NHK朝ドラ【あさが来た】　第139回　感想

千代(小芝風花)と東柳啓介(工藤阿須加)のお見合いの話がもちあがる。千代の花嫁姿を見たいと熱望するよの(風吹ジュン)があさ(波瑠)に頼み込んだのだ。思いを寄せる啓介との結婚を思い描いて心浮き立つ千代。あさは、東京の大隈綾子(松坂慶子)を訪ね、成澤(瀬戸康史)と女子大学校の発起人大会を行うことを提案する。さらにあさは、綾子に啓介と千代の見合いの相談をしようとするが、綾子は意外な勝負を持ちかける…
(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「あさが来た」第24週「おばあちゃんの大仕事」　第138話

　　　

 

※簡単感想デフォルトでよろしくお願い致します～。
※たまに、夜追記する日もあるかもしれないです…。←知れない…です…。
※いいことばかり書いてないんで、そこんとこよろしくお願い致します～。

↑テンプレだす。

 

出かけていたし、簡単で。

 

千代の事なんやけどなぁ、あのお人とお見合いさしてあげられへんやろか？

 

と言う よのさんの希望を聞いて、東柳啓介と娘のお千代さまの見合いを実現させようと計画する おあささまの朝がきた。

お互い知っているのに見合いなんていいじゃん…
と、思う所だが、この時代、結婚とは人を介してする家と家とのお約束事である。

ましてや、お千代さまは加野財閥のお嬢様で今井財閥のお孫様。
東柳啓介さまの父上は元は藩主…つまりお殿様で現在は子爵のお家柄。

そこいらの民がポンっと結婚するわけではないのだった。

朝ドラだから大した事にならない予感でいっぱいですが、結婚式は当然、名士だらけの大パーティです。

相手が相手だから、いくら次男でもこちらが結婚したいと言ったからって簡単に婿に来てくれるとは言えず…で、名士に間に入ってもらうわけである。

 

あさがなぁ、大隈様にお願いしてみまひょか言うてな。

へぇ。
ちょうど大学の事でも用がありましたさかい、旦那様と一緒にお伺いしてお願いしてみよ思てます。

 

こない長生きさしてもろて、わがままが過ぎるいうのは十分分かってますのやけどなぁ。

 

「最後のお願い」が孫の結婚とは…
何という幸せなお千代さま。

とも思うし、ずっとお家の心配をし、家族の縁談をまとめ、影で家を支えてきた よのさんらしいお願いとも言える。
　　

 

物語とはいえ、娘の初恋の相手がたまたま若様…白馬の王子だっていうのは、もう物すごく よのさんにとっても願ったり叶ったりではありませんか。

そんなご縁を自ら拾ってくるとは、さすが我が孫娘ってもんだす。
よのさんの娘時代は若様の正室に商人の娘が座るなんてことなかったわけだから。
もの凄いドリームだよね。

ようやっと母親とも仲良くなってくれて仏頂面見なくて済むようになり、恋するお千代様はほんにカワイイわぁ。
　　

数日後、新次郎はんと2人で大隈邸を訪れる おあささま。

本題は一応……(あ、一応じゃないか)女子大学の寄付金集めのために発起人大会を開催するというもの。

 

大隈の学校のような男子の学校ならもともと世間様の理解も信頼もあるからお金も集めやすいけど、女子高等教育はまだその逆ですもの。
先に「大風呂敷を広げる」のも一つの手かもしれないわね。

と、綾子夫人。

なぜこの場に成澤先生が居ないのかとか、史実では学校設立に協力している久太郎夫妻と実家の財力はどうしたよ…とか、そういう事は、まぁいい…朝ドラだから。

ここは、娘のためのお願いに来ているので夫婦だけなのである。

 

ここで…

えーー……最初の資金集めの時にも顧客に寄付を頼ろうとしてへえさんに怒られたり騒ぎになってなかったっけ？公私混同は駄目なんでねーの……というツッコミを入れたい気持ちでいっぱいですが…

だから勝負するんじゃん！

と言われたら、はいはい、それでいいんですよね…としか言えない。

 

とにかく。

 

白岡さんは今、大隈が政府の中枢に返り咲いた事を知っていて、それであえて妻の私にそんな話を聞かせていらっしゃるという訳ですわね。

あささん！　あなた、ちょっと贅沢だわ！

やりがいのあるお仕事たくさん抱えて、その合間に女子の大学校という夢まで追って、しかも可愛らしいお嬢様とこんな麗しい旦那様までお持ちになって！

その上もう一つ、お願いだなんてそんなもの聞くもんですか！

あささん私とひとつ勝負致しませんか？
今井様からあささんがなかなか強いと聞いて、一度勝負したいと思っていましたの。

あなたが私に勝ったら、そのお願いも聞かせてもらいましょう。

 

