昭和20年、夏。焼け跡の大阪で、子どもたちに食事を配る卯野め以子(杏)の
明るい声が響いていた。
さかのぼること34年、明治の東京。
洋食屋の娘・め以子(豊嶋花)は、小学一年生。父・大五(原田泰造)、母・イク(財前直見)、
祖母・トラ(吉行和子)は、並外れた食いしん坊っぷりに手を焼くが、め以子には父のオムレツと
祖母のぬか漬けは最高の味だ。
ある日、新鮮な卵のオムレツをと、め以子は学校の鶏小屋に忍び込む。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ごちそうさん」第1話「いちご一会」
始りました。
2013年10月期の朝ドラであります。
初回の感想は、
お腹すいた。←ここ?うん。ここだけ。
なんせ、フードコーディネーターはあの「かもめ食堂」「南極料理人」の飯島奈美さんだ。
食べ物を美味しく見せる神さまのような人である。
なんて綺麗なオムレツ…。
あれ見たら、朝から食欲沸くよね…。
ストーリーはもう、普通~の朝ドラだった。
おかげさまで、すんなり「あまちゃん」から切り替えることが出来た。
「あまちゃん」が嫌いで早く終れと思っていた朝ドラ正統派の方にとっては、
喜ばしい初回だったことだろう。
戦後の焼け野原の映像から始まり、回想の形で子供時代に戻っていく。
初回は子役時代の め以子(豊嶋花)が主人公。
食いしん坊なので、家では食堂で使う食材を食べてしまい、学校では鶏小屋に入り込んで
生みたての卵を捕るという事件を起こす。
家族は東京で食堂を営む優しくて明るい父、ちょっと厳しくハキハキした母、ひたすら甘い
祖母…という定番の構成。
主人公が生まれてもう6年も経っているはずなのに、「また食べてる夢かい。」とか、
「め以子の食べっぷりは胸がすくようだね。」とか、まるで今日から家族になったような
説明的なセリフが展開される。
いいのである。それが朝ドラだから。
初回の印象としては…「あまちゃん」は、もう比較の対象にならないので外すとして、
「カーネーション」ほどガッツリ掴まれたわけでは無く、「おひさま」のように泣かされた
わけでもなく、「梅ちゃん先生」みたいな印象。
つまり…先を見てみないとまだなーーーんも言えねえ。
でも、少なくとも何かのドラマみたいに初回から主人公が目を剥きだして父親に突然ギャーギャー
反抗し始めるような不快感はなかった。
今は、それだけで十分。
はっきり言って主人公の人は好きでも嫌いでもなく、今日の所は個人的に大好きな原田泰造が
優しいお父ちゃんだって所にはときめいた。
そんなところかな……。
開始前に一番期待していたのは、脚本が森下佳子さんだという事。
「世界の中心で、愛を叫ぶ」「白夜行」「JIN-仁-」など、TBSの名作はほとんど
この方が書いている。
ただ、常に石丸Pと組んでいての名作なので…スタッフが変わるとどうなるのかと
いう不安はあった。
結果、初回の印象は森下佳子さんらしくは…ないなぁ…って感じかなぁ。
もっとこう…夢の中で進んでいくような世界を描き出す人だと思っていたので…。
常に特徴的なのは主人公のモノローグで構成されている事…だったんだけど、
朝ドラなのでナレーションは祖母と。
そういう所がなぁぁんか違う…のだった。
「これは物を食らう物語でございます。」
「食べずには生きる事のできぬ人間たちの物語でございます。」
「私の孫娘の物語でございます。」
「食べる事を愛し、食べさせる事を愛した私の孫娘。」
「食らう事は生きる事。」
「これは命のまぶしさを、命を、ただ愛した一人の女の物語でございます。」
まぁ、ゆっくり見て行こうと思います。
感想は、たぶんほぼあらすじ抜きの簡単感想のみで。
つまり「あまちゃん」前に戻る~。
週でまとめたりするとかえって思い出すのが大変だから毎日簡単に書いた方が楽なので…。
そして、実況するほどではない気がするので、たぶんツイッター実況を上げる形式にも
しないと思います。
もしかしたら、毎日5行くらいになるかも。
【関連記事】
・【かもめ食堂】幻のコーヒーとシナモンロールとおにぎりと
・【南極料理人】極寒の地のゆる~い日常
・【ゴーイング マイ ホーム】 感想
よろしければ→【2013年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
せっかくだから公式はレシピページでも作ってくれればいいのにね。
※キャスト
卯野 め以子 … 杏(幼少期:豊嶋花)
卯野 大五 … 原田泰造
卯野 イク … 財前直見
卯野 トラ … 吉行和子(ナレーション)
卯野 照生 … 井之脇海
西門 悠太郎 … 東出昌大
酉井 捨蔵 … 近藤正臣
西門 静 … 宮崎美子
西門 和枝 … キムラ緑子
西門 希子 … 高畑充希
村井 亜貴子 … 加藤あい
泉 源太 … 和田正人
堀之端 桜子 … 前田亜季
野川 民子 … 宮嶋麻衣
室井 幸斎 … 山中崇
宮本先生 … 奥貫薫
竹元 勇蔵 … ムロツヨシ
大村 宋介 … 徳井優
藤井 耕作 … 木本武宏
※スタッフ
脚本 … 森下佳子
演出 … 木村隆文、小林大児
プロデューサー … 内田ゆき
制作統括 … 岡本幸江
フードコーディネーター … 飯島奈美
音楽 … 菅野よう子
主題歌 … ゆず「雨のち晴レルヤ」
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コメント
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コメントありがとうございます~。
えっと…ウチはNHKさんとは何の関連もないので、直接お問い合わせされた方が
よろしいかと思いましたが、一応詳しい人に伺ったところ、ここは
神社ではなくてお寺のようですよ^^;
ロケ地はここです。兵庫県姫路市香寺町相坂の八徳山八葉寺。
http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/201305/0005997938.shtml
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第1話の最後に出てきた神社の中を主人公がのぞくと、そこには坊さんがいてお経を読んでいました。その横のお供え物のイチゴを食べたいとつぶやいておしまいなのですが、どうして神社に坊さんがいるのか理解できません。制作者はちゃんと説明してほしい。視聴者を馬鹿にしているのか?!
