徳之島に流された吉之助(鈴木亮平)のもとに愛加那(二階堂ふみ)が二人の幼子を連れてやってくる。愛加那たちと徳之島でつかの間の穏やかな日々を過ごすが、吉之助はさらに沖永良部島への遠島を命じられる。そこは薩摩から遥か遠く、一度流されるとほとんどが戻れないという地の果てだった。
しかも野晒(ざら)しの牢(ろう)に入れられるという極めて異例の極刑だった。
その牢に酒に酔った謎の男、川口雪篷(石橋蓮司)が現れる
(あらすじは Yahoo!テレビより引用)
西郷どん 第24回 「地の果てにて」
吉之助さぁ、今しばらく待ってくいやい。
おいが必ず、必ず、島から呼び戻す!
一蔵どん。待っちょっど。
何回繰り返すのだ、このやり取り。
と、いうことで。
西郷吉之助、島送り(2回目)である。
「吉之助は徳之島へ、村田新八は喜界島へ島流し。
それが久光の命に背いた2人への処罰でした。
扶持などは一切与えられず、食べ物も何もかも自分で手に入れなければなりませんでした。」
下関で待ってて❤という久光の命に背いた西郷は、文久2年7月、徳之島へ到着した。
メールかLINEでお知らせしたのか、ドラマ上ではここに愛加那が菊次郎と、生まれたばかりの菊草を連れてやって来るわけだが、実際には西郷自身が義兄の富堅に頼んで呼び寄せている。
この菊草は、やがて大山巌の弟に嫁ぎます。
遠島といっても、奄美大島の時は幕府から隠すための潜伏先として流したもの。
今回は明確な罰。
西郷的には、意外と甘く考えていたのかも知れない。(だから、「らっきょう」とか言っていられるんだよね……)島妻と子どもたちとの久しぶりの逢瀬。ラブラブ映像~~。
しかし、実情は大変な事で。
西郷が遠島の沙汰を受けてから寺田屋騒動が起こり、薩摩藩の関係者は多くが切腹、または藩へ帰参する途中で斬り捨てられて海へ放り込まれた。
鹿児島の西郷家では知行・家財没収。弟たちは謹慎処分を食らっていた。
そんな中、彼だけがいつもその状況を知らず。ある意味、幸せな人である……。
本当は久光は西郷も切腹させたかったかも知れないけれども、一蔵さんたちが頑張ってくれているんだよね。
なのにブラック化したように思われて、何だか、もう、本当に、一蔵、かわいそうだよ一蔵。
しかし、さすがに甘い甘い島流し生活を送らせるわけにはいかず。
愛加那たちとの再会を楽しんでしばらく後、西郷に沖永良部島遠流の沙汰が下りる。
「吉之助が更に流される事となった沖永良部島は薩摩から最も遠い島の一つで、一度流されるとその大半が戻ってこられない辺境の地でした。
久光が命じたのは「遠島の上 囲いに召し込み」
島に流すだけでなく、更に牢に入れる罰は極めて異例の厳しいものでした。」
まぁね……
国父の命に背いて、大した罰を受けないと思っている方がおかしいってことで。
しかし、西郷どんは鹿児島から遠く離れた沖永良部島でも、すでに「西郷先生や日本のために日本を変えようち思てぃ気張とぅる方じゃ!とにかく説明でぃきらんくらい偉かお人じゃ!」とかいう噂になっていて、どうやらやっぱり いんたーねっと の力が世界を駆け巡っているらしい。
ちょっとお供えされてる生き神さまの神棚っぽい牢(笑)
そこへ自由に表れる川口雪篷。
わいと同じ葛摩から流された罪人じゃ。
もう10年もおっで退屈でのう…。
突然出てきて謎すぎ、視聴者も困惑しただろうけれども、本人も言っていた通り、この人は10年ほど前にここに流されてきた薩摩の罪人だった。
ご職業は書家であり、久光の書物を質に入れて焼酎を飲んでいたので流された……という話(別の説もございます)。
この雪篷が、
最初からわいを殺そうとしておるのじゃ!国父様もわいが友と呼ぶ一蔵とやらも!
