大事ねえと思うんだよなぁ。
「見徳」は言い訳が立つから。
言い訳が立つ?
難癖つけられたところで「今年一番の評判の本を置いてねえってなぁ本屋としてまずいでしょう」って言い訳ができんだろ。
ああ…言い訳さえ立てば。
『菊寿草』で『見徳一炊夢』や耕書堂が高く評価された蔦重(横浜流星)は、須原屋(里見浩太朗)と大田南畝(桐谷健太)の家を訪ねる。そこで近頃、江戸で人気が出ている“狂歌”を知った蔦重は、南畝から「狂歌の会」への誘いを受ける。一方、意次(渡辺謙)は、家治(眞島秀和)が次期将軍に一橋家の豊千代を、御台所には種姫を迎える意向であることを治済(生田斗真)に伝え、将軍後継問題は決着するかに思われたが………
(『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~』上記あらすじは「G guide番組表」より引用)

大河ドラマ べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~ 第20話 『寝惚(ぼ)けて候』 感想
「言い訳が立つ」と「申し訳が立たぬ」。
どちらも良きるための知恵ではあるけれど、他者を落としていく手段であることも同じかな……。
Twitter(X)ドラマ実況感想

「実況」とは、ドラマを見ながらオンタイムでその時の感想を瞬間的につぶやくことでござんす。なので基本的には文にはなっておりやせん。思い付きのたわごとだと思っておくんなまし。誤字もありんす。お許しを。



南畝先生のお招きで「狂歌の会」にやって来た蔦重。
一緒にやってきた次郎兵衛兄は「お供のやかまし」という狂名を付けられる。
今日も次郎兵衛さんの笑顔が見られてよかったです🫶
— 中村蒼オフィシャル (@lespros_aoi) May 18, 2025
次郎兵衛さんが嬉しそうだとこちらも嬉しくなります🙋🏻♂️#中村蒼 #大河べらぼう
#俺たちの次郎兵衛 pic.twitter.com/xkQqLfHt6l
俺、よく分かんねえんだけど、そもそも狂歌と和歌って何が違うのよ?
ああ。和歌は和歌の言葉「雅語」を使わなきゃいけねえけど、狂歌はふだん俺らが話す言葉で詠んでいいらしいです。


元はといえば八代将軍ですしね…… #大奥 #大河べらぼう https://t.co/Ie2xsu6Fbx
— くう🎞️ (@kukucoo) May 27, 2025
種姫と茂姫
「元々婚約していた茂姫は側室にすればいいじゃん?」とは失礼な言い分で。そりゃ、パパ怒って来ちゃうよね(笑)
しかし事実、将軍御台所は京から輿入れするのが三代家光からのならわしで、島津の茂姫も近衛家に養女として入ってから江戸へ下っている。
将軍御台所が武家出身なのは二代のお江以来9代ぶり。
以降、薩摩藩は幕末まで深く幕府と関わっていくことになる。
茂姫(広大院)は幼名を「篤姫」と言い、あの13代家定に嫁いだお篤と同じ!……というよりも、あの篤姫の方が茂姫にあやかれるように名付けられたという話。
あの篤姫が御台所になることができたのは、この茂姫が道筋をつけてくれたからということで、縁は深い。
幼くして将軍家の養女に入ったのに、こんな事情で御台所になることができなかった種姫の方は、このあと紀州藩赤坂上屋敷の御守殿にご降嫁することになる。
紀州藩では将軍家の姫を賜るのは久々のことだったので、その入輿行列は大層なものだったらしく、豪華な絵も残されている。

23歳で入輿し、17歳の徳川治宝にとっては6歳姉さん女房になるけれど、恐らく将軍家の姫として大切にされただろうと信じたい。
ところで「みるはち」では、あなたのベスト大河ドラマ投票所 をリニューアル。よろしければぜひ。

