NHK朝ドラ『ブギウギ』感想 第26回 (第6週:月曜日)

クジラ?クジラって鯨?

関東民には馴染みがない おでんの具「クジラ(コロ)」に持って行かれて終わった(笑)

スズ子(趣里)と秋山(伊原六花)は、大きな期待と小さな不安を胸に東京へ向かう。東京では、辛島部長(安井順平)の手配で、小村チズ(ふせえり)が営む下宿に住むこととなる。梅丸楽劇団では、演出家の松永大星(新納慎也)らが、海外に負けないような画期的な男女混合のミュージカルを作ろうとしていた。そして、作曲家の羽鳥善一(草彅剛)は自身の手がける曲を歌う歌手として待ちわびていた…

あらすじ は Yahoo!テレビ より引用
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連続テレビ小説「ブギウギ」第6週「バドジズってなんや?」第26話

2023年下半期朝ドラ『ブギウギ』感想

感想

東京編、初日は下宿・東京観光・東京の食べ物。

そして、スズ子がここへ呼ばれた事情……。

東京は空の色も違う

福来スズ子!ばんざ~い!ばんざ~い! 

スズ子、気ぃ付けてな。野菜は毎日食べるんやで。

姉やん気張ってきてや!

気ぃ付けて!

家族に笑顔で送られて、大阪を出たスズ子。

何や、東京は空の色も違う気ぃするわ。


さすが東京でしょ。


何や知ったふうな口利いて。


ウチ3度目ですから。こないだの休みの時にも来てるんで。

昭和13年。

東京は3度目だという秋山が一緒なのは頼もしいけれど……着物より服の方が動きやすいんじゃないかな、秋山……。

迷いながら辿り着いた下宿。

私、ここの主の小村チズです。

ちゃきちゃきした女将は、メチャクチャペラペラよく口が回る。

それと従業員の小村吾郎。従業員っていっても旦那だけどさ。ふっふっふっふ。ねえ、あんた!いいとこよね、東京は。


話は大体辛島君から聞いてるから。
すごいわね、あなたたち。歌って踊るんでしょ?
辛島君がそんな仕事してるなんて知らなかったわよ。


あの人、学生の頃ここに住んでてね。
まだ私の両親がやってた頃なんだけど暗い人でね……

話が止まらない(笑)

  • 2人を梅丸にスカウトしに来た辛島さんが昔住んでいた下宿で、だから女将は辛島さんと知り合いだということ。
  • 朝ご飯と夜ご飯は女将夫婦の分と一緒に用意してある。食べるかどうかは自由?
  • 料理は元お相撲さんで、ちゃんこを作っていたご主人が作っている。
  • 風呂は銭湯。
  • 下宿から2人が通う日程劇場が見えるほどの近さ。

というようなことが、よく分った。



何か質問はあるかい?

いえ…。


それじゃ今日からここがあんたたちの根城。
2人とも立派な大人なんだから、したいようにしてちょうだい。
それじゃあね。

自由で良さそう……。

羽鳥善一のモデル・服部良一

歌は誰かが歌って、それを観客が聴いて初めて完成するんだ。


その大阪の娘さんが果たして今回の歌を僕のイメージどおりに歌ってくれる歌手なのかどうかそれだけがねえ……。残念ながら東京にはいなかったから。

茨田りつ子さんに歌ってもらうのは駄目ですか?


『別れのブルース』もヒットして知名度も抜群ですけど。


確かに茨田君は最高の歌手だけど、この歌は彼女じゃないんだな。


東京に来て5年、ようやくジャズがやれるんだ。僕は妥協しないよ!

