NHK朝ドラ【あまちゃん】第111回 感想

仕事がなく落ち込むアキ(能年玲奈)は、活躍するGMTの仲間たちと顔を合わせる
ことができない。
そんな時、種市(福士蒼汰)から温かい言葉で励まされ、アキは胸の奥にしまっていた
恋心を再び燃え上がらせる。
一方、GMTを辞めさせたことをアキから責められた春子(小泉今日子)は、押入れから古い
名刺入れを探し出してきて…。

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「あまちゃん」第111話「おらのハート、再点火」

　　　　　

 

すいません～。昨日の予告(？)通り、出掛けていたので簡単感想で。

ミサンガ１本切れだ夜、アキは地元の先輩に励まされました。
一度はすっかり冷めた恋の病が……。

恋の病が再燃したらしいアキ。
「地元に帰ろう」～♪に乗って北三陸の頃の思い出が蘇る…。

いやいやいやいや！駄目だ！何しろおらはアイドル。恋愛は御法度！

うん……まぁ…まだアイドルじゃないけどね…。

…じゃねえ！ＧＭＴをクビになった今、おらを縛るものは国の法律以外に何もねえ。
恋愛御法度解禁！鎖国は終わった！開国ぜよ！夜明けが来たぜよ！

 

じぇじぇじぇ…それは違うだろーーー！
どこの事務所だってアイドルになる気があるなら恋愛スキャンダル付きのデビューはないだろ。

 

先輩！

何だ天野。

お…おらとつ　つ　つ　つ…。つきあってけろ！

天野…。
分がった。よし…つきあうべ。

やんだ！

じぇじぇ！なな…何だおめえ。

だって今のおらは普通でねえもん。
海の底では判断力が鈍るもんだ。
今度にしてけろ。

 

なんなの…このかるーーーい「じゃ付き合うべ」は。

なんなの…この盆踊り的なＢＧМは……(南部ダイバーか)

これって…夢オチだよね。夢だよね。
海の底って何？海の底にも都の候ぞ…。

 

分がった。
そういう事なら今度にすっぺ。
ただ自分の気持ちは変わんねえ。

自分は天野の事が好きだ。

 

ぽっかーーーーーん………。

ここまでは、アキのまた勘違いか思い込みか夢オチだと思ってたんだよね…。
種市先輩は海の底にいた頃からアキが気になっていたのだそうだ。

まぁ…元々、ユイとは付き合っている気になってるだけだったし～。
それも正月に完全に切れたらしい。

ふーーーーん…予告のアレは夢オチじゃなかったんだ……。

いや…個人的にアキの恋愛に興味は丸っきりないけど、良かったねとだけ言っておく。

 

で、ビミョーに両思いになった？ところで、小野寺ちゃんと鉢合わせて慌てて逃げるアキであった。

帰ると早速アキに説教食らわせる春子。

 

アキ、あんたどこ行ってたの！？

…別に。

何よ。「別に」って。
水口さん、心配して電話くれたんだよ。

何よ…「別に」って…。

 

昨日は「ママのせいじゃねえ」と言っていたアキも、家に着くころには、すっかり
やさぐれた気持ちになっている。

なのに、春子の反応の無神経な事。

 

何、あんたアメ横行ってきたんだってぇ？
どうだった？みんな。

…かっこよかったよ。すごい盛り上がってた。

そう。

おらがいねぐなって、かえって良ぐなったんでねえか？

何よ～あんた、辞めた事、後悔してんの？

してるよ！してるに決まってるじゃん！

 

ああ…素直に言ったわ。
いや、昨日はホント偉いなとは思ったけどさ、やっぱりこれが当然の反応だよ。
第一、言わなきゃダメだよ。言わなきゃこの母には伝わらないもん。

 

バカね、アキ…。
ママがちゃんと仕事取ってきてあげるから…。

そういう問題じゃねえ！

家を飛び出すアキに、心配そうな顔の春子。
この人の頭の中は一体どうなっているんだろ…。

走りながらアキはどんどんやさぐれていく。
思い出すのはＧМＴの煌びやかなステージのことばかり。

おらだってあの中さいたかもしんねえのに。
いや、確実にいたんだ！
あのままデビューしてたかもしんねえんだ。
なのに…ママが…ママが切れるから！
ママのせいだよ！ママのせいじゃん！

