あらら~~……史実のモデルの人に沿った勇気ある設定で驚く。
綾さんの峰屋での立場はよく分からなかったものの、設定は「姉」であって、史実通りの家妻にはしないのだと思っていた。
竹雄(志尊淳)は東京滞在中に、万太郎(神木隆之介)を追い詰めてしまったことを悔いていた。竹雄から話を聞いたタキ(松坂慶子)は、万太郎の植物への情熱を改めて思い知り、ある決心を固める。その決心とは、万太郎と綾(佐久間由衣)を夫婦にすることだった。タキから話を聞いた二人は、受け入れられるはずもなく…綾は家を飛び出してしまう……
あらすじ は Yahoo!テレビ より引用
連続テレビ小説「らんまん」第4週「ササユリ」第17話
感想
11回の感想にこう書いたけんど、
実は、主人公のモデルの人には実姉はおらず、でも、モデルの人が東京に行っている間、綾さんのような若い女性が峰屋を仕切っていた、という史実がね……あったりする?わけで……。ドラマでは、その「女性」を姉としてセットしている(NHKなんでっ)。
https://dramablog.cinemarev.net/ranman-asadora-11.html
綾さんの設定、明治の女はつらいよ、まんまの設定だった。姉設定ではなかった……。(NHKなのにっ)
知らなかった綾さん
この先は、おまんら2人がわしに代わって峰屋を支えてほしい。
おまんら2人、めおとになれ。
万太郎の書きつけの中に「東京大學」の文字を見つけてしまったタキさんは、思い余ってついにこういう策に打って出た。
綾さんの縁談にそれほど焦っているように見えなかったのは、こういう未来図が頭にあったからかもしれない。
史実のモデルの人も「親戚筋の女性」と婚姻関係があったらしい。
何と酷い……と思うけれど、こういう時代でお家が大事なので、こんな思いをしていた夫婦は山ほどいただろう。
ただ、朝ドラネタとしては生々しくて、受け入れられるかどうかは謎なので、ものすごく勇気ある設定にしたなぁと思う。
しかし、綾さんがこの家の子ではないこと、自分では気づいていなかったのは意外。
ヒサさんとの触れ合いに何となく壁がある気がしていたし、
冷とうなるがよ。
冷とうて硬うてもう目を開けてくれんようになる。
という臨終描写は、自分の母が亡くなった時の様子を語っていたのだと思っていた。
知らなかったとしたら、ここで初めてヒサさんの子ではなかったと知り、万太郎は弟ではなかったと知り、二重のショックでは……。
竹雄の気持ち
植物の道とわしら峰屋に仕える者らあをてんびんにかけて「わしらあを見捨てる気か?」と問いただしました。ほんじゃき、若は思い切ろうとされゆう。
と自分がタキに真実を言ってしまったことが、この事態を呼んだ……。
と、また竹雄が落ち込んでしまいそうで可哀想。
しかし、思ったよりも万太郎がしっかりした子で良かった。
おまん、早う言うてこい。「好きじゃ」ゆうて姉ちゃんに言うてこい。
今、言わんと姉ちゃんはどうなるか分からん!
わしは奉公人!お嬢様とは 立場が違いますき!
おまんがただの奉公人やったらこんなことは言わん。
おまんじゃき!
ずっと一緒に育ってきた。わしやちおまんを見ゆう。
しっかり背中は推してくれた。
しかし、綾さんが好きなのは竹雄じゃないんだよね……。
ここは、幸吉には妻がいたとか、そういう方向で諦められるようにしてやって欲しい……。
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らんまん キャストとスタッフ
キャスト
槙野万太郎 – 神木隆之介(子役期:森優理斗、9歳 – 12歳:小林優仁)
竹雄 – 志尊淳
槙野綾 – 佐久間由衣
幸吉 – 笠松将
たま – 中村里帆
楠野喜江 – 島崎和歌子
池田蘭光 – 寺脇康文
槙野ヒサ – 広末涼子
槙野タキ – 松坂慶子
槙野豊治 – 菅原大吉
槙野伸治 – 坂口涼太郎
槙野紀平 – 清水伸
西村寿恵子 – 浜辺美波
西村まつ – 牧瀬里穂
笠崎みえ – 宮澤エマ
阿部文太 – 池内万作
倉木隼人 – 大東駿介
倉木えい – 成海璃子
及川福治 – 池田鉄洋
江口りん – 安藤玉恵
宇佐見ゆう – 山谷花純
広瀬佑一郎 – 中村蒼
野田基善 – 田辺誠一
里中芳生 – いとうせいこう
天狗(坂本龍馬) – ディーン・フジオカ
早川逸馬 – 宮野真守
中濱万次郎 – 宇崎竜童
浜村義兵衛 – 三山ひろし
田邊彰久 – 要潤
徳永政市 – 田中哲司
大畑義平 – 奥田瑛二
大畑イチ – 鶴田真由
語り – 宮崎あおい
らんまん スタッフ
◆制作統括 : 松川博敬
◆プロデューサー : 板垣麻衣子、浅沼利信、藤原敬久
◆演出 : 渡邊良雄、津田温子、深川貴志
◆脚本 : 長田育恵
◆音楽 : 阿部海太郎
◆主題歌 : あいみょん「愛の花」
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