『月』正蔵(近藤正臣)が倒れ、め以子(杏)は食事に気を使う。
先妻が得意だった柿の葉寿司を静(宮崎美子)や子どもたちと作るが、うまくいかない。
『火』希子(高畑充希)と川久保(茂山逸平)の結婚が決まる。
希子は使われなかっため以子の花嫁衣装を借りて、家で祝言を挙げると言い出す。
『水』め以子は祝言に何の魚を出すかに才覚が問われると聞いて意気込む。
希子が和枝(キムラ緑子)に祝言への出席を頼むと、条件を付けられる。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ごちそうさん」第91・92・93話「汁(つい)の棲(す)み家(か)」
※(注)楽しくご覧になった方は読まない方がええですよ。
基本的には、ほぼ簡単感想で。
第16週前半。チョー簡単感想で。
「月曜日」
正蔵が突然倒れる。
医師の診断では「今度発作を起こしたら危ない」。
いつ死んでもおかしくない年だし…。
に、ちょっと考えてしまった。
いつ死んでもおかしくない年って現代だといくつくらいなんだろ。
ちなみに正蔵さんは今68…かな。
芸能人や文化人の訃報をテレビで見るたびに「早すぎる」と思い、何だか人間の寿命は
近年短くなっているような気がする。
40代、50代で亡くなる人が増えている気がするのである。
人間五十年……の敦盛の時代がまた戻ってきているような…。
ドラマと全く関係のない感想でした。
正蔵のために何ができるか考える西門家の面々。
希子は川久保と結婚する事を決心するのであった。
ちなみに川久保を演じている茂山逸平さんは『ちりとてちん』の小草若の実の弟さんです。
主人公は、正蔵が食べたい物を作ろうと考える。
聞いたところ、食べたい物は前妻…つまり悠太郎たちの母親が作った「柿の葉寿司」。
![]()
例によってまた毎日実験くんを始め、さすがに義父をうんざりさせるのだった…。
好物を嫌いにさせてどうするよ。
「火曜日」
川久保が西門家に挨拶に訪れる。驚く家族。
いきなりなんですが。
あの…いきなりではないんよ。
うちん中ではちゃんと人柄を見て決めた事いうか…。
お前、結婚はもう怖ないんか?
ああ…フフフッ。
そんなんやったね。うち。
希子ちゃんも大人になりました。
ここで思い出話として出てくる見合いブチ壊しエピソード。
それは不快なのでもう止めてください。
主人公は「お母さんの柿の葉寿司」を教わりたくて初めて和枝姉さんの所を訪問。
当然、
どの面下げて頼みに来たんや。と言われる。
希子が西門家で祝言を挙げたいというので、その料理を考える主人公。
お姉さんがいたら、こうするだろうというように、ちゃんとやりたい、と義父に相談する。
「水曜日」
せやな。
当日のお膳は鯛の尾頭、ハマグリの吸いもん、それに赤飯や。
西門独特の丸いお煮しめも。
大根でもニンジンでも芋でも何でも丸うするんやな。
何でですか?
そりゃ、この西門の家が元々造り酒屋やったさかいにや。
まあ、あの杉玉をまねしたんやな。
![]()
なるほどね…おつい以来久しぶりに「西門家の料理」っぽい話が出てきた。
最初はあれ、緑色のきれいなやつやわな。
あれ新酒が出来ましたでという看板や。
それが段々日がたつにつれて黄色から茶色、黒と変わってくるわな。
カサカサになっても形だけは丸いまんまや。
つまり夫婦はいつまでも円満にという、まあ、ご先祖さんの考えやな。
しゃれてますね。
ああ。
それから魚の粕漬けがあったな。
粕漬け?
うん。
その時の魚に何を選ぶかによって御寮人さんの才覚が問われるちゅうやっちゃ。
「才覚が問われる」と聞いてソワソワし、市場に聞きこみに行く主人公…。
希子は倉田のおっちゃんを頼りに、和枝ねえさんに出席してもらえるよう頼みに行く。
倉田さん…相変わらず人がええよね…。
借金は全部返し終ってるんでしょうか。
和枝ねえさんは希子に対しても厳しいのだった。
だよね。
自分が出ていく事になった時、誰も味方してくれなかったもんね。
どないしてもわてに出てほしい言うんやったら、ちい姉ちゃん
追い出してもらえまっか?
これを聞いた主人公は自分は、料理に徹するからと身を引く。
お静さんも悠太郎もそんな遠慮をする必要はないと言うが、希子の考えは違う。
そうしてもろてええ?
