あさ(波瑠)は、娘の千代(小芝風花)には自分の道を自分で選べるように女学校に入学してほしいと新次郎(玉木宏)に話す。それを聞いていた千代は、勝手に決めないでほしいと反発するが藍之助(森下大地)は…。藍之助は、加野銀行で一生懸命に働いていた。それを見ていたあさは…。そして、和歌山で暮らすはつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)のもとにあさからの手紙が届く。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「あさが来た」第18週「ようこそ!銀行へ」 第105話
※簡単感想デフォルトでよろしくお願い致します~。
※たまに、夜追記する日もあるかもしれないです…。←知れない…です…。
※いいことばかり書いてないんで、そこんとこよろしくお願い致します~。
↑テンプレだす。
あさはこれから千代にどないなってほしい思てますのや?
と、たずねる新次郎はん。
へぇ。
うちは…やっぱり、いつかはここで一緒に働いてくれたらて思てしまいます。
そやけど、それはうちの勝手な願いだす。
藍之助の言うてたとおり、自分の道は選ばしてあげなあかん。
そのためにも千代には女学校行ってほしいと思てますのやけどな。
ぎょうさん学ぶ事はきっとこの先千代が色んな道に進むためのテケツになる思うんだす。
テケツ…つまり Ticket (切符)だすな。
明治時代はこんなん呼ばれてました。
あささんがこれを収集している様子は昨日の回で映されてました。
カワイイご趣味で。
今までの女子の道いうたら、お嫁さんになってお家守るか家業を手伝うか、芸で身を立てるか、あるいは女中奉公ぐらいしか進む道あらしまへなんだ。
そやけど、今は女子にも色んな航路が開かれるようになりました。
家の中にいてて働くだけの昔とは、ちょっとずつ違てきたんだす。
目を輝かせて女子の航路が広がった事を新次郎さんに説明する おあささま。
うーーん…
日本に初めてヴァイオリン工場ができたのは1900年になってから。
この時期にヴァイオリンという発想が出てくること自体がもう大金持ちの発想…。
高等小学校を出ただけでも十分にテケツは持てます。
せやけど、将来のためにより仰山の道に進むためのテケツを持つにはやっぱり高等女学校は出といた方がええんだす。
なるほど。
文明開化で新しい産業も仰山興って、働く機会や場がみんなに開けるようになります。
そもそも女子の方が向いてる仕事かて仰山あるはずだす。
そないな道を自分で選んで進めるやなんてなんて夢のある事だすやろ。
うーーーん……だから、時代がちょっと早いんだて………。
…と、思っていた所に千代が飛び込んでくる。
それはお母ちゃんの夢だすやろ!
千代!
いつからいてましたんや?
学校の先生劇場のところ辺りから見てました!!
…じゃなくて、
うちの事やのに勝手に自分の夢膨らまして…。
もう勘弁してほしいわ!
と、出て行ってしまう千代である。
ここからの新次郎さんがとても素晴らしい。
まあ、せやけど難破船にならんとホンマよかったな。
難破船?
うちが難破船…?
妻に対する嫌味でも叱責でも無くて、サラッとこういうこと言える天然さが凄いよね。
そうだす。
おあさ様みたいに女だてらに自由勝手にこぎ出す船なんかいつ難破船になって海の底に沈んでもおかしなかったんだす。
そないならへんかったんは、ご先代様や新次郎様、今井のご両親や、ようけのお方のお導きがあっての事だす。
うめに言われて、素直に神棚に手を合わせる おあささま。
この人のこういう素直な所は見ている方としては気持ちいい。
よくこんなんで渡りあってきたよね……とも思うけれども、まぁそこはドラマだから(笑)
私はよくこの年代にはまだ女性の活躍は早いと書くけれども、現実にモデルの広岡浅子さんも女の身で実業家の道を歩んだわけで、そこには大変恵まれた生まれながらの財源と富があるからこその豊富な出会いがあったんだよね。
土台が良かったからこそ、ここに辿り着けた。
恵まれた航路を持って生まれたわけである。
どんな人でもどんな女性でも道が開かれていたわけではない。
そこをちゃんと諭してくれたことは良かった。
さて…。
お母ちゃんはほんま分かってへん。
女子で高等小学校出てからもまだ学ぼうとする人やなんて、ほとんど居てしまへんのやで!