新しい卵>『ごちそうさん』第1話
コメントお返事まだ書き終わらない内に
始まってしまいました
新しい半年の始まりです
楽しく過ごせると嬉しいですね
お返事この後書きますね
遅くてスミマセンスミマセン
…ひじゅにですが何か?
「物を食らう物語でございます」byトラ
杏シロップ漬が登場したのはヒロイン@杏にかけたシャレ?
上記のナレーションと
焼け跡で炊き出しをするヒロ…
新しい卵>『ごちそうさん』第1話
コメントお返事まだ書き終わらない内に始まってしまいました新しい半年の始まりです楽しく過ごせると嬉しいですねお返事この後書きますね遅くてスミマセンスミマセン…ひじゅに…
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>"ん"の末端部を他の文字と同様に,顔にすれば良さそうですが,
何故そうしなかったのでしょうか。
図画工作,美術の成績が振るわなかった者が,
プロのデザイナーが作ったロゴを批判するのは変ですが。
おおお~そうですか!!
一応、美術系の学校を出ている身ですが、あまり何とも思わなかった~^^;
アンバランスで面白いかと…^^;
SECRET: 0
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まだ見ていないので,内容にはコメントがありませんが,
ロゴに違和感を感じます。
"ん"の末端部を他の文字と同様に,顔にすれば良さそうですが,
何故そうしなかったのでしょうか。
図画工作,美術の成績が振るわなかった者が,
プロのデザイナーが作ったロゴを批判するのは変ですが。
いずれ意図がわかる日が来るのかもしれませんね。
ごちそうさん 第1回
『いちご一会』
内容
昭和20年、卯野め以子(杏)は、自ら炊き出しを行っていた。。。
その34年前、明治44年、東京・本郷、
洋食屋を営む父・大五(原田泰造)母・イク(財前直見)
そして祖母・トラ(吉行和子)弟・照生と暮らす6歳の。。。め以子(豊嶋花)
…
連続テレビ小説 ごちそうさん(1) ー新ー「いちご一会」
今日からはじまった連続テレビ小説 ごちそうさん。
冒頭は昭和20年の夏焼け跡の大阪、子供たちに食事を配るこのドラマのヒロイン卯野め以子
の姿からはじまった。このめ以子の明るさは子供たちを元気にしてると私は感じた。
さかのぼること34年。め以子は小学1年生。並外れた食いしん坊で父・大五、母・イク
祖母・トラは手を焼いていた。 め以子は新鮮なオムレツをと学校の鶏小屋に忍び…
連続テレビ小説 ごちそうさん(1) ー新ー「いちご一会」
今日からはじまった連続テレビ小説 ごちそうさん。
冒頭は昭和20年の夏焼け跡の大阪、子供たちに食事を配るこのドラマのヒロイン卯野め以子
の姿からはじまった。このめ以子の明るさは子供たちを元気にしてると私は感じた。
さかのぼること34年。め以子は小学1年…
ごちそうさん (第1回・9/30) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第1週『いちご一会』【全1回】の総括と感想。
昭和20年、夏。焼け跡の大阪で、子どもたちに食事を配る卯野め以子(杏)の明るい声が響いていた。さかのぼること34年、明治の東京。洋食屋の娘・め以子(豊嶋花)は、小学一年生。父・大五(原田泰造)、母・イク(財前直見)、祖母・トラ(吉行和子)は、並外れた食いしん坊っぷりに手を焼く…
【ごちそうさん】第1回感想と粗筋「いちご一会」主題歌ゆず
初回視聴率は、明日のレビューに書きます。 め以子の子供時代の豊嶋 花ちゃん、可愛