NHK朝ドラ【あまちゃん】第126回 感想

映画「潮騒のメモリー」のヒロインにアキ(能年玲奈)が選ばれた。
北三陸ではその話題で大盛り上がり。ちょうどその頃、夏(宮本信子)が退院し、自宅に
戻ってきた。
懸命に世話を焼く春子(小泉今日子)に素直な言葉をかける夏。

そして、ユイ(橋本愛)は海女として活躍し、アキは映画の撮影に向け、忙しい日々が始まる。
母親役の鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の指示による厳しい訓練の数々が、アキを待ち受けて
いたのだ。

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「あまちゃん」第126話「おらたちの大逆転」

　　　　　

 

今日はミズタク萌え…という方々にとってはたまらない日であった事でしょう…。
ま、恋愛感情は無さそうなハグで良かった。

おら的には勉さんとの電話の方が萌えだった…。
(あ…だからぁ…結局男……)

全体的には昨日からの今日…つまり、まとめと新展開。

 

ハートフルを出ると、駆け寄ってくる水口。
もう、喜びでいっぱい……。

いでっ！

うるさい！…何も言うな。

水口さん…泣いでんのか？

うるさい。もっと泣くぞ。

公衆の面前でアキを抱きしめる水口であった…。
週刊誌に気を付けてね。
　　

 

あ、すいません～冷めててぇ…。
え、だって、おらにとって松田龍平って女とハグして萌え萌えするような俳優と
違うんだもん～……。

龍平と言えばやっぱ…

こうだったり…。
　

こうだったり…。
　　

 

こうだったり…。
　　

 

男ばっかじゃねーか……えっと脱線した。

 

ミサンガが1本切れている事に気づくアキ。
あと2本。

 

週間予告から多くのファンが待っていた水口ハグが終わると、後はご報告。

無頼鮨から「リアス」に電話するアキ。

 

嘘！やったじゃん！

輝く笑顔で喜んでくれるユイちゃん。

あ～ホント、何のこだわりも含みもなくアキを応援してくれている笑顔。
寂しいけれども…ユイはホント大人になったね。

「リアス」には勉さんしかいなかった。

 

水口さん！勉さん、いだよ！

電話を替わるアキ。

 

もしもし…御無沙汰してます。

でかしたぞ、水口！よくやった！

一生懸命磨いたかいありました。
原石、やっと輝きました！

 

ううう…勉さんが泣いてるぅ…。水口も泣いてる…。　

北三陸を出ていく水口に琥珀渡して「原石を磨く仕事」について語った師匠。

ああ…おら的には、こっちの関係の方が萌える……。　

 

ママは？

ああ病院。大吉さんも長内さんも海女クラブのみんなも。

ばっぱ、そんなに悪いの？

電話を気にして、パッと顔を上げる正宗さん…。
ここでユイの言葉にビミョウ～な間が出来たから本当に悪いのかと思っちゃった。

 

やだ違う違う！今日退院するの。

じぇじぇじぇ！

 

北三陸の海女メンバーと大吉っつぁんに送られて、夏さんは天野家に戻ってきた。
ヒロシもいるでよ～。
(なぜか、ヒロシに一番最初に目が行っちゃった)

2週間の入院で自宅療養になったらしい。
さすが、驚異の回復力。

ここに電話するアキであった。

 

嘘でしょう！？

どうしたの、春ちゃん！

受かったって。

「うがった」？

あの子、映画出るんだって。
鈴鹿ひろ美とダブル主演で。

じぇじぇじぇじぇ！

 

退院の祝いと共に喜びに沸く天野家…。

そんな中、アキはヒロシに礼を言った。

 

ストーブさんが撮ってくれた本気獲りの動画あるべ。
あれが決め手になったんだど！ありがどう！

そうなんだよね。
ここは本気で感謝してもらいたいところだぁ。

ヒロシは、ちょっと黙り込む。

 

何か…アキちゃんが遠くさ行ってしまったみでえだ。

ストーブさん。

でも。
俺の気持ちは変わんねえがら。

今も好きだから。

 

沈黙するアキ…。…が…

 

ごめん…全然聞こえねえ！

天野家の盛り上がりようはヒロシの重大告白を掻き消すのであった…。

う～ん…またも間が悪い？

でもさ、ホントは聞こえてたのかも知れないね。

 

それから程なくして台本が送られてきました。
鈴鹿さんの役名は当時のまんま「鈴鹿島のひろ美」で「鈴鹿ひろ美」。
そして、その娘の役名は「鈴鹿アキ」。
何だか鈴鹿さんの養子になったようでうれしいようなこっぱずかしいような感じです。

 

台本は北三陸の天野家にも届いていた。
ベッドで本を読む夏ばっぱ。

すごいと思わない？
あのアキがよ。鈴鹿ひろ美とダブル主演だって。
あの「地味で暗くて存在感も…」あれ、何だっけ？「地味で暗くて…」

思い出さなくていい。

…そうだね。ヒロインだしね。

なかなか悪ぐねえ本だぞ。

え？読んだの？

笑う春子。

この日は「本気獲り」の前日。(→24話)

つまり、9月の最終日って事だ。

漁港にはかつ枝さんのアナウンスが流れている。

「海女クラブの皆さん。明日予定どおり『海女の口開け』を執り行います。」
「海女クラブの皆さんは旧漁協海女カフェ前に明朝５時にお集まり下さい。」

 

潜り始めて60年近えが、本気獲りさ行がねがったのは初めてだ。

悔しそうに言う夏さん。

嘘！おととしアキに譲ったじゃん！

ああ！

あの日の事を思い出して、自然と笑いが沸きあがる2人…。

 

