悠太郎(東出昌大)は、急病人に代わり獅子を務めたのだった。
め以子(杏)は静(宮崎美子)から、正蔵(近藤正臣)とのなれそめを聞く。
正蔵は、少女だった静にハモニカをくれた思い出の人で、芸者になった後に再会し強引に
後妻になった。
和枝(キムラ緑子)との口論で、無理に落籍されたと口走った静に正蔵は話を合わせてくれた。
静の愛情を、自分の悠太郎への思いに重ねるめ以子。
一方、市役所には竹元(ムロツヨシ)が現れる。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ごちそうさん」第60話「祭りのハーモニー」
※(注)楽しくご覧になった方は読まない方がええですよ。
基本的には、ほぼ簡単感想で。
どこの誰だか解らないけど、おばあちゃんが作ったおむすびにお獅子の人が集団で中り…
お座敷では三味線の弦が切れる……
と、いう、西門家の「奇跡」を作ったおかげで周囲は悪夢のように終った天神祭。
それで手伝いに行ったらみんな腹痛起こして。
差し入れのおむすびが原因やと思うんやけど。
それで、人が足らんようになって。
大変やったんや。
笑う西門兄妹…。
この兄妹の触れ合いシーンは珍しいので貴重で微笑ましいシーンだが…
その笑いは限りなくブラックやで。
あんたら家族の笑顔のために、ドラマの中の人たちはいっぱい泣いてます。
これ、別に悠太郎が手伝いの中で、「みんなでお獅子」を実現するために西門家の前だけ
無理やりやらせてもらう……って展開で良かったじゃんね…。
その頃、め以子とお静さんは2人で正蔵の話。
お静さんは言うのだった。
あんた、あの人から何か聞いたん?
うちとあの人との事。
私、お静さんが無理やり引かされたって話、聞いて。
だまし討ちで一筆取られたって話とか。
袂から紙を出すお静さん。
これ…。
書かしたんはウチやで。
えっ?
酔わして書かしたんはうちの方。
そして、昨日の記事に妄想予想で書いたような事が語られるのだった…。
つまり、えーっとまだ子供だった頃に姐さんに頼まれて買いに行ったハモニカを
落として崩して泣いていた所をハモニカくれた優しいおっちゃんだったと。
あんな旦さんがええなって。
幼心にも思たもんや。初恋やな、うちの。
それから何とかかんとか、芸妓になっておもろい事もおもろない事も山のようにあって。
芸妓稼業もそろそろ潮時かな思た頃、またあの人に会うたんや。
和枝さんとやりあっている時に「無理やり頼み込まれて来た」と言ってしまい、正蔵さんは、
それを聞いて以来、そういう事にしてくれているのだそうで。
弱い人やと思う。ずるい人やと思う。実のない人やと思う。
けど、あの人より優しい人をうちは知らんのや。
和枝ちゃんへの意地もある。
芸妓稼業に戻りたなかったんもある。
せやけど、うちがここに居ついてもうた一番の理由は…み…。
未練ですか?
私も…押しかけ女房みたいなもんで。
悠太郎さん、初めはとっても素敵に見えて。
でも一緒に暮らすと全然格好よくなくて。
それでも好きで。
前より好きで。
そういう気持ちですか?
お静さんに詰め寄るめ以子。
私、ちゃんと分かりたいんです。お静さんの気持ち。
ちゃんと分かってますか?
そして、お静さんはめ以子を抱きしめるのだった。
あんたが娘でよかったわ。
こうして、「お静さん」は「お母さん」になったのだった。
一方、源太に自分の気持ちを語る正蔵。
13の時から歯ぁ食いしばって家長をやってる男がおるんやで。
戻らんのがせめてもの筋や。
あ~そうなんだ~。13からもう戸主を継いだんだ。
で、悠太郎の職場には、久々に
ムロツヨシ来たぁぁぁぁーーーーー!!!!!
