【 軍師官兵衛 】第44回 「落ちゆく巨星」感想


秀吉(竹中直人)に男子・拾(後の秀頼)が生まれ、生母・淀(二階堂ふみ)と三成
(田中圭)は拾を豊臣家の跡継ぎにすべく暗躍。
邪魔者と化した関白・秀次(中尾明慶)は切腹に追い込まれる。
秀吉の死期が近いことを悟った如水(岡田准一)は、再度の朝鮮出兵を宣言した秀吉の
側に仕え、その暴走を押さえこむ道を選ぶ。
如水、長政(松坂桃李)より朝鮮出陣を止められた次男・熊之助(今井悠貴)は思わぬ
行動に出て、悲劇を招く。
(「Yahoo!TV」より引用)

    軍師官兵衛op

軍師官兵衛 第四十四話「落ちゆく巨星」

簡単感想で。

関白秀次の屋敷に出向く黒三成。

関白殿下は近頃よく鹿狩りに行かれるそうで…。

それがどうした?鍛錬のためじゃ!

狩りと称して同心の者と山中で落ち合い、謀反のたくらみをされている由、
訴え出た者がおりまする。

ばかな事を申すな!わしに逆心などない!

こうして秀次くんは、あっという間に謀反人に~。

現れた官兵衛@如水に助けを求める秀次。
いやいや…官兵衛さんはこのドラマで最高にゲンが悪いお人ですぜ…。

太閤殿下と秀次公は叔父、甥の御仲。
ここで争っては天下は乱世に後戻り。
天下のために伏見へ行かれませ。
それが天下を治める関白殿下のお役目にございます。

天下のため…関白の役目と申すか…。

戦支度をしていた秀次は、逆心を怪しまれるから止めろと如水に諌められ、
申し開きするために秀吉の元へ行くのだった。そして、そのまま高野山へ蟄居。

この大河では、秀吉は蟄居くらいで赦そうと考えるところを淀のひと言で変わる。

拾の先行きをお考え下さい。

表情がね……その会話を聞いている三成と同じなのね。
オーディンに憑りつかれた感じになっちゃってます。

「秀吉が秀次に切腹の命を下したのはそれから7日の後であった。」

秀次公ご一族、ことごとくご成敗されました。
僅か6歳であった嫡男仙千代様をはじめ拾君の許嫁であった姫君、ご側室、お子たち
までもが容赦なく…。
その数39名…。三条河原が血に染まった由にございます。

ナレと善助のセリフで超高速三条河原が終了~。

まぁ…いいんだけど…こんな扱いにするなら、特に秀次を配役せずに
いつものナレスルーで良かった気もする…。

秀吉周辺を描く大河では、この秀次のキャスティングと三条河原がどう描かれるかは
見どころの1つであるわけだけれども、官兵衛が主役だから関係ないっちゃ
関係ないし。

ちなみに「39名」というのは家臣含まず、秀次の側室と子どもの数である。
ものすごく側室が多くて「御乱交関白」だった…かもという話は先週も書いた。

けれども、側室たちには何の罪もない。
男児は後々の遺恨になるので処刑するのもこの時代ならばやむを得ないが、
女たちまで大量に処刑するのは、やはり異常。

三条河原の件は、やはり秀吉が老いと共に精神的におかしくなっている、
と想像させる背筋の凍る事件なのだった。

…そういう側面は、あまり見えない軽い扱いだったけれども。

その代わり、今回はついにオネショしちゃったり「老い」を恐れる秀吉…竹中さんの
演技が素晴らしかった。

初めは「えーーー以前も秀吉やったのに、何でまた竹中さんを…」と思ったんだけど、
この演技はホントに凄いよね。

若きから老いまで1人の役者が演じるとはこういう事なのだと、見せつけられた回だった。

三成の策略で秀次事件に連座させられそうになった官兵衛は、秀吉から
再び軍師として仕えてくれれば許すと言われ、引き受ける。

何故、ご隠居なされたのにもかかわらず太閤殿下に再びお仕えしたのですか?

