あさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)は、和歌山のはつ(宮崎あおい)の家で朝を迎えていた。加野銀行で働きたいという藍之助(森下大地)を巡って話すあさとはつ、新次郎と惣兵衛(柄本佑)。しみじみと子育ての難しさを感じるあさたち。山王寺屋ののれんをもう一度大阪に上げたいと思う菊(萬田久子)は、藍之助が加野銀行で働くことができるように必死にあさに頼み込むと…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「あさが来た」第19週「みかんの季節」 第110話
※簡単感想デフォルトでよろしくお願い致します~。
※たまに、夜追記する日もあるかもしれないです…。←知れない…です…。
※いいことばかり書いてないんで、そこんとこよろしくお願い致します~。
↑テンプレだす。
昨日と今日の繋ぎのような回である。
藍之助がどのようにして家出したのかがハッキリ解る回で…。
愛想がいいな。
このBAも性格改善したなぁ。
和歌山に来て「品のある美しい奥様」ステイタスを手に入れて、それなりにプライド保てているんだろう。
良かったなぁ……。
…と思っていたら…
やはり、孫に山王寺屋の呪いを吹き込みながら育てていたのだった。
あささん、頼みますわ。
藍之助を…加野屋さんの銀行で正式に雇てくれはれへんやろか?
あの子な、お商売学びたい言うてず~っと言うてましたんや。
加野屋さんで働けてほんまに楽しかった言うてなぁ。
そら庄屋さんの言うてはる事もよう分かります。
せやけど藍之助は有田の子やあらへん。
山王寺屋の子だす。
せっかく商いの才があるいうのに村の者や親の願いだけであの子をこのまま蜜柑の山に埋もれさせてしまうのは…。
なぁ、頼みます。 あの子、雇たって。
あの子の願い叶えたげとくれやす!
それは、藍之助の願いでは無くて、あんたの呪いだから。菊BA…。
気持はすごくすごく解るが、ここに恐らく大きな間違いもある。
この人の頭は「孫を大阪で働かせてあげたい」ではなくて、「山王寺屋再興」なのである。
現在のカンパニーーをよく解っていないので「銀行」がどういうものなのかもよく解らず、加野屋さんで働かせてもらえば、その内に「のれん分け」させてもらって、いずれ山王寺屋が再興できると思ってしまっている。
藍之助の方も残念ながら、祖母に向かって加野銀行で働いても山王寺屋は再興できないと説明できないらしい。
こっちはこっちで、祖母は純粋に自分の夢の事だけ推してくれていると思っているらしいし。
うちなぁ、悔しかったんや。
お母さんの受け売りや思うけど、それでも旦那様がようやっと選んだこの道を息子にそないなふうに言われてしまうやなんて…悔しいてたまらへんかった。
うちは一家みんなで山で働いておいしいおみかん作って…。
この道があんたの道に負けてるやなんて思われへんのだす。
特にな、これからの時期ほんましんどいけど楽しいねんで。
一家みんなでみかん取り入れて、一年手ぇかけて作ったおみかんをあんな事あったこんな事あった言いながら大事に大事に…。
力仕事で、体、痛なるけど、うち…この時期が一番好きなんや。
それを一番分かってほしい息子に分かってもらわれへんて…
ほんま、こんな悔しい事あれへん。
「なぜ大阪を捨てたんだ」
と、父親に怒鳴ったらしい藍之助に、なぜ誰も山王寺屋没落の過程をきちんと説明しないんだろ。
あれは捨てたというよりも大阪に捨てられたような状態なのに。
みかん作りに家族の想いを込めて生きてきた はつにもまた、「家族の思い出づくり」という呪いが掛かっている。
ま…親が子どもと遊びに行ったり色々と体験して大切な思い出にしていることを子どもは全然大切に思っていないというよくあるヤツです。←我が家の子どもも結構な記憶喪失で悔しい思いをさせられる。
でもね…
結局、子どもと作った思い出っていうのは自分だけの宝物であればそれでいいのだと最近よく思うのである。
「悔しいこと」を言われたはずの惣兵衛は意外とあまり悔しいと思っていないらしい。
そして、栄達は相変わらず、何かあってもただ見てるだけなんだろうな…。
この一家、あまり本質的には変わっていなかったらしい。
人間って、なかなか変われないものよね……。
ってことで…
ここからはぜひ眉山家団結のためにも藍之助は加野銀行ではなくて学校に進学してほしいもんだが……。
……が…。
で、明日に続く。
よろしければ→【2016年1月期・冬クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
※キャスト
白岡あさ(旧・今井) … 波瑠(子役期:鈴木梨央)
眉山はつ(旧・今井) … 宮﨑あおい(子役期:守殿愛生)
白岡新次郎 … 玉木宏
白岡正吉 … 近藤正臣
白岡よの … 風吹ジュン
白岡榮三郎 … 桐山照史(子役期:吉田八起→河崎脩吾)
白岡さち … 柳生みゆ
白岡千代 … 小芝風花(子役期:東出奈々→中川江奈→鈴木梨央)
東柳啓介 … 工藤阿須加
白岡正太郎 … 木内義一
眉山惣兵衛 … 柄本佑
眉山栄達 … 辰巳琢郎
眉山菊 … 萬田久子
眉山藍之助 … 森下大地(子役期:→南岐佐)
眉山養之助 … 西畑大吾