…んじゃなくてぇ…
あの、開明軒の階段アドバイスしてくれた竹元来た。
なんでも、京都帝大の建築学科の教授として着任するのだそうで…。
これは、「安西?ウチの大学にそんな教授はいない」となるためのフラグ。
来週は、和枝姉さんが詐欺られて失恋の週ですか。そうですか……。
とりあえず、今週は宮崎美子さんの切ない演技が光った週でした。
ところで。
とっても解り辛い謎だらけの西門家年表を整理してみた。(遡ります)
※Chromeでしか確認してません。他のブラウザから見たらズレズレだと思われ。
スマホから見たら、ちょー見づらかった。
なので、よろしければ→スマホ用画像年表
大正12年(1923年)9月1日 関東大震災
大正12年(1923年)7月(現在) 西門悠太郎 23歳
め以子 18歳
静 47歳
和枝 37歳
(この間に次女~五女がいる。年齢・名前不詳)
希子 16歳
正蔵 61歳
大正12年(1923年)4月 悠太郎とめ以子結婚
大正12年(1923年)4月 悠太郎 大阪市役所建築課に入る大正07年(1918年)11月 第一次世界大戦終結
大正06年(1917年) 悠太郎 帝大進学のため上京
大正03年(1914年)7月 第一次世界大戦勃発
大正02年(1913年) 悠太郎 13歳で西門家の戸主相続
大正02年(1913年) 正蔵 失踪
大正02年(1913年) 和枝 離縁され西門家に出戻り
大正02年(1913年) 静 西門家に入る明治45年(1912年) 正蔵の妻(名前不詳)火事で死亡(「南の大火」?)
明治45年(1912年)7月 明治天皇崩御。元号は大正に改まる
明治45年(1912年)1月 「南の大火」(難波新地の湯屋煙突より発火し4576戸焼失)明治40年(1907年) 西門希子 生まれる
明治38年(1905年) 卯野め以子 生まれる(東京)
明治37年(1904年)2月 日露戦争
明治33年(1900年) 西門悠太郎 生まれる
明治27年(1894年)8月 日清戦争
明治22年(1889年)2月 大日本帝国憲法発布明治19年(1886年) 西門和枝 生まれる
明治09年(1876年) 静 生まれる
↑
文久02年(1862年) 西門(?)正蔵 生まれる
赤字はすっっごくザックリした当時の主な出来事。
どの辺だか解りやすくするために入れただけで他意は無いです。実際にはもっとたくさん内戦だの同盟だの協定だのその破棄だの内閣ができーの解散しーの
お札の人たちが亡くなりーの…つまり動乱の時代です。
内容は今までドラマの中で語られた物とNHK公式アカウントのつぶやきなどの
ネット情報を参考にしています。
(「南の大火」はTwitterで歴史考証のお話を聞かせていただいているryoさんから
情報いただき追記しました。ありがとうございます!)
訂正はコメント欄で受け付けます。(やさし~く指摘してください)
1912年と13年がこの家族の動乱の時期のようですな。
あと謎なのは、
・西門家は元は商家なのか士族なのか。
(個人的には見合いなどの付き合いを見ても商家だとしか思えないけど)
・西門正蔵は西門家の生まれなのか婿養子なのか。
(あまりどうでもいいけどね…西門200年に拘ってる感がないから)
wikiによると
「大阪・天満東で居を構える。先祖代々200年続き、相撲取りのタニマチをする程の名家。」
らしい…。
だから何なんだ…って…うん。とりあえず解る事だけスッキリさせたかっただけ。
【関連記事】
・【かもめ食堂】幻のコーヒーとシナモンロールとおにぎりと
・【南極料理人】極寒の地のゆる~い日常
・【ゴーイング マイ ホーム】 感想
よろしければ→【2013年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
公式にレシピページ出来たよ。
※キャスト
卯野 め以子 … 杏(幼少期:豊嶋花)
卯野大五 … 原田泰造
卯野イク … 財前直見
卯野トラ … 吉行和子(ナレーション)
卯野照生 … 井之脇海
西門 悠太郎 … 東出昌大
西門正蔵/酉井捨蔵 … 近藤正臣
西門 静 … 宮崎美子
西門和枝 … キムラ緑子
西門希子 … 高畑充希
村井亜貴子 … 加藤あい
泉 源太 … 和田正人
大村宋介 … 徳井優
藤井耕作 … 木本武宏
堀之端桜子 … 前田亜季
野川民子 … 宮嶋麻衣
近藤 学 … 石田卓也
室井幸斎 … 山中崇
安西真之介 … 古舘寛治
高木馬介 … 中村靖日
宮本先生 … 奥貫薫
竹元勇蔵 … ムロツヨシ
※スタッフ
脚本 … 森下佳子
演出 … 木村隆文、小林大児
プロデューサー … 内田ゆき
制作統括 … 岡本幸江
フードコーディネーター … 飯島奈美
音楽 … 菅野よう子
主題歌 … ゆず「雨のち晴レルヤ」
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【ごちそうさん】
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コメント
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>ノベライズは地の文が結構いいです。
なのにドラマで見るとまるで印象が違う、なぜだろう、変だ変だと思っていたところでした。
ええーーそうなのですか!
