掘ることができなくなった九州の炭坑を加野屋の当主、榮三郎(桐山照史)は、手放すことを考えていた。あさ(波瑠)は手放す気はなく、なんとか再開しようとしていた。対立するあさと榮三郎。そのとき新次郎は…。正吉(近藤正臣)の容体は、よくなかった。あさや新次郎たちを集めた正吉は、みんなにあることを話す。その話を聞いたあさたちは…。その後、正吉はよの(風吹ジュン)とふたりきりの時間を過ごして…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「あさが来た」第12週「大阪一のおとうさま」 第71話
※とりあえず毎日簡単に感想だけ入れて、書きたい事があったら仕事から帰ってから追記するって方向をお試し中です。よろしくお願い致します~~。(テンプレだす)
正吉さんを見送るための回。
よのさん。
今日はちょっと伽羅の香りはきついな。
へぇ。
ほな真那伽に致しましょうか?
あ…そうして…うん。
この会話で、あ~…うちの父親、最期辺は妙に臭いに敏感だったなぁ、と思い出したわ。
嗅覚のようなもんが鋭くなるのか、臭いそのものに弱くなるのか。
いずれにせよ、そういう所、細かいな。本当に。
分かりました。
ひとまず…ひとまず!今はお姉さんの意見を聞く事に致しまひょ。
え?
雁助が送ってきた見積もりもう一回見てみましたら、どないかなるかてちょっと思えてきましたんや。
榮三郎さん!
ひとまずだっせ!
ひとまず、あの予定どおりに…。
うちもあの見積もり見ておんなじ事思たんだす!
雁助さんの見込みどおり立て直しが半年で済んで、そこから採炭が上手い事いきだしたらどないか2年半でまた儲けが出るようになるて!
でも2年半は都合よう見積もり過ぎだす。
3年は見とかんと。
そうだすな。
坑夫さんもまた集め直さなあかんし。
それに、今すぐ当面のお金は借りなあきまへん。
今までお姉さんがためた蓄えかて全部無くなりますのやで。
お姉さんが願ってはった銀行やなんて夢も、もうかなわへんけどよろしいのか?
へぇ!
…諦める訳やあらしまへんけど、ひとまず…ひとまず、今は銀行の事は置いておく事に致しましょ!
ひとまず、八代目が折れた形。
まぁ…元々イケズで反対するようなお馬鹿さんではないわけで、ちゃんと商売として考えているからこそ反対する。そして、何とかなると思えば押してみる。
榮三郎くんといえば幼いころから賢い子どもだった。
大人になってから妙に「どっちの味方」とかに拘るようになってちょっとね…って部分もあったけれども、ここはやはり賢いって面ではキャラ変わってないよね。
むしろ、おあさ様の方が単純で周りが見えていないように見える。
まぁ…ヒロインの成長記だからな。
まだまだ立派な経営者になるまでの途中。
その榮三郎くんと父との最期の会話。
榮三郎。お前なぁ、早い事結婚して…。
なぁ?奥さん持って…。
わてはお母ちゃんみたいなかわいらしいお嫁さんもろて、きっとお父ちゃんみたいなええお父ちゃんになります。
ここで「お姉さんみたいな」とかいうアホなヒロイン上げはしない脚本が本当に素晴らしい。
だって、この夫婦に育てられてこそのこの賢くて優しくて良い末っ子なのだもの。
お父ちゃんの可愛いお母ちゃん。
息子にそう思われる母。
夫婦が、家族がどれだけ円満だったか…しみじみ思わせられた。
よのさんの膝の上での臨終後。
部屋の外で泣いているのは、あさでもうめでも息子たちでもなく、かのさん。
ここで涙腺崩壊したわ。
たぶん、うめのように婚家からお嬢様に付いてきてね、夫婦の一番近くで見守って来たのがこの人だよね。
そして、正吉のいなくなった加野屋にもまた新しい朝がやってまいりました。
人が生まれても死んでも朝は来る。
新しい加野屋の夜が明けた。
よろしければ→【2015年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
白岡あさ(旧・今井) … 波瑠(子役期:鈴木梨央)
眉山はつ(旧・今井) … 宮﨑あおい(子役期:守殿愛生)
白岡新次郎 … 玉木宏
白岡正吉 … 近藤正臣
白岡よの … 風吹ジュン
白岡榮三郎 … 桐山照史(子役期:吉田八起→河崎脩吾)
