NHK朝ドラ【あまちゃん】第44回 感想

アキ（能年玲奈）は、潜水士の資格試験の合格を目指して一心不乱に奮闘中。
けれど、種市（福士蒼汰）への思いは募るばかりだ。
一方、春子（小泉今日子）は、大吉（杉本哲太）の立会いのもと、正宗（尾美としのり）に、
一刻も早く離婚届に判を押すように迫る。
追い詰められた正宗は、アキのため、せめてクリスマスまで北三陸にとどまりたいと懇願。
クリスマス？　アキのため？　

そしてクリスマスイブの夜…。

(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「あまちゃん」第44話「おら、ドキドキがとまんねぇ」

　　　　　

じぇじぇじぇ…( ‘ ｊｊｊ ‘ )／
夏のクリスマスかよ…
いや、そんな事はどうでもいい。やっぱ離婚かよ～。

 

アキは今日も種市先輩の夢を見ている…
そして、夢の〆は必ず磯野先生なのだった。

何だ！？どうした！？天野～！どうした！？天野～！あ～！天野～！

今日も半泣きで叫ぶ磯野先生(の夢)。
だから、アキ、あんた磯野先生が好きなんだってば。
猿時かわいいよ猿時…。

 

って事で…

リアスで寝ている所をユイに起こされるアキ。

ユイは昨日からすこぶるご機嫌が悪い。

 

一応聞くけどどんな夢？

種市先輩に告白されて…。
キ…キ…キスしそうになって…。

いい加減、目を覚まして！

今、目、覚ましたとこだ。

そうじゃなくて！
…大事な時期じゃん。

そうなんだよ。資格試験まで1か月切ってるし。

 

しかし、ユイが心配しているのはそっちよりもＪＪガールズのことなのだった。

ユイがそこまでアキと一緒の芸能活動に期待しているとは正直思わなかった…。
元々、アイドルになりたいのはユイの悲願で、だから必死になるのは解る。

でも、アキには最初からそんな気は全くなかったわけで。

ここまで言われると、ちょっとウザいかも。
アキにとっては今は試験の方が大事だよね。

 

実際、2人の人気も一段落というか飽きられた感は否めないですよね。

と、ヒビキ。

飽きられたというのに、ちゃんと北三陸に来てくれているところが偉いよね。

これはジモドル(ジモドル＝地元アイドル)やネットアイドルの限界であり面白さでも
あるんですけど、知名度が上がったところで一旦落ち着くんです。
希少価値が無くなるというか。

ちなみに、これ掲示板。

ノートパソコンの掲示板を見せてくれるヒビキ。

「ミス北鉄とかもう終わってるっしょ。」
「海女のアキ　まじウザい」
「だって彼氏できちゃったらしいよ」
「天狗になってんじゃねえの？」
「ブスｗ」 ←「w」は2008年時点ではまだ使われてないと思われw

 

ひどい！！

目がまん丸くなるアキ。

何でこんなでたらめ書くんだ！

ヒビキの胸倉つかんでグイグイ引っ張るアキ。

まだ彼氏いねえし！
あんたなんかにブスとか言われる筋合いねえし！

俺じゃねえし！俺書き込んでねえし！

 

ファンが増えれば当然アンチも増えるって事か。

冷静に分析するヒロシ。

うーーん……さっきはユイちょっとウザって書いたけど、アキよりもこれは確かに
ユイにとっては大きな痛手になるかもしれない。

なまじブレイクしちゃっただけに、これから本格デビューしたいユイにとっては
「終っちゃったジモドル」からの出発はありえない。
全国デビューするなら、「ごじわん」に出たタイミングだったかなぁ。

北鉄としても何とか手を打たなくてはならない。と顔が曇る吉田。

あれ、大吉っつぁんは？

ああ～、駅長は何か、北鉄より大事な会議があるとか。

 

その北鉄よりも大事な会議は天野家で行われていた。

 

とにかく。
この現状を打破する方法は一つしかないと俺は思う。

どうしても別れたいの？
分かんないなあ…。
いつ何で嫌われたのか。僕の何がいけなかったんだろう。

そのままでいいの。正宗さんは。

春子と正宗の離婚会議である。

ってか…何であんたがここにいる？大吉っつぁん。

春子は言うのだった。
そして大吉は聞くのだった。

 

