期間限定の百貨店への出店最終日を迎えたすみれ(芳根京子)たちは、目標をはるかに越える売り上げをあげたことを知る。
いつも辛口ばかり言っていた夫たちも、妻達の頑張りを認めるのだった。
その後、商店街の店を訪ねてきた大急百貨店の社長・大島(伊武雅刀)は、すみれたちに驚くべき提案をする。
一方、会社の新しい企画である洋裁教室の説明会で、司会を任された紀夫(永山絢斗)は、緊張のあまり客を前に突如倒れてしまい…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「べっぴんさん」第10週「商いの聖地へ」 第60話
※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
デスラー総統……
じゃなく……
大島社長の昨日ラスの顔がとても恐かったので、勝手にショーケースを片付けて怒られて追い出されるのでは~~、と思ったけれども、そうではなかった。
ショーケースを減らすんじゃなく、商品を増やしてみてはどうかな。
あと3日でもわざわざここに出店をしなければ出会うはずのないお客様と商品との出会いがある。
これはとても素敵な事じゃないか。
黙って過ぎても3日。懸命に過ぎても同じ3日や。
なんか…なんかな…大人やねぇ…。
「大急特選」や「大急のショーケース」の価値も解らない小嬢さまたちに、上から怒るのではなく優しくアドバイス。
商売の基本だけではなく、年長者としての人生のアドバイスよね。
人間できてるわ。
これを受けて「あと3日」のために徹夜で頑張る すみれたちである。
日本人働き過ぎ、とか、社畜とか言われがちな世の中ですが、何かに頑張ろうとする人たちを揶揄する風潮、個人的には良くないと思うのね。
今、この物語は「誰でも何でもいい仕事」ではなくて「世界で一つだけのオンリーワン」「別品」を作る人たちの物語である。
そこに辿り着くためには「別に何でもいい」姿勢ではダメだと思うんだよね。
3日間が終わり、キアリスは大盛況で大急さまに立派に爪痕残して去るのだった。
売り上げは、なんと12万円!!
えっと…
紙幣価値というのは単純には計算できないのですが、昭和24年の1万は食品物価からザザッと計算すると現在の7.8万~10万ほどに相当するようです。
なので、すごく誤差は出ますが12万は90万から120万ほどになるようで。
当時の小学校教師の初任給が3000円~4000円だったようなので、大した売上げ。
そりゃ、驚くよね。
この時にソロバン弾くのが明美ちゃんだけというのがまたリアルな感じがしたな。
恐らくお嬢様学校育ちの3人は金勘定はええとこの奥様はやってはならないと躾けられていたのではないかという気がする。
時代は全く違うが、大お嬢様だったにも関わらず金勘定仕事の真っただ中に居たおあささまは、本当に苦労したと思うわ。
初めの目標って…。
4万円よ。
3倍も…。
ああ…早う主人に言いたいわ。
私も主人に話したい。
みんな、鬱憤溜まってたんやね。。
でも、旦那も旦那同士愚痴で仲良くなれるなら、それはそれでいいような気がする。
紀夫さん少し飲めるようになったな。
なめるようやったのがちょいちょい飲んでる。
少しだけですけど。
紀夫さんを見守る勝二さんと昭一さんが、優しくて好きだ。
男会がなかったら、紀夫さんは息抜ける所がなくなってしまうよ。
女会は女会で、男会は男会で、それぞれ愚痴言いつつも、一緒に子どもを迎えに行く様子の微笑ましさ。
龍ちゃん?
ええ子よぉ~。
まあ、男の子やからねぇ、大変でしょうけど、それも大人になったらいい思い出よ。
預ってくれていた琴子さんのこの時の笑顔にウルっとなったわ。
親にとって、こんなに励まされることはないもの。
いしのようこさん、素敵な女優さんやねぇ。
1人家へ帰る明美ちゃんを追って、タケちゃんのプロポーズ。
わし、じき一人前になっち、明美さんを幸せにしたいです!
わしは明美さんの事が好きなんじゃ。
明美さんを幸せにしたいんじゃ。
一緒にあったけえ家庭を作りたいんじゃ!