ということになるのだった…。
　　

 

おあささまは確かに贅沢であり、贅沢なのにそこに全く気付いて無さそうな所も贅沢なんだよね。

とりあえず…
生まれながらの許婚が玉木宏である時点で贅沢すぎると言わざるを得まい…。

 

そして、今日、思った事。

大隈邸に来ると女中さんがいっぱいいて、奥様がポンポンと手を叩くとサーーーっと現れるような描写が贅沢感を醸し出しているわけだが、本来、おあささまの身の周りもこんな感じなのが現実ですから。

そこを描かず庶民的な生活で金に困っている風に描き、布教活動のように歩いて寄付を集めているような苦労人っぽい描写で「あさ頑張ってる」と視聴者に思わせ…

金持ちを視聴者の反感抱かせずにドラマにする工夫っていうのも大変なもんなんだな…って。

 

さて。

なになに、勝負って。

まさか、腕相撲？
NHKで結婚といえば腕相撲なの？　
　　

 

　

　　
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※キャスト

白岡あさ(旧・今井) … 波瑠（子役期：鈴木梨央）

眉山はつ(旧・今井) … 宮﨑あおい（子役期：守殿愛生）

白岡新次郎 … 玉木宏
白岡正吉 … 近藤正臣
白岡よの … 風吹ジュン
白岡榮三郎 … 桐山照史（子役期：吉田八起→河崎脩吾）

白岡さち … 柳生みゆ
白岡千代 … 小芝風花（子役期：東出奈々→中川江奈→鈴木梨央）
東柳啓介 … 工藤阿須加
白岡正太郎 … 木内義一

眉山惣兵衛 … 柄本佑
眉山栄達 … 辰巳琢郎
眉山菊 … 萬田久子
眉山藍之助 … 森下大地（子役期：→南岐佐）
眉山養之助 … 西畑大吾

雁助(山本雁助) … 山内圭哉
亀助 … 三宅弘城
ふゆ … 清原果耶
うめ … 友近
かの … 楠見薫
クマ … 郷原慧
ツタ … 畦田ひとみ
弥七 … 竹下健人

山崎平十郎 … 辻本茂雄
高木ツル … 村崎真彩
末松すず … 三宅唯真
中川ハト … 加藤千果
工藤サカエ … 横田美紀

山屋与平 … 南条好輝
美和(晴花亭店主) … 野々すみ花
田村宜 … 吉岡里帆
田村フナ … 高橋由美子
ツネ … 松永玲子
ツゲ … 舞羽美海
竹男 … 中村大輝

治郎作 … 山崎銀之丞
カズ … 富田靖子
サトシ … 長塚圭史
宮部源吉 … 梶原善
伊作 … 中山義紘
福太郎 … 北原雅樹
八五郎 … JEFFI
三坂 … 中川浩三
日野彦三郎 … 上杉祥三
山本平蔵 … 山本浩司
三坂 … 中川浩三
萬谷与左衛門 … ラサール石井

今井忠興 … 升毅
今井梨江 … 寺島しのぶ
今井忠政 … 林与一
今井忠嗣(久太郎) … 興津正太郎（子役期：二宮輝生）

五代才助(友厚) … ディーン・フジオカ

大久保一蔵 … 柏原収史
土方歳三 … 山本耕史
櫛田そえ … 木村佳乃
成澤泉 … 瀬戸康史
成澤カナエ … 宮嶋麻衣

古田信男 … 宮根誠司
富永巌 … 松平定知
平塚らいてう … 大島優子
大塚健作 … 渡辺いっけい
石川一富美 … 山口智充

福沢諭吉 … 武田鉄矢
渋沢栄一 … 三宅裕司
玉利友信 … 笑福亭鶴瓶

大隈重信 … 高橋英樹
大隈綾子 … 松坂慶子

ナレーション(語り) … 杉浦圭子

※スタッフ

脚本 … 大森美香
演出 … 西谷真一、新田真三、佐々木善春
プロデューサー … 福岡利武、熊野律時
制作統括 … 佐野元彦
音楽 … 林ゆうき

原作(原案) … 古川智映子『小説 土佐堀川』

主題歌 … 「365日の紙飛行機」AKB48

公式サイト　http://www.nhk.or.jp/asagakita/

 

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