『木』甲子園に行けない泰介は、なぜか冷静だ。
源太がめ以子の前で倒れ、西門家で看病される。
食べられない源太は栄養失調に陥っていた。
『金』め以子は亜貴子(加藤あい)を訪ねて源太のことを相談する。
亜貴子は源太の往診に訪れ、源太が食べられない本当の理由を聞き出す。
『土』命あるものを食べられなくなった源太を思い、涙ぐむめ以子に悠太郎は寄り添う。
め以子は、危篤状態に陥った源太の名を呼び続ける。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「ごちそうさん」第106・107・108話「乳の教え」
※(注)楽しくご覧になった方は読まない方がええですよ。
基本的には、ほぼ簡単感想で。
第18週後半。
「木曜日」
来年戦争が終わるかもしんないし…。
と、主人公は考える。
まぁ…多くの人はそんな風に思っていたと思う。
しかも、勝って終るに決まっていると思っていただろう。
泰介はいつも通り穏やか。
でっかい弁当を作ってしまった母親に、自分の方から「ゴメンね」とか言っちゃう。
ほんま、ええ子や。
め以子が「うま介」に行くと、桜子が落ち込んでうなだれている。
なんでも、出版が決まっていた室井の小説「塩と砂糖」が検閲に引っかかって差し止め食らったとか。
ただの恋愛小説だったんだけどね。
砂糖がね…よくないんだって。
塩をなめて生きてきたような男がさ、砂糖なめてる女に憧れるってところがさ、「贅沢を煽ってる」
「非国民だ」って。「塩と水」ならいいって。
海水…出来ちゃいますね…。
海水作ってどうすんのよ!そんな話じゃないのよ!
「塩と砂糖」じゃなきゃ意味がないのよ!
いい小説だったのよ。
室井さんにしか思いつかないようなおかしな設定で。
けど…生きるってこういう事だな。愛するってこういう事だな。
塩も砂糖もあってこそ人生だなって。
……震災で自分の実家がどうなったか解らなかった時にも先生が亡くなった時にも
なぜか主人公を励ます側にいた非情な女、桜子が泣いています。
「愛」知ってたんだ………そうですか。
泰介たちと同じように戦争のおかげで夢をあきらめる人…を描きたいんだろうけれども…
泰介たちの無念さとこっちは、あまり同等に考えたくないのだった。
だって……今まであんまり苦労してるようにも努力しているようにも見えなかったんだもん。
ごめんなさいね。
やっぱりお前んち行くのやめとこうかな。
何やまた泣いてまうかもしれんしな。
と言う諸岡くんに、
熱いですね。諸岡さんは。
と、淡々とした感じで言う泰介。
悔しないんか?お前。
そりゃ…悔しいです。
けど…どのみち二十歳やそこらで兵隊に行くまでの事や思たら何か…。
甲子園大会の開催中止によって、「戦争」というものにかすかな疑惑と反抗心を覚えた
諸岡くんに対して、泰介の方は「あきらめ」を覚えたらしい。
物わかりのいい良い子……というのは、確かにこういう側面があるかも知れない。
さて…。
前半の記事で、「元気に見える」と書いてしまった源ちゃんだが、やはり勘助状態なのだった。
えっと…「カーネーション」を見ていない方に説明すると…
「勘助状態」というのは戦争による「心的外傷後ストレス障害」いわゆるPTSD。
肉屋でお肉を切る事が出来ず、叫びながら倒れてしまう源ちゃんを自分の家に連れ帰るめ以子。
医者には栄養失調だと診断されたのだとか。
1週間ほどちゃんと食べさせたらってお医者さんも言うてはったから、それぐらいやったら
うちでって。
うん…?
源ちゃんにお家はないの?
肉やのおじさんとおばさんは肉親じゃないの?
め以子は任されたから連れ帰って来たの?
ま、まぁいいか……ドラマドラマ……。
「金曜日」
消化の良い物を…と思って作った雑炊を源ちゃんはもどしてしまう。
口に入るのは白湯だけ。
何やったら、わし、食えるんやろ?