このドラマへのレビューをどうぞ


べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~ キャスト(相関図式)とスタッフ
べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~ キャスト (相関図式)
蔦屋重三郎 – 横浜流星(子役期:高木波瑠)【蔦重】
駿河屋と蔦屋
駿河屋市右衛門 – 高橋克実【養父】
ふじ – 飯島直子【養母】
次郎兵衛 – 中村蒼【義兄】
唐丸 – 渡邉斗翔【蔦重の育て子】
丁稚 – 石塚陸翔
吉原 茶屋・女郎
松葉屋
花の井 – 小芝風花(子役期:前田花)【五代目瀬川】
松葉屋半左衛門 – 正名僕蔵
いね – 水野美紀
うつせみ – 小野花梨
松の井 – 久保田紗友
とよしま – 珠城りょう
まさ – 山下容莉枝
さくら – 金子莉彩
あやめ – 吉田帆乃華
はなぞの – 平尾菜々花
はなさと – 齋藤さくら
大文字屋
大文字屋市兵衛 – 伊藤淳史
二文字屋
きく – かたせ梨乃
朝顔 – 愛希れいか
ちどり – 中島瑠菜
春風 – 青山美郷
音羽 – 大田路
歌浦 – 馬渡綾
大黒屋
りつ – 安達祐実
扇屋
扇屋宇右衛門 – 山路和弘
他
半次郎 – 六平直政
島英臣(丁子屋)
千葉清次郎(長崎屋)
キンタカオ(桐屋
会田泰弘(伊勢屋)
岡山和之(玉屋)
岡けんじ(万字屋)
車邦秀(泉屋)
佐藤政之(井筒屋)
真木仁(山口巴屋)
吉高寧々
藤かんな
与田りん
江戸 絵師・文人・学者など
朱楽菅江 – 浜中文一
礒田湖龍斎 – 鉄拳
鱗形屋長兵衛 – 三浦獠太
鱗形屋孫兵衛 – 片岡愛之助
大崎 – 映美くらら
大田南畝 / 四方赤良 – 桐谷健太
勝川春章 – 前野朋哉
かをり – 稲垣来泉
北尾重政 – 橋本淳
北尾政演/ 山東京伝 – 古川雄大
喜多川歌麿 – 染谷将太
倉橋格/ 恋川春町 – 岡山天音
小泉忠五郎 – 芹澤興人
しげ – 山村紅葉
志津山 – 東野絢香
杉田玄白 – 山中聡
須原屋市兵衛 – 里見浩太朗
誰袖 – 福原遥
鶴屋喜右衛門 – 風間俊介
てい – 橋本愛
藤八 – 徳井優
唐来三和 – 山口森広
富本午之助 – 寛一郎
留四郎 – 水沢林太郎
鳥山検校 – 市原隼人
鳥山石燕 – 片岡鶴太郎
西村屋与八 – 西村まさ彦
平沢常富/ 朋誠堂喜三二 – 尾美としのり
平秩東作 – 木村了
和泉屋三郎兵衛 – 田山涼成
八五郎 – 阿部亮平
吉原の客 – 山根和馬
小田新之助 – 井之脇海
平賀源内 – 安田顕
長谷川平蔵宣以 – 中村隼人
磯八 – 山口祥行
仙太 – 岩男海史
江戸幕府
徳川家治 – 眞島秀和【第十代将軍】
知保の方 – 高梨臨【家治の側室】
徳川家基 – 奥智哉【家治の子 聖母はお知保の方】
徳川家斉 – 【第十一代将軍】
徳川宗武 – 【八代将軍・吉宗の子】
宝蓮院 – 花總まり【徳川宗武の側室】
一橋治済 – 生田斗真【第十一代将軍家斉の実父 八代将軍・吉宗の孫】
田安賢丸(松平定信) – 寺田心【八代将軍・吉宗の孫】
清水重好(徳川重好) – 落合モトキ【家治の弟。八代将軍・吉宗の孫】
高岳 – 冨永愛【老女】
田沼意次 – 渡辺謙
田沼意知 – 宮沢氷魚【意次の嫡男】
田沼意致 – 宮尾俊太郎
松平武元 – 石坂浩二
松平康福 – 相島一之
松平輝高 – 松下哲
佐野政言 – 矢本悠馬
松本秀持 – 吉沢悠
三浦庄司 – 原田泰造
土山宗次郎 – 栁俊太郎
下女 – 景井ひな
語り:綾瀬はるか(九郎助稲荷)
べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~ スタッフ
- 放送期間 : 2025年1月5日~12月 日(全 回)
- 制作 : NHK
- 平均視聴率 : %
- 制作統括 : 藤並英樹
- プロデューサー : 石村将太,松田恭典
- 演出 : 大原拓,深川貴志,小谷高義,新田真三
- 脚本 : 森下佳子
- 原作 :
- 音楽 : ジョン・グラム
- 衣装デザイン:伊藤佐智子
- インティマシーコーディネーター:浅田智穂
- 語り :綾瀬はるか
大河ドラマ館は2025年2月1日 ~ 2026年1月12日 台東区民会館9階ホール
『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~』各回リンク
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