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NHK大河ドラマ【鎌倉殿の13人】第6回「悪い知らせ」感想

前回、退場したはずの三郎が物語の中にずっと在る。

「兄上がいれば」「兄上が戻れば」

その希望だけが北条を生かしている。

「誰か。三郎を見なかったか?」……

大庭景親(國村隼)率いる平家方の前に大敗を喫した源頼朝(大泉洋)の一党。この合戦で一党を引っ張ってきた坂東武者も戦死してしまう。敵の追撃から必死に逃れる頼朝は、信頼する従者・安達盛長(野添義弘)らとともに石橋山山中に身を潜める。一方、兄・北条宗時(片岡愛之助)の熱い思いに決意を新たにした義時(小栗旬)は、再起を図るべく父・時政(坂東彌十郎)とともに甲斐を治める武田信義(八嶋智人)の元へ向かうのだが…

(『鎌倉殿の13人』上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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大河ドラマ 鎌倉殿の13人 第6回「悪い知らせ」

大河ドラマ【鎌倉殿の13人】2022年 感想

感想

先週は「頼朝のせいではない」と書いたけれどもさ。

頼朝のせいだよ。

でも、背負ったのは三郎自身。そして、今、それは「北条」が背負う遺志になる……。

前回、告知させていただいたように Twitter実況を貼り付けて、後日追記するシステムでやっていこうと思っております。どうぞよろしくお願いします。

Twitter実況感想

【鎌倉殿の13人】第6回 感想
【鎌倉殿の13人】第6回 感想

鎌倉殿の13人 6話追記感想

平家が憎くて源氏を応援したくなる……という話もあるだろうけれど、現状、個人的には全く源氏を応援できず、ただただ北条をてっぺんに立たせてあげたいと願う。

三郎兄上のために。

三郎がどこにも居ない不安を抱えつつ、小四郎は頼朝を守って逃げる。

ここを抜ければ三郎に会える。

いつも無邪気にそう信じている父・時政が痛々しい。

時政にとっても源氏なんかどうでもいいらしい。北条が大事。前回、

我が主は清和天皇が第六の皇子・貞純親王の御子たる六孫王より七代の後胤八幡太郎義家様、四代の御孫先の兵衛権佐・源頼朝殿なるぞ!!

と、スラスラと口上述べていたけれど、当然、我が家以上に大事なものはない。ここは三郎と同じ根っ子はある。家は断絶させられない。盛り立てたい。

時政にとっては、源氏再興後も佐殿への気持ちはあまり変わらないかも。

そして小四郎も。

ドラマ的にどうなるのかは分からないけれど、

頼朝のせいでここで三郎を失ったこと。

北条のために源氏を立てる」という三郎の遺志を得たこと。

この事は今後の小四郎の意思も大きく変えていくことになるだろう。

次回からは頼朝の兄弟も現れる。

頼朝の生母は、父の正室・由良御前。

次回馳せ参じる今若・牛若の母は、京の美女千人の中から一番に選ばれたという伝説の美女であり、父の側室・常盤御前である。

【鎌倉殿の13人】第6回 感想
2005年大河『義経』で常盤御前を演じた稲森いずみさんが最高に美しかった

正室の息子であった頼朝が常盤の息子たちをどう思っていたかは正確には分からないが、弟たちが馳せ参じた時は涙を流して喜んだと伝えられている。

しかし、彼らもまた……である。

三谷組の役者さんが多く出演されていて、新納慎也さんは『真田丸』の秀次に引き続きのご出演。

運命引っ張るよね……。佐藤浩市さんの「鴨」もだけれど……。

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キャスト(相関図式)とスタッフ

キャスト (相関図式)