雁助 … 山内圭哉
亀助 … 三宅弘城
ふゆ … 清原果耶
うめ … 友近
かの … 楠見薫
クマ … 郷原慧
ツタ … 畦田ひとみ
弥七 … 竹下健人
山崎平十郎 … 辻本茂雄
高木ツル … 村崎真彩
末松すず … 三宅唯真
中川ハト … 加藤千果
工藤サカエ … 横田美紀
山屋与平 … 南条好輝
美和 … 野々すみ花
田村宜 … 吉岡里帆
田村フナ … 高橋由美子
治郎作 … 山崎銀之丞
カズ … 富田靖子
サトシ … 長塚圭史
宮部源吉 … 梶原善
伊作 … 中山義紘
福太郎 … 北原雅樹
八五郎 … JEFFI
三坂 … 中川浩三
日野彦三郎 … 上杉祥三
山本平蔵 … 山本浩司
三坂 … 中川浩三
今井忠興 … 升毅
今井梨江 … 寺島しのぶ
今井忠政 … 林与一
今井久太郎 … 興津正太郎(子役期:二宮輝生)
五代才助(友厚) … ディーン・フジオカ
大久保一蔵 … 柏原収史
土方歳三 … 山本耕史
櫛田そえ … 木村佳乃
成澤泉 … 瀬戸康史
成澤カナエ … 宮嶋麻衣
福沢諭吉 … 武田鉄矢
渋沢栄一 … 三宅裕司
玉利友信 … 笑福亭鶴瓶
大隈重信 … 高橋英樹
大隈綾子 … 松坂慶子
ナレーション(語り) … 杉浦圭子
※スタッフ
脚本 … 大森美香
演出 … 西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー … 福岡利武、熊野律時
制作統括 … 佐野元彦
音楽 … 林ゆうき
原作(原案) … 古川智映子『小説 土佐堀川』
主題歌 … 「365日の紙飛行機」AKB48
公式サイト http://www.nhk.or.jp/asagakita/
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コメント
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こちらこそ、いつもお世話になってます~!
トラバの件、お気になさらず^^
>私、親の経験がないせいか、朝ドラに付き物の
親になったヒロインと子供との確執エピが少々苦手です。
私は親の経歴があっても苦手です~^^;
描かれ方ですけれどもね。
「カーネーション」は子も父もどっちも痛いと思いながら共感して見てましたけど、他は何だか納得しながら見た事ないです。
あ、「ちりとて」も好きだったな。
結局、終って時間が経ってみれば親子間のあれこれも納得行くドラマは「名作」っつーやつですよね(笑)
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お世話になってます。
今回(というか今回も)TB間違えてしまいました。
送り直しましたので、よろしくお願いします。
私、親の経験がないせいか、朝ドラに付き物の
親になったヒロインと子供との確執エピが少々苦手です。
ヒロイン側に感情移入するように作られているので
理屈としては親側の気持ちが分かった様な気持ちにはなるけど
(分かった様な…ってとこが自分でもナンダカナ…なんだけど)
逆に(大きな意味で)自分と同立場の子供の方が
イマイチ好きになれない(同族嫌悪という意味ではなくw)場合が多い様な…
収穫>『あさが来た』第110話
新次郎さんが人間的に成長してると思っていたら惣兵衛さんも負けず劣らず“女性”を強調してきたドラマのはずなのに男性陣が際立っているまあ、強調の仕方を誤って男性が妙に…
収穫>『あさが来た』第110話
新次郎さんが人間的に成長してると思っていたら
惣兵衛さんも負けず劣らず
“女性”を強調してきたドラマのはずなのに
男性陣が際立っている
まあ、強調の仕方を誤って
男性が妙にヘタレに描かれるという
朝ドラ“お約束”を破っているのは良いこと(笑)
それだけでなく
やっぱさ
男性達が早く成長しているのは
「学問」によっても「経験」によっても
色々と学んできたか…
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>藍之助くんて変わった声してますね。くぐもったような。
全然知らなかったのですが中の人は有名将士の息子さんということで^^;
玉木さまとは同じ事務所で共演は二度目ですが朝ドラの影響は大きいですな。
あっという間にファンがつく。
>上の学校に行かせるために加野銀行で融資してください、でもないし 将来みかんの販路拡大に役立てるために大阪で商いを学ばせてください、でもなく 山王子屋再建のためのために銀行で働かせてください、なんですね。
お菊さんの呪いに掛かって育ってきたので再興第一なんでしょうね^^;
まずはカンパニーの説明から始めようか…
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>はつは聡明な女性ですが、業務に関わることを許されていませんでした。
お菊さんは多分まともな説明ができないと思います。
はつは、黙っていても伝わる…と思ってしまうタイプかも知れませんね。
お菊さんは、もっと大阪で頑張れたと思い込んでいそう^^;
だからこそ今でも再興の夢を捨てられない女になっちゃってますよね。