…憑りつかれとるんかもしれん。
憔悴した源ちゃんに対して、主人公は「食えるもの」実験しか頭にない。
かぼちゃの冷製スープもダメ。
トマトも手に入らない。
そして主人公が思い立ったのは、なぜか亜貴子さまを呼びに行く事だった。
うち、専門外やし。
いや、専門外やから、その…別の画期的な意見言うて下さいよ。
むちゃ言うなあ。
すいません…。
お静さんは「お祓いするか」と言い出す始末。
まぁ確かに……狐憑きとかって、精神の病を取り払う目的があったりするかも…。
ってか…誰もこれが戦場で何かあったからだと思わないのかな…。
すると、泰介が口を開く。
何が何でも食べさせなあかんの?
えっ?
元気になったらまた行かされる人がほとんどやろ?
いろんなとこ送られて、結局死ぬまで行く事なるやんか。
その度にあんなつらい事になるんやったら、ここで静かに看取ってあげた方が
ええいう考え方はないん?
ほら……。
大人たちが誰も源ちゃんの傷を理解していないのに、泰介は解っている。
繊細は繊細を知るのだった。
源ちゃんがそう言うてるんか?
違うやろ。
けど…また同じ事なるんやで。
死なせに行くために治してるようなもん…。
死なん人間なんておらんやろ!
死ぬの当たり前や!あんたも私も。
源ちゃんだけが死ぬような事言うてるけど、分からんやろ?
私かてあんたかて明日いきなり丸焼けになるかもしれんやろ?
「どうせ死ぬ」なんて言いだしたらアホらしゅうて飯炊きなんかやってられるか!
泰介の言い分はとってもよく理解できる。
しかし、どうせ死ぬかもしれないのだから死なせてあげようというのもまた
何か悲観的過ぎる意見ではある。
死ぬかもしれない…けれども、生きるかもしれない、ワケだから。
でも、今後とても辛い目に遭って死ぬくらいならば、ここで穏やかに…
…という気持ちが泰介の中にはあるんだね。
それは、泰介自身も今後「どうせ戦地に行く運命なんだから」という繊細男子ならではの
気持ちが出ている言葉でもあるのだった。
私的には……泰介がとても心配だ。
こういう人は悲観的になって自殺でもしかねないよ。
夜になって、亜貴子さまがわざわざ西門家に患者を診に来てくれる。
ちい姉ちゃんて、気まずい人んとこよう平気で行けますよね。
↑今日も視聴者代表・希子ちゃんのナイスな声。
さすが名医の亜貴子さまは、源ちゃんから食べられない理由を聞きだすことに成功。
食いもんが…死体になるんです。
どんな?
わしが…殺した。
源ちゃんは戦地で人を殺したのだった。
戦争中だから…人を殺したという事ではなく、ただ駒を取ったのだ、と考えられる人もいる。
というか、多くの人はそう考えたのだと思う。
そう考えなければやっていられなかったはずだ。
戦後、兵隊に行った多くの人たちがどのくらい苦しんだだろうと考えると心が痛い。
…しかし、今は戦時中だ。
戦争PTSDは「カーネーション」で背筋が凍るくらい見事に描かれてしまっている。
何で同じ繊細男子ネタを持ってきたのだろう。
ドラマとしては、どうしてもそういう感想になってしまうな。
恋敵をわざわざ呼んでくる主人公のメンタルの強さを源ちゃんに分けてあげたい…。・泣
でも、まぁ…源ちゃんだから許されるっていうか。
死なないで、とか応援する気にもなるわけで。キャラクター勝ちだな。
例えばこれが、む……いや、何でもありません。
そして、恋敵なんか連れてくるんじゃねーよ!
よりも、
亜貴子さま来たぁぁぁぁぁ!
主人公GJ!
って思えるのもキャラクター勝ちだな。
亜貴子さまとめ以子が台所で話しているのを見て、家に入れない悠太郎が可笑しい。
「土曜日」
結論から言うと、食べるいう行為そのものがしんどいんやと思う。
しんどい?
食べるいうんは命を頂くいう事やろ?
お肉もお魚も…野菜も。
ほな…ほな、命を持たん食べ物やったらええいう事ですか?
