NHK朝ドラ【あまちゃん】第38回 感想

春子（小泉今日子）の秘密を知りたくて、かつて母が使っていた部屋にいたアキ
（能年玲奈）。
そこへやって来た春子は、初めて自分の若いころを話し始める。
1980年代、アイドルがテレビで輝いていたころ。
中学生の春子は、自分もアイドルになりたくて、いくつものコンテストに応募していたのだ。
真剣にアイドルを目指したかつての春子を知って、アキは驚く。
そして部屋からは、当時の思いがけない物が見つかって…。

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「あまちゃん」第38話「おらのママに歴史あり」

　　　　　

 

昨日の「鶴瓶の家族に乾杯」は面白かったな～。
小池徹平くんはやっぱりスターで、なのにヒロシほど気配を消せる凄い役者なんだと
いう事もよく解った。
でも、「ほら、いっぺいくんが来たよ！」「徹平です！」の下りにヒロシを思いだした。

 

って事で、アキが春子部屋で春子の足跡を探しまくっていた所を発見され、

なに探してんの？

と、春子がドスの利いた声で入ってくるという緊張～のシーンから。

見ていいよ。
見なよ。見たかったんでしょ？

ごめんなさい。

怒ってるんだか本心からそう言っているんだか解らない春子。
差し出したのはお見合いの時のようにきちんと表紙の付いた大判の写真。
開くと、思いっきり笑顔を作った白い服の少女が華やかに笑っていた。

　　　

 

ださっ。

でもめんこいな。

えっ、そう？
何か、ほら、こびてる感じしない？

 

必死だったのよ。このころ。

アキ…。
この間、お父さんが言ったとおり、ママね、アイドルになりたかったんです。

はい。

別に隠してた訳じゃないのよ。

たださ、言う必要がないかなと思って黙ってただけ。

 

ここから延々と春子の昔話とアイドル論が始まる第38話。

「別に隠してたわけじゃない。黙ってただけ」って言うのは大吉っつぁんが忠さんの時に
言っていたような気がする～。

でも、春子の場合は明らかに違う…と思う。
だって言ってもいいってくらい軽い過去なら、アキが今までに1度もママの子守唄もラップも()
聞いたことがないっていうのは変な話だよね～。

 

アイドルっていっても、あれだよ？何だ、今みたいな、ほら…。
人数の多い、あの…。

「モーニング娘。」。

う～ん、それとか。あの、ほら、何だ？やたら人数が多い、何だ、あの…。

ＡＫＢ？

 

disってる？！さりげなく、disってる？！

うん。それとは根本的に違う訳。
大体、今は歌を歌う人はアーティスト。演技する人は女優。モデルはモデル。
グラビア専門の人がいる。すみ分けができてるでしょ？
でも昔はね、全部アイドルがやってたの。

へえ～。

そのはしりが百恵ちゃんね。

 

ずぶん的には、あまり違わないと思うけど。
はしりは百恵ちゃんくらいなのかも知れないけど、あの頃からアイドルはアイドルで
女優は女優で、やっぱり本職の「女優さん」は格上な気がしたなぁ…。

アイドルのドラマや映画は所詮アイドルの物だって気がしたし…。

春子は松田聖子崇拝してるけど「かわいこぶってるのに同性に嫌われない。」は無いじぇ…。
昔から嫌いだったし、今も「平清盛」の祇園女御が苦痛だった程度に嫌いだし…。

そもそも、1980年代って私にとっては結構アイドル蔑視してた時代かも知れない。
洋楽命で生きてた時代だな。

でも、聖子ちゃん命の子も確かにいた。
クラスの1/3以上は熱狂していたかも。

そしてこんな事言ってる私も、ヘアスタイルは確かに一時期聖子ちゃんカットだった～！
流行っている物には一応乗っちゃう、ずぶん…。

 

ってか、春子って相当なアイドルオタクだよね～。

これでちょっと可愛ければ、目指しちゃう気持ちは解る。
だって大好きなんだもの。

 

…ってことで、春子のアイドル話が止まらないので仕事は平気か聞いて話を打ち切ろうとする
アキだったが…

ママ、もう今日スナック休むわ。ねっ？
…で、はい！聖子ちゃんの時代に突入します。その前にママお酒取ってきま～す。

 

裏目に出ました。←ナレ

ってことになるのでした。

 

一方…春子がそんな事やってズル休みしてる間に「梨明日」は大変なことになっていた。

正宗さんが春子親衛隊…まぁ、ほとんど大吉だけど、に絡まれていたのである。

 

改めてご挨拶させてもらってよろしいですか？
観光協会会長の菅原です。春子さんとは高校の同級生です。

交換日記してたんだよな～。

へえ～。

ギラギラした2人に比べて、全く動じないクールな正宗。

 

「へえ～」ってそれだけかよ、この野郎！

まあまあ吉田君！東京の方はクールだから「じぇじぇ」とかは言わないんだよ。ねえ！？

かなり濃厚でハードな内容でしたよ。

交換日記がですか？

無表情にカウンターに座る正宗に獣のような男たちの図…。

唯一ホワッとサラッとしてるのがヒロシ。

 

同じく観光協会でウェブ担当してます。足立ヒロシです。

春子さんの元担任の息子ユイちゃんのお兄さん。

アキちゃんにラブレター渡したんだよな。

厳密には書いただけで渡してないです。

かなり濃厚でハードなラブレターでしたよ。

あ～。

何だよ「あ～」って「大都会」か？「あ～あ～はてしない～」か、この野郎！

 

あれ、正宗、アキへのラブレターには反応しないんだ。
それどころじゃないのね。

えっと、改めまして春子の亭主の…。

と、自己紹介する正宗さんにオオカミたちがついに噛みついた。

何だと～この野郎！
上等だこの野郎！
ダンカンバカ野郎！←なんか違う…

うるせえ！
けんかなら外でやれ！

オオカミたちは弥生さんによって豆まきで速攻退治されるのだった…。

 

元・春子の亭主の黒川と申しま～す。

言い直す正宗。

ってか…何で言い直さなくてはならないんだろ…。
もう、正宗的にもあきらめの境地なのか。

そっか…自分で「元」って言っちゃうって事は、あきらめたにせよ優しさにせよ、
春子との夫婦はもう終わったって事なんだな。

なんか～残念～…。

だって、ずっと書いて来たけど、春子がここまで正宗を嫌う理由もよく理解できないし、
正宗はいい理解者だと思ってるんだけどな。

なんせ『マンハッタンラブストーリー』の赤羽伸子とイボリーなのだから…。
　　

 

離婚しないで側にいてほしかったけど、北三陸ではたぶんやさぐれてるけど春子は今もアイドル。

帰って来たからには1人の物にはなっちゃいけないのかも。

 

で、この会合は正宗からの呼び出しで始まったらしい。

理由は春子の過去を知りたかったから。いじらしい。

端折っちゃうけど…

春子がアイドルを目指して東京に行った事。
「さすがにそりゃ無理」と思われてはいた事。
ユイのようにレッスンを受けていた事。
資金は海女で稼いでいた事(じぇじぇじぇ…これこそアイドル観光海女のはしり…)

そして、東京に行って「君でもスターだよ！」オーディションを受けた事…。
(うん？こんなタイトルなら受かりそうな気がするのは確かだ)

が、解った。

 

そうして、明日はついにデモテープを聞けるのかっ！
「潮騒のメモリー」？

 

残念！時間切れです！
１５分って短いですね～。

ほんとにね～…今年の4月以降、15分は短いと久しぶりに思ってる。

 

北鉄HP↓のユイとアキの動画。
　　　

 

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