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NHK朝ドラ【あさが来た】 第103回 感想

加野銀行が順調に成長し、あさ(波瑠)は新聞に取り上げられる程、実業家として知られるようになっていた。そんなあさのことがおもしろくない娘の千代(小芝風花)は、あさとけんかばかりしていた。新次郎(玉木宏)はそんなあさと千代のことを心配に思って…。あさは加野銀行の従業員と勉強会を開く。平十郎(辻本茂雄)が先生を務め、あさもいっしょに学ぶようになる。そんな時、ある人物が現れる。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「あさが来た」第18週「ようこそ!銀行へ」 第103話

   あさが来た1

 

※簡単感想デフォルトでよろしくお願い致します~。
※たまに、夜追記する日もあるかもしれないです…。←知れない…です…。
※いいことばかり書いてないんで、そこんとこよろしくお願い致します~。

↑テンプレだす。

 

雁助ロスにより…もう、サラっと。

「あさが夢みてから実に10年以上の月日を経てついに両替屋・加野屋を母体とする加野銀行が誕生しました!」

 

…というのが先週のお話。

そして、このドラマではずっと旧体制「両替屋・加野屋」の象徴だった雁助はんが退場したのだった。

一週明けたら

「加野銀行は堺や神戸などに支店を増やし、順調に成長していました」

……マヂか……。

お忙しいおあささまは、あちこち飛び回り、合間合間に ますこみ からの いんたびゅー も受けて、明治 うーまん を代表する時の人へ…。

「万事順調に見えるあさの悩みの種…。それは………」

 

娘・千代のこじらせ反抗期。

 

表に立ってばかりで、お家の事はおばあちゃんやうめたちに任せっ放しでなぁ。
お父ちゃんにもやで。
面倒は一切合財人に押しつけといて、自分は実業家気取りやて…。

 

お祖母ちゃんはともかく、うめはそれがお仕事やろ…。

あんただって面倒は全部周りのお女中に押し付けて生きてるはずだし、その豪華な振袖だって1人で着てないだろ。(ぇ、そういうものよ。お嬢様って。だから、想定外の大金持ち主人公一家なのだから、そう思って。 ちなみに別に「主婦」やってたとしても、この層は炊事や洗濯なんてしてないから。)

 

そないないけず言うたらあきまへん。
あんたのお母ちゃんがな、何年もかけてようようこの家を徳川の時代のような大きなお店に立て直してくれはったんだす。
なぁ、お母ちゃんに手ぇ合わしこそすれ、もう、そないな憎まれ口言うたらあかん。

と、よのお祖母さま。

 

そうだす。
お父ちゃんもな、何べんも言うてますわなぁ。
千代がこないかいらし着物着てられんのも、御一新乗り越えさしてくれたお母ちゃんのおかげなんだすさかいな。

と、父・新次郎。

ねーねー…こんな環境で育てられたのに、どうしてこんな思考の娘が出来上がるの
  あさが来た103

 

子どものことです。
悪口を吹きこまれ続けて育たなければこんな思考にはなかなかなりませんよね、なかなか。

ハッ……まさか雁助はん
千代の枕元で夜な夜なスピードラーニングのように おあささまへの愚痴を吹きこんで反抗心を育ててたの 

 

そないなこと言うても、うち、御一新なんて知らんこっちゃし。
明治生まれのうちからしたら、御一新とやらがどないにエライ事やったかて大人の人に言われても学校で習てもそないな事ちょっとも身をもって感じる事なんかできしまへんさかい。

 

いつの時代も子どもは大人の昔話に辟易とし、大人は通り過ぎてきた子供時代を振り返らない…とか、そういうよくあるネタでした。

 

今日も、お仕事方面はナレとセリフでぶっ飛びまくり。

「あさは銀行だけでなく尼崎での仕事もある新次郎に代わって綿花を紡績会社に卸す商いを新たに始めました」

「また加野銀行では、あさは念願であった従業員が知識と道徳を学ぶ事のできる教場を作り上げ、手代や丁稚たちに加野銀行の支配人となった平十郎から商いを学ばせていました」

そんな感じで……(手抜きですいません もう何だか実業面での興味も薄れてきちゃって)

その教場で、あさは千代にも学んでほしいと思っているらしい。

しかし、千代の夢は全く違う。

 

うちは、この家の商いなんかやる気あれへんのに。

そうだすか。
ほんなら千代はこれからどないな女子はんになりたいんだす?