 

どこだかよく分からない幹線トンネルのポッカリ開いた口に向かって、叫ぶアキ。

あの日のユイみたいに…。

アイドルになりでえど～！

 

そう…全ては春子のせいだもん。
何度も書くけど、大体あんたは東京に何しに来たんだよ。

事務所作ってからだって邪魔してるばかりで何の仕事も取ってないじゃんか。

アキが切れるのも解るわ。
偉そうな事は何かやってから言ってよね………。

 

と、くうが思ったか思わないかの内に……。

春子は突然、ものすごい事をやり始めたのだった。

これわぁぁぁぁ……流行りの倍返し！？

 

正宗が「外回り」から帰ってくると、春子は何か箱を出してきてゴソゴソ
探し物をしている最中だった。

 

あった～！
これだこれ！
一か八か本気出してみる？黒川さん。

何か…デッカイ黒革の手帳的な物を取り出す春子。

中には名刺がビッシリと入っている。

 

名刺？

そう。
私に影武者やらせた奴らのね。

え！？

いざという時の切り札になると思って全部捨てずに取っといたの。
まずはこいつから。
「潮騒のメモリー」のチーフディレクター柏木誠司。

 

春子の逆襲が…始まった…。

柏木誠司さんの事務所にドカッと座る春子と付き添う水口とアキ。

ミレニアムレコードの制作本部長さんなんですね。今は。
フフフッ。ご立派になられてぇ。

チーフマネージャーの水口と申します。

……まだこの業界にいたんだね。

え～え。

あははは/ ＼ / ＼ / ＼ / ＼ ……
乾いた笑いがこわい……。

 

…で…どういったご用件で？

私じゃなくてぇ娘なんです。

…娘？

アイドルになりたくて岩手から上京してきたんですよ。

歌唱力は？

そんなのぉぉ別の人に歌わせちゃえばいいのよぉ！

…冗談きついなぁ…。

あははは/ ＼ / ＼ / ＼ / ＼ ……

 

スリーＪの女社長・天野春子がついに動き出しました。
嘘に嘘を塗り重ねてママは交渉を続けました。
それはまるでアイドルになれなかった、かつての少女天野春子による復讐劇を見ているようでした。

余所でデビューが決まっているとかレギュラーも決まっているとか、泣き落としとか…

色々やりながら、ついにアキのスケジュールは埋まった。

 

ざっとこんなもんよ。

すげえ…。

と、驚く水口だが……。

 

ぇ、どうして、これをもっと早く…っていうかＧМＴにいる間に太巻に向かって
やらなかったの？

そもそも、春子は昔の件で太巻にきちんと謝罪させるために東京に来たんだと思っていた。

なのに、太巻にはハッキリ物を言わず、変な風に切れて、アキをＧМＴから
無理やり連れだした。

どうせ脅すなら、太巻を脅してＧМＴに残れるようにした方がずっと良くなかったか？

それに…

今、脅している人たちだって、何で嘘つくつ必要があるんだろ。
純粋に昔のことを謝罪させて口止めとしてアキに仕事を貰えばいいじゃん。
もっと正々堂々と脅せばいいじゃん。←なんか変…。

 

そして、アキの口から出たのは…。

やりだぐねえ。
ママ、ごめん。
でもおら今は何にもやりだぐねえ。

ちょっとあんた、何、言ってんの？
この仕事もらうためにママがどんなに苦労したか分かってんの？

インチキじゃん！
これ全部ママのコネでしょ？
おら何にもしてねえ。
こんなんで何の努力もしねえでドラマだのバラエティーだの出たら天狗になっちまう。

 

ふっ…母親は酷くて娘は甘い……。

芸もないのにコネなくて通用すると思うか～？

とりあえずは得た仕事をきちんとこなして、また声が掛かるように努力しなさいよ～。
ＮＧ40回出してヘラヘラ笑ってる場合じゃないよ。

 

こうして、春子はアキの言い分を聞くことになるのだった…。

 

で、つづく。

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こんなんも出るよ。すごいね。「春子の部屋」～あまちゃん 80’s HITS～
　　

 

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