学校で1人か2人いてるかどうかやいうのに。
男かて上の学校行くのは20人に1人居てるかどうかだすわな。
娘の愚痴を相槌うちながら聞く新次郎さん。
そこへ藍之助が口を挟む。
僕はその20人に1人になりたかったけどな。
さすがに、ちょっと怯むお千代様である。
こうやって、親が決めた進路に文句を言えるのも金があるからこそ。
これは現代でもそうだけれども、開けた道に文句言えるのは、文句を言える贅沢な環境があるからこそ。
男やったら学べば重宝されるかも分からへんけど、女子が孔子や孟子やて習てもへ理屈ばっかり言うようになってて嫌われてしまうて…。
あんた孔子だ孟子だ知らなくても屁理屈ばっかやん。
藍之助はな、学校で一番の成績やったんやて。
せやけど、お家の事情で中学には行かれへんかった。
ああやっていつも無邪気にしてるけど、自分の道の事懸命に考えてますのや。
息子のためでも実家を頼らないんだな、おはつさんは。
分相応…を心得たいという頑固さ。
新次郎さんはこうして、妻にも娘にも今ある環境の贅沢さをさり気なく諭したのだった。
やっぱ、頭のええお人だす。
しかし、現在の藍之助は、とても誉められた状況じゃないで。
やっとおはつに手紙を出す あさである。
惣兵衛はん、お久しぶり。
老けるどころか若返った感じやね。
よろしければ→【2016年1月期・冬クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
白岡あさ(旧・今井) … 波瑠(子役期:鈴木梨央)
眉山はつ(旧・今井) … 宮﨑あおい(子役期:守殿愛生)
白岡新次郎 … 玉木宏
白岡正吉 … 近藤正臣
白岡よの … 風吹ジュン
白岡榮三郎 … 桐山照史(子役期:吉田八起→河崎脩吾)
白岡さち … 柳生みゆ
白岡千代 … 小芝風花(子役期:東出奈々→中川江奈→鈴木梨央)
千代の夫 … 工藤阿須加
白岡正太郎 … 木内義一
眉山惣兵衛 … 柄本佑
眉山栄達 … 辰巳琢郎
眉山菊 … 萬田久子
眉山藍之助 … 森下大地(子役期:→南岐佐)
眉山養之助 … 西畑大吾
雁助 … 山内圭哉
亀助 … 三宅弘城
ふゆ … 清原果耶
うめ … 友近
かの … 楠見薫
クマ … 郷原慧
ツタ … 畦田ひとみ
弥七 … 竹下健人
山屋与平 … 南条好輝
美和 … 野々すみ花
田村宜 … 吉岡里帆
治郎作 … 山崎銀之丞
カズ … 富田靖子
サトシ … 長塚圭史
宮部源吉 … 梶原善
伊作 … 中山義紘
福太郎 … 北原雅樹
八五郎 … JEFFI
三坂 … 中川浩三
日野彦三郎 … 上杉祥三
山本平蔵 … 山本浩司
今井忠興 … 升毅
今井梨江 … 寺島しのぶ
今井忠政 … 林与一
今井久太郎 … 興津正太郎(子役期:二宮輝生)
五代才助(友厚) … ディーン・フジオカ
大久保一蔵 … 柏原収史
土方歳三 … 山本耕史
櫛田そえ … 木村佳乃
成澤泉 … 瀬戸康史
成澤カナエ … 宮嶋麻衣
山崎平十郎 … 辻本茂雄
福沢諭吉 … 武田鉄矢
渋沢栄一 … 三宅裕司
玉利友信 … 笑福亭鶴瓶
大隈重信 … 高橋英樹
大隈綾子 … 松坂慶子
ナレーション(語り) … 杉浦圭子
※スタッフ
脚本 … 大森美香
演出 … 西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー … 福岡利武、熊野律時
制作統括 … 佐野元彦
音楽 … 林ゆうき
原作(原案) … 古川智映子『小説 土佐堀川』
主題歌 … 「365日の紙飛行機」AKB48
公式サイト http://www.nhk.or.jp/asagakita/
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コメント
てけつ>『あさが来た』第105話
今日も巻き爪矯正に行ってきた
左親指はまだまだ
両指とも腫れた部分はまだまだ
…なんだけど
右親指の爪はだいぶ平らになってきたそうで
かなり嬉しい
…ひじゅにですが何か?
「うちの船はこれから何処へ行ったらええのやろか」byあさ
千代ちゃん話は今日も続く―
藍之助君の言葉から
世の中には勉強したくても出来ない人がいる
自分は恵まれ…
てけつ>『あさが来た』第105話
今日も巻き爪矯正に行ってきた左親指はまだまだ両指とも腫れた部分はまだまだ…なんだけど右親指の爪はだいぶ平らになってきたそうでかなり嬉しい…ひじゅにですが何か?「…
あさが来た (第105回・2/3) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第18週『ようこそ!銀行へ』『第105回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
また、本記事では「宮崎あおい」さんの「さき」は本来の「立つ崎」が機種依存文字のため「崎」に統一しています。
※ベタボメ感想だけを読みたい人は、ブラウザバック(=ブラウザ上で前のページへと戻る)をするのが良いと思…
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>新次郎さん、いいですよね。ああいう会話ができるように私もなりたいです。
いいですよね~!こういう人を目指したいですね。
>ところで素朴な疑問なのですが「お嫁さんになりたい、はつおばちゃんみたいなおかあちゃんになりたい」という千代ちゃんは「一人娘の自分はお嫁に行くのではなく婿養子をとって後継ぎを生む」というのを… 承知してるんですよね?