どないてそら…うちはお祖母ちゃんやさちさんみたいなええお嫁さんになりたいんだす。

お~っ…そらまた、そない嬉しいこと言うてくれて。

 

あと…はつおばさんみたいに…。
あない、優しいお母ちゃんに…。

 

そんなほっぺた膨らましてお母ちゃんの悪いとこばかり論っているようじゃ、はつおばさまにはなれないと思うの……。

そういう事、誰も言ってあげないんだね。このドラマ。

「叱る」ができず、「しつけ」に反抗されると「けんか」と言う、平成子育てそのものの描写。

 

 

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よろしければ→【2016年1月期・冬クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

 

  
※キャスト

白岡あさ(旧・今井) … 波瑠(子役期:鈴木梨央)

眉山はつ(旧・今井) … 宮﨑あおい(子役期:守殿愛生)

白岡新次郎 … 玉木宏
白岡正吉 … 近藤正臣
白岡よの … 風吹ジュン
白岡榮三郎 … 桐山照史(子役期:吉田八起→河崎脩吾)

白岡さち … 柳生みゆ
白岡千代 … 小芝風花(子役期:東出奈々→中川江奈→鈴木梨央)
千代の夫 … 工藤阿須加
白岡正太郎 … 木内義一

眉山惣兵衛 … 柄本佑
眉山栄達 … 辰巳琢郎
眉山菊 … 萬田久子
眉山藍之助 … 森下大地(子役期:→南岐佐)
眉山養之助 … 西畑大吾

雁助 … 山内圭哉
亀助 … 三宅弘城
ふゆ … 清原果耶
うめ … 友近
かの … 楠見薫
クマ … 郷原慧
ツタ … 畦田ひとみ
弥七 … 竹下健人
山屋与平 … 南条好輝
美和 … 野々すみ花
田村宜 … 吉岡里帆

治郎作 … 山崎銀之丞
カズ … 富田靖子
サトシ … 長塚圭史
宮部源吉 … 梶原善
伊作 … 中山義紘
福太郎 … 北原雅樹
八五郎 … JEFFI
三坂 … 中川浩三
日野彦三郎 … 上杉祥三
山本平蔵 … 山本浩司

今井忠興 … 升毅
今井梨江 … 寺島しのぶ
今井忠政 … 林与一
今井久太郎 … 興津正太郎(子役期:二宮輝生)

五代才助(友厚) … ディーン・フジオカ

大久保一蔵 … 柏原収史
土方歳三 … 山本耕史
櫛田そえ … 木村佳乃
成澤泉 … 瀬戸康史
成澤カナエ … 宮嶋麻衣
山崎平十郎 … 辻本茂雄

福沢諭吉 … 武田鉄矢
渋沢栄一 … 三宅裕司
玉利友信 … 笑福亭鶴瓶

大隈重信 … 高橋英樹
大隈綾子 … 松坂慶子

ナレーション(語り) … 杉浦圭子

※スタッフ

脚本 … 大森美香
演出 … 西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー … 福岡利武、熊野律時
制作統括 … 佐野元彦
音楽 … 林ゆうき

原作(原案) … 古川智映子『小説 土佐堀川』

主題歌 … 「365日の紙飛行機」AKB48

公式サイト http://www.nhk.or.jp/asagakita/

 

 【あさが来た】
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コメント

  1. くう より:

    SECRET: 0
    PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
    >終盤は女子教育が主体になるので
    そっちはもういいでしょ、という事のなのかも。

    うーーん…炭坑でも石拾ってるだけだったし、お仕事の描写は今までも今一つでしたよね^^;

    >母に反発するほど母親に似てくるという事かな?

