め以子(豊嶋花)は、寺のお供えの赤いものをこっそり食べて叱られるが、その
おいしさが忘れられない。
後日、当時まだ珍しかったイチゴだと知り、トラ(吉行和子)にも食べさせたいと思う。
そんなある日、洋食屋の客からイチゴのジャムをもらって喜ぶ。
一方、大五(原田泰造)の開明軒は米飯ではなくパン、箸ではなくナイフとフォーク、と
本格的なフランス料理にこだわっていた。
ある日、店は新聞のコラムに取り上げられる。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ごちそうさん」第2話「いちご一会」
出掛けていたので夜中にコッソリと更新する。
こんな時間に書き始めてもすぐ終わる文量のレビューっていいよね。
今日は昨日のラスト、お寺の和尚さんが読経している所を覗き見るめ以子たちの続き。
和尚さんの隣にはデッカくて赤々したイチゴが供えられているのだった。
あれ食ってみてえと思わねえか?(源太)
↓
読経する和尚さん
↓
お、和尚様。(め以子)
おお。どうした、め以子。(和尚)
前の道に人が倒れて…。(め以子)
↓
OP
↓
食べないの?(め以子)
これそもそも食いもんなのかって話になってよ。
毒あるかもしんねえし。(源太)
↓
「盗んだ柿を食べて腸チフスになったんだよ。」(回想・祖母・トラ)
↓
でも…うまそうなんだよな。(源太)
↓
「私もう絶対盗み食いしない!」(回想。め以子)
↓
やっぱやめとくか……おい!め以子!(源太)
いきなりイチゴに食いつくめ以子。
↓
引っくり返るめ以子を覗き込む男子たち。
だ、大丈夫か?(賢二郎)
腹でも痛いのか?(源太)
↓
笑顔で。
おいしい!
こんなの食べた事ない!(め以子)
↓
め以子をおミソにして集まって食い始める男子たち。
↓
私も!私ももっと!ちょうだいよぉぉ!(め以子)
↓
何が欲しいのかね!(和尚)
↓
母にお尻たたかれるめ以子。
なに考えてんだい!
仏様のお供えに手ぇ出すなんて!(イク)
ごめんなさい~~!(め以子)
この一連の流れが……「サザエさん」のようだと感じてしまった……。
えっと…エピソード的にはほんの子供の頃の微笑ましい定番イタズラ描写で、カツオだったら
もっとヒドイ事いっぱいやってるぜ、って気もするけど…。
そういう意味では無く。
映像がね。
次のシーンへ行く時、次のシーンへ行く時、上の矢印の部分ね。
パッパッとその部分部分でカットされてるのだ。
まるで、セル画の少ないアニメみたい……つまり、紙芝居的…ひいてはサザエさん。
(その「サザエさん」すらも完全デジタル化されるらしいですわよ、奥様)
何でこういう映し方するんだろうなぁ…。
その後のシーンでは特に感じなかったので、たぶん演出としてわざとやってるんだろうと
思うんだけど…とっても解りにくいのでわざとならもっと大袈裟にしないと伝わらないよな…。
と、ちょっと思ったのだった。
め以子のおしおきシーンも全然痛そうに見えないし。
いや、子役をもっと叩けば、って意味では無くて…。
演出でどうにかなるでしょっと。
なんか、そういう部分がとっても残念。
ストーリー自体は今日も内容少なく、そしてベタ。
そこは好みの問題なんで、いいのではないでしょうか。
「開明軒」でいっぱい注文した上に、フォークとナイフ使いこなしまくりなクセに
箸を要求してきた客は、実は新聞のコラムニストであった…。
というオチ。
父ちゃんはめ以子には優しいが仕事にはそれなりの主義があり、母ちゃんは
厳しくバシバシ言うが仕事に関しては父ちゃんの言うままに従っている、
という、昨日の話では見えなかった夫婦の姿が見えた回でもあった。
しかし、あんな時代にもうそんな街角グルメみたいな記事があったとはね…。
そんな記事が掲載されても、庶民は洋食なんか食べに行ける余裕があったのかなぁ…。
時代的に洋食があまり浸透していなくて、ご飯にホワイトソースとか考えられなかったみたいだね。
父ちゃん、ご飯と一緒に食べるホワイトソースは美味いで。
今日は、チキンフリカッセ、美味しそうだった…。
で、め以子はイチゴの名前を「いちご」だと初めて知るのだった。
お客さんがいるので、店で騒いだり動いたりはやめて。
明日は出かけるので書かないかも。
何か大きく動きがあったら書くかも~。
【関連記事】
・【かもめ食堂】幻のコーヒーとシナモンロールとおにぎりと
・【南極料理人】極寒の地のゆる~い日常
・【ゴーイング マイ ホーム】 感想
よろしければ→【2013年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
せっかくだから公式はレシピページでも作ってくれればいいのにね。
※キャスト
卯野 め以子 … 杏(幼少期:豊嶋花)
卯野 大五 … 原田泰造
卯野 イク … 財前直見
卯野 トラ … 吉行和子(ナレーション)
卯野 照生 … 井之脇海
西門 悠太郎 … 東出昌大
酉井 捨蔵 … 近藤正臣
西門 静 … 宮崎美子
西門 和枝 … キムラ緑子
西門 希子 … 高畑充希
村井 亜貴子 … 加藤あい
泉 源太 … 和田正人
堀之端 桜子 … 前田亜季
野川 民子 … 宮嶋麻衣
室井 幸斎 … 山中崇
宮本先生 … 奥貫薫
竹元 勇蔵 … ムロツヨシ
大村 宋介 … 徳井優
藤井 耕作 … 木本武宏
※スタッフ
脚本 … 森下佳子
演出 … 木村隆文、小林大児
プロデューサー … 内田ゆき
制作統括 … 岡本幸江
フードコーディネーター … 飯島奈美
音楽 … 菅野よう子
主題歌 … ゆず「雨のち晴レルヤ」
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コメント
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コメントありがとうございます~(#^.^#)
いつも読んでいただき、感謝です!
