NHK朝ドラ【あさが来た】 第65回 感想

九州の炭坑で、大きな爆発事故が起こる。慌てる亀助(三宅弘城)。治郎作(山崎銀之丞)が坑道に入っていたらしく、妻のカズ(富田靖子)は取り乱している。炭坑は大パニックに…。一方、大阪のあさ(波瑠)は、銀行づくりの準備を行っていた。そこへ、炭坑で事故が起こったという知らせが入る。あさは、周囲の反対を押し切り、すぐに炭坑にむけ出発する。あさが九州の炭坑に着いてみると…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「あさが来た」第11週「九転び十起き」 第64話

   あさが来た1

 

※とりあえず毎日簡単に感想だけ入れて、書きたい事があったら仕事から帰ってから追記するって方向をお試し中です。よろしくお願い致します~~。(テンプレだす)

 

近頃、おふゆちゃんよう手紙くれるなぁ。
離れてるうちにわてのこと恋しなったんやろか…。
ウフフフ…。

 

亀助はんが ふゆからの文をニヤニヤゴロゴロしながら見ている図は猫にゃんのようだよ。
  あさが来た65-1

 

ん?
そやけど、よう見たらこの男らしいはね方…。

これ…よう見たら雁助さんの字ぃやんか!

ひょっとして、これ全部雁助さんが!?

 

やっと気づいてびっくりぽん……の直後の炭坑ぼん←ぉぃ

 

ここをずっと読んで下さっている方はご存じのように、私はこのドラマをかなり好感度高く見ている。そもそも大森さんの「昔の作品」(正確には山口Pの作品な)のファンだし。

 

けれども、この作品には時々、何だか簡単に感動させたり不安にさせたりしようとしているように見える部分があって…そういうのを見た時にちょっと「花燃ゆ」を見ているような気分になっちゃうのである…(ぁ、すいません。あんなモンと比較して…。 )

そして、そういうモヤッとのほとんどが炭坑編にあるのだった。

 

加野炭鉱の爆発ぼんは福太郎の早馬によって知らされる。

親方も行方不明と知り、慌てて旅支度するあさ。

 

何してますのや?

九州に行ってまいります。
こないな事言うてすんまへん。そやけど、どないしても行かなあきまへんのや。

そやけど…千代は?

連れていきます。
うちにとっては鉱山も炭坑夫も千代とおんなじように大事なんだす。

 

アホ!
こないな赤ちゃんに長旅さしてどないしますのや。

 

すんまへん。そうだすな。
そやけど、どないしたら…。

 

千代の事はわてに任しとき。

え?

わてかて千代の親やで。
こっちにはわてもみんなもいてるさかい、何も心配あれへん。
炭坑にはあさがいてなあかん。
行っといで。

 

ここは、さすが新次郎さん~イクメンの走り~~。
とか言って感動する所なんだろうが、えっっ……千代のお乳はどないするのん…。
新次郎はんからも うめも ふゆもお乳出ませんで。

だって、この家、乳母がいなそうなんだもん~~。 
本来なら出がけに あさがくれぐれも千代を頼まなきゃいけないのは乳母だよね。 

そもそも、新次郎はんのイクメンっぷりは前回から描いているし今さらだしね……。

 

まさか一人で行かはる気ぃだすか?
夜通し走って山賊にでも襲われたらどないしはるおつもりだす?

と、雁助はんは言っていたが、あさが悪阻の時はもう少しで おうめさんが1人で行かされるところだったんだよね。 

 

そこへ待っていたように現れる五代はんにまたびっくりぽん……。
なるほど、この人だったら自家用ジェットくらい持ってそうである。

 

九州に着くと、板場は大混乱。
  あさが来た65

 

親方はまだ見つかっていないという。

しかたありましぇん。
あん人は山の男ですたい。
いつ、そげん事になってんおかしゅうないちそげな覚悟で生きとりましたけん。

 

と気丈に言いつつ、あさに縋って泣くカズさん。

そんな事言っても、このドラマの事だから生きてるでしょ

と思いながら見ているわけだが、

あさがボーナス制にしたせいで仕事に無理が生じて事故が起きたのだと主張するサトシに、

それは違うとたい。
うちん人もあんたんちみんなも最初から山で働く事がどういう事かは承知しとったはずですと!
それにたい…奥さんが山に来なって活気が出たっち、一番喜んどったのはあん人やったとやけん!