眉山惣兵衛 … 柄本佑
眉山栄達 … 辰巳琢郎
眉山菊 … 萬田久子
眉山藍之助 … 森下大地(子役期:→南岐佐)
眉山養之助 … 西畑大吾
雁助 … 山内圭哉
亀助 … 三宅弘城
ふゆ … 清原果耶
うめ … 友近
かの … 楠見薫
クマ … 郷原慧
ツタ … 畦田ひとみ
弥七 … 竹下健人
山屋与平 … 南条好輝
美和 … 野々すみ花
白岡千代 … 小芝風花(子役期:鈴木梨央)
白岡正太郎 … 木内義一
田村宜 … 吉岡里帆
治郎作 … 山崎銀之丞
カズ … 富田靖子
サトシ … 長塚圭史
宮部源吉 … 梶原善
伊作 … 中山義紘
福太郎 … 北原雅樹
八五郎 … JEFFI
今井忠興 … 升毅
今井梨江 … 寺島しのぶ
今井忠政 … 林与一
今井久太郎 … 興津正太郎(子役期:二宮輝生)
五代才助(友厚) … ディーン・フジオカ
大久保一蔵 … 柏原収史
土方歳三 … 山本耕史
櫛田そえ … 木村佳乃
成澤泉 … 瀬戸康史
山崎平十郎 … 辻本茂雄
福沢諭吉 … 武田鉄矢
渋沢栄一 … 三宅裕司
玉利友信 … 笑福亭鶴瓶
ナレーション(語り) … 杉浦圭子
※スタッフ
脚本 … 大森美香
演出 … 西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー … 福岡利武、熊野律時
制作統括 … 佐野元彦
音楽 … 林ゆうき
原作(原案) … 古川智映子『小説 土佐堀川』
主題歌 … 「365日の紙飛行機」AKB48
公式サイト http://www.nhk.or.jp/asagakita/
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【あさが来た】
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コメント
あさが来た「大阪一のおとうさま」
今週の、「大阪一のおとうさま」は、本当に感動の週でしたね。
新次郎(玉木宏)とサトシ(長塚圭史)が、幼馴染で、サトシの事情がゆえに、新次郎が、家業に抵抗を示してたとは。
そして、そんなサトシに、父親の話をし、助けられなかったことを謝り、慈愛の念を注ぐ正吉(近藤正臣)に、ジーーン。結果、サトシは、すっきりした顔で警察に出頭。
そうして、徐々に弱ってきた、正吉の、ついに臨終…
…
ひとまず>『あさが来た』第71話
サトシ問題に
炭鉱問題に
正吉さん…
今日は全てが収束したね
ひとまず…
…ひじゅにですが何か?
「わてが見たのは、あの男やありまへんで」by弥七
↑不審者問題はまだ引っ張る模様
サトシさんは警察へ―
それはそうだよな。
そうでなければ彼自身も救われない。
炭鉱の方は治郎作さんを始め
皆が気の良い人達という設定だから…
ひとまず>『あさが来た』第71話
サトシ問題に炭鉱問題に正吉さん…今日は全てが収束したねひとまず……ひじゅにですが何か?「わてが見たのは、あの男やありまへんで」by弥七↑不審者問題はまだ引っ張…
「あさが来た」第71回★正吉(近藤正臣)逝く
連続テレビ小説「あさが来た」
第71回(12月18日)
掘ることができなくなった九州の炭坑を加野屋の当主、榮三郎(桐山照史)は、手放すことを考えていた。あさ(波瑠)は手放す気はなく、なんとか再開しようとしていた。対立するあさと榮三郎。そのとき新次郎は…。正吉(近藤正臣)の容体は、よくなかった。あさや新次郎たちを集めた正吉は、みんなにあることを話す。その話を聞いたあさたちは…。その後、…
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>前日の放送であまりいい気分になれなかったのですが(この女大嫌いとかサトシごときになぜそこまで)、今日は印象に残る回となりました。
サトシの事はもうこのドラマの記憶から消したいです(苦笑)
自首したらしいし…もうドラマには出てこない、きっと…。
>榮三郎はその場にあさがいても亀助さんの方を向いて自分の意見を言うのが面白いです。
精一杯の抵抗ですかね^^;
>冒頭で弥七が言っていたニヤけながら加野屋を見ていた人物は誰なんでしょう。
あーー忘れてました!