やっぱり、ウチ、お姉ちゃんに出てもらいたいんです。
お父さんのためにも。どうしても。
いや、そこまでして出てもろうても、おやじも喜ぶとは思えへんけど。
お兄ちゃんには分かれへんかもしれへんけど、お姉ちゃんはウチにとって
お母さんでもあったんです。育ての親でもあったんです。
初めて希子ちゃんの口から、和枝ねえさんが浮かばれるセリフが出たわ…。・泣
め以子が式に出ない事をお知らせすると、和枝ねえさんからの返答はこう。
「柿の葉が当日まで残っていたら出席します」
1枚だけ落ちない庭の柿の葉が落ちたら…「最後の一葉」かよ……。
そして、あっという間に祝言当日。
届けられた箱を、何だろう…とめ以子が開けてみると。
中には柿の葉寿司がギッシリ……。
お姉さん…。
これが出席……。
相変わらず和枝さんはイケズに描かれますな。
残りの姉さんたちもぜひ見たかったんですけどね、こっちとしては。
(↑むしろ、それが一番見たかった)
てか親族全員集めて、実はめ以子の合同祝言にするんじゃないの~~?
と、思ってたんだけど~~~…。
…で…たぶん、祝言が無事に済んだら計算されたように正蔵さんの寿命も終るんだよね。
悠太郎がわざわざ父の元職場に行ったのは『足尾から来た女』の宣伝のためかな…。
あっちは素晴らしいドラマであった……今週、後編が放送されますっ。
こっちの感想は、特にない。
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公式にレシピページあるよ。

※キャスト
卯野 め以子 … 杏(幼少期:豊嶋花)
卯野大五 … 原田泰造
卯野イク … 財前直見
卯野トラ … 吉行和子(ナレーション)
卯野照生 … 井之脇海
西門 悠太郎 … 東出昌大
西門正蔵/酉井捨蔵 … 近藤正臣
西門 静 … 宮崎美子
西門和枝 … キムラ緑子
西門希子 … 高畑充希
村井亜貴子 … 加藤あい
泉 源太 … 和田正人
大村宋介 … 徳井優
藤井耕作 … 木本武宏
堀之端桜子 … 前田亜季
野川民子 … 宮嶋麻衣
近藤 学 … 石田卓也
室井幸斎 … 山中崇
安西真之介 … 古舘寛治
川久保啓司 … 茂山逸平
高木馬介 … 中村靖日
宮本先生 … 奥貫薫
竹元勇蔵 … ムロツヨシ
※スタッフ
脚本 … 森下佳子
演出 … 木村隆文、小林大児
プロデューサー … 内田ゆき
制作統括 … 岡本幸江
フードコーディネーター … 飯島奈美
音楽 … 菅野よう子
主題歌 … ゆず「雨のち晴レルヤ」
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91・92・93


コメント
才覚>『ごちそうさん』第93話
お膳の上にみかん
め以子の前にだけ、みかんの皮
しかも複数
…芸が細かいと言うべきか
…姑息な描写と言うべきか(笑)
…ひじゅにですが何か?
「怪我の…」by正蔵
西門家の婚礼料理は
鯛御頭・ハマグリの汁・丸い御煮しめ・魚粕漬け
特に魚の選び方に才覚が試されるのだとか。
才覚…
それとは程遠い人物であることを強調するため
…
才覚>『ごちそうさん』第93話
お膳の上にみかんめ以子の前にだけ、みかんの皮しかも複数…芸が細かいと言うべきか…姑息な描写と言うべきか(笑)…ひじゅにですが何か?「怪我の…」by正蔵西門家…
ごちそうさん 第93回
内容
正蔵(近藤正臣)から話を聞き、
希子(高畑充希)の祝言の席の食事の準備をすすめるめ以子(杏)
一方で、悠太郎(東出昌大)と希子は、倉田(綾田俊樹)に。。。
敬称略
描かなければいけないことがいろいろあるとして。
描く必要の無いこと。
絡める必要…
ごちそうさん (第93回・1/22) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第16週『汁(つい)の棲み家(すみか)』【第93回】の感想。
め以子(杏)は、正蔵(近藤正臣)から西門家の祝言のしきたりを教えてもらい、何の魚を出すかに才覚が問われると聞く。希子(高畑充希)は、倉田(綾田俊樹)とともに和枝(キムラ緑子)に出席を頼みに出向く。兄弟姉妹そろって、との希子の願いに、和枝は「め以子がいなければ」…