「命を持たん食べ物」について考える主人公。
泰介は、源ちゃんに訊ねる。
ひどい事かもしれんけど。
おじさん、また戦争行かされるやろ?
それでも…その…やけにならへんの?
わし、夢があんねん。
夢?
1,000人のおねえちゃんとつきあうんや。
誰もが口そろえて無理やて言う。
けど…諦めへんのはわしの自由やろ?
笑う泰介。
夢があるなら大丈夫!生きる気持ちはあるんだ!
…と、考えるのは早計で…。
これもまた、繊細は繊細を知る……で、源ちゃんなりに何かあきらめたような若者である泰介に
生きる力を与えようと思ってくれたのかも知れない。
翌朝、亜貴子さまがまたわざわざ往診に来てくれた時、源ちゃんはついに
危篤状態に陥る。
その時、め以子は市場に行っていた。
泰介が呼びに行って、慌てて家に戻るめ以子。
この時……肉屋のおじさんとおばさんは一緒じゃないのね。
今生の別れになるかも知れないのに?
ああ、本当にこの辺の人間関係が解らんわ。身内じゃないのかのう…。
声を掛けてあげて!
呼び戻すんや!
と言われ、主人公が叫んだのは昔の思い出。
ジャム返せ。
はよジャム返せ!
私、あの時のジャムまだ返してもらってへん!
ジャム返せ~!返せ~!
ジャム返せ!ジャム返せ!
ジャムわやにして返しもせん。
弁当食うて礼も言わん。
全部食べてから「ごちそうさん」言いに来て。
源ちゃんはそんな奴やなかったはずや!
源太はこの声に呼び戻されて息を吹き返すのだった。
で…
結果、主人公が考えた「命を持たん食べ物」は、牛乳。
牛乳を飲ませながら、め以子は源太に言う。
源ちゃん、私ね、食べもんの声が聞こえる時があるんよ。
鯛も煮干しも小麦粉も。話すんや。
それでも問答無用に切り刻んでたたいて焼いて。
私にとって生きる事は殺す事や。
せやけどな、止める事なんてできんのよ。
せんかったらこっちが死んでしまうもん。
せやけど、たまにはな例外があるんや。
ここからは何の声も聞こえへん。
乳出したかてお母ちゃん牛は死なんから。
せやから大丈夫や。
食うために生きもの殺すことと、生きて動いている人間を殺すことは
全然違うと思うんだな……。
でも…まぁ…いいや…。
そんな事よりも、危篤寸前だった人がこの時代で特に凄い医療行為を受けたわけでもないのに
叫んだだけで呼び戻され、牛乳を
飲むまでに回復するという……。
亜貴子さまこそ、驚異の名医!!
そんな亜貴子さまは、実はご再婚されていたのだった。
うちの旦那様。軍医。
身長190cm。ベルリン大学卒。
うちにべたぼれで男のくせに料理上手。
…で、年下や。
写真見られなかったけれども、イケメンなんだろうねぇ。
羨ましがらせたというよりも、主人公を安心させるための優しさだよねっ。
亜貴子さま、やっぱりステキ。
ごちそうさんでした。
↑はい、これ~。これが正しい「ごちそうさん」の使い方ですよ~。
あんなふうに育ててきてもろて死んだみたいに生きとったら罰当たるね。
どんな形になるか分からんけど、いつか絶対、僕、甲子園行くわ。
行ってみせる。
泰介も夢が出来て生きる気力が沸いた様子。
思った通り、主人公の「おかげ」で源ちゃんが回復するお話でした。
ま…ええわ…源ちゃんが死ぬよりはええわ。
やっぱキャラクター勝ち。
しかし、今後、牛乳だけで回復するのん?
ずっとめ以子の家にいてええのん…?