栄達さんは……今だに何も言えない言わないダンナで、惣兵衛は過去を振り返るのが辛いのかも知れません。
そういう精神面での変化は薄いみたいですね。
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>あさは炭鉱にも千代を連れて行こうとか
構ってやれない申し訳なさをいろいろと感じていましたが
子供の視点で見れば、それも「単なる親の点数稼ぎ」
というシビア―な言い分も成り立つ訳で。
点数稼ぎと言われるとグサグサきますね^^;
まーー子どもも楽しいと思ってやっていても相手は大して記憶にないわけで、親子の思い出の大きさってそんなもんなのねと悟る事が必要ってわけです。
それが世代間の壁ということで、親は自分と子どもの目線は違う事を悟り、子どもも年行って自分が親になれば親のそういう想いに気づくと…
はつもあさも やがてそういう境地に達する日が来るだろうと思います。
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藍之助くんて変わった声してますね。くぐもったような。
上の学校に行かせるために加野銀行で融資してください、でもないし
将来みかんの販路拡大に役立てるために大阪で商いを学ばせてください、でもなく
山王子屋再建のためのために銀行で働かせてください、なんですね。
のれん分け前提ってすごい(ずうずうしい)話ですねって感じてしまいました。
あさが来た (第110回・2/9) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『あさが来た』(公式)
第19週『みかんの季節』『第110回』の感想。
なお、原案:古川智映子氏の『小説 土佐堀川』は既読。
また、本記事では「宮崎あおい」さんの「さき」は本来の「立つ崎」が機種依存文字のため「崎」に統一しています。
※ベタボメ感想だけを読みたい人は、ブラウザバック(=ブラウザ上で前のページへと戻る)をするのが良いと思いま…
あさが来た 第110回
内容はつ(宮崎あおい)のもとで過ごすあさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)
菊(萬田久子)から、藍之助(森下大地)の働きを聞かれたあさは、よく働いてくれていたと伝える。藍之助を加野銀行で正式に雇ってやって欲しいと菊は訴える。
その後、はつは、藍之助が飛び出す前…
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> 和歌山に来て「品のある美しい奥様」ステイタスを手に入れて、それなりにプライド保てているんだろう。
> 良かったなぁ……。
ふふふふ。そうですね。笑いがこみ上げてきました。
> 父親に怒鳴ったらしい藍之助に、なぜ誰も山王寺屋没落の過程をきちんと説明しないんだろ。
言われてみればそうですね。
はつは聡明な女性ですが、業務に関わることを許されていませんでした。
お菊さんは多分まともな説明ができないと思います。
栄達さん。今井のおじいちゃんは普段は囲碁を楽しんでいたけれど、折にふれてあさに対してもはつに対しても含蓄を含んだ言葉をかけていました。栄達さんはコツコツと地道に積み重ねる点はよいのですが、そういうタイプではない。彼に期待するのは酷でしょう。
そうなると惣兵衛がなぜ息子に説明しないのか。惣兵衛は銭、銭、という人生が嫌だということは伝わってきます。
ここで思考が行き詰まってしまったので、終わります。
> この一家、あまり本質的には変わっていなかったらしい。
> 人間って、なかなか変われないものよね……。
年月を経て、眉山家のお互いの呼び方も「おはつさん」「あんた」「お母様」だったのが「はつ」「はつさん」「お母さん」でした。
お互いに馴染んだということなんでしょう。それでもそれぞれの考え方は変わってないようですね。
「あさが来た」 第19週 みかんの季節 第110話
「妹はん。話がありますのやけど・・・」惣兵衛
『さぁ、あさに惣兵衛はどんな話があるというのでしょうか?』
ソラ、決まってますやろ。
惣兵衛はん(柄本佑)のこと、藍之 …
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>我が家の子どもも結構な記憶喪失で悔しい思いをさせられる。
これは千代の言い分にも当てはまりそう。
あさは炭鉱にも千代を連れて行こうとか
構ってやれない申し訳なさをいろいろと感じていましたが
子供の視点で見れば、それも「単なる親の点数稼ぎ」
というシビア―な言い分も成り立つ訳で。
現に自分の夢を暴走させる、あさに怒っていました。
だからこそ母親が子供達と多く接して
(この接したかも一概に正答は無いのがややこしい)
距離感や相手の性格を父親より心得ていたというのは
家事云々とは別次元のソフトパワーだと思うのですが
女性自身が男性の専売特許だったハードパワーに魅せられ
それを失念する傾向があるのじゃないかと。
歴代朝ドラヒロインで、この事を最も理解していたのは
好きな人と対等であり続けるために離婚するという
矛盾ともいえる選択をした「ふたりっ子」の香子に思えます。
当時の旦那と父親が現在、大河で大活躍中。