    千代さんとおあささまはあまり似ていないと思います。
    あさはもっとサッパリした気質ですよね。
    頭もちゃんと下げるし。

    >千代(ややこしいな)も祖母の影響が強いのでしょうね。

    それはあるかもしれませんね。

  2. あさが来た 第103回

    『ようこそ!銀行へ』
    内容設立した加野銀行は順調で、支店を増やすまでになっていた。その手腕から、あさ(波瑠)は、実業家として名をはせ、全てが順調。だったはずだが。。。。唯一の頭痛の種は、娘・千代(小芝風花)顔を合わせれば、あさと千代のふたりはケンカばか…

  3. 世代の違い>『あさが来た』第103話

    “新しい女性”あさに対し
    千代ちゃんは昔返り?
    …と思ってたら

    あの気の強さ
    ポンポン言う反抗ぶりは
    寧ろ現代に近い

    Don’t trust over thirty.の時代?
    つーか
    新人類ちゅーヤツ?

    ってことは
    千代ちゃんもまた“新しい女性”!?

    …ひじゅにですが何か?

    「近頃は“へぇ”も使てますのや」by新次郎

    洋装で人…

  4. 世代の違い>『あさが来た』第103話

    “新しい女性”あさに対し千代ちゃんは昔返り?…と思ってたらあの気の強さポンポン言う反抗ぶりは寧ろ現代に近いDon'ttrustoverthirty.の時代?つーか新人類ちゅーヤツ?って…

  5. 巨炎 より:

    SECRET: 0
    PASS: ec6a6536ca304edf844d1d248a4f08dc
    >お仕事方面はナレとセリフでぶっ飛びまくり
    >何だか実業面での興味も薄れてきちゃって
    「仕事してますよ」と説明的な描写しているだけでは
    ドラマとはいえませんものね。終盤は女子教育が主体になるので
    そっちはもういいでしょ、という事のなのかも。

    >ほっぺた膨らましてお母ちゃんの悪いとこばかり
    >論っているようじゃ、はつおばさまにはなれない
    母に反発するほど母親に似てくるという事かな?
    「カーネーション」で面白いのは表面的な性格は直子が一番、
    母親似でも行動パターンは優子が一番、母譲りだった事。
    「妹の一人や二人どうっちゅう事ないやないか」という態度で
    直子を一緒に下宿させようとすると、優子は拒絶反応を示し
    家の裏手で地面に石を投げつけている。コレ、糸子自身が
    善作に第7週「店を二軒、繁盛させたら認めてやる」
    第10週「男の浮気の一つや二つ!」と言われた時にとった仕草の
    ハイブリット。もっとも善作は口で偉そうな事をいっても
    後ろめたい感情が散見されたのに対して糸子は
    「姉ちゃんはウチの才能が怖いんや」と直子が言っているのに
    他人の痛みや苦しみには無頓着!自分が被害者の時だけ大騒ぎ!
    優子がここで不満を言葉にしなかったのは、それを口にすれば
    守りたい長女のプライドを自ら放棄する事になってしまうのと
    彼女が生来はこの時に再登場していた静子よりの性格なため。
    (柳生さんの出番は今回もそろそろ自然消滅?)
    幼少期は半分ぐらい善作&千代さんに育てられたようなものだし。

    千代(ややこしいな)も祖母の影響が強いのでしょうね。
    よのさん、最近は当時を振り返って
    あさに理解を示すようになりましたが
    御一新リアルタイム時は今の千代的言動を取っていました。

  6. あさが来た (第103回・2/1) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
    第18週『ようこそ!銀行へ』『第103回』の感想。
    なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
    また、本記事では「宮崎あおい」さんの「さき」は本来の「立つ崎」が機種依存文字のため「崎」に統一しています。
    ※ベタボメ感想だけを読みたい人は、ブラウザバック(=ブラウザ上で前のページへと戻る)をするのが良いと思…

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