子どもって、覚えたての言葉を使いたがるものだし、思い立ったことをすぐにやってみようとしがちだよね。
……と、子役時代を楽しむ週になりそう。
アホのおっちゃん(岡部たかし)だけを、いつもタダで銭湯に入れてあげていることが気になった鈴子(澤井梨丘)は、ツヤ(水川あさみ)に理由を聞く。ツヤは銭湯を開いた初日のアホのおっちゃんとの思い出話をして、「義理と人情」だからだと言う。自分も「義理」を返したいと思い立った鈴子は、親友のタイ子(清水胡桃)に義理を返すため、タイ子の片思いを成就させてあげようとお節介をするのだが…
あらすじ は Yahoo!テレビ より引用
連続テレビ小説「ブギウギ」第1週「ワテ、歌うで!」第2話
感想
子役時代を楽しむと同時に、宝塚……花咲少女歌劇団に興味を持って行くヒロインを描くのね。
大人時代はいきなり歌劇団から入ることになるのだろうか。
義理と人情
皆さん、おはようさんでございます。
から始まる朝である。
なんとなく、『おちょやん』を思い出す。
けれども、『おちょやん』には、どうしようもないクズ親が付いていて、ヒロインは学校にも通わせてもらえなかった。
引き換え、鈴子は優しい両親に育まれて、進学が自由になるお金もある。
全く違うけれど……。
前半は母、ツヤさんが義理と人情を大切にする人柄だという話。
中盤は、鈴子が覚えたての義理と人情を親友のタイ子ちゃんで実践して失敗する話。
そして後半でヒロインが、たぶん「義理と人情」で育てられているのだろうと想像できる話……。
作りが丁寧。
せやけど、タイ子ちゃんは偉いなあ。
嫌なことは嫌やからやめてって言えるんは、お母ちゃん、やっぱすごいなと思うわ。
鈴子にもそうなってほしい。
ワテ嫌なこと何にもないわ。お母ちゃんのおかげやな。
そうやな。鈴子は何にもないな。
子守歌の回想シーン……。
何となく察せられる生い立ち。
花咲少女歌劇団
ヒロインがステージに立つ人になるという展開は事前予告でも、モデルの人の生涯からも分かっているわけで。
メインはそっちですもんね。
しかし、このほんわかしたヒロインの実家もずっと見ていたいな。
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ブギウギ キャストとスタッフ
キャスト
花田鈴子 – 趣里(子役時代:澤井梨丘)
花田梅吉 – 柳葉敏郎
花田ツヤ – 水川あさみ
花田六郎 – 黒崎煌代
大西トシ – 三林京子
橘アオイ – 翼和希
大和礼子 – 蒼井優
白川幸子/ リリー白川 – 清水くるみ
桜庭辰美 / 桜庭和希 – 片山友希
秋山美月 – 伊原六花
股野義夫 – 森永悠希
林 – 橋本じゅん
大熊 – 升毅
易者 – なだぎ武
アホのおっちゃん – 岡部たかし
アサ – 楠見薫
熱々先生 – 妹尾和夫
ゴンベエ – 宇野祥平
三沢光子 – 本上まなみ
タイ子 – 藤間爽子
ハット – 福徳秀介
コック – 後藤淳平
茨田りつ子 – 菊地凛子
羽鳥善一 – 草彅剛
羽鳥麻里 – 市川実和子
小村チズ – ふせえり
伝蔵 – 坂田聡
松永大星 – 新納慎也
辛島一平 – 安井順平
中山史郎 – 小栗基裕
一井 – 陰山泰
小林小夜 – 富田望生
大林林太郎 – 利重剛
藤村薫 – 宮本亞門
村山愛助 – 水上恒司
村山トミ – 小雪
坂口 – 黒田有
西野キヌ – 中越典子
治郎丸和一 – 石倉三郎
二村 – えなりかずき
五木ひろき – 村上新悟
山下達夫 – 近藤芳正
語り – 高瀬耕造
ブギウギ スタッフ
◆制作 : NHK(BK)
◆制作統括 : 福岡利武,櫻井壮一
◆プロデューサー : 橋爪國臣
◆演出 : 福井充広,二見大輔,泉並敬眞,鈴木航,盆子原誠
◆脚本 : 足立紳,櫻井剛
◆音楽 : 服部隆之
◆主題歌 : 中納良恵・さかいゆう・趣里「ハッピー☆ブギ」
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