肉屋のおじさんとおばさんは……←しつこい。
夢のない話ですね。
夢はキャタピラに潰されていく時代になったんです。
夢をかなえるために一番大切な事は才能や根性ではなく生き残る事です。
悠太郎は、生き残るために竹元教授のデザイン性よりも今できる事を取り入れる…
そういう方向に行く決意を固めたらしい。
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よろしければ→【2014年1月期・冬クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表
公式にレシピページあるよ。
※キャスト
卯野 め以子 … 杏(幼少期:豊嶋花)
西門 悠太郎 … 東出昌大
西門 静 … 宮崎美子
西門 ふ久 … 松浦雅(少女期:原見朋花/乳児期:森山咲瑠)
西門 泰介 … 菅田将暉(少年期:三澤瑠斗)
西門 活男 … 西畑大吾(少年期:二宮輝生)
川久保希子(旧姓・西門) … 高畑充希
川久保啓司 … 茂山逸平
西門和枝 … キムラ緑子
西門正蔵/酉井捨蔵 … 近藤正臣
卯野大五 … 原田泰造
卯野イク … 財前直見
卯野トラ … 吉行和子(ナレーション)
卯野照生 … 井之脇海
泉 源太 … 和田正人
大村宋介 … 徳井優
藤井耕作 … 木本武宏
村井亜貴子 … 加藤あい
室井桜子(旧姓・堀之端) … 前田亜季
室井幸斎 … 山中崇
高木馬介 … 中村靖日
室井 文女 … 杉本瑛
竹元勇蔵 … ムロツヨシ
野川民子 … 宮嶋麻衣
近藤 学 … 石田卓也
安西真之介 … 古舘寛治
宮本先生 … 奥貫薫
※スタッフ
脚本 … 森下佳子
演出 … 木村隆文、小林大児
プロデューサー … 内田ゆき
制作統括 … 岡本幸江
フードコーディネーター … 飯島奈美
音楽 … 菅野よう子
主題歌 … ゆず「雨のち晴レルヤ」
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◇NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」ロゴ入☆旨みたっぷり・とってもまろやか☆お試しセッ… |
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【ごちそうさん】
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91・92・93 94・95・96
97・98・99 100・101・102
103・104・105 106・107・108
コメント
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>ふ久が物理そっちのけで、
弟と諸岡の世界にハマってるのにハマりました^^。
最初、ふ久が諸岡のゲイを疑ってるのかと思ったけど^^;。
私は弟の手を心配しているんだと思ったんだよね^^;
そんな話じゃなかったらしい( ̄∇ ̄;)
ウケるわ、ふ久…。
>しかし、相変わらず財布の紐の緩い家庭だ。
ボーナス貰っても、うちはあの肉の塊は買わないよ。
しかも、近所に配るんだよ^^;
太っ腹すぎて羨ましいわ。
>桜子がいつまでも素敵なお着物着てるのも、
ちょっと不思議。
あの夫婦はホント不思議だよね。
桜子と実家の今…を、一度きちんと見せてほしい。
>源ちゃんが重篤なのに、
肉屋の夫婦呼ばないのは、やっぱりどうかしてるよね^^;。
そこそこ!そこ大事だよ。
結局、肉屋の夫婦とは源ちゃんにとって何なのか…。
>と、文句言い言い、此処迄来たら最後迄見てしまいそう。
私も「純愛」すら最後まで一応見たからね。倍速で^^;
これも戦争が終わったら倍速になると思う…。
>ムロさんの傲慢振り最高♪
でも、もう出番が当分なくなりそう~御無事でいてほしい。
SECRET: 0
PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
>たとえメイコが「飢えの極限の状態で魚が釣れたら、私はさばいて食べる。生きなきゃいけないから。」と言っても、源ちゃんの苦しみは治らないでしょう。だって、それと彼の苦しみとは全然次元の異なる問題なのだから。
これを一緒に考えることは出来ないですよね~。
まぁ、主人公が当て外れな事を言っているのは脚本家も解っていて書いているのかなぁ…
「また変な事言ってるよ、め以子」「でも、め以子に言われると元気になるのよね」
みたいな解決なんでしょうかね^^;
>しかも、脚本家は腐っても鯛のはずの東大の宗教学科卒業…。
そーなんですよね~。
だからいい加減な事は…書かないはずなんですよね…。
つまり、主人公がとんちんかんな事を言うのを楽しめと…そういう事なんでしょうね、うん^^;
>一体どういう神経で「命のない食べ物」ということを発想したのか、不思議です…(この脚本家、3食インスタントラーメンだけで生活してるのか?)