と、呪いを掛けたせいで、ご飯が食べられなくなり、突然可哀想な自らの身を嘆き、それでも友を信じて嵐に打たれる西郷どん……。
な、何か…『花燃ゆ』の富永有隣を思い出す……。
やばい、嵐にうたれて40分になる……今日は一体何の回なのか…….。oO #西郷どん
— くう@ドラマ実況アカ (@kukucooo) 2018年6月24日
ホカホカホームドラマから、突然の神棚、嵐に打たれて40分。
雪篷の接吻で〆る西郷どんであった……。
ちなみに雪篷さん、許されたあとは西郷どんの家に居候するようになります。
この接吻で一気にホレたらしい。
西郷どんも死んでしまうかも知れないけれども、鈴木亮平さんの役身体作りも心配だ。この役、めっさ健康害しそう #西郷どん
— くう@ドラマ実況アカ (@kukucooo) 2018年6月24日
※キャスト
西郷吉之助(隆盛) … 鈴木亮平(子役期:渡邉蒼)
大久保一蔵(利通) … 瑛太(子役期:石川樹)
岩山糸 … 黒木華(子役期:渡邉このみ)
西郷吉兵衛 … 風間杜夫
西郷満佐子 … 松坂慶子
西郷琴 … 桜庭ななみ(子役期:栗本有規)
西郷吉二郎 … 渡部豪太(子役期:荒井雄斗)
西郷従道(信吾) … 錦戸亮
西郷龍右衛門 … 大村崑
西郷きみ … 水野久美
熊吉 … 塚地武雅
須賀 … 橋本愛
大久保次右衛門 … 平田満
大久保満寿 … ミムラ
大山格之助(綱良) … 北村有起哉(子役期:犬飼直紀)
有村俊斎(海江田信義) … 高橋光臣(子役期:池田優斗)
村田新八 … 堀井新太(子役期:加藤憲史郎)
有馬新七 … 増田修一朗(子役期:伊澤柾樹)
於一(篤姫) … 北川景子
幾島 … 南野陽子
由羅 … 小柳ルミ子
島津斉興 … 鹿賀丈史
島津斉彬 … 渡辺謙
島津久光 … 青木崇高
喜久 … 戸田菜穂
調所広郷 … 竜雷太
山田為久 … 徳井優
赤山靭負 … 沢村一樹
桂久武 … 井戸田潤
小松帯刀 … 町田啓太
木場伝内 … 谷田 歩
板垣与三次 … 岡本富士太
中村半次郎 … 中村瑠輝人
中村与左衛門 … 渡邉絃
中村貞 … 鍵和田花
半次郎の弟 … 藤沢元
月照 … 尾上菊之助
タマ … 田中道子
愛加那 … 二階堂ふみ
龍佐民 … 柄本 明
石千代 金 … 木内みどり
ユタ … 秋山菜津子
富堅 … 高橋 努
里千代金 … 里 アンナ
田中雄之介 … 近藤芳正
土持政照 … 斎藤嘉樹
土持 鶴 … 大島蓉子
川口雪篷 … 石橋蓮司
ふき … 高梨臨(子役期:柿原りんか)
おゆう … 内田有紀
虎 … 近藤春菜
ジョン万次郎 … 劇団ひとり
阿部正弘 … 藤木直人
徳川家定 … 又吉直樹
井伊直弼 … 佐野史郎
徳川斉昭 … 伊武雅刀
勝海舟 … 遠藤憲一
桂小五郎(木戸孝允) … 玉山鉄二
橋本左内 … 風間俊介
一橋(徳川)慶喜 … 松田翔太
本寿院 … 泉 ピン子
松平慶永(春嶽) … 津田寛治
近衛忠煕 … 国広富之
岩倉具視 … 笑福亭鶴瓶
語り … 西田敏行
※スタッフ
脚本 … 中園ミホ
原作 … 林真理子『西郷どん!』
音楽 … 富貴晴美
歌 … 里アンナ
題字 … メインビジュアル
制作統括 … 櫻井賢、櫻井壮一
プロデューサー … 小西千栄子、藤原敬久
演出 … 野田雄介、盆子原誠、岡田健
時代考証 … 原口泉、大石学、磯田道史
薩摩ことば指導 … 迫田孝也、田上晃吉
【西郷どん】
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コメント
西郷どん感想メモ 24話「地の果てにて」
公式サイト 慶喜に愚弄されて、怒りまくる久光。そうよね、初対面で、久光の実像も知
大河ドラマ『西郷どん』第二十四回
「地の果てにて」内容久光(青木崇高)の命で、徳之島へ島流しとなった吉之助(鈴木亮平)その直後、京の寺田屋において、薩摩藩士による争いが起きてしまう。急進派の有馬(増田修一朗)らを留めようとした大山(北村有起哉)たち。しかし。。。。責任を感じた一蔵(瑛太)は、自ら、久光に謹慎を申し出るのだった。何も無い中で、徳之島で自給自足の暮らしをはじめた吉之助。そこに愛加那(二階堂ふみ)が、2人の子を連れ…
西郷どん 第24話「地の果てにて」
大河ドラマ『西郷どん』のお時間です。 BSにて鑑賞。 第24回「地の果てにて」 あらすじ・・・・・・・
NHK大河ドラマ「西郷どん」第24回「地の果てにて」
沖永良部島が即ち地の果てですって?いやあ・・それはすこ~し失礼なんジャマイカ?だってだって、ちゃあんと人が住んでますし、その先には沖縄だってあるんですし!それにそもそも、言うんなら「海の果て」と言うべきではないかと思われ!ああまあ・・でもこれ、当時の薩摩っ子たちの感覚であればまあ・・いやいや!吉之助どんは既に地球が丸い事もご存じでしょうし!・・ゴホン、明後日の方角にテンションが上がっちゃって、済みませえんん!
大河ドラマ「西郷どん」 #24 地の果てにて
パソコンの調子が悪く、リアルタイムでの更新ができず。