豊田美加さん、優秀な作家さんなのですね。
ネタバレが嫌なので読んだことないのですが、読んでみようかな…
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>たぶんに創作部分が多いと思われ…
朝ドラのノベライズは脚本に忠実にあらすじを起こすものだと思っていました。
書き手の創作部分があるとは思いもよらぬことでした。
しかし、これでふっきれました。
ノベライズは地の文が結構いいです。
なのにドラマで見るとまるで印象が違う、なぜだろう、変だ変だと思っていたところでした。
『八重の桜』第49回「再びいくさを学ばず」★グッバイ覚馬(西島秀俊)
『八重の桜』第49回「再びいくさを学ばず」
今週は日清戦争前まで進んだから、八重(綾瀬はるか)さんは大雑把に言うと天野春子(小泉今日子)より少し年が上で、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)くらいの年齢かな・・・。
なかなか老けない八重さんは、今風に言うと美魔女!?
−◆−
<前年。教育勅語が発表され全国の学校に配布された。親への孝行。兄弟への友愛など日本古来の道徳心を重んじるとともに…
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ありがとうございます^^
>(場所は北の大火、年代的には南の大火をモデルにしているようです。
良家の奥様が深夜、家から離れたミナミにいたとは考えにくい。
だから特定のモデルとした火事はなくて時代考証はあいまいなのかもしれませんね)
なるほど。時間的には南の大火は無さそうですね。
別に史実を元にした大河ドラマではないので、ドラマ上の架空の火事という事でOKでしょう^^
>まず、「この一歩が奇跡のはじまりだった」という記述はノベライズのなかにはありません。
>め以子が余計なことをして傷つけたのかもと気にしていて謝ろうと思ったこと、
正蔵が悠太郎と同じ歳のころ新婚だったこと、お静との年齢差、
正蔵がお静との結婚に乗り気ではなく(というか晴天の霹靂?)断っていたこと、
喪中であることや子どものことを考えていたことを知った上であえて「一服盛った」こと。
お静さんの演技力で泣きの場面でしたが、結婚詐欺に匹敵するぐらいひどい話になります。
だからカットしたのかもしれませんね。
う~ん…このドラマには原作は無く、あくまでもストーリーは脚本家の森下佳子氏が
作った物です。
ノベライズは豊田美加氏が森下さんの脚本を元に書かれたもので、つまり脚本原作の小説です。
もちろん、ノベライズは連名になっているので森下さんの許可を取りつつ記述して
いらっしゃるのでしょうが、たぶんに創作部分が多いと思われ…
例えば、「この一歩が奇跡のはじまりだった」というのはノベライズには無いのだとしたら、
豊田さんが森下さんの脚本を見て「これ変」と思った所を削ったのかも知れません^^;
ノベライズはドラマのネタバレを知りたい場合は読んでおけばいいかも知れませんが、
補足とは考えない方がよろしいかも、です。
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>楽天ではTBがないので、楽天の私のレビューの本文からもこちらへリンクさせてもらっていいですか?
