竹雄……やっと言いたいこと言えたね。
東京の真ん中で若への説教と告白~~!
東京で憧れの植物学者たちと出会い、植物の研究にますます心を惹かれる万太郎。そんな万太郎に、竹雄(志尊淳)は不安な心のうちをぶつけ、二人は口論になってしまう。東京滞在の最後の夜、万太郎は博覧会会場で出会った和菓子屋の娘・寿恵子(浜辺美波)のことが忘れられず、もう一度会いたいと願うが・・・…
あらすじ は Yahoo!テレビ より引用
連続テレビ小説「らんまん」第3週「ジョウロウホトトギス」第15話
感想
一応、若が峰屋の仕事をちゃんとやってくれて良かった。
史実では若と番頭の息子とお会計係の3人で行ったのだとか。
現金いっぱい持って行っただろうから、3人じゃちょっと恐いよね。
峰屋のご当主
ほんなら、残りの日程もどうぞよろしゅう頼みます。
試し飲み用の酒が足りんなりましたら、いつでもお知らせください。
東京の滞在日程もついに最終日。後は現地の人にお任せするのね。
若がちゃんと仕事していて良かった(そこ)。
最終日、あれもこれもと本を買いあさり、顕微鏡まで買おうとする若に、竹雄はついに切れる。
峰屋の若が内務卿と話される。
そういう晴れ姿を見たいと思うて何がいかんがですか!?
えいですか?わしは若にお仕えしゆうわけじゃありません。
「峰屋のご当主」にお仕えしゆうがじゃき。
でも、竹雄は「峰屋の当主」ではなくて、万太郎自身が好きなんだよね。
そういう気持ちが溢れている。
志尊くんの演技も繊細。
あきらめ
「植物学」をあきらめない若に、竹雄はさらに告白を続ける。
先生が言うちょったけんど、この学問には標本がようけ要る。
まあ、これからわしが集めるがはもちろんじゃけんどほかの人らあのも見せてもらわんと。
土佐に引っ込んじょったち無理じゃき。
ええ無理ですよ。
高い本も高い顕微鏡を買うがも……えいです。
昔っから大店の旦那衆はそりゃあ羽振りよう遊んだもんじゃと大奥様からも父ちゃんからも聞いちょります。けんど、それは若が峰屋の当主を務めるきこそ!
草のことはどだい無理ながです。
若が峰屋を放り出したらわしらはどうしたらえいがですか。
若はわしらを捨てるがですか?
子どもの頃から一緒に育って、ずっと弟のように見守って来た若。
「引き止めたい気持ち」は、ご当主としての自覚よりも、自分を捨てて夢へ近づいていく若への焦りだよね。
若はわしらを捨てるがですか?
は複数形だけんど、竹雄の心は「わしを捨てるがですか!?」だよね。
「番頭の息子」である竹雄は土佐から離れることはできない。
なのに若は今にも草と東京に奪われそう。
恋のことだってそうだ。
最後に一目だけ。
白梅堂の屋台に寄ってみる。
あの時の娘と再会できた。
ご縁があったゆうことですき。
でも、本当は竹雄は東京と「ご縁」などあってほしくない。
だけれど、応援はしてしまう。
全ては若が好きだから。
「御付」ではなく、「友」になれる日は、案外近いと思うのだけど……。
このドラマのレビューを投稿してください
らんまん キャストとスタッフ
キャスト
槙野万太郎 – 神木隆之介(子役期:森優理斗、9歳 – 12歳:小林優仁)
竹雄 – 志尊淳
槙野綾 – 佐久間由衣
幸吉 – 笠松将
たま – 中村里帆
楠野喜江 – 島崎和歌子
池田蘭光 – 寺脇康文
槙野ヒサ – 広末涼子
槙野タキ – 松坂慶子
槙野豊治 – 菅原大吉
槙野伸治 – 坂口涼太郎
槙野紀平 – 清水伸
西村寿恵子 – 浜辺美波
西村まつ – 牧瀬里穂
笠崎みえ – 宮澤エマ
阿部文太 – 池内万作
倉木隼人 – 大東駿介
倉木えい – 成海璃子
及川福治 – 池田鉄洋
江口りん – 安藤玉恵
宇佐見ゆう – 山谷花純
広瀬佑一郎 – 中村蒼
野田基善 – 田辺誠一
里中芳生 – いとうせいこう
天狗(坂本龍馬) – ディーン・フジオカ
早川逸馬 – 宮野真守
中濱万次郎 – 宇崎竜童
浜村義兵衛 – 三山ひろし
田邊彰久 – 要潤
徳永政市 – 田中哲司
大畑義平 – 奥田瑛二
大畑イチ – 鶴田真由
語り – 宮崎あおい
らんまん スタッフ
◆制作統括 : 松川博敬
◆プロデューサー : 板垣麻衣子、浅沼利信、藤原敬久
◆演出 : 渡邊良雄、津田温子、深川貴志
◆脚本 : 長田育恵
◆音楽 : 阿部海太郎
◆主題歌 : あいみょん「愛の花」
『らんまん』各回リンク
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10
11 12 13 14 15