と、熊之助に訊ねられる官兵衛。

もはや太閤殿下のなさる事を誰もお止めする事はできぬ。
できるとすれば…天だけじゃ。

殿下の天命が迫っておる。
わしは殿下が変わりゆくのをお止めする事ができなかった…。

せめて、お側にいて最後までお見届け致す。
それが殿下を天下人へと押し上げたわしの務め…。

つまり、介護生活を覚悟したわけですね…。

何か、もーー…
一生の終わりを焦る老人の醜さと哀れさと、それを見守らざるを得ない官兵衛って
図はよく出ているよね。

三成には当然、秀吉のお尻拭きまでやってやる覚悟はない。
古女房の官兵衛だけがその覚悟を持っているのだ。

この図式は、おねと淀にも言えること。

世の中は老人に厳しく、老いて行くものの気持ちが解るのは老いて行く者だけ…
というのは、現代への風刺でもあるのかも。

もっとも、55になってなおその老人の後を狙う元気な人間もいるわけで。
この時代だったら55は立派な老人である家康。

長生きはするものじゃ。

と、とても楽しそうに笑うのだった。

正直、この家康はあまり好きじゃないが、徳川家臣団は好きだよ。
何だか明るくていつも上げ上げな感じよね。
決してみんな若くはないのにさ、いつも楽しそう。

さて…第二次朝鮮出兵。

官兵衛はもう止めようとはせず、自分が行くと申し出るのだった。

もちろん、勝つためではなく、少しでもマシにするためである。

熊之助…吉太夫…
行っちゃいかん、行っちゃ…

のフラグ立てつつ、次週へ。

来週は悲劇の嵐になりそう~~。

※コメントのお返しができていない状態でもうしわけありませんっ。
楽しみに読ませていただいています。

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※キャスト

黒田官兵衛 … 岡田准一(少年期:若山耀人)

光 … 中谷美紀
黒田重隆 … 竜雷太
黒田職隆 … 柴田恭兵
いわ … 戸田菜穂
ぬい … 藤吉久美子
黒田長政 … 松坂桃李(少年期:秋元黎→若山耀人)
糸姫 … 高畑充希
栄姫 … 吉本実憂
黒田休夢 … 隆大介
井出友氏 … 飯田基祐

母里小兵衛 … 塩見三省
母里武兵衛 … 永井大(少年期:大嶋康太)
栗山善助 … 濱田岳
母里太兵衛 … 速水もこみち
井上九郎右衛門 … 高橋一生
後藤又兵衛 … 塚本高史
大野小弁 … 辻本祐樹
黒田一成 … 小林ユウキチ
力 … 酒井若菜

お国 … 中川翔子
お福 … 阿知波悟美
お道 … 福島リラ
おゆう … 中村映里子

織田信長 … 江口洋介
お濃 … 内田有紀
土田御前 … 大谷直子

明智光秀 … 春風亭小朝
徳川家康 … 寺尾聰
柴田勝家 … 近藤芳正
丹羽長秀 … 勝野洋
滝川一益 … 川野太郎
佐久間信盛 … 立川三貴
森蘭丸 … 柿澤勇人
万見仙千代 … 田中幸太朗
織田信行 … 尾関伸嗣
織田信忠 … 中村倫也
織田信孝 … 中山麻聖
豊臣秀次 … 中尾明慶
前田利家 … 横内正

荒木村重 … 田中哲司
だし … 桐谷美玲
高山右近 … 生田斗真
小西行長 … 忍成修吾
宇喜多秀家 … 武田航平
小早川秀秋 … 浅利陽介

羽柴秀吉 … 竹中直人
おね … 黒木瞳
羽柴秀長 … 嘉島典俊
竹中半兵衛 … 谷原章介
石田三成 … 田中圭
蜂須賀小六 … ピエール瀧

小寺政職 … 片岡鶴太郎
お紺 … 高岡早紀
江田善兵衛 … 上杉祥三
櫛橋左京亮 … 益岡徹
櫛橋左京進 … 金子ノブアキ
力 … 酒井若菜

伊吹善右衛門 … 尾藤イサオ
おたつ … 南沢奈央(少女時代:三池怜菜)
伊吹文四郎 … 遠藤要
赤松政秀 … 団時朗
円満 … 麿赤兒
石川源吾 … 升毅
別所長治 … 入江甚儀
別所賀相 … ベンガル
別所重棟 … 佐戸井けん太
上月景貞 … 土平ドンペイ
羽柴秀勝 … 倉本発(子役期:佐藤涼平)

足利義昭 … 吹越満
小早川隆景 … 鶴見辰吾
安国寺恵瓊 … 山路和弘
顕如 … 眞島秀和
山中鹿介 … 別所哲也
宇喜多直家 … 陣内孝則
島津義久 … 永澤俊矢
宇都宮鎮房 … 村田雄浩
宇都宮朝房 … 橋本淳
お鶴 … 市川由衣

ナレーション … 藤村志保 → 広瀬修子

※スタッフ

制作統括… 中村高志
脚本… 前川洋一
演出… 田中健二、本木一博、大原拓
音楽… 菅野祐悟
題字… 祥洲

公式サイト http://www1.nhk.or.jp/kanbe/

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