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NHK朝ドラ【らんまん】感想 第11回 (第3週 月曜日)

大人キャスト本格始動の初回。

さすが神木くん。繋がっている感じ。

そして、キャラクター的にも……相変わらず何の当主感もない若さま……。

18歳になった万太郎(神木隆之介)は、植物採集のさなか、見たことのない美しい花・ジョウロウホトトギスと出会う。姉の綾(佐久間由衣)は縁談より酒造りに興味があり、蔵人の幸吉(笠松将)に造り方を教えてもらうことに。奉公人の竹雄(志尊淳)は立派な働き手として万太郎を支えながら、綾に密かな思いを寄せていた。ある日、峰屋の酒を東京で開かれる博覧会に出品しないか、との話が舞い込む…

あらすじ は Yahoo!テレビ より引用
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連続テレビ小説「らんまん」第3週「ジョウロウホトトギス」第11話

2023年上半期朝ドラ『らんまん』感想

感想

レビューできず夜になったので、簡単に。

しかし、大人キャストの初回としては、とてもいい繋がりだったと思う。

子役時代の初回は蔵開きに遅刻。

大人時代の初回も蔵開きに遅刻……。

変わらない。

今日もいい日

蔵開きの日、万太郎は今まで見たことがない植物を見つける。

慌てて家に帰るともう神主さんが来ている。

いやいやいやいや……間に合うた~!アハハハ!いや~…神主さん、どうぞやってください。わしも 神さんにお礼を言いたかったところじゃ。

ご本家、礼とは?


あ……いや~……今日もいい日じゃったきのう~!アハハ……。

子どもの頃よりも、より調子が良くなったよね……。

こんな当主を抱えた峰屋を支えるのは、相変わらず引退できないおばあちゃん。

ご当主の尻拭いのために走り回る御付きの竹雄。

そして、当主よりもずっと家業に関心のある姉、綾さん。

大奥様、綾様のお着物仕立て上がってまいりましたよ。


ああ……きれいじゃのう。


綾様はどこへ出しても恥ずかしゅうないお嬢様ですき、今度という今度は固まりましょう。


けんど綾は万太郎と違うて家業に熱心じゃ。綾がおらんようなったら万太郎はもっとだらしのうなる。


そう言われたち、綾様、若旦那に縛りつけちょってはどんどん時期が遅うなります。盛りを越してはおかわいそうですきね。

女が結婚しないとかわいそうだなんテーーー……という筋は、とりあえず、そういう時代なので黙っていただいて。

時代のことをベースに考えれば、家を継ぐこともできないのに家業に縛られて独身を強いられるのもまた可哀想なのである。

実は、主人公のモデルの人には実姉はおらず、でも、モデルの人が東京に行っている間、綾さんのような若い女性が峰屋を仕切っていた、という史実がね……あったりする?わけで……。

ドラマでは、その「女性」を姉としてセットしている(NHKなんでっ)。

だから、ドラマの綾さんにはせめて幸せになって欲しいんだよね。

相手は麹屋・幸吉でも、竹雄でもいいから……(でも、竹雄にも「若」のお世話以外の幸せを持って欲しいんだよね……)。

周りがそうやって、わが身を顧みず峰屋に尽くしているこの時世。

ご当主の「若」は植物への絶え間ない好奇心だけで生きている。

この能天気さも……モデルの人そのものなんじゃないかなという気がしている。

小学校中退なのに教師

さっき、お役人が訪ねてきてのう。
来年の春、東京で内国勧業博覧会ゆうもんが開かれるそうじゃ。

開催期間:1877(明治10)年8月21日~11月30日場所:東京上野公園入場者数:454,168人

https://www.ndl.go.jp/exposition/s1/naikoku1.html

明治政府が富国の象徴として推進した博覧会。

これに、お殿様献上品の「峰乃月」を出品しないかという打診が来たという話。

おばあちゃんは乗り気ではなかったが、万太郎は「東京行き」のために、綾は「世界に通用する酒」のために、この出品を決めるのだった。

どうやって自分が東京へ行くことができるか……。

考える万太郎の前に、あの「小学校くらいは出ておいた方がいいよ」の校長が現れる。

折り入って相談があってね。

君、小学校の教師にならんか?

は?小学校中退なのに教師??

……と言う話ですが。

実は、モデルの方の経歴もコレでして。

師範学校というものは明治5年から制度として始まっていたけれど、まだきちんとまとまっていたわけではなく、取調しつつ、進めている状態だったんだね。

明治14年にやっとレベルの揃った師範学校教則が定められることになる。

18歳の万太郎くん。すでに独学で生物から国学から英語まで完ぺきだった(全ては植物のため)。

しかし、この人に、他人を教えることなどできるのかしら……。

ここはどう描かれるのか興味あるところ。

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らんまん キャストとスタッフ

キャスト

槙野万太郎 – 神木隆之介(子役期:森優理斗、9歳 – 12歳:小林優仁)

竹雄 – 志尊淳
槙野綾 – 佐久間由衣
幸吉 – 笠松将
たま – 中村里帆
楠野喜江 – 島崎和歌子
池田蘭光 – 寺脇康文
槙野ヒサ – 広末涼子
槙野タキ – 松坂慶子

槙野豊治 – 菅原大吉
槙野伸治 – 坂口涼太郎
槙野紀平 – 清水伸

西村寿恵子 – 浜辺美波
西村まつ – 牧瀬里穂
笠崎みえ – 宮澤エマ
阿部文太 – 池内万作
倉木隼人 – 大東駿介
倉木えい – 成海璃子
及川福治 – 池田鉄洋
江口りん – 安藤玉恵
宇佐見ゆう – 山谷花純
広瀬佑一郎 – 中村蒼
野田基善 – 田辺誠一
里中芳生 – いとうせいこう

天狗(坂本龍馬) – ディーン・フジオカ
早川逸馬 – 宮野真守
中濱万次郎 – 宇崎竜童
浜村義兵衛 – 三山ひろし
田邊彰久 – 要潤
徳永政市 – 田中哲司
大畑義平 – 奥田瑛二
大畑イチ – 鶴田真由

語り – 宮崎あおい

らんまん スタッフ


◆制作統括 : 松川博敬
◆プロデューサー : 板垣麻衣子、浅沼利信、藤原敬久
◆演出 : 渡邊良雄、津田温子、深川貴志

◆脚本 : 長田育恵

◆音楽 : 阿部海太郎
◆主題歌 : あいみょん「愛の花」


『らんまん』各回リンク

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