たった一個でよ！ハハハ！
みんなして大騒ぎして。

そうだね！ハハハ…。

麦茶でも飲むか！

おう！ありがとう。

あんな子いないよね！

んだな。

…あれ？…何か言った？

何が？

言ってないよね？…いや、何でもない何でもない！

 

言ったね……。

 

あ～！…潜りてえな。

来年は潜ってるよ。絶対！

どうだか。

はいどうぞ。

お茶を差し出す春子。

ありがと！

 

今度は、はっきり聞いた。

 

ところで、おめえ、いづまで居る気だ？

いつまで居てほしい？

…ふん！居たいだけ居ればいい。

じゃあそうするぅ。

おう～。

 

いいね…さり気ない会話の中で、生まれて初めて出た「ありがと」。

決して大きく反応しない春子。
大袈裟に言わない夏さんの「ありがとう」の中に色んな思いが籠っていた。

 

この年の本気獲りには、ユイが参加したらしい。
初めてなのに4つも獲ったらしいユイ。

三宝にうやうやしく乗せられたウニは、何とオークションに掛けられた…。
抜け目ないな。観光協会。

 

その頃。

アキは『潮騒のメモリー』クランクインに向けて、大変な日々を送っていた。

 

「まずやったのは子ども番組の撮りだめ。」
「映画のロケ中は他の仕事は入れられないので、怒涛の２０本撮りです。」

これは…さかなクンも大変だぁ。ぎょぎょぎょ…。

「それと並行して連日のリハーサル。」

当然だが、演技経験のないアキには何度もダメ出しが入る。

しかし、太巻の演技指導が以前と違って悪意がないんだな。
もう1人前の役者として稽古をつけている感じ。

 

あ、ごめんね、ごめんね！ひろ美さん、ごめんなさい。
アキ、分かってるかな？あの港から走ってきたの。
港から家、鈴鹿家までは４キロ。１里。
全然、ものすごい、心拍数が上がり過ぎててもしょうがないくらいの距離だから。
もう一回やってみて。

「母ちゃん！」「ああアキ」

ちょっと楽しすぎてるかな、アキ！

すいません！

ああ、体的にも限界…軽く、もう、ここ来る時、脚がこう…
産まれたての鹿みたいな感じになってるかもしれない。

太巻の「産まれたての鹿」実演、笑える。
　　　

 

「鈴鹿さんの集中力はすさまじく、おら、ついでいくのがやっとでした」

「ほかにも…」

ボイストレーニング
発声練習
素潜りの特訓
和服の所作
日舞
習字
ペン字
生け花料理

これを見て雑誌の裏によくある通信教育の広告を思い出したのはおらだけ～？
　　　

「このままお嫁に行けるくらいの習い事をやり、膨大な資料を読まされ…」
「とうとう迎えたクランクインの日」

 

いよいよね、アキ！
今日までよく耐えてきたと思う。

はい。

女優が一人の女を演じるためにどれだけ努力をするものかよく分かったでしょ？

はい。

よし！じゃあね、今まで勉強した事一回全部忘れよう。

え？

リセットして、ゼロから始めてみよう。
それが芝居、それが映画です！

 

まぁ…鈴鹿ひろ美についていけば間違いはなかろう…。

2010年10月。

 

そして、今は2013年8月。
いよいよ最後の1ヶ月も近くなってきたね。

次週につづく…。

 

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公式サイトの「あまキャラ」ページ。名前「あまちゃん」じゃダメなのか。
　　　

 

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※キャスト

天野アキ … 能年玲奈

水口琢磨 … 松田龍平
荒巻太一 … 古田新太
河島耕作 … マギー

【GМT47】
入間しおり … 松岡茉優(GMT埼玉)
遠藤真奈 … 大野いと(GMT福岡→佐賀)
宮下アユミ … 山下リオ(GMT徳島)
喜屋武エレン … 蔵下穂波(GMT沖縄)
小野寺薫子 … 優希美青(GMT宮城)
ベロニカ … 斎藤アリーナ(ブラジル)

【アメ横女学園芸能コース】
有馬めぐ … 足立梨花
高幡アリサ … 吉田里琴
成田りな … 水瀬いのり

鈴鹿ひろ美 … 薬師丸ひろ子

甲斐さん(純喫茶アイドル店長) … 松尾スズキ
梅頭(無頼鮨大将) … ピエール瀧
伊東(無頼鮨店員) … 日向丈
小野寺さとみ … 石田ひかり

 

天野春子 … 小泉今日子（若き日:有村架純）
天野夏 （語り）… 宮本信子（若き日:徳永えり）
天野忠兵衛 … 蟹江敬三
黒川正宗 … 尾美としのり（若き日：森岡龍）

足立ユイ … 橋本愛
足立功 … 平泉成
足立洋 … 小池徹平
足立よしえ … 八木亜希子
種市浩一 … 福士蒼汰

今野弥生 … 渡辺えり
今野あつし … 菅原大吉
長内かつ枝 … 木野花
長内六郎 … でんでん
熊谷美寿々 … 美保純
安部小百合 … 片桐はいり
大向大吉 … 杉本哲太（若き日：東出昌大）
吉田正義 … 荒川良々
菅原 保 … 吹越満（若き日：落合モトキ）
栗原しおり … 安藤玉恵
小田 勉 … 塩見三省
磯野心平 … 皆川猿時
花巻珠子 … 伊勢志摩
カマール … アベディン

ヒビ木一郎 … 村杉蝉之介
岩手こっちゃこいテレビD・池田 … 野間口徹

 

※スタッフ

脚本 … 宮藤官九郎
演出 … 井上 剛、吉田照幸、梶原登城、他
制作統括 … 訓覇 圭、菓子 浩
音楽 … 大友良英
アニメーション … 鉄拳

 

 

 

 

 

 

 

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