こういうの、好きそうな常連さんがいらっしゃるので(笑)
あ~…そちらのブログには割と高評価な方々が集まっているような気がしたのですが、
どうですかね?^^;
そちらにリンク貼られたら、ウチ炎上しないかな^^;
よろしかったら、画像にしたページがあるので、そこを使ってくださいませ。
こちらです↓
http://blog-imgs-61-origin.fc2.com/d/o/r/doramablo/20131209010217920.png
>それにしても、お静さんが和枝さんより10歳も上だったとはじぇじぇじぇでした。
同じ位の年かと思ってました(^^;)
そーなんですよ~。
和枝さんを老けさせるためにキムラさんもメイクや着物の色合いを頑張ってるんでしょうね…。
実年齢は、宮崎美子さん54歳、キムラ緑子さん52歳。
2つ違いなのです。
女優さんも大変だ。
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>明治って、大正や昭和とちがって、年の真ん中あたりで終わってるんですか。
あ~そうですね。
確かに大正天皇は年末に、昭和天皇は年の初めに崩御されているので、年末年始に
元号が変わったのですな…。
明治天皇は暑い盛りに崩御されたのですね。
>お静さんの誓文の日付が大正2年(1913年)4月12日でしたので、
「早すぎる」と悠太郎が言ってたことを考えると、
母親の死は大正元年秋から大正2年冬だと思います。
おお、誓文の日付はノーチェックでした。
年表のお静が西門家に入る年を大正2年に書き換えました。ありがとうございます^^
母親が亡くなった年は悠太郎が12歳の時だというのはドラマの中に出て来ていたので
1912年に設定しました。
>多感な年頃の悠太郎や幼い希子がこんな経験したのかと思うと、
痛ましいです。
特に希子さんがお気の毒だと思えるのですが、案外、父親に対して恨みも何も
ないようですよね~…。
幼すぎるからかえってよかったのかしら。
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>子どもや家族を飢えから守ろうとした。そして、父親は安全な土地を探し、風雨をしのぐ家を建て、自然の脅威や襲い来るもろもろのものから子どをや家族を守ろうとしてきた。そのためにはエゴイスティックな行動もとったろう。それ故に醜い争いも起こってきただろう。
けれどもそのマイナスも含めたうえで、大切な相手の「生を活かす」ことはやはり「愛」と呼べるものの原型なのではないだろうか。
私にはこの引用文の内容がドラマの現状とどう関連しているのかよく呑み込めません…^^;
食べることは大切です。それを欲する事は自然の摂理です。
それを求めるのは生きる上で当然です。
けれども、このドラマにおいて今の所「食」は全く必要な風には描かれておらず、
出てくる料理のほとんどは無くても生きていける物…贅沢な料理です。
それよりもその大切な「食」を無駄にしている描写が目立ちます。
ちっとも優しいと思えないのでした。
(あっ、ゆうさんに怒っているのではなく、この引用文に対して言っているので~
気になさらないでください~!^^;;私も初めて読んだもんで~)
いずれ震災、そして描かれるらしい空襲など、その時には本当に「生きるための食」が描かれるんでしょうね…。
こんな事を書いておいて、その時にお菓子だのフォアグラだのが出てきたら抗議の電話を入れてしまうかも…^^;
>ひとは本能的な生き物だからこそ秩序や規範や思いやりが生まれたわけです。 朝から見るのならそういう物語が見たいなあと思います。
その通りです!
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>おお、やはり悠太郎は私の祖父(すでに他界)と同い年だと再認識しました。
おお、そうですか!
大変な時代を生きた方々ですね。
熱い時代だったとも思っています。
>私の祖母はめ以子と同い年くらいですが、間違いなくめ以子のようではなかったと思います。
もっと明治の匂いがする人だったかと。
いや、他界した私の祖母も大正生まれでしたが、あんな人ではなかったですかね^^;
ソフトはよく口喧嘩してはいましたが…やはり古風でしたよ。
>それにしてもめ以子、1年前まで何一つできなかったのに、一応家事全般や和洋のデザート作りのようなことはできるようになっているのですね。
そうなんですよね^^;
料理をするシーン自体がほとんどなかったので、まるで突然天才になったかのようですね^^;
>でも、そこでそういうこと言う?する?ということが結構あるのは、やはりお嬢さん育ちの故かなとも思います。
うん…お嬢さん育ちにしては、お見合い潰しのやり方など品が無さすぎるように思えますが…
世間知らずという意味ではそうかも知れません。