一度食べられなくなったらインスタントラーメンでも食べられないと思うんですけどね、
源ちゃんのこれって、いわゆる「拒食症」だと私は思うんですよね。
こんな簡単に解決する問題じゃないだろと…。
>食べきらずに残すよりも良いけれど、そもそも必要もないのに買い込む時点で「始末」の精神は崩壊していると思います。それを「始末」って登場人物に言わせる脚本家、浅はかですね…。
そうなんですよね。
この人の料理は始末でも何でもないんですよね。
そこがこのままスルスル進んでいることに私は一番違和感を覚えます。
SECRET: 0
PASS: d0970f9a670a457ba04fd47a84598fe5
>砂糖…少なくとも滋味滋養にすぐれた三温糖じゃないな。
う~ん…合成っぽいですね^^;
実験くんな砂糖成分ですね。
>点滴ってこのころはまだなかったのかな?今なら栄養剤入りのゼリーなどがあるけれど。
注射は明治末には普及していたようですからない事はないでしょうが、亜貴子さまは
そういう治療は何も行っていませんでしたね^^;
>はちみつや果実はどうだろうと思って観てました。
受粉したり種を残すことで命をつなげることができる←気持ち的に元気になれそうだけど。
はちみつは牛乳と同じで「命を持たない食べもの」かも~。
果実はダメでしょうね。生きものだから。
>今までに何日も絶食→いきなり固形物を食べる→元気回復ネタが何回かありました。
あの震災の時の女性と同じですね。
何日も絶食→いきなりサンマ^^;
もうファンタジーですわ。
SECRET: 0
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2週間分一挙視聴しました。
相変わらず謎と突っ込み多きドラマだけど、
ふ久が物理そっちのけで、
弟と諸岡の世界にハマってるのにハマりました^^。
最初、ふ久が諸岡のゲイを疑ってるのかと思ったけど^^;。
しかし、相変わらず財布の紐の緩い家庭だ。
ボーナス貰っても、うちはあの肉の塊は買わないよ。
桜子がいつまでも素敵なお着物着てるのも、
ちょっと不思議。
源ちゃんが重篤なのに、
肉屋の夫婦呼ばないのは、やっぱりどうかしてるよね^^;。
と、文句言い言い、此処迄来たら最後迄見てしまいそう。
ムロさんの傲慢振り最高♪
呪文も唱えて欲しい。目の前の竹が鉄筋に変わる呪文♪
SECRET: 0
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命あるものを食べて生きざるを得ないのは生物としての宿命。けれど、戦争で他人の命を奪うのはイデオロギーによって他者(国家)から強制されるもの。くうさんが仰るように、これら2つは全然次元の異なる問題です。
たとえメイコが「飢えの極限の状態で魚が釣れたら、私はさばいて食べる。生きなきゃいけないから。」と言っても、源ちゃんの苦しみは治らないでしょう。だって、それと彼の苦しみとは全然次元の異なる問題なのだから。
ところがメイコの講釈は、生きるために魚をさばくレベルにすら到達していない。「鯛も煮干しも小麦粉も。話すんや。それでも問答無用に切り刻んで」とか言ってますが、問答無用も何も、メイコが料理する時には鯛も煮干しも生きてないです…。小麦粉は動物でなく植物、しかも既に製品になってます…(それを言えば煮干しもそう)。メイコがやっているのは最終段階の調理だけ、どれも自分で直接手を下して命をもらったわけではない。そのくせ戦地に行ってきた人に対してものすごく上から目線…。虫唾が走ります。
このドラマ、戦争での行為を台所での調理(生き物を取ったり加工したりする段階がない)にまで矮小しているんですよね。しかも、脚本家は腐っても鯛のはずの東大の宗教学科卒業…。学問として宗教を勉強することと、宗教の教えが分かることとは別問題にせよ、あまりにも脚本家は浅はか過ぎる!教養がなさ過ぎる!
