寺薫子 … 優希美青(GMT宮城)
ベロニカ … 斎藤アリーナ(ブラジル)

【アメ横女学園芸能コース】
有馬めぐ … 足立梨花
高幡アリサ … 吉田里琴
成田りな … 水瀬いのり

鈴鹿ひろ美 … 薬師丸ひろ子

甲斐さん(純喫茶アイドル店長) … 松尾スズキ
梅頭(無頼鮨大将) … ピエール瀧
伊東(無頼鮨店員) … 日向丈
小野寺さとみ … 石田ひかり

※スタッフ

脚本 … 宮藤官九郎
演出 … 井上 剛、吉田照幸、梶原登城、他
制作統括 … 訓覇 圭、菓子 浩
音楽 … 大友良英
アニメーション … 鉄拳

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