変わらなきゃいけないのは私の方なんです。
そして、変わるためには別れなくちゃいけないの。

一度捨てた町に戻って、母や昔なじみと向き合って改めて思ったの。
私自身が変わるためには東京の暮らしを捨てなくちゃいけないって。

僕も変わるつもりさ。
一緒に変わればいいじゃないか。

それは駄目よ。
ここで一緒に暮らすには、あなた、私の事知り過ぎてる…。(知り過ぎてる…知り過ぎてる…)
正宗さんは本当の私を知ってる。(本当の私を知ってる…本当の私を知ってる…)
だから一緒にいると本当の私に見られてるような気になるのよ。
分かるでしょ？

分かるよ。
ホントの君を知ってるのは確かに世界中で僕だけだ。(世界中で僕だけだ…世界中で僕だけだ)

※注:カッコ内は大吉の頭の中に響くエコーです。

 

何なんだ。この敗北感は！
試合に勝って勝負に負けたようなこの感じ。

いやいや、あんた別に何の試合にも勝ってませんから～。

俺の知らない春ちゃんをこの野郎は知っている。
この癖っ毛の童顔野郎め！
いや待て待て逆にこいつの知らない春ちゃんの秘密を俺は…

オレは……「梨明日」でベラベラ正宗さんに喋ってたよね？

全部しゃべってしまった！
この間スナックで得意気に。
ああ…俺は…おしゃべり豚野郎だ！

 

心の中で1人自分を罵倒する大吉っつぁんは放っといて…

離婚届に今にもハンコ押しそうな所で留まる正宗さん。

正宗さんは、クリスマスを3人で過ごしてから出ていきたいと言うのだった。
なぜなら…

 

…サンタクロース？
アキちゃん、それ本気で言ってるの？

うん！今年もサンタさんにお手紙書いたんだ。
いい子にしてればプレゼントもらえるの。

それは…いくらなんでも無理があるべ？

何が？

おらも引いた。

高校生にもなって夢見過ぎだべ。

でも信じてる子の家には必ず来るの。

サンタは信じてないと来ないからね～。

 

目に余る不思議発言が痛々しい。天然ぶってんじゃねえよ。天然ブス。

と、パソコンに向かうヒビキ……って、あんた書きこんでるじゃんっっっ！！

 

そうしてクリスマスイヴの日。

正宗さんはサンタに仮装してアキの枕元にプレゼントを置き、去っていくのだった。

また個人に逆戻りか…。

うう～さびしい…このひと言…。

正宗さんが去ってから起きてくるアキ。

サンタさんは！？

うん。今、そりに乗って帰ったよ。

嘘～！ママもプレゼントもらった？

もらったよ。

もらった？

うん。

春子の後ろ手に判を押した離婚届。

 

…さびしい…。

来年からサンタさん居なくなるのかよ。

ってか、離婚してほしくなかったーーーーー！！！

はっ…もしかしたら、届けに不備があってもどってくるとか～…？←しつこい

 

まぁさ～結婚・離婚は紙切れ1枚よ。
しかし、ここを否定しちゃったら意味がないんだよね。

別居はいいけど、離婚はしてほしくなかったな。
だって、最後まで正宗さんの悪い所は解らず春子のワガママ以上の理由は考えられなかったからな。

東京での春子の過去を知っているが故に身を引いた正宗さん。

いっそ、次に出て来る時には再婚しちゃっててほしいわ。
この人には幸せになってもらいたい～。

面倒くさい春子なんかと離婚してかえって良かったと思える未来が待っている…
と思って納得することにした。

 

…と、好きなキャラだからクドクド書いた。

けど、このドラマの神様・クドカンが最初から夫婦は離婚と決めていたのだから仕方ない。
(キャスト発表の段階から父と母子の名字が違うし)

 

さて、北三陸に本格的な真冬が訪れ、アキは試験まで1ヶ月。
ユイはアイドルとしての方向性を見失う……。

 

【関連記事】
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北鉄HP↓のユイとアキの動画。
　　　

 

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