明美ちゃんにはまだ本気で受け止めることは出来なそうだけど、一緒になってほしいね。
2人とも幸せになってほしいわ。(さよなら栄輔くん……)
そんな中…
主人公夫婦は夫の苦しみを全く知らない妻である。
今日もガンガン人前へ立つ道を義姉夫婦から強いられる紀夫さん。
ついに倒れてしまったけど、過呼吸だろうか。
何だか辛いわ~。見てるだけで辛いわ。
そりゃ、この時代の男子なのに弱いって言われたらそうかも知れないけれども、彼の場合はこんな事をさせられる必要ないと思うから、つい書いてしまう。
だから…自分の会社のはずなのに(爆)
義姉夫婦も紀夫さんもどういう立場でこうなってるんだか。。
キアリスには、ついに大急社長が夫人とともに現れる。
この人にキアリスさんのお話をして買ったもの全部見せたのよ。
そうしたら、もう…商売人魂に火がついて。
そうやったんですか…。
ごめん…
前田美波里さんが社長の奥さんだってことは、とっくに知ってると勝手に思ってた。。
すくなくとも、視聴者は知ってた(爆)
今日は君たちに話があって来たんだ。
はい。
正式に出店をしてみないか?
…何日間ですか?
ず~っとだ。何年も何十年も。
大急百貨店にキアリスの支店を出さないか?
ついにテナントとして正式参入。
しかし、今のままじゃ製造システムが貧弱すぎて量産が大変だなぁ…。
※キャスト
坂東すみれ … 芳根京子(子役期:渡邉このみ)
野上(坂東)ゆり … 蓮佛美沙子(子役期:内田彩花)
野上潔 … 高良健吾(子役期:大八木凱斗)
坂東(田中)紀夫 … 永山絢斗(子役期:玉山詩)
小野明美 … 谷村美月(子役期:坪内花菜)
小澤(多田)良子 … 百田夏菜子
村田(田坂)君枝 … 土村芳
高西悦子 … 滝裕可里
小澤勝二 … 田中要次
村田昭一 … 平岡祐太
村田琴子 … いしのようこ
足立武 … 中島広稀
岩佐栄輔 … 松下優也
井口忠一郎 … 曽我廼家文童
佐藤喜代 … 宮田圭子
坂東五十八 … 生瀬勝久
麻田茂男 … 市村正親
大島保 … 伊武雅刀
大島いつ子 … 前田美波里
浮島時子 … 畦田ひとみ
浮島時久 … 中川浩三
玉井 … 土平ドンペイ
坂東はな … 菅野美穂
野上正蔵 … 名倉潤
坂東トク子 … 中村玉緒
坂東長太郎 … 本田博太郎
坂東節子 … 山村紅葉
坂東静子 … 三倉茉奈
田中五郎 … 堀内正美
ナレーション(語り) … 菅野美穂
※スタッフ
脚本 … 渡辺千穂
演出 … 梛川善郎、新田真三、安達もじり
プロデューサー … 堀之内礼二郎
制作統括 … 三鬼一希
音楽 … 世武裕子
主題歌 … Mr.Children「ヒカリノアトリエ」
【べっぴんさん】
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
31 32 33 34 35 36
37 38 39 40 41 42
43 44 45 46 47 48
49 50 51 52 53 54
55 56 57 58 59 60
コメント
しげさん
小山くんって「叱る」位置づけの人?(笑)
キアリスの現状も理解せずに弁当箱300個も企画して勝手に広告にしたのも売り上げ予測が立てられないのも小山くん。
新出店の話も担当が小山くんで、わたしゃ不安で仕方ないよ。
担当は変えてほしい(笑)
社長も伯父様も出来た大人なのは同意^^
キアリスの縫製システムが不安なのも、ほんと、それ!
豆鉄砲>『べっぴんさん』第60話
麻田ロスと昨日書いたけれど―まあ、実際は中の人のスケジュールの関係かもしれないけども今日の社長の言葉を生かす意味もあったかもね潔がちょいと未熟だなと昨日思ったけれども―…
「小山くんに散々叱られたろうからもうええやろ」
社長はこうも思ったかもしれんね。怒りたいとこをぐっと押さえたんやないかな?
ここで思い出すのはゆり姉が近江のお祖母さんに叱られたシーン、おじさん後ろにおって何か言いたげではあったけど笑顔で
「さあ酒や酒や」
やったよね。これも
「お母はんが言うたしもうええやろ」
だろうと思うよ。人の上に立つだけあるわ。二人とも出来た人物。
しかし最後んとこは社長にキアリスの工場見学してから決めた方がええで、と言いたくなった。家内製手工業やもんなw早く縫製工場作らんとね。
【べっぴんさん】第60回(12/10土)感想と視聴率好調♪
大急の限定10日間の出店、最後の3日間は大繁盛で大変でした(^^)よく売れて、商
べっぴんさん 第60回
内容想定より商品が売れ、すみれ(芳根京子)たちは、ショーケースを減らすことを決める。だが、その様子を見ていた大島(伊武雅刀)が、あるアドバイスをする。。。 敬称略 今回は 百貨店にも、客が来るし、対応している姿が描かれた。 そのうえ、本店にも客が来ている姿が描かれた。 そして。。。。…