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>悠太郎さんは頼れる夫ですよ。
ガスや食費の面でもですが、
「対・婚家の人たち」バトル上、
こんな頼れる夫は平成の今もそういません。
新婚でもありますし、それこそこの時代だからこそ、女である和枝姉さんが
そこまで強く戸主である悠太郎を押さえつけきれないので上手く行っているのですね^^;
これが姉ではなくて母親だったら、悠太郎の強さもまた変わるかもしれません。
そういう意味では、め以子は恵まれています。
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北の大火 大阪 天満 明治42年(1909年)7月31日 早朝発火
南の大火 大阪 難波 明治45年(1912年)1月16日 夜に発火
(場所は北の大火、年代的には南の大火をモデルにしているようです。
良家の奥様が深夜、家から離れたミナミにいたとは考えにくい。
だから特定のモデルとした火事はなくて時代考証はあいまいなのかもしれませんね)
ドラマは放送されたものがすべてでノベライズやツイッターで補足するのは違うと思いますが
今週は観ていてここをはぶくと印象が全然違うのではと思う部分が多かったので
余計な差し出口ですが違う部分を書き出してみます。
まず、「この一歩が奇跡のはじまりだった」という記述はノベライズのなかにはありません。
「おしし」が悠太郎だと気付いたときに
「食あたりで人手が足りなくなったために望みもしない大役が回ってきたのだが」
という説明が一行あるだけで「おばあさん、おにぎり」という言葉は一言もなく
「大変でしたね」と笑う兄妹の場面もありません。
め以子がお静の部屋にいたのは
「後片付けを終えため以子は、やはり、一言謝っておこうと、お静の部屋を訪れた」から。
『ハモニカのことは口出さんといて』と言われたのを気にしていて
「大丈夫でしたか?ハモニカのこと?」と尋ねています。
回想の中で若い男にハモニカをもらったとき
「思えば、あの時の正蔵は悠太郎と同じくらいの歳で、遠くから聞こえた「正蔵さん」という声は、結婚して間もない奥さんだったのだろう。」
という地の文はセリフとして語られることはなかったと思います。
「(一緒になってという言葉を受けて)当然、仕事がないとか、子どもがぎょうさんおるとか、
奥さん死んで一年たってないとか、いろいろ理由つけて断られてなあ。」
(なぜこの時「仕事がない」といったのか、理由は後日語られます)
「それでもしつこくつきまとうて。ある日一服盛って飲ませて」
…と続きます。
め以子が余計なことをして傷つけたのかもと気にしていて謝ろうと思ったこと、
正蔵が悠太郎と同じ歳のころ新婚だったこと、お静との年齢差、
正蔵がお静との結婚に乗り気ではなく(というか晴天の霹靂?)断っていたこと、
喪中であることや子どものことを考えていたことを知った上であえて「一服盛った」こと。
お静さんの演技力で泣きの場面でしたが、結婚詐欺に匹敵するぐらいひどい話になります。
だからカットしたのかもしれませんね。
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こんばんは♪
西門家の年表、すごいですね♪(^^)
楽天ではTBがないので、楽天の私のレビューの本文からもこちらへリンクさせてもらっていいですか?
こういうの、好きそうな常連さんがいらっしゃるので(笑)
それにしても、お静さんが和枝さんより10歳も上だったとはじぇじぇじぇでした。
同じ位の年かと思ってました(^^;)
ごちそうさん 第60回★お静さんから「ハモニカごちそうさん」
連続テレビ小説「ごちそうさん」第60回(12月7日)
悠太郎(東出昌大)は、急病人に代わって獅子を務めた件を(高畑充希)に説明しています。
最近は、め以子と悠太郎がこんな風に夫婦の会話を交わす場面が極端に少ないので、まるで希子が悠太郎の嫁さんに見えちゃいました。
−◆−
こっちの部屋ではお静(宮崎美子)さんが10歳の時に初めて正蔵(近藤正臣)と出会った頃の話や、その後のあれこ…
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明治って、大正や昭和とちがって、年の真ん中あたりで終わってるんですか。
1911年に小学校1年のめ以子ですから、早生まれだったら1905年生ですね。
当時は小学校(尋常)6年、女学校5年ですので、
1922年に女学校を卒業するはずなのですが、
め以子なら留年の1回くらいはあり得ます。
お静さんの誓文の日付が大正2年(1913年)4月12日でしたので、
「早すぎる」と悠太郎が言ってたことを考えると、
母親の死は大正元年秋から大正2年冬だと思います。