【北条家】

北条義時:小栗旬 13人 – 主人公

北条時政:坂東彌十郎 13人 – 義時の実父
りく:宮沢りえ – 義時の継母 – 時政の妻

北条宗時:片岡愛之助 – 義時の兄
実衣(阿波局):宮澤エマ – 義時の妹
北条泰時:坂口健太郎 – 義時の息子
北条時房 : 瀬戸康史 – 義時の弟

比奈 : 堀田真由 – 義時の妻

牧宗親:山崎一 – 牧の方(りく)の兄

北条政子:小池栄子 – 義時の姉 – 源頼朝の妻

  │

【源頼朝 一家】

源頼朝:大泉洋 鎌倉殿 – 義時の義兄 – 北条政子の夫

源頼家:金子大地 – 頼朝の長男
大姫:南沙良(難波ありさ←落井実結子) – 頼朝の長女
三幡 – 頼朝の次女
源実朝:柿澤勇人 – 頼朝の三男
貞暁  – 頼朝の次男(異腹)

亀:江口のりこ – 頼朝の妾

【源頼朝 兄弟・親族・関係者】

阿野全成:新納慎也 – 頼朝の異母弟 – 常盤御前の長男
義円:成河 – 頼朝の異母弟 – 常盤御前の次男
源義経:菅田将暉 – 頼朝の異母弟 – 常盤御前の三男

里(郷御前) : 三浦透子 – 義経の正室
静御前 : 石橋静河 – 義経の妾

源範頼:迫田孝也 – 頼朝の異母弟 – 三兄弟とは異腹

源行家:杉本哲太 – 頼朝兄弟の叔父
安達盛長:野添義弘 13人 – 頼朝の側近
武蔵坊弁慶:佳久創 – 義経の郎党

木曽義仲:青木崇高 – 頼朝兄弟の従兄弟
巴御前:秋元才加 – 木曽義仲の妾
木曽義高:市川染五郎 – 木曽義仲の息子
今井兼平:町田悠宇 – 木曽義仲の乳母子

武田信義:八嶋智人 – 甲斐源氏4代目

伊東祐親:浅野和之 – 北条兄妹の母方の祖父
河津祐泰:山口祥行 – 伊東祐親の長男 – 北条兄妹の叔父
伊東祐清:竹財輝之助 – 伊東祐親の次男 – 北条兄妹の叔父

八重:新垣結衣 – 源頼朝の妻- 義時の側室 – 伊東祐親の娘
千鶴丸:太田恵晴 – 八重の子(夭折)

善児:梶原善 – 伊東家の下人
江間次郎:芹澤興人 – 伊東家の家人

工藤祐経:坪倉由幸 – 伊東祐親の元娘婿
工藤茂光:米本学仁
仁田忠常:高岸宏行
堤信遠:吉見一豊

比企能員:佐藤二朗 13人 – 源頼家の乳母父 -比企尼の甥
道:堀内敬子 – 源頼家の乳母
若狭局 : – 比企能員の娘
一幡 : – 若狭局の長子
比企尼:草笛光子 – 源頼朝の乳母

善哉(公暁) :寛一郎 – 頼家の男子 –


畠山重忠:中川大志
足立遠元:大野泰広 13人
梶原景時:中村獅童 13人
和田義盛:横田栄司 13人
三浦義澄:佐藤B作 13人 – 伊東祐親の娘婿 – 北条兄弟の叔父
三浦義村:山本耕史 – 伊東祐親の孫 – 義時の従兄弟
岡崎義実:たかお鷹
土肥実平:阿南健治
山内首藤経俊:山口馬木也
大庭景親:國村隼
上総広常:佐藤浩市
千葉常胤:岡本信人
三善康信:小林隆 13人
大江広元:栗原英雄 13人

中原親能 : 13人
二階堂行政 : 13人
八田知家 : 13人 – 市川隼人

【朝廷・公家・平家】

後白河法皇:西田敏行
以仁王:木村昴
後鳥羽上皇 : 尾上松也
丹後局:鈴木京香
平知康:矢柴俊博
源頼政:品川徹
平清盛:松平健
平宗盛:小泉孝太郎
平維盛:濱正悟
藤原秀衡:田中泯

文覚:市川猿之助

スタッフ

◆制作統括 : 清水拓哉、尾崎裕和
◆プロデューサー : 長谷知記、大越大士、吉岡和彦、川口俊介、結城崇史
◆演出 : 吉田照幸、末永創 、保坂慶太、安藤大佑
◆脚本 : 三谷幸喜
◆音楽 : エバン・コール
◆語り:長澤まさみ

『鎌倉殿の13人』各回リンク

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