ということで……。

ヒットメーカーの作曲家、羽鳥善一の新曲『ラッパと娘』を歌える歌手 としてスズ子は呼び寄せられたらしい。

責任が重大。

『別れのブルース』は、淡谷のり子のヒット曲。

羽鳥善一のモデルは当然・服部良一である。

ちなみに、この『ブギウギ』のOPと劇伴を担当している服部隆之氏は良一氏のお孫さんである。

この時期の服部良一氏はコロンビアの専属作曲家になり『別れのブルース』など大ヒットを飛ばしている最中。

「念願のジャズ」を追うキラキラした瞳は、スズ子を良く育ててくれそう。……まぁ……苦労はたくさんするだろうけれど……。

くじら(コロ)というおでん具材

そんなことも知らずに、上野だの浅草寺だの3時間も東京観光しまくっているスズ子である。

下駄移動している秋山の足が痛そう。

愛想悪い親父のおでん屋台にわざわざ入るスズ子。

おっちゃん、空いてる?2人なんやけど。ええの?空いてんの?


空いてんじゃねえかよ。見りゃ分かんだろ。

私なら、この時点で二度と来ないけど(笑)

たぶん、これから2人の行きつけになるんだろうな。おでんの伝蔵さんね。

ウチは大根とこんにゃくとコロ……クジラ下さい。


クジラなんかねえよ。


うえっ、ないんでっか?ワテもコロ好きやのに。

ほんならこれで。


がんもどきな。

ワテもおんなじので。

え……おでんにクジラ?と関東民がざわつく朝(私調べ(笑))

関西の方のお話では

ウチの実家では入らんかったし私は食べたことはないけど、鯨の別の部位は普通に食べてたな、子供の頃は。最近は全く見ないけど

という事だった。

たぶん、この時代はもっとクジラ肉は安かったんだろうな、と推測される。現代では、おでんの具としても高級品なのでは……。

おでんにクジラ肉が入ってるらしいことばかり気になった終わった回だった(笑)

おでんの出汁を見て

うわっ、真っ黒や!

と失礼なこと言う2人と、

機嫌悪かねえよ。オラァな、大阪弁が大っ嫌えなんだよ。

と言う失礼なおっちゃん。

スズ子は子供みたいにズケズケ言うから、こういう人にも可愛がられるよね(笑)

仲良くしてね。

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ブギウギ キャストとスタッフ

キャスト

花田鈴子 – 趣里(子役時代:澤井梨丘)

花田梅吉 – 柳葉敏郎
花田ツヤ – 水川あさみ
花田六郎 – 黒崎煌代
大西トシ – 三林京子

橘アオイ – 翼和希
大和礼子 – 蒼井優
白川幸子/ リリー白川 – 清水くるみ
桜庭辰美 / 桜庭和希 – 片山友希
秋山美月 – 伊原六花
股野義夫 – 森永悠希
林 – 橋本じゅん
大熊 – 升毅

易者 – なだぎ武
アホのおっちゃん – 岡部たかし
アサ – 楠見薫
熱々先生 – 妹尾和夫
ゴンベエ – 宇野祥平
三沢光子 – 本上まなみ

タイ子 – 藤間爽子
ハット – 福徳秀介
コック – 後藤淳平

茨田りつ子 – 菊地凛子
羽鳥善一 – 草彅剛
羽鳥麻里 – 市川実和子
小村チズ – ふせえり
伝蔵 – 坂田聡

松永大星 – 新納慎也
辛島一平 – 安井順平
中山史郎 – 小栗基裕
一井 – 陰山泰

小林小夜 – 富田望生
大林林太郎 – 利重剛
藤村薫 – 宮本亞門

村山愛助 – 水上恒司
村山トミ – 小雪
坂口 – 黒田有
西野キヌ – 中越典子
治郎丸和一 – 石倉三郎
二村 – えなりかずき
五木ひろき – 村上新悟
山下達夫 – 近藤芳正

語り – 高瀬耕造

ブギウギ スタッフ

◆制作 : NHK(BK)
◆制作統括 : 福岡利武,櫻井壮一
◆プロデューサー : 橋爪國臣
◆演出 : 福井充広,二見大輔,泉並敬眞,鈴木航,盆子原誠

◆脚本 : 足立紳,櫻井剛

◆音楽 : 服部隆之
◆主題歌 : 中納良恵・さかいゆう・趣里「ハッピー☆ブギ」


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