 

とカズさんが言うシーンでは、あれ…親方ほんとに死んでしまったのかしら…とさすがに思い始めた。
あささんの仕事を正当化するための礎になったのか…
まぁ、炭坑の厳しさや悲しさは正確に伝える必要があるもんな。

爆発ぽんとか不謹慎なこと言ってゴメンぽん……。

とか思っていた所に、どうやら親方生存のニュース。

………落盤事故で行方不明になって……一体、これ、何日後………。

 

五代さんはコナンくん並みの推理力で火薬とか見つけて来るし。

……うーーーん……やっぱ炭坑編よ………。 

 

 

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よろしければ→【2015年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

  
※キャスト

白岡あさ(旧・今井) … 波瑠(子役期:鈴木梨央)

眉山はつ(旧・今井) … 宮﨑あおい(子役期:守殿愛生)

白岡新次郎 … 玉木宏
白岡正吉 … 近藤正臣
白岡よの … 風吹ジュン
白岡榮三郎 … 桐山照史(子役期:吉田八起→河崎脩吾)

眉山惣兵衛 … 柄本佑
眉山栄達 … 辰巳琢郎
眉山菊 … 萬田久子
眉山藍之助 … 森下大地(子役期:→南岐佐)
眉山養之助 … 西畑大吾

雁助 … 山内圭哉
亀助 … 三宅弘城
ふゆ … 清原果耶
うめ … 友近
かの … 楠見薫
クマ … 郷原慧
ツタ … 畦田ひとみ
弥七 … 竹下健人
山屋与平 … 南条好輝
美和 … 野々すみ花

白岡千代 … 小芝風花(子役期:鈴木梨央)
白岡正太郎 … 木内義一
田村宜 … 吉岡里帆

治郎作 … 山崎銀之丞
カズ … 富田靖子
サトシ … 長塚圭史
宮部源吉 … 梶原善
伊作 … 中山義紘
福太郎 … 北原雅樹

今井忠興 … 升毅
今井梨江 … 寺島しのぶ
今井忠政 … 林与一
今井久太郎 … 興津正太郎(子役期:二宮輝生)

五代才助(友厚) … ディーン・フジオカ

大久保一蔵 … 柏原収史
土方歳三 … 山本耕史
櫛田そえ … 木村佳乃
成澤泉 … 瀬戸康史
山崎平十郎 … 辻本茂雄

福沢諭吉 … 武田鉄矢
渋沢栄一 … 三宅裕司
玉利友信 … 笑福亭鶴瓶

ナレーション(語り) … 杉浦圭子

※スタッフ

脚本 … 大森美香
演出 … 西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー … 福岡利武、熊野律時
制作統括 … 佐野元彦
音楽 … 林ゆうき

原作(原案) … 古川智映子『小説 土佐堀川』

主題歌 … 「365日の紙飛行機」AKB48

公式サイト http://www.nhk.or.jp/asagakita/

 

 【あさが来た】
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コメント

  1. くう より:

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    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >ただ、こういう整合性のないところは、他の回もそうですが、編集の結果かもしれないという気もします。

    そういう部分はあるかも知れないですね。
    全てのドラマが脚本家のせいで良くなったり悪くなったりするわけではないです。(むしろ、ドラマはPが作る物…と思っています)

    誰がやっているにしろ出来上がったもの全体が作品ですから、最初からなかったにせよ削られたにせよスタッフが誰も指摘しなかったという事が作品全体の整合性を失くすので残念な事ですわ。