年だって言ってましたよね?
想像つかないですーー誰だろう?
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>正吉さんがずっと「お伊勢参り」「お伊勢参り」言ってた、その理由が
店のこと、よのさんのことを「神さん」にお願いするためだったという心情に触れた時すごく泣きました。
思えば最期まで よのさんとお家のためを考えた一生で、それを神さんにお頼みするまで出来たのだから幸せな晩年ですよね…。
たくさんの細かい演出も大げさすぎない登場人物それぞれの悼み方も泣き方も良かった。声なき演出に感動しました。
>祖父が亡くなった時、現実味がないというか直後は意外と泣けませんでした。
でもいつもの席に無意識に話しかけながら振り返って、「あ、もういないんだ」と思った時に
ものすごい喪失感があったんです。だからあの1カットにはぐっときました。
やはり自分の体験を思い起こしてしまいますよねぇ…
私は父もこんなに言いたい事喋って往生できたら幸せだったかもなぁと思いながら見ていました。
明日から寂しいですね。
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> 正吉さんを見送るための回。
前日の放送であまりいい気分になれなかったのですが(この女大嫌いとかサトシごときになぜそこまで)、今日は印象に残る回となりました。
> ひとまず、八代目が折れた形。
榮三郎はその場にあさがいても亀助さんの方を向いて自分の意見を言うのが面白いです。
冒頭で弥七が言っていたニヤけながら加野屋を見ていた人物は誰なんでしょう。
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今日は朝から泣けました。
「ちりとてちん」の「その道中の陽気なこと」をほうふつとさせ、ほろっときたところに
正吉さんがずっと「お伊勢参り」「お伊勢参り」言ってた、その理由が
店のこと、よのさんのことを「神さん」にお願いするためだったという心情に触れた時すごく泣きました。
正吉さんの髪をくしけずるよのさんの手が震えているところとかもそうですし
店の者を順番に移していくときに部屋の外でかのさんが泣いているところにも泣けました。
ああいうところをちゃんと映すところとかはすごくいいと思います。
私は特にあさや新次郎、店の面々が映る中、「店主の席」にぐっときました。
大福帳やそろばん、いつも座っていたお座布団。机の上におかれたよのさんお手製の折り紙。
誰も座っていない空いたままの席。
もちろん普段は「お面だけはいい」新次郎が座っていたり、八代目榮三郎が座っていたりするのですが
今日という日にあの空席を映すことで正吉が亡くなったことを象徴しているように思いました。
祖父が亡くなった時、現実味がないというか直後は意外と泣けませんでした。
でもいつもの席に無意識に話しかけながら振り返って、「あ、もういないんだ」と思った時に
ものすごい喪失感があったんです。だからあの1カットにはぐっときました。
波瑠さんは金切り声にならないところがよいと思います。
あさが来た 第71回
内容サトシが警察に出頭し、事件自体は解決。だが炭坑を元に戻すには多額の金が必要で、手放すべきと言う榮三郎(桐山照史)と、再開したいあさ(波瑠)は対立。心配する新次郎(玉木宏)だったが、ただ、雁助が送ってきた見積からすると。。。。。なんとか意見は一致する…
「あさが来た」 第12週 大阪一のおとうさま 第71話
『炭坑の落盤事故を起こしたサトシは、幼なじみの新次郎に連れられて
警察へと出頭していきました』
松造・・・罪を償ったら、いつでも九州に戻ってくるんだよ〜ヾ(*゚Д゚)
…