この時代の1人娘なのだから解っているはずですが(よのさんだって千代が生まれた時にそう言ったんだし)、何せ近ごろ平成頭時代劇だから、家なんて継がなくてもいいから自由に生きるとか言い出しそう(苦笑)
>藍之助も長男ですよね?長男が家業を継がない時はどうしていたのでしょう?廃嫡で次男が当主に?
この家の場合はそうなりますね~。今と違って結構役所はいい加減だから理由は何かと作れそう^^;でも普通は長男は長男の自覚があるものですよね。
不孝糖でもなめたんですかね……←また(笑)
>千代の夫役が発表されてほっとしました。
阿須加くんの登場が楽しみです!
けど平成頭の恋愛劇はいやだな~~^^;
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>特に、お菊さんが複雑そうな表情をみせて藍之助の根底に
「お婆ちゃんの期待に応えたい」みたいなものがあるかも
お菊さんが大阪に行かせたのかなぁとも思ったんですよね…さすがにそこまではやらないか。
>今井家が並行して描かれるのでテンションは上がってきましたが
一方で「カーネ」で見たような事を台詞中心でやっている事が
多いなという気も…。
カーネは「お仕事」がちゃんと描かれ、いつも仕事している中でのホームドラマでしたから。
ミシンの音がBGMのように普通にいつも響いてましたね。
>(時代は本作と半世紀差ですが)
進路に関しては、これが大きいので「あさ来た」とカーネは一緒には語れないです。
女性の進路に関しては娘が言っていることの方が時代に沿っていますね。職業婦人の人生を娘に歩ませるのはウキウキすることではなくて、いばらの道を覚悟させることのはずです(まだそんな時代ですよね)
あさが来た 第105回
内容娘・千代(小芝風花)の進路について考え始めたあさ(波瑠)は、自分の道を選べるよう女学校へ進んで欲しいと、新次郎(玉木宏)に伝える。しかし、話を聞いてしまった千代から、反発を買い。。。。
新次郎は、藍之助(森下大地)のことを引き合いに出し、千代に語り…
「あさが来た」 第18週 ようこそ!銀行へ 第105話
「なぁ、あさ。
あさはこれから千代にどないなってほしい思てますのや?」新次郎(玉木宏)
「へぇ。うちは・・・やっぱりいつかはここで一緒に働いてくれたらて思てしまいます」 …
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新次郎さん、いいですよね。ああいう会話ができるように私もなりたいです。
ところで素朴な疑問なのですが「お嫁さんになりたい、はつおばちゃんみたいなおかあちゃんになりたい」という千代ちゃんは「一人娘の自分はお嫁に行くのではなく婿養子をとって後継ぎを生む」というのを…
承知してるんですよね?立場としてはよのさん、さちさん、はつさんではなく菊さんですよね?
藍之助も長男ですよね?長男が家業を継がない時はどうしていたのでしょう?廃嫡で次男が当主に?
そこがはっきりしないのでもやもやしています。理屈っぽくてすみません。
もしかしたらエマとカズマみたいな恋バナが用意されていてそこらへんの設定は考慮されなかったのかな?
千代の夫役が発表されてほっとしました。
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>息子のためでも実家を頼らないんだな、おはつさんは
確かに長男がもっと大成しそうならツテを頼って
兵隊になりたがっている次男に後を継がせるというのも…。
家族全員の主張が描かれないと何とも言えないでしょうか。
特に、お菊さんが複雑そうな表情をみせて藍之助の根底に
「お婆ちゃんの期待に応えたい」みたいなものがあるかも
(千代とよのさんの語らいは今回、あったし)
と思ったけど、この一件ははつの方にも問題?
今井家が並行して描かれるのでテンションは上がってきましたが
一方で「カーネ」で見たような事を台詞中心でやっている事が
多いなという気も…。先週も、あさが
「おいどを叩かれていた頃のほうが楽」と言ってましたが、
第7週の糸子「もう、お爺ちゃんやお婆ちゃんに甘える訳にはいかん!」
第21週の糸子「おばちゃ~ん!北村と優子がウチを苛めるんや~!!」
本日の話も善作がやってた事という感じです。(時代は本作と半世紀差ですが)
彼は「女は嫁に行け」という一方で娘全員を女学校に通わせようと
あの時代の庶民としては、かなり無理をしていました。
これは即、結婚しなくても女でも、そこそこの働き口が見つかるし
嫁ぎ先で教養がプラスになるという考え。実際、呉服屋引退で即隠居ではなく
静子の印刷屋務めと質屋稼業で光子と清子の卒業までは責任を持ったし
糸子の妹達は善作の価値観に沿った人生を送った。
そりゃ、「やりたい事があるけん辞める」なんて言ったら怒るって…。