また、肉とかがだめなら命のない食べものを…っていう発想。植物にでも牛乳にでも命は宿っているって、普通の人は感じると思うけど。一体どういう神経で「命のない食べ物」ということを発想したのか、不思議です…(この脚本家、3食インスタントラーメンだけで生活してるのか?)
余談ですが、昔ある仏教家が「命をいただくにしても10のところを8で我慢し、その8の命を余すところなくいただく、それが日本の仏教の教えなんだ」とおっしゃってました。それこそが本当の意味での「始末」ですよね。でも、このドラマでは「始末」って、必要もないのに無駄に買いこんだ大量の食材を全部食べる、ぐらいの意味にしかなってないんですよね。食べきらずに残すよりも良いけれど、そもそも必要もないのに買い込む時点で「始末」の精神は崩壊していると思います。それを「始末」って登場人物に言わせる脚本家、浅はかですね…。
ごちそうさん 第108回★め以子「私にとって生きることは殺すことや」
連続テレビ小説「ごちそうさん」第108回(2月8日)
「食べるいうんは、命を頂くいう事やろ?」
亜貴子(加藤あい)の言葉を反芻するも、なかなか理解できないめ以子(杏)。
亜貴子が帰った頃合いを見計らって、悠太郎(東出昌大)が素知らぬ顔で帰宅してきました。
早速、源太のことについて「なあ、殺したんかな?源ちゃん。」
お帰りとも言わないめ以子の いきなりの話に戸惑った悠…
ごちそうさん (第108回・2/8) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式)
第18週『乳の教え』【第108回】の感想。
め以子(杏)は、亜貴子(加藤あい)の話を聞き、源太(和田正人)の戦争での経験に思いをはせる。そして、命あるものを食べられなくなった源太を思い、涙ぐむ。寄り添う悠太郎(東出昌大)。泰介(菅田将暉)が、源太にまた出征することについて問うと、思いがけない答えが返ってくる。め以子が源太…
父と乳>『ごちそうさん』第108話
父と乳と書いたからって
変なことを想像してはイケマセン>ぇ
いや、週タイトルの『乳の教え』はさ
「乳」と「父」をかけてるんだろうけど
「乳」の方はバレバレなのに対し
「父」はどう絡んでくるんだ!?
…と思ってたもんで
…ひじゅにですが何か?
「生きることは殺すことや」byめ以子
ひじゅにもよく思うんだよね。
肉とか切り身の魚なら想像…
父と乳>『ごちそうさん』第108話
父と乳と書いたからって変なことを想像してはイケマセン>ぇいや、週タイトルの『乳の教え』はさ「乳」と「父」をかけてるんだろうけど「乳」の方はバレバレなのに対し「父」はどう…
SECRET: 0
PASS: 67828959122547a7fddaab97d5e99e3c
>塩をなめて生きてきたような男がさ、砂糖なめてる女に憧れるってところがさ
これやっぱり主人公夫婦のことですよねぇ。でもドラマ本編見ても
>生きるってこういう事だな。愛するってこういう事だな。
…という感想にならないのはどうしてでしょう。
砂糖…少なくとも滋味滋養にすぐれた三温糖じゃないな。
>ほな…ほな、命を持たん食べ物やったらええいう事ですか?
点滴ってこのころはまだなかったのかな?今なら栄養剤入りのゼリーなどがあるけれど。
はちみつや果実はどうだろうと思って観てました。
受粉したり種を残すことで命をつなげることができる←気持ち的に元気になれそうだけど。
そうだ!この作家さんはきっとものすごくおなかが丈夫なのだと思います。
今までに何日も絶食→いきなり固形物を食べる→元気回復ネタが何回かありました。
>大人たちが誰も源ちゃんの傷を理解していないのに、泰介は解っている。
>繊細は繊細を知るのだった。
ほんとそうですよね。同感です。
ごちそうさん 第108回
内容
食べ物を食べない源太(和田正人)に困っため以子(杏)は、
亜貴子(加藤あい)に助けを求める。
亜貴子が話を聞いてくれて、食べること自体が苦しいと分かる。
“命を持たん食べ物”
そこで、め以子は。。。
敬称略
結局のところ、め以子に話したくなかった。…