わしはただ、草について話をしていただけなんじゃ。
草は自由じゃーー!!……で、逃げられん?
植物学の道に進むと決めた万太郎(神木隆之介)は、綾(佐久間由衣)にも「自由に生きてほしい」と伝える。綾も峰屋のために生きると宣言。二人は、今日選んだ道を悔やまずに歩むことを誓い、竹雄(志尊淳)もそれを見守るのだった。佐川に帰る前に、早川逸馬(宮野真守)の演説会に参加した三人。思いがけず登壇することになった万太郎だが、突如乱入してきた警官隊に捕らえられてしまう…
あらすじ は Yahoo!テレビ より引用
連続テレビ小説「らんまん」第5週「キツネノカミソリ」第21話
感想
逸馬さんの「明日」はフラグじゃき。と先週書いたけれど、明日はまた来たのだった。
来たけれど、巻き添えで一緒に捕まっちゃったよ。
珍しいパターン……。
植物学のため
逸馬さんと「明日」を約束して、綾さんと竹雄の元に戻った万太郎。
わしはよう分かったき。
どうにもならん。わしは植物学が好きながじゃ。
一度は諦めようとした。けんど、いかんかった。
ここで手放したらきっと後悔する。
わしの命がここでついえてしまう。
わしは今生、生まれてきたがは峰屋のためじゃない。
植物学のためながじゃ!
ほんじゃき……すまん。
わしは峰屋を出るき。姉ちゃんと夫婦にはなれん。
姉ちゃんには真に姉ちゃんを思うちゅう相手と一緒になってほしい。
弁舌の勢いで、2人にも(というより、主に竹雄にだね)宣言することができた万太郎。
それを受けて、綾さんも言うのだった。
分かった。
そうやったら峰屋は私に任しちょき。
おまんが植物学のために生まれてきたがやったら、私は峰屋のために生まれてきたがよ。
私は酒造りが好きじゃ。
おなごの身でも好きなもんは好きながじゃ。
そのかわり約束しよう。
お互い今日選んだ道を悔やまんこと。
竹雄。おまんが証人じゃき。
私らあがだらしなかったらおまんが叱ってよ。
万太郎が一応「真に姉ちゃんを思うちゅう相手と一緒に」と、竹雄のために道を開いたのに、結局、2人の誓いのための証人にされてしまう竹雄。
叱りますよ。こじゃんと叱りますき。
ほんじゃき、お二人は前だけ向いちょってください。
後ろはわしがおりますき。
後ろはわしがおりますき。……は、「しんがり」のようでカッコいいなと思いながら聞いていたけれど、家を支える奉公人の立場から見れば切ないな。
いつまでも竹雄は「後ろ」の人なんだね。
これをもって、もしかしたら万太郎と綾さんは計略偽結婚のような形になるのかもしれない(新しいぞ。令和のヒロインはそこかしこでやってっぞ……)。
ただ、タキ奥様が現状をどう考えているのかイマイチ読めなくて。
逮捕じゃーー
ドラマでは、「明日」は大抵フラグなのよ。……と先週書いたけれど、「明日」は一応やってきた。
しかも、
おまんの言うとおりじゃ!
我ら人民には力がある!
そのことをこの男に話してもらう。
弁士……槙野万太郎。
と、壇上に上げられてしまった万太郎。
行ってきいや。
若、行ってきてください。
2人もこの時、確かに万太郎を押しているよね……。
え~今日は皆さんに草花の秘密を教えます。
え~、皆さんの足元に生えちゅう草花実は、その草花らあは、み~んな一番優れちゅう者らあながじゃ。
踏んづけられたらその時こそが変化の機会。
種をひっつけて運ばせる。
踏まれたち折れんように丈夫な筋を通しちょく。
草花らあは、つらい目に遭うたんびにどんどんどんどん変化した知恵者らあじゃ。
今日も、草の講義しかしていません。
そこに話を合わせる逸馬。
わしらもそうじゃ!
旧幕府から新政府周りが変わったち生き抜いてきた!
その知恵者らあは一人として同じ者はおらん!それぞれに強さがある!
そして万太郎もついに叫ぶのだった。
わしらは自由じゃーー!
まぁ……「草花は」ではなくて「わしらは」って言っちゃったからね……。
演説しよったろうが!首謀者め!
と言われても仕方ない部分はある。
こうして声明社の一員としてお縄になった万太郎である……。
結局は、豪商の繋がりで誰かが助けてくれるんだろうな。
そう考えると、やはり現段階、まだまだ未熟よね。
ラーメン作っていた人も逮捕されたけれど無事だったので大丈夫です #らんまん #朝ドラらんまん
— くう?️ (@kukucoo) May 1, 2023
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らんまん キャストとスタッフ
キャスト
槙野万太郎 – 神木隆之介(子役期:森優理斗、9歳 – 12歳:小林優仁)
竹雄 – 志尊淳
槙野綾 – 佐久間由衣
幸吉 – 笠松将
たま – 中村里帆
楠野喜江 – 島崎和歌子
池田蘭光 – 寺脇康文
槙野ヒサ – 広末涼子
槙野タキ – 松坂慶子
槙野豊治 – 菅原大吉
槙野伸治 – 坂口涼太郎
槙野紀平 – 清水伸
西村寿恵子 – 浜辺美波
西村まつ – 牧瀬里穂
笠崎みえ – 宮澤エマ
阿部文太 – 池内万作
倉木隼人 – 大東駿介
倉木えい – 成海璃子
及川福治 – 池田鉄洋
江口りん – 安藤玉恵
宇佐見ゆう – 山谷花純
広瀬佑一郎 – 中村蒼
野田基善 – 田辺誠一
里中芳生 – いとうせいこう
天狗(坂本龍馬) – ディーン・フジオカ
早川逸馬 – 宮野真守
中濱万次郎 – 宇崎竜童
浜村義兵衛 – 三山ひろし
田邊彰久 – 要潤
徳永政市 – 田中哲司
大畑義平 – 奥田瑛二
大畑イチ – 鶴田真由
語り – 宮崎あおい
らんまん スタッフ
◆制作統括 : 松川博敬
◆プロデューサー : 板垣麻衣子、浅沼利信、藤原敬久
◆演出 : 渡邊良雄、津田温子、深川貴志
◆脚本 : 長田育恵
◆音楽 : 阿部海太郎
◆主題歌 : あいみょん「愛の花」
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