    後から台本はそうじゃなかったとか言っても、もう仕方ないことですもんね~。

  2. mm より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >「わてがもらい乳してくれるひと探します」とかなにかあるとよかったのにと思います。

    私も同感です。ただ、こういう整合性のないところは、他の回もそうですが、編集の結果かもしれないという気もします。「あまちゃん」も結構台詞カットとかシーンを入れ替えたりとかあったみたいですよね。また、「ちりとてちん」のときに、藤本さんは「そのセリフをカットすると、後のXX話の~~のセリフとつながらないからカットしないでくれ」というようなやり取りを、制作側とかなりしていたそうですよね。「平清盛」では重視していたセリフが編集で落とされて、藤本さんが怒ったというような話も(嘘か本当か知りませんが)聞きました。このドラマ、浅の母としての心情が丁寧に書かれているんで(今度、つわりは病気でないと言ったら怒るとか)、本来は整合性のあるセリフがあったのに、製作陣がカットした可能性もなきにしもあらずかなと思います。台本があとで販売されれば分かるんですが…

  3. 火薬>『あさが来た』第65話

    ファンタジック五代さんはやっぱファンタスティック…ひじゅにですが何か?「これは火薬です」by五代爆発&治郎作さん逃げてー!…で、昨日は終わったのにふゆちゃんからの…

  4. 火薬>『あさが来た』第65話

    ファンタジック五代さんは
    やっぱファンタスティック

    …ひじゅにですが何か?

    「これは火薬です」by五代

    爆発&治郎作さん逃げてー!
    …で、昨日は終わったのに

    ふゆちゃんからの手紙にデレデレする亀助さんの図ぅ
    …で、始まった今日。

    しかも
    その手紙が鴈助さんが書いたもの
    というオチまで付いて(笑)

    ま、ふゆちゃんは
    言…

  5. 「あさが来た」第65回★火薬!?

    連続テレビ小説「あさが来た」
    第65回(12月11日)

    九州の炭坑で、大きな爆発事故が起こる。慌てる亀助(三宅弘城)。治郎作(山崎銀之丞)が坑道に入っていたらしく、妻のカズ(富田靖子)は取り乱している。炭坑は大パニックに…。一方、大阪のあさ(波瑠)は、銀行づくりの準備を行っていた。そこへ、炭坑で事故が起こったという知らせが入る。あさは、周囲の反対を押し切り、すぐに炭坑にむけ出発する。…

  6. くう より:

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    >大森脚本ー山口P作品は好きだったのですが違うPの「夏の恋は虹…」が個人的にあわなかったので

    わたしゃ、山口Pフジ退社後の大森さんのフジ作品はどれも好きじゃないし(「夏の恋…」も酷かったですよね^^;)フジ以外でも山口監督と組んでいない大森作品で好きなのは「マイボス」と「バンドワゴン」だけかも^^;

    むしろ山口監督の作品はどの脚本家さんと組んでいても大よそ好きなので、たぶん私が好きなのは大森さんじゃなくて山口監督なんだな…って思っていたのです。

    でも、ゆうさんと同じように「あさが来た」は私にとっての久々の大森ヒットになりました^^

    それだけに、アラに対しては警戒しちゃいますよね~お気持ちすっごく解ります!

    >聞いた話によると昨日の回であさが復帰した時点で年が明けて明治10年になっているそうですよ。

    そうだすな。
    前々回で五代はんが米商会所を開いた話や今井(三井)が私銀行を設立した話が出ていましたが、あれが9年なのです。

    また史実の亀子さんが誕生したのも9年ですので、ここはモデル通り。
    年が明けたら10年ですね。

    >「わてがもらい乳してくれるひと探します」とかなにかあるとよかったのにと思います。

    そうなんですよね~。
    イクメン推しはいいのですが、ミルクがないので母親にしかできない一番大切なお仕事があるわけですよね。

    そこはちゃんと解決させてから九州に行っていただきたかったなぁ^^;

  7. くう より:

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    >世が世なら、強面雁助さんがハートマークも書いてたかも^^。

    わしがメール打っといたる…と言って❤マーク使いそう(爆)
    それに騙される亀助さん…うーーん目に浮かぶ~(≧▽≦)

    >新さん、わしも行く!とは言わなかったね。

    行くなとも言わないけれども、自分が行くとも言わない。
    それが新次郎というお人だなぁと、しみじみ^^;

    >昔、はだしのゲンで、赤ちゃんに米の研ぎ汁をミルクのかわりに飲ませるというネームがあった気がするんだけど、
    この頃、お乳の出ない母親は、何を代用してたんだろう。

    米のとぎ汁も使われてはいたみたいだけれども、昔はやはり貰い乳する人が多かったのよね。後はヤギの乳。

    加野屋さんくらいの大店では大名や公家と同じように乳母が居て、むしろ奥様は子どもの世話なんかしてなかったり…。

    加野屋さん、今でも女中さんがいっぱいいるしね。
    新次郎さんのイクメンっぷりを描きたいのは解るけれども、ツッコまなくて済むように乳母は出しといて欲しかった^^;

    >事実は親方が証言するのか、サトシ(マツゾウ?)が白状するのか。

    自白するのかなぁ。
    新次郎はんや雁助はんとサトシは会わなくてはいけないだろうから、ここで新次郎さんも行くと思ってたんだけどね~、実は。

    もしかしたらサトシ編はまだまだ長引くんだろうか~。

  8. あさが来た 第65回

    内容大阪からの文を読んでいた亀助(三宅弘城)そのとき、外で大きな音が!カズ(富田靖子)が取り乱していた。治郎作(山崎銀之丞)が坑道に入っている間に、爆発が起きたという。
    一方、あさ(波瑠)は、子育てをしながら、銀行づくりについて新次郎(玉木宏)に伝えて…

  9. あさが来た (第65回・12/11) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
    第11週『九転び十起き』『第65回』の感想。
    なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。また、本記事では「宮崎あおい」さんの「さき」は本来の「立つ崎」が機種依存文字のため「崎」に統一しています。
    また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。

    九州の炭坑で、大きな爆発事故が起こ…

  10. ゆう より:

    SECRET: 0
    PASS: 67828959122547a7fddaab97d5e99e3c
    大森脚本ー山口P作品は好きだったのですが違うPの「夏の恋は虹…」が個人的にあわなかったので
    「あさが来た」も最初はちょっと警戒していました。
    ところが蓋をあけてみたら結構よいので杞憂だったかなー?だったかなー?と思っていたのですが…
    時空の歪みと距離感のつかめなさは相変わらずちょっと苦手です。
    聞いた話によると昨日の回であさが復帰した時点で年が明けて明治10年になっているそうですよ。
    でも放送されたものがすべてだから観ている人に伝わらなければだめじゃんと思います。
    今日の回では「お乳はどうするのー?」と私も思いました。
    「連れていく」といったのは「お乳」のことがあるからじゃないの?
    「わてがもらい乳してくれるひと探します」とかなにかあるとよかったのにと思います。

  11. 紫花浜匙 より:

    SECRET: 0
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    >これ…よう見たら雁助さんの字ぃやんか!

    世が世なら、強面雁助さんがハートマークも書いてたかも^^。
    ふゆは亀助はんに、ハートは書かないだろうけどね。

    とうとう来ちゃった爆発場面。
    新さん、わしも行く!とは言わなかったね。
    昔、はだしのゲンで、赤ちゃんに米の研ぎ汁をミルクのかわりに飲ませるというネームがあった気がするんだけど、
    この頃、お乳の出ない母親は、何を代用してたんだろう。

    あさが炭鉱へ向かう時の千代の表情、偶然とはいえ、
    眉を下げてて演技派だったね^^。

    事実は親方が証言するのか、サトシ(マツゾウ?)が白状するのか。
    爽やかな話の中の、暗の部分だね。

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