>子供がジャムをもらって、それを独り占めにして、笑って見ている明治の親や、かりんとうで取引しようとする祖母ってありか?!とか。
そう。あの時代の親はもっと厳しかったはず。
しかし現代の視聴者からは厳しい親描写だと苦情が来るのですな、たぶん^^;
め以子があんなに軽ぅぅぅくお尻を叩かれていたシーンだけで、子どものお尻を
叩くなんて!という視聴者がいるわけです。
だから学級崩壊するんだよ…と、思いますが、制作側も大変なのでしょう^^;
一代記では子役時代はとても重要です。
この時期に起きたエピソードが後々視聴者の思い出になり、思い出しては
心に響く…物にならなきゃいけないのですが、演出にファンタジー色が
足らないんですよね。
子役時代、親が甘くたっていい。ファンタジックに描けばいい。
でも、それが出来てない。そんな子役時代なら不要だ…。
と、ついつい思ってしまう部分はあります。
>お行儀が悪いのがいや、というのもちょっと違うんです。糸ちゃんの破天荒ぶりは微笑ましかったんです。
カーネーションの子役時代は糸子がどんなに乱暴でも甘やかでした…。
あれはもうオープニングから全てが完璧なファンタジーでした。
今思い出しても泣けますわ~(ノ_-。)
初回のだんじりシーンのワクワク感は今でも思い出すと幸せになります。
このドラマにはそれが欠けています。今の所、とても残念です。
>悪い予感が外れますように。あんまりざわざわすると、「純と愛」みたいに見たくなくなってしまうかもしれないので〜。
とりあえず、ああいう不快感はなさそうですが…朝から退屈で眠くなるのは困るな~
と思っています。私のレビューもどこまで続くかな^^;
今はまだ一週目なので様子見です^^
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>確かに紙芝居っぽいw
私はそれが逆にテンポ良く感じて、悪くない印象です。
そうですか~…私はなんか気になって気になって^^;
そして、子役ちゃんの演技も色々と気になって…^^;
>ほんと、毎日毎日おいしそうで、これが続いたらある意味地獄だぁ~(^^;)
いや~しかしこれは眼福!
今の所は個人的に見どころはそこなので^^
>あの時代にすごい。どこで修業したんだろ。
修行は帝国ホテル?だったけ、で、したと言っていた気がします。
独立して…助手1人でやってるんだから偉いですよね~。
そんなにお客さんがいないのかな^^;
【ごちそうさん】第2回感想と初回視聴率最高♪「苺の約束」
『ごちそうさん』初回視聴率、22.1%(関東)で、ここ10年間(2003年後期以
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今までロム専でしたが、初めてコメントします♪いつも楽しく読ませていただいてます。
ごちそうさん、なんかちょっと「ざわざわ感」がしてしまうの、私だけでしょうか?子供がジャムをもらって、それを独り占めにして、笑って見ている明治の親や、かりんとうで取引しようとする祖母ってありか?!とか。「リアリティがない」というのを非難の理由にはしたくないのですが(あまちゃんなんてくうさんのおっしゃる通りファンタジーな部分もたくさんありますが、それでも傑作だし)…。お行儀が悪いのがいや、というのもちょっと違うんです。糸ちゃんの破天荒ぶりは微笑ましかったんです。
悪い予感が外れますように。あんまりざわざわすると、「純と愛」みたいに見たくなくなってしまうかもしれないので〜。
ごちそうさん 第2回
内容
近所のお寺のお供え物で、赤い物を見つけため以子(豊嶋花)
和尚の目を盗み、源太たちと一緒に手に入れたのだが、
見たことのない赤い物に怖じ気づく源太たち。
すると。。。め以子が、思い切って口にすると。。。。
「おいしい!」
当然、母・イク(財前直見)…
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確かに紙芝居っぽいw
私はそれが逆にテンポ良く感じて、悪くない印象です。
子役め以子が面白い子なので、しばらくこれを見ていたいw
ほんと、毎日毎日おいしそうで、これが続いたらある意味地獄だぁ~(^^;)
お父ちゃんの店、一般的な洋食屋さんかと思いきや、今出店してもじゅうぶんオサレ系ビストロな店だったんですね。
あの時代にすごい。どこで修業したんだろ。
苺ジャム>『ごちそうさん』第2話
群馬弁で「苺」は「い」にアクセントがある
“い↑ち→ご→”
もしくは
“い↑ち↓ご→”
標準語では“い→ち→ご→”だと知った時は
そりゃあもうカルチャーショック!
ってヤツだったんさー
…ひじゅにですが何か?
「仏さんなんて本当は食べないのに」byめ以子
↑これは真理だ(笑)
昨日は学校の鶏小屋から卵
今日は寺から供え物の苺
…
苺ジャム>『ごちそうさん』第2話
群馬弁で「苺」は「い」にアクセントがある“い↑ち→ご→”もしくは“い↑ち↓ご→”標準語では“い→ち→ご→”だと知った時はそりゃあもうカ…
ごちそうさん (第2回・10/1) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第1週『いちご一会』【第2回】の総括と感想。
め以子(豊嶋花)は、寺のお供えの赤いものをこっそり食べて叱られるが、そのおいしさが忘れられない。後日、当時まだ珍しかったイチゴだと知り、トラ(吉行和子)にも食べさせたいと思う。そんなある日、洋食屋の客からイチゴのジャムをもらって喜ぶ。一方、大五(原田泰造)の開明軒は米飯ではな…