和枝の出戻りも、大正2年、
二人は「1年もたなかった」と和枝が言ってますから、
大正3年の初めあたりまでには正蔵が失踪して見つかる。
多感な年頃の悠太郎や幼い希子がこんな経験したのかと思うと、
痛ましいです。
【ごちそうさん】第9週視聴率好調♪&第10週「祭りのハモニカ」
お静さんの思い出のお菓子、「ハモニカ」、漢字で書くと、「鱧似寒」となるようです。
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改めて公式HPで「ごちそうさん」執筆にあたって という作者の言葉を読みました。
原発事故の後、一人のママ友から「ミルクを作るための水が買えない」というメールをもらった、震災の状況下で食材を求め奔走する母親たちの姿にプリミティブなものを感じた、
というんですね。プリミティブって原始的なという意味だそうです。
◇ここから引用
おそらく太古の昔から、母親ってこんな感じだったのではないでしょうか。(中略)子どもや家族を飢えから守ろうとした。そして、父親は安全な土地を探し、風雨をしのぐ家を建て、自然の脅威や襲い来るもろもろのものから子どをや家族を守ろうとしてきた。そのためにはエゴイスティックな行動もとったろう。それ故に醜い争いも起こってきただろう。
けれどもそのマイナスも含めたうえで、大切な相手の「生を活かす」ことはやはり「愛」と呼べるものの原型なのではないだろうか。
◇
物を食らう物語だというこのドラマのテーマって人間の本能というか、エゴなのかも。
いわんとするところはわかるし非常時に本能的な行動をとることは否定しない。私の中にもある。マイナスも含めたうえで愛と呼ぶ作者の目線は優しいといえるのかもしれません。
でもね、とやはり私は言いたくなってしまいます。
ひとは本能的な生き物だからこそ秩序や規範や思いやりが生まれたわけです。
朝から見るのならそういう物語が見たいなあと思います。
ごちそうさん (第60回・12/7) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第10週『祭りのハーモニー』【第60回】の感想。
悠太郎(東出昌大)は、急病人に代わり獅子を務めたのだった。め以子(杏)は静(宮崎美子)から、正蔵(近藤正臣)とのなれそめを聞く。正蔵は、少女だった静にハモニカをくれた思い出の人で、芸者になった後に再会し強引に後妻になった。和枝(キムラ緑子)との口論で、無理に落籍されたと口…
SECRET: 0
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おお、やはり悠太郎は私の祖父(すでに他界)と同い年だと再認識しました。
ありがとうございます、わかりやすかったです。
私の祖母はめ以子と同い年くらいですが、間違いなくめ以子のようではなかったと思います。
もっと明治の匂いがする人だったかと。
それにしてもめ以子、1年前まで何一つできなかったのに、一応家事全般や和洋のデザート作りのようなことはできるようになっているのですね。
でも、そこでそういうこと言う?する?ということが結構あるのは、やはりお嬢さん育ちの故かなとも思います。
未練>『ごちそうさん』第60話
風邪ひいちゃいましてん
昔は風邪ひくとケーキだったんだけど
今日は宅配ピザ
って
昼食に取っただけだから
あまり風邪自体は心配されてない気がしなくもなくも…
…ひじゅにですが何か?
「働きながら風呂に入れるという斬新な発想」by竹元
↑いやいや寧ろ節電の夏には必要な発想かと…
でも、暑がりひじゅにに実行はまず無理(^^;)
ちゅ…
未練>『ごちそうさん』第60話
風邪ひいちゃいましてん昔は風邪ひくとケーキだったんだけど今日は宅配ピザって昼食に取っただけだからあまり風邪自体は心配されてない気がしなくもなくも……ひじゅにです…
ごちそうさん 第60回
内容
いろいろな事件が重なり、西門家の面々が一同に!という奇跡が起きた。
そんななか、め以子(杏)は、静(宮崎美子)から
正蔵(近藤正臣)との出会いなどを知ることに。。。。
敬称略
どうやら、
奇跡を描き、
それなりに、面白く、、、、、らしい。。。。ら…
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>悠太郎さん、初めはとっても素敵に見えて。
でも一緒に暮らすと全然格好よくなくて。
悠太郎さんは頼れる夫ですよ。
ガスや食費の面でもですが、
「対・婚家の人たち」バトル上、
こんな頼れる夫は平成の今もそういません。
今の私たちが恵まれてるのは、
・同居が当然と思われてない、同居といっても
台所や水周りは別が一般的。
・女性が夫の親に仕えることをそれほど期待されていない。
からです。
お静さんの買い物狂いを嫌がらせと見ていた源太君には脱帽です。